今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の166話167話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は93話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
またhaluの解釈が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 166話 167話 ネタバレ
…の前の管理人のつぶやき…
「皇帝と女騎士」の原作小説版も面白くて、読んでいるのだけれど、再婚承認や他のタイトルの小説版よりも、起こる事件・物事や性に対しての状況描写が激しすぎて…!
原作160話ではシーケルがアイノのアイノを手で握り潰して評価する話が…\( ‘ω’)/笑
コレ…漫画版では描かれないだろうなぁ…///
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) May 11, 2021
前話のネタバレはこちら!
↓↓↓
166話
ポリアナも自分の結婚観(同い年くらいの男性がいいとか)をレベッカに初めて話し始めたんだよね・・?
レベッカは話題を変えて、
『そうだ、今夜も私と一緒にお食事をしませんか?』
とポリアナに話した。
『あぁ、ごめんなさい、もう予定があるのです…』
とポリアナは答えた。
場合によっては、レベッカの招待を受けて予定を変更することも考えたが、今夜はベンティエ卿と食事をすることになっていた。
上官ではないが、戦時中は副司令官であり、現在は王国の宰相である。
ベンティエ宰相までいってたのね。宰相は日本でいう総理大臣で、もう、王の一番の行政の補佐。
尊敬に値する重要な人物であることは間違いない。
ベンティエ卿のような人をキャンセルするのは、ポリアナにとっては今後に多大な影響を受けるだろう。
むしろ、そのような重要な人物に招待されたことを光栄に思うべきだったのだ。
こういうことがあるから、レベッカは、ほとんどの女性が一生我慢しなければならない見えない壁を感じていたのだ。
彼女自身は皇帝の三人の妻の一人ではあったが、実際にはポリアナのような実質的な権力や権限は持っていなかったのだ。
つまり、王の正妻なのに、ポリアナとの食事ひとつとっても強制力がないってことよね。(レベッカが強制したかったかは別として。
しかし、レベッカは落胆も嫉妬も感じなかった。
むしろ、少し興味を持っていた。
そんなレベッカは、
『…そういえば、プラウの夕食の誘いが何度もあなたに断られたという噂を思い出しました。もう少し優しくしてもいいのに、あなたは彼にかなり冷たくしていると聞きました。それは本当ですか?』
でたプラウの話!
『私は彼を拒否していません。
ただ、誘われる日に限って予定があるのでお受けできないと言っただけです。』
『他の人から見ると、彼のことが嫌いだからそう断っているように見えますよ?少なくとも、みんなそう言っています。』
ポリアナはそれを知っていたが、一介の医師の気持ちを気にするのはポリアナの仕事ではなかった。ポリアナは第二師団の団長であり、このようなことを気にできる立場でもなかった。
とはいえ、彼女も人間である。
だからこそ、次に彼に誘われたら、必ず夕食の約束をしようと心に誓っていた。
レベッカは、
『でもね、公爵様、あなたは正しいことをしていると思います。彼とあんまり深いお付き合いをしないように気をつける必要があるとは思います。』
お・・・?
レベッカ結構(前回もだったけど)ズバズバいうタイプだから…ちょっと怖いな。プラウとなんかあったんかな。
レベッカは体が弱かったため、王室の医師によく診てもらっていた。
プラウとは友好的な関係を築いていたので、レベッカが彼の悪口を言ったことは、ポリアナにとって驚きだった。
ほんの数日前、レベッカは、そんな気遣いのできるお医者様だからと、彼にささやかな贈り物をしていたほどだったから。
とポリアナは思った。
そのままポリアナはレベッカに
『彼はあなたに何か悪いことをしたのでしょうか?』
と尋ねた。
『私にではなく、あなたにです、侯爵様。
医者として、プラウは優秀です。とても親切で、患者を慰める方法を知っています。』
『では、どうして私に悪いのでしょうか…?』
『おわかりでないですか、侯爵様?彼は”あなた”に興味を示しているのですよ?』
・・・。
(言い方やっぱりトゲあるわね・・笑
ポリアナはレベッカの言っていることをすぐに理解した。
レベッカには、プラウが金と権力のためにポリアナに近づいているだけの嫌な奴に見えたに違いない。
しかし、レベッカ様は勘違いしているな…
世界の人口の半分は男性であり、男性によって女性の好みは違っていた。
しかし、ポリアナは誰のタイプでもない、そのことを彼女は絶対的に知っていた。
『レベッカ様のおっしゃることはわかりますが、そうではありません。』
『私にはそう見えますよ』
『でも…!私にはそうは感じられないのです…』
『…。それはともかくプラウは貴方の運命の人ではない、それをあなたに分かって欲しいのです。 彼には何もない。地位もなければお金もない。そんな彼が王国で唯一の女性侯爵であるあなたを手に入れようとするなんて……。信じられないわ…!』
すごい言い草。笑
『えと・・・彼はいい人だと思っていたんですが・・・そうじゃないのですか?』
ポリアナはなぜか医師をかばっている自分に気がついた。
それは、何度も彼を拒絶したことを申し訳なく思っていたからかもしれない。
そのたびに立ち去っていく彼の悲しそうな顔を思い出していたのだ。
レベッカはポリアナを説得しようと決意した様子で、
『性格的にはそうですね、彼が素敵な紳士であることは認めます。彼は、自分の仕事に真剣に取り組んでいる素晴らしい医師でもあります。患者さんにもとても親切です。私の主治医としての彼に不満はありません。でも、侯爵様、あなたはそんな彼が”なぜ”、だと考えたことがありますか?』
『なぜ、とは…?』
『なぜ彼はまだ結婚していないのでしょうか?』
__
__
ポリアナは、トリーがプラウの状況を説明してくれたことを思い出した。
自分の家から追い出されたこと、
他の貴族たちがスネーク家を怒らせるのを恐れてプラウとの交流を拒んでいること…。
ポリアナがトリーから聞いたことをレベッカに伝えると、レベッカは首を振って、
『それだけなら、ちゃんとした仕事を持っている彼が結婚できないのはなぜなのでしょうか?問題は・・・彼には”野心がない”ということです。プラウは、自分のキャリアを最大限に追求するつもりはないようです。これが彼の評判が悪い理由です。王室の医者の他の生徒も彼を見下しています。おまけに、プラウは平民とつるむのが好き、みたいです。』
親切なのはいいが、野心がないのは・・・男として最悪の資質の一つだった。
おとなしい女性は魅力的だが、おとなしい男性はどうだろう?
女性はそんな男性に魅力を感じないだろう。
特に貴族の世界ではその傾向が強かった。
ほとんどの貴族に共通しているのは、野心だ。
権力と富への燃えるような欲求だ。
貴族たちは、自分自身であることに大きなプライドとエゴを持っていて、自分たちの中で同じ資質を持たない人を同じ人間として見ないほどだった。
それにプラウは平民の患者も診ていたようだ。
普通の医者であれば、それは親切な行為だが、王室の医者にとっては恐ろしい行為だった。
『王室の医者は、貴族や王室の患者だけを診るべきであり、平民を診るなんて。』
とレベッカは主張した。
分け隔てなく診る医者、良いことやん。
でもこの時代は違ったんだろうね・・。
ポリアナはプラウに言い訳をしようとした。
『でも、困っている人を助けることは褒められるべきかと…。』
レベッカは首を振ってため息をついた。
『彼はお金をもらっていたのです。…プラウは平民からお金を受け取って奉仕していました。レディカル男爵がプラウを後継者とも思わないと公言したのはこのためです。』
貴族の患者よりも平民の患者の方が多かったが、医者は貴族や王室を治療した方がはるかに稼げる。プラウは平民との交流をより楽しんでいたのだろう。タダで治療していれば、からかわれるだけで済んだだろうが、平民に治療費を請求したことが問題になったのだ。そのため、プラウは自分のキャリアと信用を失うことになった。
・・・。
もし、彼がほんの少しでも野心を見せていれば、今頃は結婚できていただろう。
庶民はもちろんのこと、貴族令嬢であってもだ。
『うーむ。』
ポリアナはプラウについて少し考えを改めた。
どっちに、だろう。。
彼は目の前の線路の通りに行動していれば、もっと良い人生を送れたはずだ。
それなのに、なぜ平民に接したのか。なぜ自分の人生を台無しにしたのか。
今や誰も彼と結婚してくれない。
彼はまだレディカル男爵の教え子であり、それが城に残ることを許された唯一の理由だったが、レディカル男爵が引退したらどうなるのだろう。
レベッカはポリアナに
『これでおわかりでしょうか侯爵様。』と毅然と言った。
『あなたが自分の力を持っていても、彼のような人と結婚したら、あなたにとっていい結果にはなりません。だから、どうか、彼には近づかないようにしてください。彼にチャンスがあると思わせないで欲しいのです。彼と一緒にいるだけで、侯爵様、あなたはきっと困ったことになるでしょう。』
・・・。
すると突然、レベッカが咳き込み始めた。
ポリアナは水を差し出しながらこう言った。
『そんなことはありませんよ、レベッカ様。ご心配には及びません』
__
__
167話
プラウからまた、
『一緒に食事をしましょう』と言われても、ポリアナは断った。
あっ・・・。次は、って言ったのに・・。
『今夜も予定があるから。』
『ああ、そうですか…』
彼女は、弱々しく動揺している彼を見て、罪悪感を感じていた。
なぜ、彼は男性のようにまっすぐになれないのだろう?なぜ、自分に自信を持てないのだろう。彼女に殴られるとでも思っているのだろうか。
『でも、来週なら時間があるから、その時に食事でもどうだ?』
!!!!!!!!!!
なぜ、自分は素直に「いつなら空いているか」と聞けないのだろう。
ポリアナがそう言った途端、プラウは世界で一番のプレゼントをもらったような明るい笑顔になった。
ポリアナは彼のいつもの優しい笑顔を見るのが好きだった。
・・・!!!
これ・・どうなんだ・・・!!
その夜、ベンティエ卿とポリアナが食事をしていたとき、彼女はベンティエ卿に、専属の医者にいくら払えばいいのかと尋ねていた__
__
__
ルクソスとベンティエ・シーゼ卿は秘密の同盟を結んでいた。
シーゼ長老侯爵の後継者であるベンティエ卿は、皇帝の政敵となるはずだった。
もともとベンティエは元老会側の派閥で、ルクソスと対立していた。
しかし、戦争中、ベンティエ卿は自分の立場を変えた。
彼の決断を知っているのは、ごく少数の人々だけである。
それは、彼らの持つ最高機密の一つとされていた。
ベンティエ卿は、元老たちと皇帝の間の緊張関係を悪化させたくなかった。彼は、元老たちが皇帝に従うように説得しようと努力したが、なかなかうまくいかなかった。元老たちはとても頑固で、変わることを拒んでいた。
元老たちは私兵の規模を拡大し続けていた。
彼らは自分たちの土地を王様のように支配していたが、それは皇帝の意に沿わないものだった。幸いなことに、まだ両者の間に大きな事件は起こっていなかったが。
皇帝の突然の卑劣な首都変更は元老たちを怒らせ続け、元老たちの軍事力増強は皇帝を苛立たせた。どちらも相手が爆発するのを待っているかのようだった。
・・・。
しかしルクソスはとても我慢強い人間だった。
彼はとても若く、元老たちよりもずっと長く待つ余裕があった。ルクソスは、勝利の女神が自分の味方になってくれると信じていた。なにしろ、女神たちは格好いい男が大好きだったのだから。
笑。
ルクソスは、何が起こるかを見守りたかった。
南部地方のレベッカが、妻の中で最初に妊娠した人になったのは、彼にとっては大きなボーナスだった。これでシーゼ侯爵の力が少し弱まったようだ。
元老たちは、
トリー夫人をすぐに皇后に任命すべきだと主張したことを後悔し始めた。
『あの娘は頭が良すぎて困る。少女に知性を持たせて何になる?』
『トリーは侍女部屋の維持管理に忙しく、陛下に仕える時間がないと聞いている。』
『まったくあの娘は・・・正式に皇后になってからそういうことをすべきだ。』
『つまり、レベッカを見てみろ。女性に必要なものは美しさだけだ。レベッカはとても小さくて脆いが、自分のその特徴をうまく利用する方法を知っている。結局、彼女は最初に自分を妊娠させることができたのだから。』
怒った元老たちは、先に妊娠しなかったことを責める痛烈な手紙をトリー夫人に送った。
クソだな・・。
ポリアナは、仕事の一環としてトリーに届ける前にその手紙を読み、苦々しく顔をしかめた。
そんなことをしているうちに、ある夜、シーゼ侯爵の孫でもあるベンティエ卿がポリアナを夕食に招いたのだ。この晩餐会には彼女だけが招待され、テーブルにはベンティエ卿とその妻、そして息子がいた。
ここで今話の冒頭と繋がるわけだね。ベンティエから見ると今回の食事の意図は、親戚のトリーの様子を尋ねるため、だろうね。
ポリアナはベンティエ卿にどのように声をかければいいのかわからなかった。戦時中は副司令官をしていたのに、今は軍を退いて宰相になったのだ。ただ、シーゼ侯爵がまだ生きていたので、ベンティエ卿はまだ “卿 “でしかなかった。
政治的にはポリアナの方が上だが、軍隊ではベンティエ卿が彼女の上官だった。兵士は誰でも、この世界で本当に重要なのは、死ぬまでその人を規定する軍の階級であることを知っている。ベンティエ卿はもう軍人ではないが、それは問題ではない。
食事が終わると、ベンティエ卿は妻に退出を促した。
夫婦仲が悪いようには見えなかったが…。
ポリアナは何が起こっているかを察した。
で?何の話がされるのか、よね・・?
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皇帝と女騎士 166話 167話 感想・考察
今話で語られたのは、この物語の男性観、でした。
当時男性は野望(目標みたいなもの)を持ってこそ、で、男性がつくにふさわしい職業やそこでの振る舞い方が厳格に周知の事実として決まっていたようです。
だから、野望もなく、王国の医者なのに平民を助けるプラウは周りから虐げられていた。
レベッカは相変わらず強気な言い方ではありますが、彼女の想いとしてはそんなプラウに近づくと、いくら侯爵の地位を持っているからといっても危うくなる可能性がある、というポリアナを心配しての発言でもありました。
そんな話を聞いたポリアナがプラウに対してどう振る舞うのか注目していたのですが、ポリアナは自分自身とした約束通り、プラウと食事にいくことを決めました。
ちょっと胸がアツくなったよね・・!!
実際今ポリアナはプラウに対して恋愛的な意味で感情は抱いていないんだろうけど、なんか興味引かれてはいる気がするんだよね・・・!
そしてラストで語られる未だに続くルクソス率いる王国側と元老会側の対立。
ベンティエはトリーのことをポリアナから聞きたいんだろうけど、それ以外にも話は膨らみそうよね。
次回も気になります・・!
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次回第168話ネタバレはこちらから
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コメント
ピッコマの漫画版35話くらい?からネタバレ検索してきました。小説版ちょっと飛んでるとこあったけど気にせずここまで一気読みしちゃいました。ポリアナ好きすぎて思ってた展開と違うけど読むのが止まりません!!ありがとうございます。今日も眠れないのが嬉しい!胸熱です。