今回は桜井のりお先生の「僕の心のヤバイやつ」26話・27話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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僕の心のヤバイやつ 26話・27話 あらすじ
前回ネタバレはこちらから
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26話「僕は封じた」
帰りのエレベーターでぎゅうぎゅう詰めになり、山田に壁ドンされるような形になってしまった市川。
身長差のせいで山田の胸が目の前に来てしまった市川は思わず目をぎゅっと閉じて我慢。
そんな市川の顔を山田は逆にガン見します。
それから駅へ向かう途中、市川は山田に断って駅のトイレへ。
しかし他の4人には伝えていなかったために、2人だけが電車に乗り遅れて駅に取り残されてしまうのでした。
27話「僕らははぐれた」
駅で皆とはぐれてしまったのを、「私が皆に言わなかったから……」と落ち込んで泣き出してしまう山田。
はぐれてしまった本当の原因である市川は、そんな彼女の涙を止めようと、紅茶花伝のペットボトルを買ってプレゼントしてあげます。
そのおかげか元気が出てきた山田は、次の電車で皆を追いかけながら、「原さん達は付き合うのかな？」と市川に恋バナ。
そして「付き合うのって周りに秘密にしてた方が楽しいと思わない？」と市川に訊いてくるのでした。
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僕の心のヤバイやつ 26話・27話 ネタバレ
26話
編集部での職業見学も終わり、ビルのエレベーターに案内係の社員も含めた7人ですし詰め状態になる市川達。
更に途中で小太りの男性社員まで入ってきて、エレベーター内はぎゅうぎゅう詰めになります。
奥の隅っこにいた市川は、
その隣に立っていた山田が背中を押されてどんどんこちら側に近づいてくるのに緊張！
山田は市川と密着しないように壁に手を突っ張って耐えてくれますが、何やら山田に壁ドンされるような態勢になってしまいました。
ちょうどお色気ラブコメ漫画の話をしていたのもあり、「ラッキースケベで男子に身体触られて喜ぶ女子なんてビッチじゃん」と足立に言う萌子。
それを聞きながら、市川に触れないよう一生懸命に手で身体を支える山田。
市川の方は山田との身長差のせいで、目の前に山田の大きな胸が迫っている状態に「視姦じゃないか！」とパニックになり、ギュッと目を閉じて我慢します。
目を閉じると今度は山田の匂いや、微かに触れ合うお腹の感触が気になってしまい、結局ドキドキする市川。
やがてエレベーターがチンと鳴ったので目を開けてみると、何故か山田は少しかがんでいて、目を閉じていた市川の顔をじっと見ていました。
皆がエレベーターからぞろぞろと降りて行っても、
しばらくの間そうして市川に壁ドンしたまま顔を眺め続ける山田。
市川が「どうした？」と訊くと、
彼女はようやくエレベーターを降りて友達の所へ歩いて行きました。
そこからの帰り道、漫画をきっかけに会話が弾むようになった足立・萌子・芹那の3人が前を歩き、残る市川・山田・小林が後ろをついていく形で6人は駅へ。
その間も山田は市川の顔をガン見しながら、彼のボソボソ喋る漫画トークに付き合ってくれます。
山田は「君色オクターブ」という少女漫画くらいしか読まないそうですが、市川はそれを読んだことがありません。
「じゃあ貸してあげる」と言ってくる山田と、「市川君はそんな少女漫画なんて読むわけないじゃん」と笑う小林。
そう言われて小林に合わせてアハハと笑う山田。
一瞬「バカにされたのか？」と気になった市川は、その怒りを振り払うため、山田に断って駅のトイレへ。
心を落ち着けた市川がトイレから出てくると、山田は出入口でスマホを見ながら待っていてくれました。
が、他の4人がありません。
市川のトイレに気付かなかった4人は、そのまま駅のホームへ向かってしまったのです。
慌ててホームへと走る市川と山田でしたが、タッチの差で電車は出発。
二人はホームに取り残されてしまうのでした。
27話
皆とはぐれてしまい、二人で駅のホームに取り残されてしまった市川と山田。
市川の方は「次の電車はすぐ来るし」とあまり気にしておらず、むしろ山田と二人きりになれたハプニングを少しラッキーに感じていました。
が、山田の方は「私が皆を引き留めなかったから……」と自分の責任のように思って落ち込み、ぽろぽろと涙を流し始めてしまいます。
それを見て大慌てして、山田をホームのベンチに座らせる市川。
「山田の方は僕と外で二人きりなんて嫌なのかもしれないじゃないか」と思い直します。
泣いている山田を通行人がチラチラ見ているのにも気付いて、どうにか彼女を泣き止ませたいと考える市川。
彼は目に入った自販機の方へと歩いて行くと、紅茶花伝のペットボトルを買って山田に差し出します。
「まあ飲み物くらいいいだろう……」と言ってミルクティーを手渡すと、山田は何も言わず真っ赤な顔に。
そしてそのまま身を縮めて、また俯いてしまいました。
そんな山田を見て「ダメか……」と悩みつつ、とりあえず自分もベンチに座る市川。
「そもそも俺が大声でトイレ宣言をしなかったのが良くなかった……」とブツブツと呟く形で、山田に慰めの言葉をかけます。
彼がトイレ宣言する光景を想像してみた山田はようやく笑顔に。
しかし、わざわざベンチの反対側の隅っこを選んで座る市川の臆病さにツッコミを入れます。
二人は次に来た電車に乗車。
モデルで有名人の山田と二人でいるのはイメージダウンになるのでは……と心配した市川は少し離れた場所に移動しようとします。
が、山田は「またはぐれるから！」と市川のリュックを引っ張りました。
そのまま市川の背中とリュックの間に腕を通して、リュックを抱きしめる形で市川を確保。
「原さんと神崎くんて付き合うのかな？ 同じクラスで付き合うのって凄いよね」と恋バナを始めます。
そして「小学生の時に付き合ってるのをオープンにしてるカップルがいたけど、私は秘密にしてた方が楽しいと思うな」と市川に囁き、「どう思う？」と訊いてくるのでした。
その後、無事に4人と合流を果たした市川達。
しかし道中でローソンを見つけた山田の買い食いを市川は許してしまい、萌子に「甘やかしてー」と怒られてしまうのでした。
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僕の心のヤバイやつ 26話・27話 感想・考察
26話では市川が山田に壁ドンされるシーンが。
普通は男女逆なんですけど、二人の身長差とか性格の違いを考えるとこっちの方がしっくり来ちゃいますね。
そして足立なら大喜びしそうなシチュエーションでも、「見ちゃいけない！」と思ったのかギュッと目を閉じる市川が優しいです。
山田がちょっと意外そうな顔をしたのも、そんな市川の気遣いに気付いたからなのかもしれません。
27話では紅茶花伝を貰って真っ赤になる山田が可愛かったです。
あれは25話で山田が「紅茶飲みたい」と小林に言っていたのを、市川がしっかり聞いて覚えていた事に気付いたからっぽいですよね。
職業見学編の前半では市川が周りの優しさに助けてもらう場面が多かったですけど、そんな市川もまた山田には優しくて、それに山田が改めて気付いてきている感じです。
最後の電車での会話もなんだか意味深でドキドキしますね。
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次回第28話・29話ネタバレはこちらから
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