今回はピッコマで連載中のkinlip/hayul先生の
「影の皇妃」9話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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影の皇妃 9話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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これから向かう主人がいかに娘を愛しその死を受け入れられないかを説明し、エレナがこれから実の娘として生きていくことをリアブリックは伝えます。
上級貴族としての人生の始まりにときめく愚かな子を演じ、エレナは浮かれた様子を見せます。さらに成り代わるベロニカ公女は皇太子妃候補だと説明され、さらにエレナは頬を赤らめて見せるのです。
そして不安そうなエレナに、自分が気品高い社交界の高嶺の花にしてみせると告げました。喜ぶエレナですが、リアブリックはその様子を見て、上手くいっていることを喜び、そしてエレナを内心バカにしました。
都市の一室で目覚めたエレナは、リアブリックの前で泣いて見せました。
両親との別れと挨拶をしなかったことに対して悲しんでいるように見せたのです。
エレナをこの時点では哀れで操りやすい子だと思っているリアブリックですが、数日と待たずにエレナの両親が逃げたことを知るとエレナはわかっていました。そして疑われるのは自分であることも理解しています。その時リアブリックは初めてエレナの今までの行動が本心なのか計算なのか疑うことになるのです。
エレナとリアブリックの闘いはこれからが本番でした。
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影の皇妃 9話 ネタバレ
リアブリックとエレナの2人の会話の続きから。あと、エレナの両親は逃げ切れたのか・・？
リアブリックは主人が娘の死を受け入れられないという話を改めて始めました。
娘＝ベロニカ公女だね。
2か月経った今でもお葬式を挙げられずにいるのだと説明します。
エレナはそれを悲痛そうに聞きます。
娘への愛が強すぎて受け入れられず、
亡くなったことを知っているのも極僅かなのだと話します。
エレナは不安そうな表情を見せますが、
リアブリックは心配いらないと話します。
不安そうな表情を”（リアブリックに）見せている”エレナ、ね・・。笑
なぜなら、エレナはこれから養女ではなく実の娘として生きていくのだと語られたのです。
エレナはドキドキした様子で、それって…と尋ねました。
ベロニカ公女になることだと説明し、
とリアブリックは考えています。
リアブリックの中でエレナは、
上級貴族になることを喜び新たな人生の始まりにときめく愚かな子です。
そしてエレナはそれをちゃんとわかっています。
リアブリックが見たいのはそんな私だと。
だから同時に二人は思うのです。
いくらでも見せてあげる、と。
ｿﾞｸｿﾞｸやなぁ・・！
エレナは、私が公女なんてとポワンとした表情で喜んだ様子を見せます。
リアブリックは、念には念をとさらに後押しをします。
ベロニカ公女は皇太子妃候補として毎年話題に上がるほどの人物だと説明したのです。
エレナはそれに目を輝かせました。
女性の夢だと話し、エレナが誰よりもそれに近い存在なのだと続けます。
エレナは、とっても素敵だと頬を赤らめました。
リアブリックはこの程度で喜ぶなんてと内心バカにしています。
エレナはニタニタする様子を隠せない表情で、見苦しい姿をと謝りました。
そしてもじもじしながら不安を打ち明けます。
自分に学がないから偽物だと令嬢に気付かれないか不安なのです。
それに対して、リアブリックは疑われないようにすればいいと答えました。
気品高くたわやかで美しい、社交界の高嶺の花、その女王に私がしてみせるとリアブリックは伝えました。
エレナは花を咲かせながら、頑張りますと愚かな少女を演じました。
・・・。
__
__
しばらくして、エレナはクタクタになっていました。
お芝居がかなり疲れたようです。
両親が無事か心配しながら窓を見つめました。
両親が進む道は、検問が滅多にない北の山脈地帯を抜け東に進んだ先にあるべリシア帝国です。険しい道のりですが、最も確実に追跡から逃れられるであろう道でした。そこで両親には新たな身分と新たな名でやり直してもらいたかったのです。5年後にまた会う為に。
両親の無事も気になるわよね・・
__
青く美しい海と空が広がる独立都市サイレンスにエレナはいました。
海を見ていると心が洗われる気持ちになるとリアブリックは話しますが、エレナの様子がおかしいことに気付きました。
両親のことを思い出して泣いているのです。
ちゃんと最後に挨拶してくればよかったと泣くエレナをリアブリックは慰めます。
エレナは信じられるのはお姉様だけだと話し、両親のことをよろしくとお願いしました。リアブリックはお姉様という単語に反応します。
そんな風に呼べとは言っていないからです。
引っかかりながらも、リブでいいとリアブリックは答えました。
時間が経てば手紙もやり取りできるようにしてあげると説明すると、エレナは喜んでリアブリックに抱きつきました。
リアブリックは、エレナを哀れだと思います。
と。
エレナは思います。
もうすぐ両親が逃げたことをリアブリックが知り、真っ先に疑われるのは自分であることを。
とリアブリックへ向けて内心エレナは告げました。
エレナとリアブリックの闘いは、これからが本番なのです。
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影の皇妃 9話 感想・考察
公爵の説明を少しずつする時も、無知な子でもこれならわかるだろうと公女という言葉を使うリアブリックは、本当に内心エレナをバカにしていますね。
・・・ぐぬぬ。
でも、エレナの演技にまんまと騙されています。
ここで皇太子妃候補だとまで話すとは、
よほど計画のために逃げ出さないよう美味しい餌を与えようとしているのでしょう。
確かに何も知らない子であれば、愚かに浮かれ喜ぶでしょう。
そして不安そうにするエレナに自分が育て上げると断言出来るのも凄いですね。
リアブリックは実際に、前の人生でエレナを社交界の高嶺の花に育て上げていますから、その能力はやはりピカイチです。
断言できるその自信も彼女の天才さの一つだね。。
また今話では、両親が逃げたルートがわかりました。
無事に逃げられているといいですね。
5年後にエレナとちゃんと再会してほしい・・！
そして朝になり綺麗な港町の一室で、またも演技に余念のないエレナが素晴らしいです。
朝起きて昨晩のことを思い出し泣き出すなんて、真に迫っています。
嫌がられると困るのでこの件はあまり深堀りせずに、前向きになれるようなことだけを話すリアブリックですが、ここで一つ気になることが出てきました。
エレナのリアブリックに対するお姉様という単語だね。
これがエレナの策略なのか、
それとも前の人生の際にそう呼んでいて無意識に出てしまったのかはわかりません。
これが今後どう活きて（あるいは引っかかって？）くるのか気になるわね・・
エレナの両親が逃げたと分かった時、リアブリックがどんな反応をするのか、エレナに対し頭脳戦を仕掛けてくるのか、どういう疑心の目を向けるのか、とても楽しみです・・！
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次回第10話ネタバレはこちらから
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