今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の144話145話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は82話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
またhaluの解釈が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 144話 145話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
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144話
全大陸の統一を目指すルクソスは多忙を極めていました。
そんななかアクレアの反乱貴族たちが武装兵士の数を増やし戦争(反乱)を企んでいるという噂も皇宮に流れ、思わずルクソスは思い通りに行かないこの問題に苛立ちを隠せずにいました。
思わず拳を机に叩きつけるルクソスをみて副官や使用人たちが恐怖に慄きます。
暴君でもなく、きちんとした政治を行っているのに、身内(アクレア)から反乱分子が生まれているのに苛立ちを隠せないルクソス・・
こういった過剰反応は自分が疲れているからだと判断し、
休憩を取ることを部下たちにルクソスは伝えます。
しかし、休憩と言ってもすることがないルクソスはしばらく思案した挙句ある場所に向かうことにします。
そう、ポリアナの元へ__
__
__
陛下の訪問を聞いたポリアナは喜びます。
そしてルクソスはポリアナに何を望むかと思いきや、模擬戦の手合わせを願います。
戦いに来たんかーい。笑
するとポリアナは、
『殿下、第一師団の衛兵の一人に戦わせればよかったのではないでしょうか』と尋ねます。
『残念ながら、彼らは皆、アイノみたいに強くなってしまった。』
と返します。
ポリアナは、
彼らのことをよく知っているので、納得してうなずきます。
『つまり、私になら勝てると思って模擬戦をしにきたということですか?殿下?それはとっても不公平ですね。』
『そうじゃない!勝ちが欲しくて来たのではない!』
『冗談ですよ、殿下。』
ルクソスは力強く否定しようとしましたが、
ポリアナがニヤリと笑ったので、ルクソスもニヤリと笑いました。
うん、なんか2人っぽいね。良き。
ルクソスが笑うと同時に、すぐさま二人の模擬戦の準備が始まります。
ここは側室部屋なので、皇帝の妻たちが観客になっていました。
ルクソスとポリアナがストレッチをしている間に、
使用人やメイドたちはすぐに動いて妻たちのための席を用意しました。
ポリアナとルクソスの間に立っていたメイドがハンカチを落とすと、模擬戦の開始が告げられました。
ゴクッ。
先に攻撃を仕掛けたのはポリアナでしたが、ルクソスはそれを簡単に防ぎます。
『ポリアナ、そなたが以前よりも強くなっているのを感じるよ。』
『そうですか!医師によると、
女性のスタミナと体力は30代、40代で益々増加するそうですよ、殿下!』
しかし__
ポリアナは全力でルクソスを攻撃しましたが、ルクソスには勝てませんでした。
ぐぬぬ。。
彼女は強くなったかもしれないですが、
その強さは訓練された人間のそれには及びません。
ルクソスは、彼女の渾身の攻撃も片手で簡単に防ぎます。
言葉通りの”力の差”ってやつだね・・
ポリアナは女性であり、他の男性兵士よりも弱いため、傷をつけるためではなく、殺すために戦う必要があると早くから教えられていました。
相手の動きを鈍らせたり、
怪我をさせたりするための正確な動きは、アイノ卿やラビ卿のような人々が使っていました。
だから、彼女はいつものようにルクソスと猛烈に戦いましたが、彼には勝てなかったのです。
なるほどね・・模擬戦は打ち合ったりすることがあるけど、
実戦でのポリアナは例えば首とか急所への一撃で仕留める技術を学んできたからね・・模擬戦では、ましてやルクソス相手にそれは使えない、と。
ルクソスは、アイノ卿と比較されて過小評価されていましたが、実はそれでも優れた剣士でした。ポリアナがどんなに頑張って戦っても、ルクソスにとってこの模擬戦はちょっとした元気の出るトレーニングのように感じるほどでした。
二人の剣がぶつかり合って音を立てるたびに、ルクソスの妻たちは悲鳴を上げていました。彼女たちは、金属がぶつかり合う音に慣れていなかったのです。
『ああっ!!ウィンター侯爵!』
妻のひとりが叫び声をあげたその時、
ルクソスの剣がポリアナの顔を斬り、小さな傷をつけました。
おおう!
妻やメイドたちはショックで悲鳴をあげたのです。
ストラは今にも泣き出してしまいそうでした。
『ウィンター侯爵…. お顔が…!』
ポリアナはあまり気にせず、模擬戦を続けようとしました。
彼女は体中にもっとひどい傷を持っていたので、こんな小さな傷は何の意味もありませんでした。
しかし、その時、ルクソスは剣を置いて、
『ポリアナ、傷の治療をした方がいい』と命じました。
うむ。
『…まあ、いいでしょう、殿下。
第二師団長の顔に生傷があっては見苦しいと思いますからね。』
使用人たちは、すぐに清潔な服とガーゼ、薬用クリームを持ってきました。
145話
模擬戦が終わり・・
使用人たちは、ポリアナの顔の傷を洗い、薬用クリームを塗っていました。
ポリアナは妻たちが大騒ぎしているのを横目でみながら治療を受け、終わると、
『そろそろ行こうかな、』
と側室の部屋からの退出を告げます。
ルクソスとその妻たちは彼女を引き留めようとしましたが、ポリアナはそれを拒否しました。
ポリアナは、その場にいた妻たちがみんな新婚の王室夫婦なので、できるだけルクソスとのプライベートな時間を作ってあげたいと思っていたのです。
部屋を出る時に、最後に彼らを振り返ると、
ルクソスの妻たちはルクソスを見て期待と喜びに満ちた表情をしているのがわかりました。
ルクソスもその妻たちもみんな美しいのだから、その子供たちも美しいに決まっている
ポリアナは、いずれこの城で生まれる小さな王族の赤ちゃんたちのことを考えるだけで、幸せな気分になりました。
うん・・。
『侯爵様』
突然、侍女の一人が後ろから彼女の名前を呼びます。
ポリアナが振り向くと、それはシーケルでした。
シーケルは最近、結婚しないことを宣言したばかりの独身女性でした。
そんな彼女が、なぜかトーリーの侍女に採用されていたのです。
シーケルは確かに女性的な愛情表現をする女性ではありませんでしたが、周りの人を大切にしているのは明らかでした。
だからってことなのかな。
ポリアナは彼女のことをとても気に入っていたので、
シーケルを見つけるとすぐに声をかけていつもちょっとした会話をしていました。
シーケル自身もはこのことには感謝していました。
彼女は貴族の女性なので厳密には侍女なのですが、名家の出身でもないので使用人のように見る人もいました。
2人はいい関係なんだね。
『今から陛下に会いに行くのですか?』
『あぁ、実は、今ちょうど、陛下と別れたところで。
陛下は妻たちと一緒にいるので、妻たちの時間にしてあげようと思って』
そこでポリアナはシーケルの服が乱れていることに気付きます。
ポリアナはすぐに何かがおかしいと思いました。
『シーケル、今日何かあったのか』
と尋ねました。
『もし何かあったのならそうなら、私に話してほしい。
私は女性部屋にいる人たちの安全に責任を持っているから、この状況を処理するよ。』
と続けます。
『何も心配する必要はありませんよ、侯爵。
それに、女性部屋の中で起きたことでもないですし。』
ポリアナは決意を込めて拳を振り上げた。
独身女性だからといって、女性を虐待するような男は懲らしめなければならない。
『迷惑をかけた人がいたら、正直に言ってくれ。私が代わりに殴ってくるから。』
『…実は、もうやってしまったのよ。』
え!!笑
シーケルは誇らしげに手のひらをポリアナに見せました。
ポリアナはシーケルの手のひらが自分の顔よりも赤くなっているのを見ました。
シーケルは困ったような顔をして続けます。
『そして、私が彼を殴った後、彼が私に何を言ったと思う?』
『え?そいつは何て言ったんだ?』
『私が彼の顔を叩いた初めての人間だと言ったのよ?』
『ハァ…。そうか。
もしソイツがまたシーケルを困らせたら、ソイツのタマを蹴ってもいいぞ。
そうしても、シーケルが困らないようにしてあげれるから。』
そう言ってポリアナはシーケルに護身術の基本的な動きを教え始めました。
多くの女性は往々にして、
思い切り殴らないことが多いのですが、これは大きな間違い。
加害者を思い切り殴らないことは、往々にして加害者を怒らせるだけ。
大切なのは、相手の股間を思いっきり蹴ること。
死んでしまうのではないかと心配する必要はない。
笑!!
シーケルはうなずきながら、
ポリアナの心のこもったアドバイスをじっくりと聞いたのでした__
__
__
それから数日後__
ポリアナとルクソスは、
重傷を負ったらしいアイノを見舞いに、一緒に廊下を歩いていました。
え!アイノ、どうしたの?
ポリアナはあまり気にしていませんでしたが、
ルクソスはとても動揺しているようでした。
ポリアナにはルクソスの目が潤んでいるのが見えました。
『陛下、そんなに心配なさらないでください。
大したことはないと聞いています。馬から落ちて筋肉痛になっただけだそうです。』
あっ・・そうだったのか・・
『…でも、イノが病気になったのを見たことがない…』
アイノ卿は一度刺されたことがありました。
その時、彼は立ち止まることもなく、馬に乗って戦い続けたのです。
驚異の精神力。
それほどタフな人だったので、寝たきりになるのは珍しくさすがに怖かったのだろう。
使者はルクソスに詳しい話をしていなかったので、
ルクソスはさらに動揺してしまっていたのでした。
アイノ卿の部屋のドアを開ける前に、
ポリアナとルクソスは緊張して顔を見合わせました。
深呼吸をしてから、二人は部屋に入ります。
『イノ!!!』
アイノ卿は全く元気そうでしたが、ルクソスはそれに気づきませんでした。
ルクソスはアイノの方に駆け寄り、アイノを熱烈に抱きしめました。
その様子を後ろから見ていたポリアナも、目が潤んできたのでした__
おお〜アイノ、なんともなくてよかったよ。ほっこり。
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皇帝と女騎士 144話 145話 感想・考察
戦争・領土の拡大そして、妻たちとの結婚式、さらに反乱__
ずっと多忙だったルクソスはふとしたことで苛立ってしまい、休憩の為にポリアナたち女性部屋へ向かいます。
ここでポリアナに模擬戦を挑むあたりがルクソスらしいよね。
身体休まらないじゃないかっていう・・笑
久しぶりに手合わせした2人ですが、
やっぱりルクソスは強く、単純な力の差でもルクソスが模擬戦を勝利しました。
でも本当の戦場ならポリアナは戦い方が違うし、
相手がルクソスだしね、力も出せないよね笑
そして、ポリアナは清々しく、
ルクソスと妻たちをその場に残し、ひとり部屋を離れます。
なんかポリアナはなんとも思ってない(むしろ子供が楽しみだって言ってる)んだけど、見てる読者としてはなんか切ないよね・・
145話の最後では、珍しくアイノが負傷します。
単純な落馬、だったみたいですが、
ルクソスは過剰に反応し、心配した姿が見れたこちらも珍しい回でした。
2人の絆はまだまだ不滅ですな。
普段憎まれ口を叩き合ってるけど、こう言ったときは真っ先に駆けつける。
アイノに何事もなくよかったです。ほっこりラストでした。
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