今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の102話(漫画版は95話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説102話 あらすじ
前話、原作小説第101話のネタバレはこちら
↓↓↓
ランドレ師団長率いる多国籍騎士団が西王国を取り囲んだかと思いきや、それはナビエ王妃を護衛するためだとランドレはハインリ国王に謁見し進言します。
その話は、元王妃であるクリスタの耳にも入っていました__
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再婚承認を要求します 原作小説 102話 ネタバレ
『あぁ…そうですか。…良かったですね』
元王妃・クリスタは、多国籍騎士団の師団長の一人が、
現王妃・ナビエに仕えるようになったことを知り、苦笑いしながら呟いた。
師団長は、ナビエが自分の救世主だとまで言っていた。
師団長=ランドレ子爵だね
西王国の元王妃であるクリスタも、
多国籍騎士団が味方につくことはこの西王国にとっては良いことだとは思っていた。
しかし同時に、このこと(多国籍騎士団を味方につけること)をやり遂げたのが自分ではないことを苦々しく思っていた。
しばらく考えた後、クリスタは自分で手入れをしている花畑に行き、侍女たちに命じた。
『その花で花かごを作って、ナビエに渡してください』
『・・!!どうしてでしょうか…!
私たちどもで何かこれではない別のものをお送りしますが…?』
侍女たちは怒って尋ねた。
クリスタの潜在的な敵として、
クリスタの侍女たちはナビエが西王国に来た時からナビエを嫌っていた。
そして、ナビエの部下があからさまに自分たちを侮辱したことで、
よりいっそう侍女らはナビエとその側近たちを心から憎んだ。
・・・。
もうなんか懐かしいけど、エイプリンの一件だね。
だからこそ、
クリスタがナビエに贈り物をしたいと言ったことが侍女たちには信じられなかった。
『なぜこんなことをなされるのですか、王妃殿下?』
『私がナビエを好いているかどうかは問題ではありません』
『王妃…』
『ナビエが過ちを犯さない限り、
元王妃として現王妃に友好的な態度を示さなければなりません。』
クリスタはため息をつきながら、
『それに、多国籍騎士団の師団長の一人が、彼女の味方としてここに来ました。
争いもしようがありません。』
やがて、侍女の一人が渋々ながらも、クリスタの大切な花を摘み取り、籠に入れてくれた。
その彼女が花かごを作っている間、
他の侍女たちはクリスタにナビエの話を続けていた。
『王妃、あなたが彼女(ナビエ)と仲良くしようとするのは無駄です。』
『そうです、そうです。』
と違う侍女も付け加えた。
『あの人(ナビエ)はもう王妃(クリスタ)を敵視していますもの。』
『彼女(ナビエ)がマレーニ嬢に連絡したのを聞いていますか?』
クリスタは、花かごのリボンをなにするでもなくいじりながら、顔をしかめた。
『マレーニ嬢?』
もともと元々王妃候補の一人だったマレーニだね。※99話参照。
マレーニはハインリ国王の12番目の女王候補だった。
マレーニはクリスタに面と向かって
『もう王妃ではないのだから、王宮を出て行きなさい』
と言ったこともあった。
強ぇ、マレーニ。笑
クリスタは、確かにその人物は嫌いだった。
『ナビエはマレーニ様を味方につけようとしています』
侍女の報告にクリスタは再びため息をつき、
硬い表情で『ナビエは私を完全に敵とみなしているのね…』とつぶやいた。
『えぇ、王妃、その通りです。
そう(敵)でなければ、ただ彼女は結婚式をして、
国のために彼女の賢さを活かしていたでしょうに。』
クリスタの侍女からすると、ナビエはあえて、クリスタの敵(というか嫌いな)マレーニを皇宮に呼ぶ必要なくね?ってことね。
『彼女がマレーニを呼んだということは、クリスタ様を排除したいということですよ…!』
『王妃、なんとかしてください…!』
侍女たちは落ち着きなくクリスタを促した。
相変わらずクリスタの侍女たちはクリスタ任せね・・
(あと、ずーっと”王妃”って呼んでるし。
ナビエが来てから力を失ったのは、クリスタだけではない。
元・王妃の侍女たちも同じことを体感していた。
もしもハインリが西王国のどこかの貴族令嬢と結婚していたら、彼女らは今よりも良い立場にいただろう。
上流社会での彼女らの影響力を超える貴族令嬢はいなかったからだ。
それに、ハインリ国王は女たらしだった。
将来、何十人もの妾を持っても不思議ではないほどの女たらしだ。
ハァ?
(ハインリは自分に当時権力目当ての被害を受けないようにあえてそういう印象を作っていたんだよね。
政略結婚の王妃は、どうせ孤独で疎外されることになるだろう。
国王の心も得られず、上流社会での力もなく、名ばかりの王妃になる。
だが、侍女たちは憤慨して鼻息を荒くしていた。
『クリスタ様、何とかしてください…!』
『彼女を追い出すのは無理でも、せめて服従させるべきです…。』
『あの女に上流社会での地位を奪われてはいけません。』
クリスタは青ざめた顔で悲しげに微笑みながら、
『どうしたらいいのかしら…?私たち(ナビエとの)の関係が公に悪いと、他の国や人々に笑われてしまいます。国王は、私がナビエに敵対的な態度をとることを好まないでしょう。それに、今の私には何ら力もありませんし……』
と漏らすだけだった__
ふむ・・。クリスタもなんとかしたいとは思っているけど、露骨に敵対するわけには行かないし(ハインリとの関係や、多国籍騎士団もいる)、でも侍女たちの手前、行動しないと、って感じか。どうするのかな。
__
__
ナビエパートです。
ニアンが侍女たちと会話している間に ランドレ子爵本人が突然、私に会いに来た。
『ナビエ王妃』
ランドレ子爵は目を輝かせて私を見た後、ぎこちなく片膝をついて挨拶した。
ハインリに言われたからナビエに会いに来たんだよね、ランドレ。
『ここでお会いするとは思いませんでした』
と私は言った。
彼は何を言っていいのかわからないという感じでためらっていた。
私は席を立って彼を立ち上がらせようとしたが、ランドレ子爵は首を振って言った。
『あなたの親切に報いるために参りました。』
お返しを期待して彼を助けたわけではなかったが、
断るのではなく、彼の好意を『ありがとうございます。』と受け取ることにした。
ランドレ子爵が私のために何をしてくれるのかはわからなかったが、
異国の地で身近な人が側にいることに、私はすでに感謝していた。
『あなたとニアンが来てくれてとても嬉しいです。それだけで私は十分です』
しかし、
ランドレ子爵の「恩返し」は、私の予想をはるかに超えていた。
『私は騎士たちを率いてここに来ました。
どうか、あなたの護衛騎士にならせてください』と提案してきたのだ。
これには驚いた。
ランドレ子爵は領土を持たない貴族だった。
首都に屋敷を持っているとはいえ、領土のない貴族が屋敷だけで私兵を育てることはできない。
その意味は、ランドレ子爵とニアンが去った後、ハインリが派遣した従者から聞いた。
ランドレ子爵が率いる騎士たちは、
普通の個人的な騎士(私兵)ではなく、多国籍騎士団だったのだ。
『多国籍騎士団!!』
マスタスは叫んだ。
彼女はそれを聞いた途端、喜びのあまり飛び上がった。
『私はずっと彼らと剣を交えてみたいと思っていたのです!なんて素晴らしい…!』
マスタス笑
『マスタスさん、それは王妃に失礼ですよ』
と、他の侍女がたしなめた。
だがマスタスは、
『失礼だとは思いません。密かに非公式の決闘を申し込むことができるんです!』
と言って、それを払いのけた。
マスタスは嬉しそうに大笑いしていた。
他の侍女たちはマスタスを落ち着かせようとしていたが、
彼女は一日おきに一人ずつ相手をするには何日必要かと考えていた。
笑!!!
ソファに座った私は、
『与えた以上のものを受け取ってしまったわ…』
と喜びにあふれてつい、つぶやいていた。
ローズも興奮した面持ちで
『でも、王妃、ニアン様は侍女としてお迎えされないのですか?
ジュベル伯爵夫人やローラさんのように。』
私は笑って答えた。
『ニアンは侍女としては働けません』
ニアンは社交好きだった。
上流社会から注目される女性であり、それが彼女を生き生きとさせていた。
侍女になると、どうしても会える人の数が限られてしまう。
彼女にとっては名誉なことかもしれないが、ふさわしくない、と思った。
同じことを考えたのか、
ニアンをよく知るローラとジュベル伯爵夫人は笑い出した。
笑って話しているうちに、別の来客がやってきた。
東大帝国の友人に次々と会っていた私は、
次の来客も東大帝国の人なのかと思い、急いで 『入れてあげて』と伝えた。
その人は確かに東大帝国の人だった。
しかし、友人ではなかった。
・・・?
__
__
『ナビエ様、陛下の命でよろしく伝えに参りました。』
ソビエシュの使者だった。
使者が話した途端、ローラとジュベル伯爵夫人の顔が凍りついた。
ソビエシュの命・・嫌な予感しかしない。
ソビエシュの使者はこの雰囲気を予想していたかのように苦笑いを浮かべた。
そして、私に何か言いたいことがあるかのように唇をゆがめた。
使者のこの仕草を見て、私はローラや侍女たちに退席してもらい、
『…ここへは、何をしに来たのですか?』
と使者に冷静に尋ねた。
別の目的で来たのではないか、という私の推測は正しかった。
何か目的があるのだろうと思っていたが、
その使者はポケットから何かを取り出して私に差し出した。
それは一通の手紙だった。
これな。。
(ソビエシュはこれがあれば”元通りになる”って思ってるんだよね。
__
__
手紙を受け取って開封すると、
見覚えのあるソビエシュの筆跡が目に飛び込んできた。
『…』
手紙を読み終えると、
私はそれを折り畳んで封筒に入れ、彼に帰るように命じた。
『外で待っていますので、遠慮なく呼んでください。』
そう言って、
ソビエシュの使者は静かに去っていった。
どうやら、
私がソビエシュに返事を出すと思っているようだ。
私は目を閉じて、額に手を当てた。
ヘンジ、カクヒツヨウナイゾー
ソビエシュの手紙の内容は全く予想外のものだった。
それによると、
ラスタとは約束したように1年だけの関係だから、
といって、私と本当に離婚するつもりはない、という。
生まれたラスタと自分の子供を隠し子にはしたくないので、
子供が生まれたら私を再び皇后にするというのだ。
・・・。
全部ソビエシュ、お前の主張な。手紙でまでこうなのか・・。
私の中に、理解しがたい奇妙な感情が湧き上がってきた。
ギザギザして、ゴワゴワして…
まるで……厚手の布に包まれているようで、自分でもこの感情は正確には判別できなかった。
私が確信していたのは、
ソビエシュとの関係が終わったということ、だった。
うむ。
ソビエシュのことを考えるのはまだどこか自分の心が痛いし、不快な気持ちだった。
しかし、彼が後悔していようが、愛憎半ばするものであろうが、
私とソビエシュは再婚しない。
うむ!
私はすでにハインリと結婚していた。
ハインリは、私が一番必要としているときに手を差し伸べてくれたのだが、
私がハインリと別れて自分(ソビエシュ)の側に戻ってくることを望んでいる、とでもいうのだろうか?
そんなことは絶対にありえない。
うむ!!!!!!!
それに、
ラスタが子供を産んで、もし私が皇后に戻ったとしたら?
そうしたら、
私はその子の継母になるけど、自分の子として受け入れたくはない。
もちろんその子はラスタとソビエシュを親に選んだわけではない。(その子に罪はない。)
その子に苦しんでもほしくない。
でも傍にいたいとも思わない子供を私は愛することはできなかった。
それはラスタの子供も私に対する感情は全く同じだろう。
私が先に皇后になったにもかかわらず、
子供は私が母親(ラスタ)の皇后としての座を奪ったと思ってしまうだろう。
嫡出子である(婚姻関係にある夫婦の間に生まれた子)にも関わらず、虐げられる母親(ラスタ)を見て、その子は皇后である私を恨むだろう。
たとえソビエシュが言ったように、ラスタが1年しか皇后になれないとしても、
私にはどうしてもこの厄介な争いは避けられない。
ソビエシュ、絶対ここまで考えてないよね・・
結局、私は自ら外に出て、ソビエシュの使者に
『返事を出すつもりはないので、西王国から出て行ってください』
と伝えた__
__
__
ソビエシュの使者が去った後も、私はまだ複雑な気持ちでいた。
本を読もうと思っても、意識は全く別のところにある。
ソファに座って、窓の外をぼんやりと眺めていた。
西の国と東の国が同時に存在しているような気がした。
窓の外を飛んでいる蝶は、東大帝国の西宮で見た蝶に似ていた。
あれからどのくらい経ったのだろうか。
その時、窓際にハインリの姿が現れた。
幻覚だと思っていたが、確かに現実だった。
立ち上がって窓を開けた後、私はため息をつきながら、
『また窓から入ってこようとしているの?』
と尋ねた。
クセが抜けきれない国王。笑
ハインリは何か言いたそうな顔をしていたが、
結局、半歩下がって『…いいえ!』と、
『”ここ(窓際)で”、話をしに来ただけなんです、クイーン』
と言った。
『窓から入ろうと熱望しているように見えたけれど?』
『…!本当にお話をしに来ただけです…!』
『あなたはもう王子ではないわ。
自分の行動に注意を払わないと。』
『…!!
私を…心配してくれるのですか…!?』
『…変なことで感動しないで。』
笑!
『私を叱ってくれるのですか…!?
私はクイーンに叱られるのも…好きです…!』
ダメだコイツ・・笑
ハインリは、私が彼にいくら嗜めようとすべて前向きに捉えていた。
この状態では、間違いを指摘してもなにも意味がない。
私は口うるさく言うのではなく、
『こんな時間に何をしに来たの?』
とだけ返した。
私が文句を言っても平然としていたハインリが、
この質問をした途端、険しい表情になった。
そして、首をかしげて、それとなく芝生を眺めていた。
何か原因があるのではないかと思い、
『陛下の使者が私に会いに来たと聞いたから…でしょうか?』
ハインリは 『はい…』と答え、
私の目を見て、『クイーンが悲しんでいるのではないかと思って……』
と答えた。
優しいね、ハインリ。
使者が来たって聞いて飛んできたんだね。
『…手紙を受け取りました。』
と私が伝えるとハインリは、
『手紙!』
と驚いたように反応した。
ハインリは私が手紙を受け取ったことを知らないようだった。
まぁ、あの時は侍女たちもみんな退席してもらっていたので、知る由もなかったのだが。
『でも、返事は出していないわ。』
『ああ…!』
ハインリはホッとしたように表情を明るくした。
私は両手を伸ばして彼の肩をつかみ、はっきりと
『私は今、あなたの妻です。
余計な心配をしなくていいのよ、ハインリ』
とはっきりと宣言した。
あら・・!!///
私の返答にハインリは少し目を見開き、
その後、目尻が下がるほど微笑んで
『クイーン…私の心臓がドキドキ言ってます…!』
とささやいた。
それが口先だけの言葉だったかどうかはわからなかったが、
彼の顔は少し赤くなっていた。彼が安心してくれたことが嬉しかった。
そんなハインリを見ていると、なぜかほっぺたを噛みたくなった。
そんなことを考えていたら、とても恥ずかしくなった。
・・いきなりなに言うとんねん笑
(ハインリのほっぺたがあんまりにも赤いからってことだよね?いやわかるけども・・!笑 新婚だから許すけども///
私のソビエシュに対する気持ちは正体が分からず相変わらず混沌としていたが、
それに比べてハインリを見ていると、なぜかとても可愛くて愛おしく思えてくる。
その瞬間、私は
ハインリの言葉に返事をしなければならない…
という衝動に駆られた。
ハインリがドキドキ言ってるからね笑
しばらく考えた後、私は
『落ち着いて。』
とだけ言った__
ズコー(いつものですね。笑
__
__
一方。
カフメン大公は、貿易同盟を結ぶ国を探す代わりに、
恋の妙薬を解毒する方法をまだ探していた。
えええ!カフメン久しぶり!
てゆかまだ妙薬の効果消えてなかったんかーい笑
あちこちを転々とした後、
自身が卒業した魔法学校の師匠に会いに行くことに決めた。
最初、カフメン大公の師匠は、
自分の生徒がよく闇取引に利用される惚れ薬を作ったと聞いて、頭を抱えた。
『このバカもの!私に隠れて何をやっていたのだ…!あぁ…問題児よ…!』
『…返す言葉もありません…師匠。』
『他の学生が無謀な行動をとったとしても、
お前はましてや、”大公”として、同じことをすべきではなかったぞ…!』
『…』
『こんなに威厳のある顔をして…!私はお前をまっすぐな矢のように見えていたのに、闇取引に手を染めるなんて……あぁ、頭が痛い、頭が痛い…!』
カフメンの師匠はそうやって長い間呻いていた。
そういえば今更だけど、なんでカフメンそんなリスクをとってナビエに恋の妙薬を作って渡したんだろうね。別にソビエシュとナビエの関係悪かろうが、そこまでカフメンには関係ないだろうに・・・。
それでも、
自分の生徒(カフメン)が薬を飲んだ後の体の様子を話すと、師匠は頭の先から足の先まで調べてくれた。
『…で?その薬を飲んでからどのくらい時間が経った?』
『新年の祝賀会、でしたので…』
『そんなに時間は経っていない、か。』
教授はカフメンの体をいろいろなところを押して、
『お前は通常、こういった妙薬の効果が切れるまでにどれくらいの時間がかかるのだ?』
と尋ねた。
『解毒剤を飲めば一瞬で、飲まなくても一週間で良くなるのですが…』
とカフメン大公は答え、店で買ったナビエの肖像画が埋め込まれたペンダントを握りしめていた。
クッソワロ
『惚れ薬といっても、真実の愛を生み出すものではない。
最初は、効果が特別に強いから、間違うこともあるが…。』
師匠はカフメン大公のペンダントに目をやったが、
中に入っている女性の肖像画が元皇后であることには気づかなかった。
これさ、原作小説ではここに挿絵があって、もうそのペンダントを切なげにカフメン大公が見てるのね・・もう何とも言えん・・(私はカフメン大公、むっちゃ好きです。
『ポピーと黒百合を混ぜて作った解毒剤を試したか?』
『えぇ、何度も。』
『…マリーゴールドとヒイラギを混ぜて作った解毒剤は?』
『それも試しました』
『…赤いカーネーションとガジュマルの実を混ぜてみたか?』
『…はい。』
師匠は文句を言いながら、同じような質問を続けた。
しかし、カフメンは魔法学校ではトップクラスの卒業生であり、すでにあらゆる治療法を試していた。
師匠の表情が暗くなると、カフメン大公の表情も暗くなった。
全部ダメだった。笑
ナビエの写真の入ったペンダントを握りしめて、カフメン大公は
『先生、どうにかなりませんか』と尋ねた。
片思いはとても苦しいものだった。
カフメン大公は、ナビエがいなければ症状が改善されると思い、
あの後逃げるように宮殿を出たという。
しかし2日後、
カフメン大公は大きな間違いを犯したことに気づいた。
ナビエに会うたびに自分の気持ちは高揚していた。
もう二度と彼女に会えないと思うと、カフメン大公の心には深い痛みが渦巻いた。
自分の置かれている状況に気づくまで、
何度夜中に一人で東大帝国の都をさまよったかわからないほどだった。
彼の持ち物の中には、すでに何十枚ものナビエの肖像画があった。
あわわわわわアカン
(てゆか片思いでもここまでしないよね・・?
しかし、それでも燃えるような渇きはおさまらず、今では自分でも怖いと思うほどだった。
このままでは、ナビエを訪ねて”恋人にしてくれ”と懇願することになりそうだ。
『うーむ…』
しばらく考えた後、師匠はようやく口を開いた。
『どうやって解決したらいいか正直わからん。
…だが、3つの原因が考えられる。』
ふむ?
『…3つ?』
『3つのうちのどれでもないかもしれない。
今から言うことは単なる推論に過ぎない。
だが原因がわかれば、解決策を見つけるのは簡単だ。』
『師匠、それは何ですか?』
『自分で作った薬だからお前に限って抜群の効果があった。』
『…2つ目は?』
『最近、魔法使いの魔力が消えているだけでなく、魔法使いとして顕現(才気を持つ)する人も激減している。つまり、魔力のバランスが非常に不安定になっているから、それが影響しているのかもしれない。』
『…』
『3つ目、最後の原因は…』
師匠はカフメン大公を怪訝な顔で見て、
『薬を飲む前に、薬を飲んだ後に恋に落ちたと言っている相手と、すでに恋に落ちていたのではないか…?まあ、これはあくまで私の考えだが。』
えええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!
『…!!!!』
『まぁ、これら3つが合わさっている可能性もある。』
その時、師匠の助手がドアをノックして、『師匠!』と叫んだ。
『カフメン大公を探して西王国の人々が会いに来ておりますが…!?』
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再婚承認を要求します 原作小説 102話 感想・考察
いやいやいやカフメンあなたいつの間にナビエに惚れてたのよ・・!(まだ推測にすぎないけれど・・
皇帝と国王と大公のナビエを巡っての恋の三つ巴に発展しかねないトンデモ展開で今話は終わりました・・!
まず序盤、
多国籍騎士団がナビエの護衛についたことはクリスタの耳にも入りました。
また、ナビエはクリスタ牽制の為にマレーニ嬢を陣営に迎え入れようとしていることもクリスタ側の侍女には筒抜けでした。
そもそもクリスタ牽制のためのマレーニ嬢、だったから、わかってたことだけど、よりバチバチしそうだよね、今後。とはいえ今のところクリスタの動きは、無し。
中盤、
ナビエのもとにようやく(?)ソビエシュからの手紙が届きます。
ただ、時すでに(相当、もうとんでもなく相当)遅し、でナビエは東大帝国にはもう戻らないという決意を逆に固めるキッカケとなりました。
前話でも書いたけど、もうナビエ東大帝国に戻る理由本当ないよね、ハインリがいて、ローラ・ニアン・ランドレ・ローズ・マスタス・マレーニなどなど・・もう布陣は最強。むしろ強化されてるくらい。心残りは家族か・・。
ハインリは最近ギャグ要因みたいになってきましたね。笑
今回は窓から進入して、女王様のお叱りに逆に喜びを見出す国王でした。笑 ナビエもハインリのほっぺたからいちごジャム出したいそうなので、ここは暖かく見守りましょう。
そして、終盤。
ひっさしぶりのカフメン大公登場回となりました!
いや、まだ恋の妙薬抜けてないて、って思ったらそれはもう妙薬でもなんでもなく、ただの恋て・・笑
いや、多少は妙薬の効果もあるのかもしれませんが、
まさかの展開でした。
しかも、ナビエの肖像画何十枚も持ってるのと、常にナビエの写真が入ったペンダント持参。かなりハードめのカタオモイ。
個人的にはカフメン大公、好きなキャラなので登場してくれるのは嬉しいのですが、彼がナビエとハインリの間をかき乱してしまうことになるのでしょうか・・?
いや、これソビエシュより(全然)強敵よ?笑
色々と楽しくなってまいりました・・!
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次回原作小説版第103話ネタバレはこちらから
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コメント
こんにちわ~!
漫画の更新が遅くて待ちきれず、
ネットをさまよってたどり着いて以来
いつも更新を楽しみにして来ています。
Haluさんのコメントも楽しいです
ですが、、、、、
今回は特に待ちきれなーい!
あぁ早く読みたい(ToT)
続きを楽しみに待っています❤️
苺大福さん
ああああそんなこと仰って頂けるとは光栄で…!!\( ‘ω’)/甚謝・深謝・厚謝の嵐でございます・・!!
更新頑張ります!またいつでもさまよい辿り着きに来てくれますとありがたいですすす…!
初めまして
色々辿ってこちらに着きました
ありがとうございます
haluさんの合いの手的なコメントにも、楽しみを倍増させていただいてます
これからもよろしくお願いします