今回は厘のミキ先生の
「私とこわれた吸血鬼」1巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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私とこわれた吸血鬼 1巻 あらすじ
樹の両親は自由奔放で、子供だけで留守番させては何日も帰ってこないような親でした。
ある日、両親が食料の在庫を考えずに長期留守にしてしまい、
子供の樹が餓死寸前になったところを、
通りすがった男の子が窓からイチゴを差し入れ助けてくれました。
その日から友達になった男の子、ようちゃん。
彼は山の上にある立派な洋館に住んでいて、まるで王子様のように現れる不思議な男の子でした。
楽しい日々を送っていましたが、ある日男の子は引っ越すことになります。
「いつか必ず迎えに来る」
と約束をしてくれたので、会える日を楽しみにしていました。
しかし彼は10年経っても現れず、両親は蒸発してしまい、
まだ子供の弟と妹の為に身を粉にしながらアルバイトをして学校に通う不幸な毎日でした。
彼女の努力は誰も認めてくれず、その上弟の友達に山の上に拉致され乱暴されそうになった所を、あの男の子ようちゃんが現れ助けてくれました。
しかしようちゃんは以前とは様子が違い、
実は吸血鬼で地下に監禁されていて、しかも吸血鬼の血は薬になるから血液を採取されているというのです。
そんな彼の世話係としてアルバイトを頼まれ、
また彼との時間を過ごせるようになったのですがあまりに残酷な彼の姿に胸を痛め、自分の気持ちがわからなくなってしまう樹。
ようちゃんはやせ細りボロボロになりながらも、彼女が離れてしまう恐怖からいろいろな贈り物をして気を引こうと必死に繋ぎ止めようとします。
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私とこわれた吸血鬼 1巻 ネタバレ
小さい頃、樹の両親は自由奔放でしょっちゅう家を留守にしていました。
ある日、両親が食料在庫の目算を誤られ、
樹が餓死しかけていた所に窓から子供が現れ「ねえ遊ぼうよ!」と声をかけてきました。
男の子は樹の様子をみて状況を理解し、
家からたくさんのいちごを取ってきてくれました。
それを泣きながら貪り「おいしい!」と食べ、
二人はこのことをきっかけに友達になりました。
男の子はようちゃん、
といい、山の上にある立派な洋館からやってきているそうで、まるで王子様のようでした。
しかし男の子は引っ越すことになり、
小さな子供だった二人は「いつかまた会う」と約束し別れました。
__
それから数年後、樹の両親は蒸発し家に戻らなくなりました。
樹には弟と妹がいたので、二人の世話をしながら一生懸命にアルバイトをしながら学校に通いますが、家のローンまで背負った樹はいつも借金取りから返済を迫られていて心休まる時がありません。
それでも、いつか両親やようちゃんに会える日を夢みて頑張ってきました。
それなのに樹の努力は報われません。
アルバイトは減らされお金に困り、弟は非行に走り樹をバカと罵り、
妹は樹からのプレゼントをゴミに捨てる始末で、誰も樹を認めてくれませんでした。
弟の悪い知人が樹を車で連れ去り、弟への仕返しのために樹が乱暴されそうになります。
連れ去られたのは子供の頃よく遊んでいた、あの山の上です。
樹は力一杯抵抗して逃げるうちに崖から落ち、全身を崖にうちつけ血塗れの大怪我をし、動こうにも体が動かず、遠のく意識でぼんやりとバイトに行かなければ、と考えていると足元からなにかがヒタヒタと寄ってきます。
まるでゾンビのような男性が、
いつきちゃん、、
と言いながら地べたを這いずりながら地面の血を舐め、
樹の大怪我した体を舐めまわし、貪るように口内に舌を入れてきました。
思考がおぼつかない頭でぼんやりと、
「ようちゃんは上品で、ピカピカのお坊ちゃんで、今頃アメリカの大学に行っていて・・・」とようちゃんの記憶を辿るのでした。
__
次に目を覚ますと綺麗な部屋のソファーの上でした。
そばには美しい姿のようちゃんが眠っていて、すぐに目が合い樹は興奮しながら
「私覚えてる?樹」と話しかけると優しい笑顔で「覚えてるよ」といい体の具合を心配してくれます。
彼はよく目が見えていないらしく「ずっと使ってなかったから」「でも、ちゃんとキスしたいから治そう」と訳のわからない事をいい、そばにあったナイフを手に取り躊躇なく自分の目に突き刺しました。
は?え?
目の前のグロテスクな彼を止められず震えているしかできず、
彼は彼で「潰した方が早いんだ、ちょっと待っててね」
とナイフをぐりぐりと差し込み続けます。
その目は一旦潰れ、血の涙を流しながら修復されていき樹の頬を両手で掴み覗き込み「ほら、よく見える」とじっと見つめますが樹は血塗れでナイフを持つようちゃんを突き飛ばして距離をとり怯えます。
ようちゃんは弱っているのか、口から血を吐き出しながら
「怒っているの?ごめんね、ここの地下で、鍵がかかっていて・・・。吸血鬼を表には出せないっていわれて」と言い、そのまま倒れてしまいました。
そこに見知らぬスーツの男性が部屋へ入ってきました。
「ぼっちゃん、どうした?」といい「地下に戻りますよ」とようちゃんを担ぎ「さあ、あなたもついてきて。仕事なんだから早く」と言うので「仕事?」と聞くと「家政婦のだよ」と言われ、アルバイト先から伝えられていた新しいバイト先なんだと理解しました。
スーツの男がいうにはようちゃんは雨森夜毎という名前で20歳。
吸血鬼で、吸血鬼の血は老いの妙薬になるため彼は地下の牢屋に閉じ込められ、死ぬまでここで血抜きされ家族の糧とされるのだそうで、現在そうなってから10年が経過したというのです。
__
樹に任されたアルバイトは、
そんな彼に外見、理性、常識を身に付けさせ、化け物から真人間へのリハビリをすることでした。
スーツの男は淡々と仕事を説明し始めます。
点滴を日に2本静脈にさす事や食事として人工血液を口から飲ませる事、
自分の血を飲ませる事は覚醒剤のようなもので依存性が高いから与えない事などを伝えられ。
「あなたには期待してるよ」と言われます。
状況が把握できない樹は「わたしできません」と言いかけました。
その時、樹の足を掴むようちゃんの手が牢屋の隙間から出てきました。
スーツの男はその手をなんの躊躇もなく足で思い切り踏み潰しました。
「鎖で手も繋いでおくといい」と言い、
手付金だという札束の入った封筒を床に投げ捨て、
「彼の体はあまり汚れないが、ホコリは積もるから週1で水でも撒いてくれ」と、
まるでトイレ掃除のような指示をして去りました。
ようちゃんは弱々しく「ごめん」「帰っていいから忘れて」と言います。
体はボロボロで、言葉も途切れ途切れで、
10年間の生活がいかに過酷だったのかを物語っています。
樹は声をふりしぼって「さよ・・・なら」と言い、山の中を走って立ち去ろうとしながらも、転び、先ほどのようちゃんの姿を思い出し手が震えました。
「あんなのようちゃんじゃない」と自分に言い聞かせながら家へと帰りました。
家には双子は居らず、昨日捨てられていたTシャツをリュックから取り出しました。
こんなに頑張ってきた自分を親も双子も誰も認めてくれないのだと悟り、目の前が真っ暗になってしまいました。
それでも双子の好物のビーフシチューを作ろうと思い食材を刻み始めるものの、牛肉を切りながら昨夜の血溜まりと顔色の悪い彼の顔が浮かんでしまい、料理を作る手が止まりました。
いつか両親が帰ってきてくれるかもしれない、ようちゃんが帰ってくるかもしれない気持ちで今まで頑張ってきたのに、支えを失ってしまったいつきでしたが、ようちゃんの存在は特別だったのでしょう。
自然と彼のいるお城へ向かっていました。
__
牢屋の中にはやせ細り、唇が割れ、身動きさえとれないようちゃんが床に横たわっており、樹は彼に点滴をする事にしました。
しばらくするとようちゃんは意識を取り戻し、
「いつきちゃんありがとう」とやつれた顔でいいます。
「きてくれて、ありがとう」と言う彼の言葉に樹は涙ぐみました。
スーツの男から渡されたようちゃんの食事である人工血液を飲ませてみるけれど「まずい」とそっぽを剥きますが、樹が口移しでその人工血液をむりやり飲ませると、ようちゃんは貪るように舌を絡ませ飲み尽くしました。
人工血液をのんだようちゃんは髪の毛に艶が戻り前よりも綺麗になっているようです。
樹が弟の藤にいらない服をちょうだいと頼んでいると、藤は「お前、あいつらに絡まれたろ」と聞いてきます。なんのこと?と惚けたけれど、バックが傷だらけだった事を指摘されましたが「お姉ちゃん逃げ足が早いから何もされてないよ」と嘘をつきました。藤は二人を見つけ出して殺すと言うけれど「藤が危ない目にあう方がずっと嫌」といって止め、慌ててようちゃんのお城へアルバイトにいきました。
屋敷の窓はずっと閉ざされていたようで、とても硬くなっていました。
窓を開ける音に気づき、
ようちゃんは牢屋の中から「来てくれたんだ、嬉しい」と蒼白い顔で微笑みます。
彼は樹のあげたお古のブランケットから、樹の匂いや家の匂いがしてよく眠れたと言いますが、「でももう来ないんじゃないかと不安だった」と抱きつきました。
彼の牢屋の中にはたくさんの洋書や薬学書がありましたが彼は全部読み飽きるほど目を通していて、退屈しているようだったので、次来る時は漫画を持ってこようと考えました。
掃除をする樹に「どうして家に帰るの、ずっとここにいればいいのに。お姫様なんだからここが君の家でしょ」と問いかけます。
ようちゃんは、クレジットカードを渡し「それで好きなもの買いなよ」と渡したり牢屋の棚からたくさんのブランド物の高級な宝石やアクセサリー樹にあげようとしました。
樹はもらえないといってそれら全てを断り、それどころか以前スーツの男から渡された給料の入った封筒も受け取れないと断ります。それでも受け取って欲しいといいようちゃんは手を伸ばしたのですが、弱々しく倒れてしまいました。彼は樹が何も受けとらないことに疑問を感じ「お金があれば、仕事から解放されて自由だよ。ずっと一緒にいられる」と言います。
樹の脳裏に双子の兄妹の事がよぎります。
双子達と距離ができたのは仕事を始めてからだったので、お金があれば問題が全部解決する。けれどこんなのはよくないと思い直し、ようちゃんに兄妹がいて面倒を見なければいけないという事をきちんと説明をしました。
この話の最中も、樹のケータイにはどんどんと借金取りからの催促の電話がくるので彼から離れて対応していた間に、ようちゃんが牢屋からいなくなってしまい、あわてて部屋を探し回ると彼が倒れているのを見つけました。
彼は子供の頃彼女が好きないちごのモチーフのネックレスを宝物にしていたそうで屋敷に隠していて、それを取りに行っていたのでした。
樹はそのネックレスを大事そうに受け取りました。
「ようちゃんの着替えにと思って」と、
樹が弟の古着を手渡すとようちゃんは「樹ちゃんの弟か・・・」と愛おしそうに古着を受け取ったのですが、服の匂いを嗅いで「弟じゃない」と目の色を変えました。
樹は「弟だよ?」とぽかんとしますが、
ようちゃんは「嘘、他人だ、分かる」と樹の肩に掴み「弟じゃない、他人と一緒に暮らしていたの?」と縋り付きます。
樹は「確かに、父の連れ子だから血は繋がってないけど。でも弟と妹だよ」となだめるけれどようちゃんの掴む手は震え「嘘だ、君が手をこんなに荒らすほどなのに」とショックが隠せないようです。
「私があの子達に必要とされたかったの」と言うと
「僕は?」とうなだれるようちゃんに、樹は人工血液を口に含み口移しをしました。
息が荒くなり、口を貪り、人工血液と唾液塗れになりながら無我夢中の何度も何度も舌を絡ませあいながら、ようちゃんは樹の太ももにちいさな傷跡と血をを見つけ、その血を舐めようとします。
それを樹が阻止し、なんとか思いとどまる事ができましたがようちゃんはフーフーと何度も粗い呼吸を繰り返し、血液への強い衝動を堪えているようでした。
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私とこわれた吸血鬼 1巻 感想・考察
人生で一番衝撃の女性向け漫画でした・・!
よくある、かわいい絵で読みやすい少女漫画だと思ったのに、ページをめくるごとに
放置子、兄妹のやっかみなど主人公に次々と重たい不幸が起こり、唯一の希望だった昔の綺麗な思い出さえ、残酷な現実に塗り替えられてしまうような、重いストーリーでした。
そんな不幸な中に強烈な過去の思い出の男が出てきて、
牢屋の中から彼女へ強すぎるくらいの執着や愛情を見せつけてくれます。
もうストーカーなんて軽い言葉じゃ表せないくらいの存在のようちゃんという男が魅力的すぎて、今まで読んできた漫画と違いすぎて、読んだ後はしばらく何も考えられませんでした。
少女漫画とは思えないほどの画力と迫真のグロテスクなシーンが続き、読む手が止まりませんでした・・!
ページ最後には人工血液塗れで横たわる樹に、ようちゃんが覆いかぶさるシーンがあるのですが
まるでようちゃんが樹を捕食しているように見えて、息を呑むほど美しかったです。
こんなに荒々しいグロテスクな体位なのに、樹に触れるようちゃんの手は頬にそっと添えてあるんです。
樹を大事に大事にしている彼の気持ちが表れているようでした。
人工血液を貪るシーンはエロすぎてカッコ良すぎてもう最高で、エロい!
今まで読んだ女性向け漫画で一番好きな作品と出会えたことに本当に感謝します。
いくつかのサイトで立ち読みできたりするのでぜひぜひ読んで欲しいです。
立ち読みしたら絶対に買ってでも読みたくなると思います。
私は買ってよかったと本当に心の底から思いました。
お金持ちで吸血鬼の彼、監禁、牢屋、嫉妬、独占欲、、、乙女にとって最高のテーマでした。
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