今回はかっぴー | nifuni 先生の
「左ききのエレン(リメイク版) 」14巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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左ききのエレン(リメイク版) 14巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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働きすぎて朝倉光一が倒れてしまうトラブルがあったものの、3億円予算の超大型コンペで見事プレゼンに勝利した神谷チーム。
しかし規模の大きさから、光一は仕事から外され、悔しくて一人涙を流します。
ニューヨークにいるエレンはとある雑誌で光一が作ったロゴを見つけ、
「光一、この…下手くそ。」とつぶやき、優しく微笑むのでした。
光一は、神谷が独立してから横暴な仕事ぶりで有名な柳一の下で1年働きましたが、柳のやり方についていけず、なんとか自分の力でやり切ろうとします。
しかし光一の甘い仕事ぶりに柳は激怒。明日死ぬつもりで作る、それだけの事がなぜできないのかと怒鳴ります。
その1年後、柳のように冷徹になってしまった光一。
しかし、それと引き換えにデザインの腕は抜群に上がっていました。
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左ききのエレン(リメイク版) 14巻 ネタバレ
3億円予算の超大型コンペのプレゼンを控えた2008年年始、働きすぎで朝倉光一は倒れてしまいました。
このまま光一にこの仕事をさせておいて大丈夫なのか
と聞く春日部長に、光一の上司、神谷雄介は、
「こいつにはガッツあるんで大丈夫です。」と答えます。
実際ギリギリの状態の光一を外すことも考えた神谷ですが、
涙目でやりたいという光一を厳しく指導し続けます。
以前から光一の心配をしていた元上司沢村孝は、
倒れた直後に働かせるなと神谷を怒鳴ります。
昔は沢村も、すべてを犠牲にして周りに怖がられるような仕事の仕方をしてきました。
自分はその頃の沢村が好きだったと神谷は言います。
沢村は、家庭を犠牲にしてしまったその頃の自分の仕事ぶりを悔やんでいました。
「でも、だから得られた名声もあっただろう!?」と神谷は言います。
「あんたたちの世代が拓いた道を、オレや光一が歩いてるんだ!」
神谷は言いますが、「その先には何もねぇんだよ!」と沢村は言います。
しかし、「やってみないと分かんねぇだろ。」と神谷は言うのでした。
広告やデザインのようなキラキラした世界を作る自分たち自身は、
みんな腐ったり疲れたり見せられたものではないと神谷は言います。
「オレ達は夢の世界の裏方だ。光一もみっちゃんもオレもあんたも全員そうだろ。甘い夢よりも、痺れる現実のために、大人になる事よりも、クリエイターになる事を選んだんだ。光一は変わりたいんだよ。そんなヤツを前に、モノ作りを教える時に、オレは優しくなんてなれねぇ。」
神谷は沢村にそう言うのでした。
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そして真夜中、光一は自分にしか描けない線を探していました。
ふと、高校時代のライバル山岸エレンのことを思い出します。
そうして描いたロゴのデザインに神谷のOKが出て、レイアウトに取り掛かります。
光一は、渾身の力を込めてデザインを描き始めるのでした。
そして、無事光一たちはプレゼンに勝利しました。
しかし、社長命令で今後は「特設対策チーム」で取り組むこととなり、
頑張ってきた光一たちはこの仕事から外されることとなってしまいました。
神谷はそんな広告代理店の在り方に絶望し、独立を早めることを決意します。
神谷は、外されて落ち込む光一に、
ろくに言葉をかけてあげられない自分を悔しく思います。
光一が作ったロゴは、そのまま使われることとなりました。
「よかった!」と笑う光一ですが、
1人になったところで泣いている姿を、同じチームの三橋は見てしまいます。
光一は泣きながらも、
自分が作ったロゴが使われることは本当に良かったと思っていました。
世の中のほとんどの制作物は誰の仕事かなんて知られない。
世に出ればいい。誰が作ったなんて、誰も知らなくても。
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同じ頃ニューヨークにいたエレンは、しょっちゅう本屋にいました。
それはまるで手紙を待っているようだったとルーシー・ピグローは言います。
エレンはとある雑誌で光一が作ったロゴを見つけ、
「光一、この…下手くそ。」
とつぶやき、優しく微笑むのでした。
神谷は独立から1年でカンヌ広告賞で金賞を受賞。
雲の上の存在になっていました。
光一は、横暴な仕事ぶりで有名な柳一の下で1年働きましたが、
移動させてほしいと古谷局長に頼みます。
しかし光一の要望は聞き入れられません。
久々の同期会に参加した光一は、
バカ騒ぎする同期にイライラして怒鳴りつけてしまいます。
同期の朱音ユウコは、
と、以前光一が言った言葉を覚えてる?と尋ねました。
そして、「夢って大きい方が偉いの?」と光一に問いかけます。
光一は、柳を黙らせるために、柳の出張時に大きな仕事を引き受けようとしていました。
無事仕事を終えることができた光一。
デザイナーの大竹は、明日奥さんの出産予定なので今日中に終わってよかったと喜んでいます。
しかし、納品したはずの仕事に大幅な修正を求める連絡が入りました。
光一は、柳のようになりたくなく、デザイナーを無理やり働かせるぐらいならこのままのデザインで押し通そうとします。
一度は押し通せたかと思ったものの、クライアントからの連絡を受け柳は大激怒です。
奥さんの出産に立ち会いたいと言っていた大竹も呼び戻されてしまいます。
それでも、
「あれが通れば、上手くいったんですが…」と呆然と言う光一の胸倉を柳が掴みます。
「クライアントをごまかせると思ったか!?制作会社がイヤがると思ったか!?クライアントをなめるな!クリエイターをなめるな!この仕事をなめるな!明日死ぬつもりで作る…ただそれだけの事がなぜ出来んのや!?何か残して死ね!」
そう、柳は光一を怒鳴りつけ、仕事に向かいました。
光一は、ずっと「何かになるんだ」と思ってやってきました。
しかしその何かが、分からなくなってしまいました。
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そして1年後、光一はデザインの腕を一気に上げ、同時に性格も冷徹になっていました。
周囲はそんな光一を、まるで柳のようだと言っています。
そんな時、大きな案件が入りました。
もしその案件で結果を出すことができれば、莫大な利益を生むと柳は言います。
「やりたいか?やらせてやろうかなぁ?どないしょうかなぁ?」という柳に、
「オレしか出来ないでしょ。」と光一は返します。
けれど、何枚描いても柳からのOKは出ません。
光一は何も言わずにデザインを直します。
ロゴデザインなんてものはほんの数文字、形だけなら10秒で終わる作業なのに、この世界には有象無象のロゴデザインが溢れ返っている。
なぜこの形なのか、なぜこの色なのか、
0.01ミリに思想を込める作業、それは蜜月だと柳は言います。
「もう日が沈む…楽しい時間はあっという間や…。」
と窓の外を見て言う柳に、「それ…朝日です…。」と部下の山下は返します。
柳は吹き出し、「はよ言うて~」と笑うのでした。
それからも、何枚も何枚も光一にやり直しをさせる柳。
そしてついに、光一のロゴデザインは完成します。
そこには、膨大な量の仕事に向き合ってきた光一と柳にしか通じ合えない世界がありました。
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左ききのエレン(リメイク版) 14巻 感想・考察
働くとは何なのかを考えてしまう14巻。
という光一の言葉がありますが、我々が取り組むほとんどの仕事とはそうなのです。
けれど、光一の作品を遠く離れたニューヨークでエレンが見つけたように、
ひたむきな仕事は、きっと誰かに届いているということを教えてくれます。
そして、後半に出てくる柳一。
彼の仕事の仕方はいわゆる「ブラック」と呼ばれる類のもので、推奨するべきではないのでしょう。
しかし皮肉なもので、そこまでやり切ったからこそ見える景色もあるのです。
登場人物たちの熱量を、ぜひ本誌で読んで感じて欲しいです。
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次回第15巻ネタバレはこちらから
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