今回は山田金鉄 先生の
「あせとせっけん」6巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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あせとせっけん 6巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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麻子と香太郎の同棲の日が近づく中、先に来るのは麻子の誕生日です。
交際1周年のことも視野に入れている香太郎は、誕生日に香水をプレゼントすることで麻子の好みを調べようとしますがその香水が2人に大事件を起こしてしまいます。
お互いが安心するために早く同棲を始めることにしましたが心の引っかかりは取れず・・・。
せっかく始まった同棲生活が麻子に悲しさをもたらしてしまいます。
そして麻子は気を遣い過ぎる香太郎に怒りを爆発させてしまいます。
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あせとせっけん 6巻 ネタバレ
麻子と香太郎はバレンタインにデートをしないことで納得していましたが、
チョコレートだけは渡したいと麻子は考え買い出しに来ています。
するとチョコレートの材料を買いに来た麻子の目に、
バレンタインランジェリーという文字が飛び込んできます。
見るだけと自分に言い聞かせながら店に入った麻子は、
目を疑うようなセクシーな下着を間に当たりにします。
衝撃を受けていると店員から試着を進められました。
しかし胸の大きい麻子にはデザイン云々ではなくどうしても下品に見えてしまいました。
すると店員は大きいサイズはネット展開していると教えてくれます。
そして、男性のためではなく自分のために着るのだと麻子に言いました。
初めての考え方で下着を見る麻子は、バレンタインを楽しみにします。
香太郎も麻子からチョコを貰えると浮かれ気味です。
しかし会社ではクライアントからたくさんのチョコを貰ってしまいます。
腕にたくさんのチョコレートを抱えているところで麻子と遭遇してしまいます。
同じエレベーターの中、麻子は不機嫌な表情を浮かべます。
この場で弁明するわけにもいかずに香太郎が焦っていると、
涼村が自分も貰ったと義理チョコアピールをしてきます。
麻子はそのままエレベーターを降りて行きます。
心配な香太郎は、その後麻子から気にしてないとメッセージを貰うも不安を拭いさることが出来ませんでした。
麻子が先に来ている家に香太郎が帰ってくると、麻子は酒を飲んでいました。
義理チョコへの怒りでやけ酒をしたのかと香太郎が焦りながら聞くも、麻子は怒っていた自覚がありません。
麻子が酒を飲んでいた理由は勇気を出すためでした。
麻子は香太郎に下着を買ったアピールをして見てもらうと、そのまま愛し合いチョコレートを渡しました。
3月に入り、引っ越しを済ませた香太郎は、今月末に控える麻子の誕生日について同僚に相談しています。
香太郎はいずれ世界に1つだけの手作り石鹸を麻子にプレゼントするつもりでいますが、それは6月の交際1周年記念日で考えています。
考えた結果、香太郎は麻子を知人が経営している香水の工場に連れて行くことに決めました。
3月末。
2人は香太郎の知人の店へと足を運びます。
好きな香りを選び調合してもらえるお店ですが、
香水をつけたことがない麻子にはよくわからないため香太郎が説明をしていきます。
香太郎はこの香水選びにて麻子の好みを調査し、プレゼントの石鹸づくりの方向性を決めようとしています。
実際に香水を付けてみて香太郎と共に好きな香りを選びました。
すると香太郎はその香りの香水を誕生日プレゼントにすると言います。
調合を依頼する際、香太郎はちゃっかり選んだ香りの香料一覧を貰っていました。
夕食のレストランに電話をかけるため香太郎が少し麻子から離れていると、
1人の外国人が麻子の香りに惹かれてナンパをしてきました。
すぐに香太郎が駆け付けると、外国人は恋人がいることは分かっていた、魅力的な女性を一人にしない方がいいと挑発的な言葉を香太郎に伝えます。
外国語が分からない麻子は2人のやり取りの内容が分かりません。
そして、最後に外国人に名刺を渡されそのまま受け取ってしまいます。
そこから香太郎の表情に曇りが見え始めたことを麻子は見逃していませんでした。
デートが終わった時、麻子は香太郎の中に引っかかっているものは何かと聞きます。
香太郎は名刺を貰ったことだと答えます。
ただの八つ当たりであることに香太郎が反省すると、
麻子も気づけなかった不甲斐なさに泣いてしまいます。
香水が引き金となり男を引き寄せてしまったという少し悲しい思い出が残る誕生日となりました。
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少しでも早く一緒に暮らすことにしようと、遂に麻子も香太郎の住む家にやってきました。
2人で暮らしていくことを実感しながら荷解きをしていくとあっという間に夕方になってしまいました。
2人はこれからのことを考えながら夕食を買いに行き、2人の家で晩酌をします。
2人で迎える朝。
新婚のようなやり取りをしながら2人は出勤します。
香太郎は帰宅が遅くなるかもしれませんが、麻子は待っていると2人で夕食を食べます。
久々の麻子の手料理に香太郎は大喜びします。
麻子も始まった同棲に舞い上がっており、曇りが見え始めていることに気づいていませんでした。
初日以降香太郎は忙しく、2人は一緒に夕食を食べることが出来ていません。
香太郎はごみ捨てや買い出しなど家事を積極的にしてくれています。
麻子も感謝をしていますが、何かが心に引っかかっていました。
その正体は、同棲前よりも香太郎が麻子に気を遣われていることだと麻子は気づきます。
土曜日は久しぶりに2人の時間となりました。
同棲して必要だと思ったものを買いに行きます。
麻子は少しだけおしゃれをしようと新しい靴をおろしました。
買い物中もやはり香太郎は気を遣いっぱなしでした。
そして麻子の足が痛くなってしまったことも、自分が買い物に誘ったからだと謝ります。
流石に麻子はキレてしまいます。
誕生日から香太郎が気を遣っていること、麻子は気を遣って欲しくないことを大声で伝え周りにも聞かれてしまい恥ずかしくなりますが、それにより2人は話合う機会を作り、ようやく本当に同棲が始まります。
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あせとせっけん 6巻 感想・考察
麻子と香太郎が念願の同棲を始めて起きていく変化が見どころです。
本当は幸せいっぱいなはず・・・、しかし誕生日の出来事が2人の間に影を落としてしまうのです。
お互いにお互いを愛しているからこそ、気を遣い過ぎる2人だからこそぶつかる壁なのかもしれません。
珍しく麻子がキレる部分は必見です。
キレられるまで香太郎が麻子を苦しめていることに気づけなかったのは、麻子を失うことを恐れているからなのです。
誕生日が大事件になってしまうのはとても悲しい・・！でも読んでみてください。
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次回第7巻ネタバレはこちらから
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