今回はかっぴー | nifuni 先生の
「左ききのエレン(リメイク版) 」13巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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左ききのエレン(リメイク版) 13巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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目黒広告社のクリエイティブディレクター神谷雄介に、超大型コンペの話が来ました。
確実にコンペに勝つために、今の神谷チームは解散し、
特別対策チームを発足するとクリエイティブ局の古谷局長は言います。
しかし神谷は局長たちに今の自分のチームで挑む必要があることを訴え、コンペには神谷と、朝倉光一、三橋由利奈の3にんで取り組むことになりました。
ライバル社の大日本広告社では、
神谷と独立を考えている八谷巧がこのコンペを担当していました。
八谷はもうすぐやめる会社だということもあり、
コンペ中に独立のためのメンバーを探したりしていました。
しかしそんな八谷に神谷は激怒し、
「目の前の仕事に本気になれねぇヤツなら、オレは組まねぇぞ!」と怒鳴ります。
そしてプレゼンを間近に控えた年明け、光一は激務による過労で倒れてしまいます。
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左ききのエレン(リメイク版) 13巻 ネタバレ
目黒広告社のクリエイティブディレクター神谷雄介に、超大型コンペの話が来ました。
飲料大手サニートライ社の競合コンペで、予算は3億。
サニートライ社は社長交代を機に、
新しい専属の代理店を探すためにこのコンペを開催するのではないかと言う話でした。
確実にコンペに勝つために、
今の神谷チームは解散し、特別対策チームを発足する
とクリエイティブ局の古谷局長は言います。
神谷チームは、若手の朝倉光一と三橋由利奈、そして神谷の3人で、半年前に古谷局長が新設させたチームでした。
最年少チームなんて言って自分で作っておいて、案件が大きくなった途端に解散だなんて神谷は納得がいかず、「今のチームでやりたい。」と古谷局長に言いますが、「大人になろう!雄介!」と笑顔で言われてしまいます。
神谷は、今のチームでやるべき理由を説明するので自分に5分くれと6人の局長たちを前に言います。
「局長たちは、この3億のコンペは次期社長が次の専属代理店を選ぶ顔見せだろうと考えている。しかしこの顔見せという認識が甘い。何か裏があるはずだ。」と神谷は言います。
新人賞で神谷に声がかかったということは、神谷が新人賞で出していたポスター作品に近いものが求められるはずだ。
だとすると、ポスターの仕事で3億は、顔見せの域を超えている。広告慣れしたサニートライ社が金銭感覚がザルなはずはない。
2007年に日本コカ・コーラ社が行った実験、『コカ・コーラ・ショック』。今までコカ・コーラは長年CМに莫大な予算を投下してきた。
しかし、街中で接触する屋外広告の方が売り場に近い分、CМより効果があるのでは?と仮説を立てた。
そして大幅に戦略を見直した結果、日本コカ・コーラ社は2007年、過去30年で最高益を出した。
それを元に、サニートライ社は新しい挑戦を共にできる共闘する相棒を欲しがっているのだ。」
と神谷は考えます。
しかし、それならなおさら新設チームを作るべきだという古谷局長。
神谷は、「組織の大きさで勝負する発想、大人数での打ち合わせ、ていのいいご機嫌伺い、そんな今の広告代理店が嫌いだ。」と言います。
「サニートライ社が従来の代理店を求めているなら新しいパートナーをコンペで選んだりしない。求めているのは『より新しい発想、より軽いフットワーク、より熱い情熱』」
だと神谷は言います。
それは、神谷チームを発足させたとき古谷局長自身が掲げたものでした。
「神谷チームは少数精鋭ブティック型組織。オレはこの組織像が新しい常識になると信じてる!神谷チームこそ広告代理店が目指すべき新しいチームの形!それは建前でも一度はあんたが口にした理想だろ!古谷局長!」
神谷はそう言います。
古谷局長は、自分も元々はデザイナーでした。
しかし自分の才能の無さを自覚し、
だからこそ組織が求める人材として振る舞って局長にのし上がってきたのでした。
神谷の演説で古谷局長は彼を認め、
今の神谷チームに3憶のコンペを任せることと決めます。
そしてライバル社である大日本広告社では、
神谷をずっと独立に誘っているエース八谷巧が、このコンペを任されていました。
神谷の部下である光一と三橋は、
なかなか協力し合えず、良いデザイン案も出せずにいました。
しかし、先輩の光一が三橋に頭を下げて分からない部分の教えを乞い、自分たちができない事を認めたうえで出した合作案は、神谷の目にかなうものとなっていました。
サニートライ社の3億コンペは
「スパンクスウォーター」という炭酸飲料の屋外広告を作るというものでした。
大日本広告社の八谷巧は、街中で広告を目にし、つい買ってしまうのはトップセールスの商品であり、広告効果が他に吸い取られるヴァンパイア効果が起こってしまう可能性があるため、屋外広告は悪手だと考えていました。
したがって、もっと堅実なプランを提案する、
「オリエン返し」をしようと考えていました。
そうするときっと今回のコンペでは負けてしまう。
けれど、いずれその誠意ある進言を思い出してくれるはずだ、
自分たちは未来の専属230億を獲りに行こうと提案します。
また、神谷が、八谷に勝ったら八谷と独立すると以前から言っているため、
今回のコンペで神谷が勝てば、自分と独立してくれるだろうと考えての事でもありました。
しかし、八谷の部下たちは、
いつも自分たちに勝利をくれる八谷を今回のコンペで勝たせたいと考えていました。
2007年当時、iPhoneがアメリカで発売されたころ、今後これからのデザインの在り方が変わると神谷は危機感を感じていました。
WEBというものが主戦場になり、サブカルはやがてメインカルチャーになる。
「これは革命だ。革命ってことは何かが滅ぶってことだ。近い将来、ジャンル不問の総合格闘技が始まるんだよ。そしてその時俺たちは急に新しいルールを受け入れられない。オレ達には誇りがあるからだ。このデザインという領域に誇りがある。新しい時代のクリエイターにじゃねぇ。オレたちはオレたちのプライドに殺される。」
そう神谷は言い、独立するならWEBに精通したテクニカルディレクターが必ず必要だと八谷に以前言っていました。
八谷は、あるWEB制作会社で自分の才能を持て余すエンジニア、戸塚春樹と出会います。
自分たちの会社に誘うならこの戸塚しかいないと確信し、神谷に電話をする八谷。しかし、コンペ中にそんな電話をしてきた八谷に神谷は激怒します。
「どうせやめる会社とか思ってねぇよな!?目の前の仕事に本気になれねぇヤツなら、オレは組まねぇぞ!」と言われ、
「オレはお前に勝ちたい。」と八谷は言います。
そして神谷は、「全力でオレに敗けろ。」と返します。
光一は、このまま神谷の後ろをついていけばきっとコンペには勝てるだろうが、もっと自分の仕事だと思える手ごたえが欲しいと考えていました。
そんな光一を、元上司の沢村はずっと心配しています。
そして年が明けて2008年、もうすぐプレゼンだという時に、光一は過労で倒れてしまいます。
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左ききのエレン(リメイク版) 13巻 感想・考察
13巻は、まさに会社が舞台のバトルマンガといった作りになっています。
ファンタジーでもなんでもなく、我々の身近にある仕事という題材でこんなにも熱くなれる作品が作れるなんて本当にすごいと思ってしまいます。
作中では、神谷と八谷の対決という構図になっていますが、
こんな風に真剣にケンカを挑めるということは仕事ならではであり、
何かに真剣に取り組むということの持つ圧倒的な熱量を感じ、読んでいて奮い立たせられます。
また、「コカ・コーラ・ショック」や、「ヴァンパイア効果」、iPhone普及による世の中の変化など、畑違いでも読んでいて勉強になりますし、興味深い内容の詰まった、濃い1冊となっています!
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次回第14巻ネタバレはこちらから
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