今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」39話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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君の全てを奪いたい 39話 あらすじ
前話のネタバレはこちら！
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過去。
頭から血を流して倒れているメーデイアに乳母は覆いかぶさり、逃げて下さいと頼みます。
テシオンは乳母を殴りました。
彼らが乳母を崖下に放り投げるのを、ヘリオが見ています。
ヘリオは乳母と目が合いました。
テシオンが送った人物が使用人たちを殺しました。
ヘリオは乳母に謝罪します。
殺して下さいと、乳母はヘリオにお願いします。
ヘリオは了承します。
どんな時も目を背けずに立ち向かってこそメーデイア様だと、乳母は言います。
現在。
プシュケーの体のメーデイアは、怪我している鳥をイアロスから受け取りました。
メーデイアの体のプシュケーは、もう一度と繰り返し言っています。
プシュケーの顔や腕は傷だらけです。
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君の全てを奪いたい 39話 ネタバレ
過去、ベリアード公爵邸。
テシオン・ベリアード公爵が持つ、柄の長い鎌のような物から、血がポタポタと垂れます。
頭から血を流して倒れているメーデイア・ベリアードに、
乳母は覆いかぶさり、逃げて下さいと頼みます。
父親よりも乳母が大事ならここで死んで、
乳母の娘にでも生まれ変わればいいと、テシオンは言い放ちます。
ガンッという音がしました。
最悪・・。
床が血の海となり、ようやく公爵は悔やみました。
父親が娘を殴りつけるとはどうかしてると。
だが乳母が代わりに死んでくれて良かったと、テシオンは思いました。
ｸｿが・・！！
森の中。
ベリアード公爵家の男性使用人2人が大きな袋を引きずっています。
袋から出した乳母を彼らが崖下に放り投げるのを、
ヘリオ・トロピウム侯爵が木の上から見下ろしています。
落下していく乳母と、下唇から血が出ているヘリオは目が合いました。
顔を隠した1人の人物が、使用人たちの前に立ちはだかります。
我々は身分の高い方に仕えていると、彼らは警告します。
すると、その人物は剣を抜き、
私を送ったのもテシオン・ベリアード公爵だと返しました。
血が飛び散り、血が剣から垂れます。
グサッという音がします。
完全に証拠隠滅するために、乳母の処理をした人間も殺すってか・・
ベリアード公爵が処理するために手を回したんだ、
それなのに私は何を恐れて見ていたんだ？と、ヘリオは崖下に走りながら思います。
大きな岩の上に落下した乳母が、ヘリオを呼びます。
ヘリオは乳母の手を自分の頬に当て、刺されながらも傍観していた私を許してくれ、助けるべきだったと、涙を流しながら話します。
これでいいと、乳母は言います。
ヘリオはそれを否定します。
十分助けられた。
乳母は死ぬほど殴られ、剣で刺されてなお生きていた。
乳母を連れて逃げても、あの者たちは暗殺者に殺され、公爵の耳には届かなかったはず。
離れた場所に住まわせて、メーデイア様に会わせることもできたかもしれない。
悲しすぎるでしょ・・
ヘリオは乳母を寄りかからせ、助けてやると言います。
ヘリオの背後に血まみれの片足があります。
助けてやるなんて傲慢な言葉だと、ヘリオは思います。
人の命が思い通りにならないことを、ヘリオは嫌というほど知っています。
ヘリオは耳元で命が尽きる音が聞こえました。
大雨になりました。
乳母はヘリオにお願いします。
私の話が終わったら殺して下さいと。
苦しいと、乳母は涙を流しながら言います。
分かった、慣れていると、ヘリオは微笑を浮かべて了承します。
辛すぎて・・
しかし、ヘリオは平気ではありません。
武器にできるのは（自分の）手しかないのです。
乳母の言葉が続くことを、ヘリオは願うしかありませんでした。
・・・。
乳母の話。
屋敷にメーデイア様が飲み込まれていくような気がした。
お嬢様に最後に言った言葉は、「逃げて下さい」だった。
でも突き落とされた時、走馬灯のように思い浮かんだ__
メーデイアは乳母と手を繋いでベッドに横になっています。
自分のことも考えてほしいと、メーデイアは乳母に言います。メーデイア様が平穏に暮らせれば幸せだと、乳母は返します。
平和など存在しない、あったとすれば目を背けて生きているだけだと、メーデイアは言います。
どんな時も目を背けずに立ち向かってこそメーデイア様だと、乳母はヘリオに言います。
涙が止まらん。
現在。
プシュケー・ポリーの体のメーデイアは、
イアロス・オルーナ・エファラント皇太子から、怪我している鳥を受け取りました。
メーデイアは元の体に戻る方法にとっくに気づいていました。
えっ・・？どういうこと・・？
そして神性、使う（える）の・・？
__
一方ベリアード公爵邸__
メーデイアの体のプシュケーは、
（神性を）もう一度と繰り返し、大粒の涙を流しています。
一方神性のコントロールを失ったプシュケーね。
手まで悪化してる・・？逆効果になってる・・？
プシュケーの顔や腕は傷だらけです。
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君の全てを奪いたい 39話 感想・考察
今話・・辛すぎないか・・？
ヘリオは乳母が死んだと思っていたので、仕方がない面もあると思います。
乳母に痛い思いをさせて、ヘリオに辛い思いをさせたテシオンが本当に許せないです。
そしてメーデイアはイアロスの前で神性を使うそぶりをするし、
一方のプシュケーは神性が使えなくなる（むしろ悪化させる）し、
これってもしかして・・
2人の関係から目が話せない・・！
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次回第40話ネタバレはこちらから
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