今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」24話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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君の全てを奪いたい 24話 あらすじ
前話のネタバレはこちら！
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剣を学べと、イアロスはメーデイアに告げました。
興がそがれたベリアード公爵は、使用人に棒状のものを渡しました。
プシュケーはメイドの傷に触れました。
メーデイア様の乳母は公爵に暴力を振るわれて亡くなったと、プシュケーは察しました。
プシュケーが皇太子妃になってしまったせいで。
プシュケーは馬車でヘリオに会いに行きます__
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君の全てを奪いたい 24話 ネタバレ
ポリー伯爵邸。
血まみれのイアロス・オルーナ・エファラント皇太子が床に倒れました。
血がついた燭台を持った、プシュケー・ポリーの体になったメーデイア・ベリアードは、呼吸を荒くしてこれからどうするか自問します。
メーデイアはイアロスの顔を見て高笑いします。
やった・・のか・・？
現実。
イアロスがメーデイアの手を握り、プシュケーの名を心配そうに何度も呼びます。
昔の夢でも見たか、イアロスは尋ねます。
メーデイアは肯定します。
イアロスを簡単に殺したら面白味がないと、メーデイアは思います。
イアロスはメーデイアの手の甲にキスし、私の負けだ、剣を学べと告げました。
夢ね・・
やっぱりメーデイアは”復讐”してから殺すって思ってるのね。自分が殺されるかもしれないのにすごい執念よね・・。
そしてイアロスはまだメーデイアが騎士たちを殺したって気付いてはいないみたいね。
ベリアード公爵邸。
興がそがれたベリアード公爵は、男性の使用人に棒状のものを渡しました。
メーデイアの体になったプシュケーは、メイドの傷に手を触れました。
メーデイア様の乳母は公爵に暴力を振るわれて亡くなったと、プシュケーは察しました。
プシュケーが皇太子妃になってしまったせいでです。
プシュケーは精神を抑えられなくなり呻きます。
メイドは悲鳴を上げ、プシュケーを部屋へ運びます。
__
プシュケーは自分の部屋で嗚咽しています。
扉の外に先程のメイドが心配そうに立ち、メーデイアの名を呼びます。
全部私のせいだと、プシュケーは考えていました。
プシュケーはメーデイアの服の袖を掴みました。
メーデイアはその手を勢いよく振り払います。プシュケーは振り払われた手に悲しそうに触れます。
皇太子妃の座がそんなに大事だったのかとプシュケーが問いかけると、メーデイアの足が止まりました。
私は公女様が殿下の婚約者になったとしても友達でいたいと思っていた
と、プシュケーは訴えます。
でも公女様は権威のためなら友情など必要ないようだ
とプシュケーは話し、涙を流します。
メーデイアは乾いた笑いを浮かべます。
・・違うんよ・・。
あれから色々あって・・。
現在。
プシュケーは暗いバルコニーに出て、全て私が台無しにしたと言い、大粒の涙を零します。
これはプシュケーが背負うにはあまりに重い罰です。
まだプシュケーはイアロスの裏切りさえ受け入れられずにいるのに。
逃げ出したいと、プシュケーは思います。
しかし、
背を向けたくても逃げ出さないと自分が誓ったこと、
とメーデイアが言ったことを、プシュケーは思い返します。
プシュケーはへたり込み、唇を結んで前を見据えます。
__
プシュケーは馬車に乗ろうとしています。
お父様に呼ばれたらドレスを見に行ったと伝えてと、プシュケーは使用人に頼みます。
馬車の中。
プシュケーは本当はヘリオ・トロピウム侯爵に会いに行きます。
・・ふむ。
と、プシュケーはヘリオに言われていました。
こう言ったのは、メーデイアがヘーネル王に求婚されたことを知らないからです。
かえって今は浮いた話が必要なはずです。
私も私なりの力で闘うと、プシュケーは決意します。
ガタンという音がしました。
石がつかえたので別の道を回っていくと、使用人が言います。
馬がいななき、またガタンという音がしました。
外が騒がしいので、プシュケーは窓に顔を近づけました。
出てはいけないと、プシュケーがかばったメイドが注意します。
メイドは何か隠しているようです。
プシュケーはメイドの制止を振り切って外に出ました。
道に人混みができています。
他の道を使って下さいと、男性が険しい表情で言います。
やはりベリアード公女かと、1人がブツブツ言います。
どの道も同じ状況だった、わざと道を塞いでるんだろと、ベリアード家の使用人が怒鳴ります。
メーデイアへの嫌がらせ・・
プシュケーは急にヘリオの言葉を思い出しました。
という言葉を。
群衆と使用人で口論になっています。
石がプシュケーの額に当たって血が出ました。
使用人に言われ、プシュケーは馬に乗ります。
男性の使用人は剣を抜き、誰の仕業だと怒鳴ります。
投げたのは僕だという子供の声がしました。
こんな子供まで・・
男の子が前に出て、人殺しと叫びます。
使用人が剣を握ると、男の子の父親らしき男性が許しを請いました。
その子に手を出すなと、馬上のプシュケーが怒鳴りました。
使用人は頭を下げ、男性は公女様と呟きます。
メイドはプシュケーに待っているように言い、馬車を調達に行きました。
通りがザワついています。
__
街で人形劇が始まりました。
プシュケーはそれを覗きます。
人形は誰かに似ています。
メーデイアとプシュケーとイアロス・・。
王子様と結婚した魔女は美しい国を手に入れようとしましたが、心の美しいお姫様が現れ、王子様の心を奪いました。
魔女は激怒しました。
王子の生誕祭で姫を殺してやると、魔女は叫びます。
この悪女の首を斬れと、剣を構えた王子の人形が命じます。魔女の首は引きちぎられました。
魔女＝メーデイア・王子様＝イアロス・お姫様＝プシュケーね・・。
人形劇を観ている子供たちは興奮しています。
プシュケーは口を押さえます。
わざと似せたのです。
人々が誤解するように。
コレ、イアロスの仕業なのかな。。近くの街までメーデイアを嫌わせようとこんな人形劇まで作らせて・・？
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君の全てを奪いたい 24話 感想・考察
メーデイアが剣を学べば、メーデイアが強くても誤魔化せるのでいいと思います。
終盤の人形劇、相当な胸糞展開でした・・！
なんでここまで手の込んだことやるの・・？メーデイアが恨まれるようなことしたっけ・・？
一方で人形がとても可愛くて、欲しいと思いました。
キャッチーな感じにしやがって・・笑
人形劇はイアロスが仕掛けたのでしょう。
ヘリオに会いに行くまでも困難が多そうで続きが気になります・・！
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次回第25話ネタバレはこちらから
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