今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」17話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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君の全てを奪いたい 17話 あらすじ
前話のネタバレはこちら！
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神の胸で、メーデイアは自分の姿に戻りました。
メーデイアは壁の穴を覗き込みました。
ボロボロの服でうつろな目の少女、プシュケーがいました。
母はプシュケーを長年、地下室に閉じ込めていました。
イアロスのおかげで、プシュケーは地下室から出られました。
祈りの日、プシュケーは己の死を神に願いました。
その直後、教皇から贈られた、プシュケーがつけているネックレスが反応しました。
メーデイアはプシュケーのこれまでの人生を見ました。
帯状の光がメーデイアの傍で輝きます。
ドクドクという音がします。
現実。
イアロスから贈られた、プシュケーの体になったメーデイアがつけているネックレスに血が垂れました。
ネックレスが光を放ちます。
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君の全てを奪いたい 17話 ネタバレ
夜の庭園。
プシュケー・ポリーの体になったメーデイア・ベリアードは、
左目を斬られ、腹部を毒を塗られた剣で刺され、目を瞑って地面に横たわっています。
メーデイアの体になったプシュケーと、
ヘリオ・トロピウム侯爵は、メーデイアの傍でうなだれています。
と、プシュケーは思います。
__
とある水の中__
自分（本人）のメーデイアは目を開き、せき込みます。
息ができます。
メーデイアの潜在意識・・？
ここは、祈りの日に神殿で導かれた、神の胸。
私は死んだのか、メーデイアは問いかけます。
神は答えません。
あの時に落ちた水の底か・・
なぜか意識だけワープしたのね。
メーデイアは長時間歩きました。
高くて頑丈な壁が行く手を阻みました。
メーデイアが壁をたどってしばらく歩くと、小さな穴を見つけました。
メーデイアは穴を覗き込みます。
と、ボロボロの服、うつろな目の少女が質問します。
メーデイアは驚愕します。
メーデイアに放った言葉ではありません。
その少女はプシュケーです。
穴からプシュケーの地下室が見えたのね・・。
プシュケーは隣に腰かけている母に、外の世界が描かれた童話の本を見せます。
母の左胸は赤くなっています。
私もドアの外に出ちゃ駄目？と、プシュケーは質問します。
外は危険だと、母は怒鳴ります。
あなたが神様に愛された子だと知られれば、たくさんの人があなたを殺そうとすると、母は主張します。
母は他の童話をプシュケーに読み聞かせます。
神に愛された姫は、城で宝石に囲まれ暮らしていました。
しかし、神の愛を信じなかったその姫は呪いを受け、永遠の眠りにつきました。}
だから神の愛を疑ってはいけないと、母は言い聞かせます。
神の顔を見たことすらないのになぜ信じなければならないの？
と、プシュケーは不思議に思います。
プシュケーの新しい部屋。
部屋にやって来た父が、
これまで母さんのせいで苦労しただろう、今日からここがお前の部屋だと、告げました。
大木の根元。
プレゼントは受け取ったか？と、幹にもたれかかった男性がプシュケーに尋ねます。
プシュケーは嬉し涙を流して、笑顔のイアロスを見つめます。
イアロスこそがプシュケーの神でした。
・・・。
プシュケーとイアロスは、並んでその木の根元に座っています。
目を瞑ったイアロスは、君さえいれば本物の神になれると言います。
プシュケーがこの神とずっと愛し合うためには、
疑わないこと、逆らわないこと。
ベリアード公女とは距離を置いた方がいいと、イアロスは冷たい表情で助言します。
メーデイア様は初めてできた友達だと、プシュケーは笑って返します。
プシュケーは心から祈りました。
神が私を愛しているのなら、この平和が長く続くようにと。
__
神の胸。
穴からずっと覗いていたメーデイアは、拳を握りしめます。
この先は、プシュケーは愛する人がいるにもかかわらず、
皇帝の命令で顔も知らない男と結婚を言い渡されます。
その不幸から逃れたと思えば、
今度は、愛する人とたった1人の友人が結ばれる光景を自分の目で見ることになりました。
イアロスとメーデイア、だね。。
メーデイアはこの壁の意味が分かりました。
この世から己を守るための壁なのです。
穴の中からプシュケーの本音が聞こえてきました。
と。
祈りの日、プシュケーも神に祈りを捧げました。
と。
その直後、プシュケーが教皇から贈られた十字架のネックレスが反応しました。
プシュケーの願いは己の死でした。
あのとき。メーデイアがプシュケーの全てを奪いたいって思ったとき。プシュケーも死にたいって思ってた・・。
これがお前が欲しがっていたプシュケーの人生だ、
ならばこの娘の悲劇もお前のものだ
という、神の声がしました。
こんな風には死ねない、
罪を犯した者は別にいるのになぜ私たちが苦しむ？と、メーデイアは返します。
すると、帯状の光がメーデイアの傍で輝きました。
ドクドクという音がします。
私は傍観するだけの神ではなく、
あの愚かな女を信じている、
プシュケーは人を信じさせる力を持っていると、メーデイアは語ります。
私たちの喜劇はここから始まると、メーデイアは叫びます。
とととと鳥肌・・！！
__
庭園。
死を刻む秒針が迫る音が聞こえました。
もう一度だけチャンスを、今度は立ち向かうからと、プシュケーは心の中で叫びます。
イアロスから贈られた、メーデイアがつけている金のネックレスに血が垂れました。
そのネックレスが光を放ちます。
祈りの日、今年の安寧を祈る贈り物として、
教皇は十字架のネックレスをプシュケーの首にかけました。生誕祭で付けてほしいと、
イアロスはプシュケーの体になったメーデイアに金のネックレスを贈りました。
皇室を守る精鋭の騎士団の最後の一人は、
金のネックレスごとメーデイアの胸倉を掴みました。
金のネックレスが光っていることに、ヘリオも気づきました。
メーデイアの腹部の傷と目元の傷が消えていきます。
メーデイアは目を開けました。
きいいたああああああ！！！！！
（・・でもなんでイアロスから送られたネックレスから治癒が・・？
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君の全てを奪いたい 17話 感想・考察
プシュケーの父は赤目でした。
イアロスの手下の謎の女は、彼の娘ではと思いました。
ふむ。そしたらプシュケーの姉・・・？
そして、プシュケーの父は異様に若く見えました。
プシュケーの母の左胸が赤くなっていたのは、父が殴ったのではないでしょうか。
さて、今話でまた物語がひとつ転換します。
まず、メーデイアはあの神の胸に落ちた時ですら、
プシュケーを恨んではいなかった。むしろ信じていたかった。
そして、ネックレス・・。
これなんでイアロスから貰ったネックレスから治癒が発動するのさ？治癒するならなんでプシュケーを殺そうとする？生きたまま何度も刺したいから？そんなわけないよね、意味わからない・・！
イアロスは2つのネックレスに不思議な力があることを分かっていて、プシュケーに与えたのでしょうか？
そっか本人知らなくて渡した可能性がある。
でもそしたらわざわざプレゼント渡すかしら・・？
傷が消えた時と、メーデイアが目を開けた時、歓喜しました。
3人で協力して、イアロスに逆襲してほしいです。
いや！本当それ！！！
プシュケーも今後は立ち向かうって言ってたし！
そして、まずはメーデイアよかったあああああああああ
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次回第18話ネタバレはこちらから
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