こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」44話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 44話 あらすじ
前話43話のネタバレはこちら
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その日後藤田のために、百々子とおチカが料理をふるまいました。
後藤田は喜んで食事を取ります。
そこで後藤田は使用人もみんな一緒に食事を取ると言い、百々子へ承諾を得ます。
その光景を見た富岡はショックで体を震わせるのです。
大人数の食卓で百々子も驚きます。
おチカは百々子の作った料理を大層気に入った様子で、
次はいつかと問い周りの女中から叱られるのでした。
富岡は帰宅の途につく中でも文句を並べます。
百々子は小さく反論しようとしますが、それ以上は何も言わずにいるのでした___
女性の立場がまだ弱かった頃の時代背景もわかります・・
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声なきものの唄 44話 ネタバレ
後藤田に自身で作ったものを食べてほしいと、
おチカに教わり一から食事を作った百々子。
そうして何故かおチカが鼻高々です。
しかし料理をたくさん作りすぎて余っているのです。
すると後藤田は皆でいただこうと告げ、女中たちを集めて食卓を囲もうと進言し、
そして百々子にも同意を得ようとします。そのことに百々子は心底驚きます。
たくさんの女中たちが同じ食卓を囲むことに、百々子付きの富岡は体を震わせます。
賑やかな食卓に百々子は再び驚きます。
そしておチカはあまりのおいしさに、
次回はいつ作ってくれるのかと問いかけ、周りの女中から叱られるのでした。
百々子たちを見送る後藤田に、おチカは帰宅したときの雰囲気を察していて、
気が晴れたかを問いかけます。
しかしそんな後藤田たちを陰から見ている怪しい男たちがいます。
何かに気づいた後藤田ですが、その姿を確認することはできませんでした。
コイツらは・・！？
その頃帰宅の途につく百々子と富岡でしたが、
富岡は身分のけじめがなっていないと怒り心頭。
しかし百々子は何かを告げようとしますが、それ以上言葉はありませんでした。
大来家の別邸に帰宅した2人を女中たちが出迎えます。
百々子は祖父からの言いつけで、
通いやすい別邸に祖父と母と三人で身を寄せているのです。
そうして出迎えた母は、帰宅が遅くなったことを叱ります。
今日は祖父と父、そして父の妾であるお登勢がやってきていると言うのです。
祖父と父に挨拶をしに、百々子は向かいます。
そこで祖父は許婚と仲良くなることを良しとする中で、
父は一言百々子に言う為に別邸にやってきたと言います。
彼は百々子の縁談に反対しているのでした。
その言葉にお登勢が宥めます。
父は百々子の縁談の相手が後藤田ということが気に食わないのです。
そんな父に祖父はことわざを教え、後藤田の勢いを買っていることと告げるのでした。
面目の潰れた父の代わりに場を盛り上げるのはお登勢でした。
彼女には父との間に娘が二人おり、その子たちの縁談も祖父に頼むと笑うのでした。
そうして祖父は百々子を下げさせます。
母は百々子と夕飯を取るために板の間で待っていました。
百々子は着替えを済ませ、戻ります。
昔から大来家では女たちの食事は板の間でした。
食事も残ったものや焦げたものを女が食します。
そうして育った百々子には今日の後藤田家の女中たちと一緒に取った食事は驚きでしかありませんでした。
昔はこうだったんだね・・
だから百々子は・・！
その楽しさを思い出し笑いする百々子でしたが、母は行儀が悪いと叱るのでした。
たった二人、板の間での食事に会話などありません。
食事を終えた百々子はお風呂へと下がります。
母は父たちの晩酌が終わるまで部屋の前で待機します。
そうして男の後ろを歩くように躾られてきた百々子。
彼女には一人だけその例外がいることを知っています。
父の妾であるお登勢でした。
彼女だけは父と同じ場所でご飯を取ります。それが不思議だったのでした__
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声なきものの唄 44話 感想・考察
今回は物静かな百々子の生い立ちを知ることのできる回です。
彼女の静かな部分はしつけによるところが多いのですね。素晴らしいです。
見どころは後藤田家の女中であるおチカとの関係を深めて行く百々子。
この二人は対照的でありながら、どこか似ている部分があるのだろうなと感じます。
きっと百々子もこんな風に明るく、もっと楽しげに生きたいのだろうなと、
感じてしまいなんだか理不尽さを感じてしまいます。
時代と言われればそれまでですが、そこがかなり複雑で面白いですね・・・！
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次回45話のネタバレはこちら！
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