今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」79話を読んだので紹介したいと思います。
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ある日、お姫様になってしまった件について
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ある日、お姫様になってしまった件について79話 あらすじ
前話78話のネタバレはこちら!
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クロードの執務室でアタナシアは父親の顔を見ながらそんなことをぼんやりと考えていると、
クロードから訝しげに見られてしまいます。
とっさに目の前に広げていた参考書の問題が解けない、と言い訳をしたアタナシア。
するとクロードは、
『ふむ。俺が見てやろうか?』
と意外すぎる反応。
えっ!?
そのままアタナシアのそばに寄ります。
クロードとアタナシア親子2人だけの授業が始まります____?
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ある日、お姫様になってしまった件について 79話 ネタバレ
(本当かしら・・)
(確かに、パパは執務も補佐官を置かずにひとりでこなしているように見えるし、
そりゃ、、たまにフィリックスの力を借りてるとは思うけど、王付き護衛の身分で出来ることは限られてるし…
きっと忙しいに違いないけど、
執務をほったらかしにしたことなんて見たことないし、きっちり時間通りにいつも仕上げてる。
あとびっくりするんだけど、
パパは祝賀会や祝日、王の誕生日の時なんかはきっちり正装して参加するのよね。)
クロードの外行きの格好素敵すぎ・・!(本誌必見)
(もちろん今はパパが暴君なんかじゃないってわかる。
でも、誰かに“クロードってどんな人?”って聞かれたら返答に困るのよね・・
や、ただ、“パパだよ”としか・・)
(パパの一般的なことについては小説で読んだけど、でも・・)
『なんだ。』
クロードの執務室。
アタナシアと2人きりのクロードは自分のことをさっきからジロジロと見つめるアタナシアに怪訝そうな顔をします。
『あぁ!えっと、、ちょっと勉強中で難問につまづいてて・・』
アタナシアはクロードの執務机の横に机をつけて学習していましたが、、
いや、ボーッとクロードを見てました。笑
(気付かれちゃうくらい、そんなに私露骨に見てたのね・・!)
とっさに広げていた参考書への言い訳に逃げます。
『ふむ。俺が見てやろうか?』
『えっ?』
えっ!!!!?
(よっと。)
クロードはアタナシアの机に移動しておもむろにアタナシアが広げていた参考書を取り上げて見始めます。
(!?
パパは私が助けを求めてるって思ったのかしら!)
『この部分は、〇〇の方法を使え。
で、ここを入れ替えて・・ペラペラ
丁寧に解説してくれるクロード!!
とはいえ、、お前の歳のわりにはよくやってると思うぞ。』
『あ、、ありがとうパパ・・。
(しかも、とってもわかりやすいわね・・。)』
『他にわからないところはあるか?』
『大丈夫よ。
(パパのこんな側面が見れるなんて予想しなかったわ・・)』
や、優しい。
___
(パパは最近私に良くしてくれている。
まるで記憶を失う前のパパがそうしたように良くしようとしてくれるように感じる。。
でも、まだ記憶は戻っていないようね。。
パパは前、私にひどく当たったことに罪悪感を感じているのかしら。。)
『一生懸命勉強してるのな。』
『え…と、そうかしら?』
『そんなに頑張ってやる必要なんてないぞ。』
『でも、勉強するのちょっと楽しいの。』
『楽しい、か…』
『それと、みんなが褒めてくれるのが嬉しいの。』
へへ・・とアタナシアは微笑みます。
バッ‥‼︎
クロードの過去の記憶、アナスタシウスに勉強を褒められている映像が思い起こされます。
『パパは、、勉強するのは好き?』
『…わからない。
好きかどうかで考えたことがなかった。』
『”パパはすごい努力家だと思うけどね・・”』
『?』
アタナシアはルーカスが言っていたことを繰り返します。
『最近、ルーカスに魔法を習ってるの。私だってパパみたいになりたいから。
難しそうなのはわかってたけど、でも、、思ったよりかなり難しくて・・』
『ルーカスが言ってたの。
パパはすごく努力するんだって、でも私頑張ってるパパ全く想像出来なくて。。』
“うぉぉ!オラはやるぞぉ!!”(メラメラ)
ドラゴ○ボールの悟空みたいなクロードを思い浮かべるアタナシア笑
『そうだ!ちょっと私が習ったことここでやってみてもいい?』
コクっと頷くクロード。
ムムムと参考書に念力のようなものをかけるアタナシア。
フワッ
目の前の参考書が少しだけ空中に上がります。
『おぉ!うまくいっ・・
バシュ‼︎
『あっ!!』
持ち上がったと思った参考書はなぜか爆発し紙のページがバラバラに吹き飛び、
そのまま紙のページがクロードの顔に何枚か直撃します。
呆然とするアタナシア。無言のクロード。舞い落ちる本のページたち。笑
『ご・・ごめんなさい・・』
『まだ、、完璧に使いこなせていないようだな。。』
クロードは床にハラリハラリ落ちていくページたちを見ながらアタナシアに話しかけます。
『物体の内部に力を込める必要はない。
その代わり、物体自体を包み込むようにしてみろ。それが出来たら上げろ。』
クロードが目をやっていた本のページたちがクロードの力で元の本に戻り、そのままアタナシアの手元に帰ってきます。
パパ、格好いい!
(あと、ルーカスの教えとは一体。。
“ポン!””シュッ”のやつ。笑)
『もう一回、やってみろ。』
『う、うん・・』
(包み込むようにして、、上げる、、)
フワッ・・
今度は本がきちんと空中でゆっくり上がります・・。
『えっ??できた!
できたよパパ!』
アタナシアは嬉しそうにクロードを見ます。
『よくやった。』
クロードはアタナシアをちゃんと見て、微笑みます。
(パパが・・・笑った・・・。)
えええぇえええ!!
泣ける!!!!
『だ、だって私は、パパの娘だから。
ズキッ‼︎
アタナシアがパパの娘、という言葉を出した瞬間クロードの頭痛が突然始まります。
『今すぐ、、出ていけ、、。』
『パパ!?また頭痛が始まったの・・!?』
『早く出ていけ!!!』
ビクッ!とするアタナシア・・。
今の今まで良い雰囲気だったのに・・
『わ、、わかったわ・・』
タッタッタッ‥
アタナシアは急いで部屋から退出します___
___
深夜__クロードの寝室。
クロードはひとりアタナシアについて考えています___
記憶は、戻らない・・。
全く知らない子供。
でも俺の記憶にいる子供。
認めようとは思わなかった。
でも殺すこともできなかった。
俺は感情を捨てて、、
忘れるために暗黒魔法に手を出した。
(この子は私の代わり・・)
記憶の中のダイアナが話しかけます。
完全に見捨てようと思っていた子供が、なぜ未だそばにいるんだ・・?
(だ、だって私は、パパの娘だから。)
先ほどのアタナシアの顔も思い浮かびます。
俺はアイツを何度も突き放した。
だが、挫けず、俺を恐れもせず、、
再度記憶の中のダイアナが話しかけます。
(あなたが私を脅そうとも、私は離れませんよ。
だって私は、陛下の妻ですから。)
陛下の妻、パパの娘。
この親子の言葉がまたクロードの記憶を揺さぶったんだね。
『…生意気なところまでアイツにそっくりだ…。』
クロードは寝室でひとり、腕で目を塞ぎ、呟きました__
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ある日、お姫様になってしまった件について 79話 感想・考察
記憶は全く戻っていない。
でも、目の前にいる子供は自分の子供。
当初はクロード自身も混乱して、
最初こそアタナシアにつらく当たることもありましたが、
今話では、アタナシアの勉強を見てあげよう、
過去の自分だったらこうしたんじゃないか?、
という思い遣りでアタナシアに接するクロードがたまらなく愛おしいです。
『よくやった。』
って、アタナシアを嬉しそうに見たクロード。
わたしは涙腺が決壊しました。。
しかし、魔法を褒められたアタナシアが伝えた言葉、
これがダイアナの言葉とかぶり、文脈背景こそ異なれ、クロードを苦しめてしまいます。。
だって私は、パパの娘だから。
だって私は、陛下の妻ですから。
リペ茶の時もそうでしたが、
アタナシアが母親ダイアナそっくりの台詞を言うのを聞くと、クロードの過去の記憶が呼び起こされ、頭痛が発生してしまうようです。
これが、記憶を消す黒魔術の副作用なの・・?
だとしたらアタナシアを思い出すたびに苦しむやん・・。
その時にアタナシアに出来ることは離れることだけ・・。
ルーカス!早く助けておくれ・・。
と願わずにはいられない79話でした。
次回も気になります・・!
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次回第80話ネタバレはこちらから
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