こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は漫画：野口芽衣 先生、原作：甘沢林檎 先生の「異世界でカフェを開店しました。」３巻を読んだので紹介したいと思います。
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異世界でカフェを開店しました。３巻 前回までのあらすじ
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世界王室会議での料理指南役として王室料理人達に料理の指導をする事になったリサ。
早速夕食の献立を見て余りのひどさにショックを受ける。
夕食の時間までに速攻で作り直しを命じるリサは、スープ、サラダ、魚のムニエルを調理方法を料理人達に指導する。
料理長であるマキニスを始め、料理人達は作り直された料理の美味しさに感嘆の声をあげるのだった。
こうして王室料理人達に受け入れてもらえたリサと助手のジークは週に2，3日のペースで王宮へ通い料理指導に励んでいた。
そんなある日、リサが仕事で遅れる為ジークは1人で先に王宮へ向かう。
そこで副料理長のキースとジークは料理人としての考え方で険悪なムードになる。
その日から何かにつけて言い争いを始める２人はその度に料理長のマキニスに叱られていた。
そんな２人を見たリサは少し呆れつつも、ジークにとってキースがいい刺激になればと思うのであった。
そんなある日、ある人物がリサを訪ねて厨房へとやって来る。
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異世界でカフェを開店しました。３巻 ネタバレ
厨房に現れたのはフェリフォミア国の王太子、エドガーであった。突然の王太子の来訪に慌てる厨房の面々とリサ。
そこにエドガーを追いかけてきたギルも合流し、ひとまず厨房では話が出来ないので場所を変えることに。
エドガーは宮廷の料理が美味しくなった立役者であるリサに直接お礼を言い、ハンバーグが食べたいとリクエストをしに来たのだ。
そして王室会議の料理も期待しているとリサを激励した。
料理指導から２ヶ月後、遂に世界王室会議が開催される。２日間に渡る料理の１日目は８品のフルコース料理。
この日の為に腕を磨いた料理人達が各担当の料理をつくる中、小さなトラブルは発生するも、マキニス料理長の指示やリサのアドバイスによって順調に進んでいく。
調理も終盤に差し掛かり、食後のデザートであるミルフィーユで使うパイ生地を貯蔵庫へ取りに行ったリサは、給仕のメイドとぶつかりパイ生地を落として割ってしまう。
最後の最後でコース料理を台無しにしてしまったとリサはショックを受ける。
このコース料理で一番楽しみにされているデザートが提供出来ないとなれば、晩餐会は失敗となる。
落ち込むリサだったが、リサの実力が発揮できるデザートが提供されないのが悔しいと、諦めきれないジークは何か方法がないかとリサに尋ねる。
動揺で完全に思考が停止してしまったリサであったが、口直しで提供する予定だったシャーベットを使ってパフェを作ることを思いつく。
とっさの機転でデザートを完成させる事ができ、無事に１日目の料理で各国の要人達をもてなすことが出来た。
２日目は舞踏会という事でリサは立食形式を提案していた。
その為、サンドイッチやミートパイなどのフィンガーフードを料理人達が、デザートをリサとジークが作っていく。
舞踏会への提供料理が次々完成していく中で、リサはやってきた侍女にアデル王妃が呼んでいると言われ、厨房から連れ出されてしまう。
突然侍女達に身体を洗われ身支度を整えられ、ドレスで着飾られたリサの前にアデル王妃と義母のシアが現れる。
二人はリサに内緒で舞踏会に招待するサプライズを立てていたのだ。
驚きと緊張を隠しきれないリサはこのまま逃げてしまおうかとまで考えるが、王太子のエドガーからも頼まれてしまっては引き返せず、エドガーのエスコートで舞踏会場へと足を運ぶ。
会場で待っていた国王と王妃に挨拶をした後、国王は来賓客達にリサを紹介する。
今並んでいる料理を作ったのがリサであること、リサの功績によってこの国の食文化が大きな変革を迎える事。
リサに対し最大の賛辞を送る国王と来賓達。
その光景を見たリサは、元々はこの世界の料理が不味かったから始めた事であり、店を始めたのも自分に出来ることがそれくらいだっただけで全ては自分の為だったことから、自分が称賛される事に後ろめたさを持っていた。
しかし、大勢の人が自分の料理を喜んでくれる姿を見てとても幸せを感じ、自分がこの世界に来て料理人になって良かったと改めて感じる。
これからも自分の料理を食べて喜んでくれる人がいる限り料理を作り続ける決意を固めるのであった。
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異世界でカフェを開店しました。３巻 みどころ
今巻の見所はやはり成長する料理長とジークです。
初対面であれほど邪険にしていたリサの指導を受け入れ、更に休日を使ってまでリサに料理を習いに行く姿は正に料理人！
プライドなど関係なく、国の宮廷料理人としてふさわしい技術を身に付け、それをものにしました。
これからも出てきて欲しいキャラクターです♪
ジークも副料理長のキースとのひと悶着から、キースだけには負けたくないと対抗心を燃やし、デザート作りをマスターします。
リサ以外であれば、今この国で一番のデザート職人にまで腕は上がっており、このままジークはパティシエ専門になるのでしょうか？
また、リサの義父であるギルがエドガーを追いかけてきた理由がいかにも娘を持ったお父さんであるのが微笑ましいです。
リサが何故この世界に呼ばれたかが今回で明かされているのですが、そこは是非ご自分の目で確かめてくださいね。
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