今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」76話を読んだので紹介したいと思います。
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ある日、お姫様になってしまった件について76話 あらすじ
前話75話のネタバレはこちら!
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ジェニットはアタナシアから城下町でもらったミサンガをジッと見つめ幸せを噛み締めます。
先日の3人のお茶会を思い出し、
(陛下と姫様はとっても良くしてくれた。もしこのまま仲の良い関係を続けていければ、きっと、きっとほんとの家族になれるよね?)
ロジャーが伝えた、
『今はまだその時じゃない』
その言葉が焦ったく思いますが、もう少しだけ、待とうと思います。
ジェニット・・(複雑な思い)
一方アタナシアはクロードを『パパ!』と呼び、
湖まで出掛けることを提案します。
いつものクロードであれば、“出ていけ””静かにしろ”
と一蹴されますが、今日は様子が異なり___?
えっ!変化が?
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ある日、お姫様になってしまった件について 76話 ネタバレ
ジェニットの寝室
ガチャッ
ジェニットは小物入れを開けてアタナシアからもらったピンクのミサンガを取り出して眺めます。
腕につけてると願いが叶うんだって。』
(できるなら、毎日着けていたいけど、、
おじさんとイゼキエルが気付いて質問されちゃうから、、
姫様が言うには、持っているだけで効果あるってことだから、
だから、今はここに大事にしまっておくね)
アタナシアからもらったミサンガは、アタナシアと会う時だけ着けるジェニット。
そのままジェニットは自分のベットに飛び込みます。
“きゃぁーっ”って言いながらダイブするジェニット。(かわいい)
ジェニットは先日の3人のお茶会を思い出します。
(いま、とっても幸せ。
陛下と姫様はとっても良くしてくれた。
もしこのまま仲の良い関係を続けていければ、きっと
きっとほんとの家族になれるよね?)
”まだ早すぎる。少し待ちなさい。”
前にロジャー・アルフィアス公爵がジェニットに言った言葉が思い返されます。
(いつ、おじさんは陛下に真実を伝えるのかな。まだ、早いのかな。
いま伝えちゃったら姫様は喜んでくれない、、のかな?)
先日、アタナシアに
(ううん!悪いこと考えるのはやめ!
もう少しだけ、待ってみよう…)
___
アタナシアの寝室
『リリー、フィリックス』
側で壁掛けの絵画の手入れをしていた2人をアタナシアは呼びます。
『誰かに好きだって思われたこと、ある?
誰かが、、自分のこと好きだってわかったら2人はどうする?』
リリアンとフィリックスの時が止まります。
『あ、何か訳があるってことじゃないの、単なる好奇心よ。』
持っていた額縁を落とすリリアン。
それを“うおあっ”って言って拾うフィリックス。笑
『だ、誰かに好いてもらうこと・・』
フィリックスが返します。
リリアンは”イゼキエル?””ルーカス?”って不安そうに考えてる。
『恋愛的な意味で、ですか?』
『んー、、そうね。』
『えーっと、、そうですね、、
頻繁に目があったりとか、遠くから見つめられているのを感じたり、、とか、、』
(うわっ!フィリックスにとっては良くあることなんだわ。)
『で、で!それで、フィリックスは告白とかされたこと、、あるの?』
アタナシア興味津々。
『い、いえ、、そこまでは、、
普段、、陛下がそばにいますので。。』
遠くから見つめるフィリックスのファンを目線で一掃するクロード。笑
(あぁぁ・・。)
残念がるアタナシア。
(でも待って、、フィリックス自分の時間があんまり持てなかったってことじゃないかしら。口数が少なくなったってことは、私の護衛騎士になってもらってから何も起こらなかったってこと・・?かわいそうなことしちゃった。。)
『そ、それなら、リリー?貴方はどうなの?』
『えっ、、えっと、、』
リリアンは言うのをためらっています。
『私は、、良く贈り物や手紙を受け取ります・・
時には、舞踏会でダンスに誘われることも。。』
リリアンは伏し目がちに話します。
『えっ!見たいわリリーのダンス!
リリーが舞踏会に出席しているところ見たことなかったわ。』
『えと、、そうですね、、あまりそうことはどうも居心地悪くて。。その。。』
『ダンスが嫌いってこと?』
『いえ、人が踊っているのを見るのは、好きです・・』
歯切れ悪く話すリリアン。それを見つめて何かを思っているフィリックス。
フィリックスの記憶__
彼女、お前に気があると思うぞ?フィリックス。』『彼女、お前が陛下の側にいない時もお前の近くにくっついてるじゃないか。』
『え・・と。』
『彼女なりに気持ちを表しているんだって!』
『話してみろって!』
護衛騎士の間でフィリックスが囲まれ、リリアンとのことを聞かれています。
『い、、いや、、彼女はきっと私を、、
そうですね、“盾” のように思ってると思います。。』
“レディー”、”レディー”と近づく男たちからフィリックスの背中を借りて逃げているリリアンの図。笑
(ダンスに誘わなくてよかった。)
ふうっと安心するフィリックス。それに気づくアタナシア 。
(ふむ・・完全に本筋から逸れてしまったわね。。
もうちょっとイゼキエルとルーカスとの状況について考えたかったんだけど、、)
(でもすっごい興味深かったわ・・)とアタナシア。笑
(私の人生を通して、最優先事項はいつもとにかく生き残ることだったから、、
恋愛事情とかについて考えたことなんて一切無かったわね・・。)
(恋愛小説ならたくさん読んだけど、、
今のこの私の現状で何をすれば良いかなんてわからないわ。。)
“はぁ。”とひと息ため息をついてからハッとするアタナシア。
(違うわ!
今すべきことはパパの記憶を取り戻すことに集中しなきゃじゃない!)
当分の間は、私がすべきことにだけ集中しなきゃ!)
___
クロードの執務室。
『パパ!』
部屋に添える花束を持ったアタナシアがクロードの執務室にやってきました。
『最近お天気も良いことですし、
ちょっと湖までお出かけしませんか?』
『・・・』
ジッとアタナシアを見て、無表情のクロード。
(パパはもう私が“パパ”って呼んでも起こらなくなったわね・・
だったら、ずっとこのまま呼んじゃおう。)
『昔は良く行ったじゃない。
湖の周りには綺麗なお花がたくさん咲いていて・・
ずっと働き詰めだとお身体にも良くないと思いますよ。
一緒に、、行きません?』
『・・・。』
引き続きジッと見つめたままのクロード。
『・・・わかった。』
(えっ・・?)
『な!!!本当に!?!?』
いつものクロードなら、”出ていけ””静かにしろ”だけだったから衝撃のアタナシア。
『・・・あ?冗談だったのか?』
『い、いえ!違うの・・私はただ・・その・・!
う、嬉しいわ!
レディーマグリタもお誘いしてもよろしいかしら?』
『?』
は?という真顔の表情でアタナシアを見つめ返すクロード。
あれ?2人きりがよかった?
『・・お前が呼びたいなら、、そうすれば良い。』
『うん!それなら知らせるわね!』
“よかった。これでパパがボートの上でずっと寝てる、なんてことは防げる。”っていうのがアタナシアの考えね。
『それなら明日なんてどう?』
『わかった。』
『それならまた明日ね!ありがとう、パパ!』
パタン、と扉を締め嬉しそうに颯爽と出ていくアタナシア。
『・・・』
2人だけになったクロードとフィリックス。
『フィリックス。ボートの準備を。』
『かしこまりました、陛下。』
“ふぅっ”という様子のクロードをチラッと見たフィリックス。
『何か、、気がかりになられることでも?』
『あの湖には、食人植物がいる。気をつけないとな。』
5歳のアタナシアを襲ったあの花付きの奴ね。
(あぁ、そのことを考えてたのか!)とフィリックス。
『あの湖には食人植物はもういませんよ。
以前、陛下の命令で私たちが完全に根絶やしにしましたので。』
!!!
そうだったのね!!5歳のアタナシアには冷たいままだったと思ってたけど・・!
笑顔で返すフィリックス。
『俺が、、命令を・・?』
『そうです。』
『そうか・・。・・・。』
『何か他に気がかりなことでも?』
『あの湖、、大きすぎて、深すぎる、、とは思わないか・・?』
『・・?
えっ・・?』
(大きすぎて、深すぎる、、?
えぇ、確かにそうですが・・。)
えぇぇぇ。と意図を図かねているフィリックス。笑
ずっと扉を見つめたままのクロード。
そのドアはさっきアタナシアが出て行った扉です。
(あっ!!!!)
何かに気付いたフィリックス。
『陛下は、姫様があの池に落ちてしまわないか、ご心配なさっているのですか?』
クロードぉぉお!!!(泣)
ハッとするクロード。
『俺がそんな心配をしているとでも・・?』
『あれ?違いました?』
ニヤニヤするフィリックス笑
『戯言をいうな。』
『わかりました。』
(ゆっくりとだけど、陛下の記憶は戻ってきているんだなぁ〜)
と嬉しくなるフィリックス。
『それでは準備しますね、失礼します。』
と退席するフィリックス。
執務室でひとりになったクロード。
『・・・。』
先ほどのアタナシアの笑顔が思い返されます。。
『ふんっ・・。』
クロードはどこか温かいため息をひとり、つきます___
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ある日、お姫様になってしまった件について
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ある日、お姫様になってしまった件について 76話 感想・考察
ジェニットは心からクロードとアタナシアを家族だと信じ、
2人のふとした反応や言動で嬉しくなったり不安になったりします。
ロジャーから真実を伝えられるとき、はいつか来るはずで、
そう思うと毎回心がキュウッとなります。。
ジェニット良い子すぎて、
ちょっともう苦しい・・(心が)
さて、クロードが今話でアタナシアの
湖に行こう、という提案を受けることにします。
アタナシアにとってこれはかなり前進で、
リペ茶を飲んだりしたことでクロードは徐々に記憶の断片を思い出しています。
今回湖に行くことで、当時5歳だったアタナシアと出掛けた思い出(アタナシアにとっては湖に落ちて風邪ひいた最悪の思い出。笑)が蘇るかもしれません。
後日談として初めて明かされたのは、実はあのあと(5歳のアタナシアが船から落下)、
水底へ誘った食人植物がクロードの命令によって全て根絶やしにされていた、
という、心が温かくなる事実が明らかになりました。
そんな意識的せよ無意識にせよアタナシアを心配するクロードを見てフィリックスは微笑みます。
5歳の時、湖に出掛けたアタナシアとクロードの話は
1巻10話に収録されているので過去作も懐かしみながら是非振り返って読んで欲しいです!
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