こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」26話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 26話 あらすじ
前話25話のネタバレはこちら
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年明けの東陽楼。その日のチヌはどこか気分がおかしいのです。
突然いなくなった猫のひがんのことを聞き涙したり、客と座敷に揚がってもどこか酒が苦く感じたりするのです。
おまけに客に触れられる感触に気持ちの悪さを感じます。
客に抱かれてもその気持ちは晴れることがなく、どんどんどす黒くなっていくのです。
気のりしないチヌに嫌気のさした客は、チヌに尺八という手管をさせようとしますが、チヌは突然吐いてしまい、客の気分を害してしまいます。
どうした、チヌ。
そうしている内にチヌは突然倒れてしまいます。
風邪との診断ですが、遣り手のトシはチヌが娼妓になってから2年ということで、もしかしたらそれは気うつではないかと告げるのでした__？
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声なきものの唄 26話 ネタバレ
夜中、猫のひがんが外に飛び出したまま朝になっても帰ってきません。
美緒はそのことをチヌにはなすと、他の妓からはもう帰ってこないと言われ、突然チヌは泣きだします。
チヌはと年が明けて方というもの、なんだか気分が落ち込んでいました。
客から継がれた酒も飲み慣れているはずなのに、どこかまずく感じ、客に触れられると余計に気分が悪くなるのです。
チヌ、どうしたん？？
1人目の客が帰り、2人目の客の相手をしている最中あまりにも乗らないチヌに、客は手管を変えるように指示しますが、チヌは吐いてしまいます。
そのことで客は怒って帰ってしまいます。
すると糸が切れたかのようにチヌは倒れてしまいます。
どうやら風邪をひいたらしく、熱やのどの痛みもある様子です。
その話を聞いた遣り手のトシは、チヌが娼妓になって2年目であることであることに検討を付けています。
それは気うつというもので、慣れを感じ始めた娼妓がかかるもので、気を張っていたものが突然切れてしまったことからくるものの様でした。
トシは美緒にしっかり見張るように告げます。
気うつは酷くなると自害することがあるのです。
えっ。。
栄太は風邪をひいたチヌの足もとに湯たんぽを置きます。
しかしそれを美緒だと思ったチヌは、美緒に対して礼を言います。
そんな栄太に美緒は軽口を叩くのでした。
いつものこの湯たんぽの交換は栄太の仕事であり、湯つぎという仕事でした。
それは床に入っているチヌの部屋でも行われていることであり、栄太はチヌの様子をいつも見ています。
チヌが辛い風に見えるのは、栄太は心苦しいのです。
チヌが風邪をひいたと聞いた巴は、お見舞いに水あめを持ってきます。
美緒はそんな巴に気うつと言われたことを話します。
そしてこんな時こそ若様がいてくれたら…と思うものの、あいにく出張で大阪へ出かけているのでした。
美緒は若様が身請けしてくれればと豪語しますが、巴はその言葉を否定します。
うむむ・・
巴は若様の背負っているものを感じ取っており、
チヌと関わったことは実は誤算だったのではと感じているのでした。
チヌは夢の中で猫のひがんを見つけます。
そしてその夢の中で姉のサヨリとも出会います。
夢の中でも熱を出しているチヌを、サヨリが優しく抱きしめてくれ、そうしてくれると安心して眠れたのでした。
そして亡くなった父とも再会するのです。
父はチヌのためにウツボを取ってきてくれ、ウツボ鍋を作ると笑顔で話していました。
いやいやなんかちょっと死を予感する夢やな・・笑
そこで目が覚めたチヌ。
夢の中の出来事であることを思い出したのです。それは父の死んだ理由でした。
父が死んだのは、チヌが熱を出したため、ウツボ鍋を食べさせたいと天気の悪い日に船を出したことが原因だったのです。
そうしてチヌは父の命だけではなく、姉のサヨリの人生まで狂わせてしまったことを感じ取り、あることを行動に移すのです。
ホッ。
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声なきものの唄 26話 感想・考察
今回は気うつになってしまったチヌの話です。
確かにこんな世界で生きていたら、鬱にもなってしまいますね。
むしろよく2年も頑張ってるよ。
今回の見どころは、姉・サヨリの現在の話です。
現在はサヨリではなくお香という名で色々なところを渡り歩く彼女。
ついたあだ名は「死神お香」。
なんだか因果なものですが、彼女は彼女なりに心のよりどころがあり、生きることができている様子です。
そして実は若様がチヌには大阪に仕事で出張と言っていたものの、実は姉のサヨリを探しに行っていた部分がとても素敵でした。
若様・・！
おまけにすれ違っているところは、
なんだか皮肉を感じてとても灌漑深く、面白かったです__
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次回26話のネタバレはこちら！
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