こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は斉木久美子 先生の「かげきしょうじょ！！」9巻を読んだので紹介したいと思います。
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かげきしょうじょ！！9巻 あらすじ
前巻はこちら↓↓↓
季節は春になり、紅華音楽学校にも新入生がやってきました。
主人公の渡辺さらさや仲間たちも先輩となり、予科生を指導する立場になります。
新しく入ってきた予科生の中には、注目される二人として、日本最大手の伊賀グループの娘である伊賀エレナと王子と呼ばれ、容姿で注目されていた澄栖杏がいました。
さらさと愛はそんな二人の掃除の指導担当になります。
そんな中、奈良田愛は一人、安道先生から男役を薦められたことについて思い悩んでいました。
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かげきしょうじょ！！9巻 ネタバレ
季節は変わって春になり、新しく新入生がやってくることになり、主人公の渡辺さらさや仲間たちも予科生から本科生となりました。
先輩になり、新しい教科書や先生、環境に身を引き締めなおすさらさたちですが、奈良田愛は一人浮かない顔をしていました。
愛は文化祭のステージを見た安道先生から、「男役の方がスポットライトに近づける」と男役になることを薦められ、悩んでいたのです。
歌劇団に入団したら男役から娘役に乗り換える事はできても、娘役から男役には変われません。
今までさらさの隣に立ちたいと流されるままに娘役を志願していましたが、本当に自分は紅華の娘役にふさわしいのだろうかと、愛はずっと思い悩み続けます。
さらさたちは先輩となり、自分たちが指導されたように紅華音楽学校伝統の朝の掃除から、予科生を指導することになりました。
新しく入ってきた予科生の中には、かつてのさらさと愛のように、目立つ二人がいました。
その一人は、今年の目玉である伊賀エレナです。彼女は日本最大手の一つ伊賀グループの娘でした。そして、エレナの担当は愛がすることなります。
対して、さらさはもう一人、王子と呼ばれ男役にピッタリの容姿で注目されていた予科生の澄栖杏を担当することになります。張り切るさらさに対して杏は「母を喜ばすために受験したものですから」と自分がいかにもやる気がないように冷たく接します。
そんな中、テレビではある映画の舞台挨拶が映ります。
そこには女優である愛の母親と、かつて同じJPXのグループで一緒だった小園桃の姿がありました。
かつて、桃と愛はJPXのグループ活動をする中で、女優になりたいと語る桃に対して、自分の母親との確執のために愛が冷たく接してしまった過去がありました。
愛は二人の出演する映画を見に行きます。映画の中では、アイドルという殻を破り役者として輝く桃の姿がありました。
思わず母親に電話してしまい、桃が「悪くない」役者という誉め言葉を聞いた愛は決意します。
伸ばしていた髪をバッサリと切り、さらさに男役を目指してみたいと宣言します。
その言葉にさらさはショックを受けてしまいます。
巻末には、8巻で謎の美女として登場した、さらさの腹違いの姉で白川宗家の娘、丁嵐志織の生い立ちが描かれます。
志織が、腹違いの妹である、さらさもいるような複雑な歌舞伎役者の家に生まれてしまい抱える葛藤や、なぜ白川煌三郎の妻となったのかについての過去や経緯が明らかになります。
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かげきしょうじょ！！9巻 感想・考察
8巻の最後で安道先生から男役を薦められた愛が、どのように自分の進路を見つめなおしていくのかが、この9巻で描かれます。
今までは、母親との確執から流されるままに生き、ある意味親友であるさらさの隣に立つために娘役を選んでいた愛が、自分を見つめなおします。
愛がどんな葛藤をし、答えをさらさに伝えるのかが見所です！
また巻末では、8巻で明らかになった、さらさの腹違いの姉、志織がなぜ白川煌三郎と夫婦になったかが描かれていて見逃せません！
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次巻10巻ネタバレはこちら！
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