今回はモリエサトシ先生の「私の正しいお兄ちゃん」1話を読んだので紹介したいと思います。
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私の正しいお兄ちゃん 1話あらすじ
勉強やバイトに真面目に取り組む大学生・木崎理世はバイト先で3つ歳上の内田海利に「安眠のコツを教えてほしい」と声をかけられます。
理世は両親が離婚して以来、離れ離れで暮らす兄をいつも想っており、顔や仕草が似ていることから兄と海利を重ねて見ていました。
そんな気になる存在であった海利がある日、バイトの休憩中だった理世の肩で寝てしまいます。
今まであまり眠れなかった海利にとって、理世の肩で眠れることは大きな進歩でした。
ちょっとした出来事が引き金となり、距離を置く二人ですが「理世じゃないと眠れない」と言って、倒れてしまいます。
海利を家に運んだ時に見つけた日記、そこに書かれていた事実とはー。
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私の正しいお兄ちゃん 1話 ネタバレ
———お布団の中の温かさがあればそれで幸せ。
木崎理世は真面目な大学生です。
大学の試験前は友達に頼りにされ、食堂でささっと昼食を済ませ、授業後はスーパーでアルバイトをしています。
地味だけど、頭の回転は早いし、頑張り屋さん。
バイト中、同僚の内田海利が理世の特技と趣味が睡眠であることについて話しかけます。
耳元で「今度俺に安眠のコツ教えてよ」とささやかれて、理世は思わず顔を赤らめます。
海利は高身長のイケメンで、みんなが振り返る。海利と被るバイトのシフトは取り合いに。笑
勤務後、パートの坪根さんが「海利くんのこと好きなの?」と理世に聞きますが、坪根さんは理世が返事をする前に止めといたほうがいいと言います。
海利は仕事ができるため正社員の話が出ているのですが、その話を断っていることから何かワケありなのではないかと坪根さんは疑っていました。
休憩所でも難しそうな本を読んでいたり、女慣れしていたり、理世のような人が相手にしていい男ではないと忠告します。
しかし、理世が海利と話すと緊張するのは恋愛感情ではなく、
兄が大人になった姿を想像して、その雰囲気を海利に重ねて見ていたからでした。
ずっと会えていない大好きなお兄ちゃんが理世にはいる。
帰宅後、同じアパートの住民であり少年課の刑事・立花が理世に声をかけます。
立花は理世がバイトを詰め込んでいることを心配しており、友達と遊んだりサークルに入ったり、もっと大学生活を楽しんでもいいんじゃないかと提案します。
しかし、今の理世にはそんな生活は想像できませんでした。
シャワーを浴びて、歯磨きを終えて布団に飛び込む理世。
「お兄ちゃんお兄ちゃん」と恐竜のぬいぐるみに今日一日の出来事を話します。
海利の顔を近付けて覗き込むように話す癖や外見が兄に似ていること、兄と同い年であることから海利が気になっていることをぬいぐるみに打ち明けます。
両親が離婚してから理世と兄は離れ離れで暮らしており、理世はもう一度兄と暮らせる日が来ることを願っていました。
理世が布団の温かさに幸せを感じるのは、小さいころ兄と一緒の布団で寝ていた記憶があるからです。
翌日、学校がない理世はフルタイムでシフトに入っています。
外でお昼休憩を取ろうとしていた理世は、ポカポカな陽気にうとうとしてしまいます。
20分ほど経って理世が目を覚ますと、なんと海利が理世の肩で昼寝をしていたのです。
まもなくして海利も起きましたが、彼は理世の肩で寝ていたことよりも「睡眠をとった」ことに対して驚いている様子でした。
なんてシチュエーションよ///。
バイトを終え、帰宅しようとする理世に海利が声をかけます。
二人は公園に立ち寄り、ベンチに腰掛けます。
以前、海利が理世に「安眠のコツを教えてほしい」と言ったのは冗談ではなく、本気でした。
よく眠れない、と話す海利。
そのため、今日の休憩時間に寝てしまったことに驚いていたのです。
理世といると寝ることができるとしたら1時間くらい肩を貸してほしいとお願いします。
自分の布団でも、ふかふかでぬくぬくした布団でも寝られないという海利に対して理世は可哀想だと思ってしまいます。
早速、1時間肩を貸すことにした理世ですが、緊張で参考書を読むことが出来ません。
ふと隣に目をやると、海利はぐっすりと眠っています。
兄は理世と同じように寝ることが大好きな人だったので、はじめて海利と兄は違う人だと意識します。
1時間後、海利を起こすと「またお願いしてもいいかな」と頼まれたので、引き受けることになりました。
帰宅後、いつものように就寝準備をして、ぬいぐるみに一日の出来事を話しますが、
海利がちゃんと眠れているだろうか心配しているうちにドキドキして、理世が寝付くのは少しだけ遅くなったのでした。
ある日、公園で海利の仮眠に付き合った後の帰り道で、海利が口ずさんだ歌に反応する理世。
その歌は、理世の出身である富山のスーパーで使われている曲でした。
一人暮らしを始めてから同郷の人に会っていないという理世は喜びますが、海利の表情は曇ります。
家に帰って「理世が富山出身なら知り合いがいるかもしれない、眠るのが怖い、まだ2年…」と怯える海利の携帯には「富山 身元不明遺体」という検索キーワードが…。
訳ありで噂の海利の”ワケ”ね。。
夜の公園で仮眠を取るには冷えてきたので、海利のためにストールを持ってきた理世。
しかし、スーパーの倉庫で海利が自分以外の女性の肩を借りて寝ているところを目撃してしまいます。
海利が眠れるようになったことに嬉しさを感じる反面、ひとりで眠る寂しさを思い出してしまった理世は落ち込んでしまいます。
その日以来、海利が理世に声をかけることはなくなり、以前の日常に戻ろうとしていました。
しばらくして、海利が理世に久しぶりに肩を貸してほしいとお願いしますが、怒りが芽生え始めた理世は「無理です」と冷たく返し、帰ろうとします。
その時、海利が立ちくらみを起こし、その場に座り込んでしまいます。
咄嗟に駆け寄った理世に「お願いだから行かないで」とせがむ海利の目の下には酷いクマがありました。
海利は「理世ちゃんじゃないとだめだ。眠れても嫌な夢を見てしまう」と言います。
自分のことしか考えていない海利に腹を立てながらも、求められていることに喜びを感じる自分に理世は嫌気がさします。
理世は、限界だと言って倒れた海利を家に連れて行き、布団に寝かせようとすると海利は理世の手を握ります。
理世は人の温もりを感じることに幸せを感じます。
落ち着いてきた頃、周りを見渡すと海利の部屋は非常に殺風景だと知ります。
部屋には必要最低限のものと何冊か本があるだけです。
その中に背幅のあっていない本を見つけ、中身を間違えているのかと思って確認しようとします。
中身は本ではなく、海利の日記でした。
「あれから安眠できたことがない」
海利が眠れなくなってしまった理由を知るために、理世は罪悪感を感じながらも日記を読み進めます。
そこにはなんと海利が人を殺したと書いてあったのです。
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私の正しいお兄ちゃん 1話 感想・考察
この作品を読んで、恋愛漫画のようなミステリー漫画のような不思議なジャンルだなと思いました。
最初は「実は海利がはなればなれになった兄」というオチを予想していたのですが、
兄のことを一日も忘れたことがない理世が気付かないなんてことはないですね…。
背丈も年齢も同じだったからワンチャン考えたけどちがった!
でも海利と理世の間には、何か秘密が隠されているように思います。
どのシーンでそうした伏線に気付くのか、色々予想立てて読める作品だなと思いました。タイトルにも細工がありそうです!
「私の”正しい”お兄ちゃん」ね。
「私の正しいお兄ちゃん」第1話ぜひ読んでいただきたいです。
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