草野誼先生の「愚者の皮~メグリ編~」3話を読んだので紹介したいと思います。
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愚者の皮~メグリ編~ 3話 あらすじ
前話第2話はこちらから
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朽葉に「きみは16歳になったら日替わりで兄さんたちの女にされてしまう」と告げられたメグリ。
母は、女の子たちから彩川兄弟に対する恋愛感情を記憶から消してしまいました。
なぜ、メグリだけ”女”として兄たちに近付けさせようとするのでしょうか。
メグリは彩川家に平和をもたらす緩衝地帯(バッファーゾーン)という役目があったのです。
しかし、今までの緩衝地帯では抑えきれなくなっていることを朽葉から告げられ、その理由と兄たちの秘密をメグリは見つけてしまいます。
兄たちを母の洗脳から解くため「妹」になることを決意し、
最後に「弟」として兄たちに腕相撲を挑みます。
勝負を重ねていくうちに兄たちに禁忌とされていた感情が芽生え始めます。
そして、ついに生まれた海松と鶸の共感覚「玉響(たまゆら)」。
この共感覚によって、彩川家の運命が大きく変わろうとしていました。
一気に物語が動くよ!
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愚者の皮~メグリ編~ 3話 ネタバレ
彩川家で唯一の一卵性双生児・海松と鶸は共感覚「玉響(たまゆら)」を完成させようとしており、そのことを知った母は喜びながらバイクで出かけます。
またすごそうな共感覚ね。
母は先日、家に招いた女の子達の彩川兄弟に対する恋愛感情を記憶から消してしまいました。
共感覚の修練の妨げになるのだろうと朽葉は考えます。
しかし、メグリには疑問がありました。
それは、家に女の子を寄せ付けたくない母がメグリに女の子の服を着せようとすることです。母のクローゼットには、メグリのために女の子の服が曜日ごとにたくさん収納されていました。
そこで朽葉はメグリが「緩衝地帯」であることを教えます。彩川家の兄弟たちは心の底ではお互いをライバル視していても喧嘩もせず、仲良く過ごしていました。それは「メグリを守る」という共通の目的を持っていたからです。メグリは彩川家にとって平和をもたらす緩衝地帯(バッファーゾーン)だったのです。
しかし、今までのような緩衝地帯では抑えきれなくなっていることを朽葉は危惧しており、その理由を自分の目で確かめるようにメグリに言います。
黄丹、蘇芳、縹、瑠璃のベッド周辺には”10代後半の男子にとってあるべきはずのもの”がありません。それは性欲を満たすものです。
彼らはグラビア付きの雑誌、アダルト動画、萌グッズなど異性に関するものを何一つ持っていませんでした。
しかし、そのかわりにペロペロキャンディやパウチタイプのゼリーを隠しており、彼らの指や唇に”吸いだこ”があることを朽葉は指摘します。
彼らの性欲は、幼児期の口唇性欲の段階で止まっていたのです。それは、幼いときの「メグリを弟にする」という誓いが母の洗脳によって「女の子に性的な好奇心を持たない」という強い禁忌にかわってしまったことが原因にありました。
メグリだけを愛するように母が仕向けたのね。
そのことを知ったメグリは「弟」ではなく「妹」になることを決意します。
その前に弟として兄たちに追いつこうと黄丹、蘇芳、縹、瑠璃に腕相撲を挑みますが非力なため、すぐに倒されてしまいます。
それでも諦めずに何度も勝負を挑むメグリに兄たちはこれまでになかった感情を抱くようになります。それぞれの共感覚にメグリの匂い、汗、肌が刺激を与え、早くメグリの手を握りたいと興奮状態になっていきます。
そんな中、ついに海松と鶸による共感覚「玉響」が生まれました。
この共感覚は、次に来るものが和音で聴こえる能力がありました。二人は”新しいごほうび”が来ることを感じ取りました。
母は以前記憶を消した女の子達に追いかけられており、ふと目をやると探していた”白いコートを着た男”を見つけます。
その瞬間、新たな和音が鳴り響き、海松と鶸が「誰か止めて」と怯える一方で、母は幸せな気持ちに浸りながらバイクから投げ出されてしまいます。直前にこちらに顔を向けながら微笑む白いコートの男。
悲鳴を聞き、駆けつけた屋上にいたのは、はじめて共感覚を使った反動で失神してしまった海松と鶸。
意識を取り戻した海松は「マンマはもういない…」と呟きます。
その直後、黄丹の携帯にかかってきたのは「母さんが死んだ」という突然の訃報でした。
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愚者の皮~メグリ編~ 3話 感想・考察
第2話では「16歳になったら日替わりで兄さんたちの女にされてしまう」と過酷な運命をつきつけられたメグリですが、
なぜ、メグリだけが重大な任務を背負わなければならないのでしょうか。
母が女の子の記憶を消してしまうことにも何か理由がありそうですね。
朽葉によれば、兄たちの中でも黄丹、蘇芳、縹、瑠璃にはメグリが「緩衝地帯」として機能しなくなってしまう原因が隠されているようですが、なかなか衝撃的な内容になっています。
「弟」ではなく「妹」として生きることを決意したメグリに対して、兄たちの反応はどうなるのでしょうか。そして、無事に兄たちの洗脳を解くことはできるのでしょうか。
また、海松と鶸の共感覚「玉響」も気になりますね。
音楽の道を志す二人だから、曲を作るのかなと思っていたのですが、どうでしょう。
次回には「これぞまさに共感覚!」と言えるような能力が明らかになります。
ラストの展開には読者の皆さんもきっと驚くのではないでしょうか。
彩川家の運命が大きく変わろうとしている第3話ぜひ読んでいただきたいです。
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次回第4話ネタバレはこちらから↓↓↓
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