こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」10話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 10話 あらすじ
前話9話のネタバレはこちら
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チヌはある客に買われますが、その客からつまらない妓であると告げられてしまいます。
ショックを受けたチヌはそれを美緒に話すと、美緒は激怒。
しかしそんなことを言いながらもその客は、翌日もまた泊まりで来るというのです。
客の名は九持鶴松、老舗の薬問屋の若旦那でした。
彼はチヌに土産と言い、するめを持ってきます。
実際は廓では匂いのきついものはご法度でしたが、仕方なくチヌはそのするめを調理してもらうことに。
そんな中で鶴松は店中の女たちを集め、金をばらまくのでした。
強烈キャラクター鶴松の登場回!
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声なきものの唄 10話 ネタバレ
チヌはその日老舗の薬問屋の若旦那、九持鶴松に買われます。
彼はかなり自分勝手であり、チヌは抱かれながらしつこいとすら感じてしまいます。
それを見透かされたのか、チヌを面白くない遊女だと表現する鶴松。
チヌはショックを受けます。
しかし翌日も泊まりでチヌのところへやってくると遣り手のトシが嬉しそうに話します。
不思議に思うチヌと美緒。そんな鶴松は廓ではご法度の匂いの強いするめをもってきて、チヌに食べろと言います。
そしてそれと同時に店中の女を呼び寄せ、金をばらまきます。そうして床にまいた金を女たちに拾わせ、若様と自分を比べてチヌを抱くのです。
荒んでおる。。
その光景を遊女たちは呆れ顔で見ています。
鶴松は五町楼でも同じことをし、締め出されたのだと噂をします。
チヌは鶴松に抱かれながら、切なさを感じます。鶴松があまりにも物のように抱くからです。
鶴松は床の中でも若様の話をし、嫌っていることをチヌに話します。そこでチヌに若様を馬鹿にするためにチヌを買いに来ていると告げるのでした。
その頃遣り手のトシは楼主と鶴松の話をしています。
鶴松の実家は夫を早くに亡くした鶴松の母が牛耳り、しっかりしている母だけに鶴松の存在は頭痛の種でした。あまりまともに人生を歩んできておらず、結婚も3か月で破たん。
鶴松がまさか若様と張り合っていることに、トシは呆れます。楼主の方は金さえ落としてくれれば何でも良い様子です。
チヌは流石に鶴松の相手をするのが嫌になり、トシに断ってもらおうと思っていました。
しかし、楼主との会話を聞いてしまい、それは叶わないと悟ります。
チヌは若様のためと、身を引き締めて鶴松の相手をします。
また鶴松がやってくると、豪華な土産を持ってきます。
それは化粧水でした。そこに突然鶴松の母が部屋にやってきます。
そして商売物を持ち出したことを叱責します。そこにいる女郎たちもタジタジです。
鶴松と言えば何も言えなくなり、震えるばかり。
チヌは鶴松の母に向きなおり、鶴松が買った座敷に上がりこむのは無礼であると告げるのです。
チヌ、肝が座ってきた!
そして化粧水を返す約束をし、頭を下げるのでした。
すると鶴松の母は豪快に笑い、チヌの名を聞いたうえで去って行きます。
かつてやくざ者ともやり合った女将だったと後に知るチヌは真っ白になります。
そんなチヌに鶴松は申し訳なさそうな表情で見つめます。しかしチヌは化粧水のお礼を笑顔でするのでした。
後日、チヌは別の客に買われ鶴松の前に現れません。
そのことを栄太に怒鳴り散らす鶴松。
すると床にいたチヌは何者かと目が合います。ふすまが少し開いており、のぞき見していたのです。その犯人はもちろん鶴松でした。
捕まった鶴松はチヌを自身の女だと言い張り、チヌはその言葉に青ざめるのでした。
鶴松、隠キャ感がすごいな。。
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声なきものの唄 10話 感想・考察
今回はなかなかキャラクターの濃い鶴松が登場。
THE ボンボンの隠キャ として描かれているね。
この話はなかなかぞっとする話ばかりであり、そこがまた面白いです。
一番の見所はチヌと鶴松の母とのやり取りです。
もともとはかなりの泣き虫だったチヌがここまで成長し、しっかりとお客をたてられるほどの女性に成長したシーンにかなり感動します。
しかしそのことがまた鶴松を助長させ、ある事件へと発展するまでが本当に恐ろしいです。母の愛や鶴松の歪んだ部分がとても面白さに拍車をかけるこの回、とてもひきつけられる回でした。
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次回11話のネタバレはこちら!
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