こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は緑川ゆき先生の「夏目友人帳」３巻を読んだので紹介したいと思います。
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夏目友人帳 ３巻 前回までのあらすじ
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祖母である夏目レイコが寂しさ紛れに憂さ晴らしで手当たり次第子分にした妖怪たちへ、祖母の代わりに名前を返していくことにした主人公の夏目貴志とニャンコ先生。
事あるごとに現れる妖怪たちに悪戦苦闘しながらも、妖怪たちと分かり合い、そして妖怪たちの思いまで晴らしていく夏目。
学校での肝試しで妖怪に結界を張られてしまい閉じ込められた生徒たちを助けるべく奮闘する夏目。
最終的には妖怪だけでなく、同級生の思いも晴らすことができました。
レイコのことが大好きで夏目のことは大嫌いだった妖怪も、人を愛する夏目の魅力に心動かされます。
夏目自身、自分を隠して周りに遠慮し距離を置く自分を変えようとし始めていて、妖怪との出会いが夏目自身も変えていくのでした。
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夏目友人帳 ３巻 ネタバレ
ある日いつものように妖怪に追われていた夏目は後ろを振り返っていたせいで目の前の縄を切ってしまいます。
それにより黒いニャンコ先生の結界が外れ、夏目の家に来るのですが、夏目は黒いニャンコ先生が偽物とは気づかず、汚れと勘違いし洗ってしまいます。
もちろん汚れではないので落ちないわけですが、本物のニャンコ先生が現れることで、黒いニャンコ先生が妖怪であることが判明し、その妖怪は夏目の友人帳を奪って逃げてしまいます。
友人帳を取り返すべく、妖怪たちの夜会に妖怪に変装して潜り込む夏目とニャンコ先生。
ですが…なんとその夜会は妖怪たちの憎むべき人間への復讐を計画する会だったのです。
夜会に潜り込む協力をしてくれる紅峰に、夏目は「自分はお前やここにいる妖達の声が聞こえる…そして人の言葉も、隔てなく…自分のこの力は何かの役に立たないだろうか？」
と言葉を発します。
紅峰は「おまえはレイコとは違うのか…」と問いかけるものの夏目は黒いニャンコ先生を追って森の中へ。
人間に復讐するための夜会に死を覚悟して忍び込んだ夏目の本気や、妖怪たちと人間を繋げたいと願う姿を見た紅峰もまた、夏目の人の良さにひかれます。
この人間だけは違うんじゃないか…
また、人間世界の方でも夏目同様妖怪を目にすることができるイケメン少年・名取君が現れます。
最初は協力しあおうとする２人ですが、既に傷ついてる妖怪を更に痛めつけようとする名取君に、夏目は反論。
夏目としては既に傷ついている妖怪をこれ以上懲らしめることができないのです。
名取君は仲たがいした夏目は、また妖怪に出会います。
その妖怪は祟るために存在している妖怪で、昔少年に傷を手当てしてもらった記憶があり、その少年が祓い屋として戻ってきているから、その少年にならお祓いしてほしいと言います。
そう、その時の少年とは名取君のこと。
妖怪を一撃する妖怪退治の陣に飛び込む妖怪を守ろうと、陣に飛び込む夏目。
危機一髪のところで助けてくれるのはニャンコ先生。
名取君としては、呪縛から逃れられない哀れな妖なら一思いに逝かせてやりたかった。
うまく一命をとりとめれば、縄を焼いて自由にしてやれるのではないかと考えていたんです。
だから名取君は攻撃を続けようとしていた。夏目もその思いを理解し、２人は和解します。
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夏目友人帳 ３巻 みどころ
自分だけが妖怪を見て話すことができる。それを何か役に立つことに使えないかと考えていた夏目。
同じように妖怪が見れる人が現れたものの、妖怪に対する対処策があまりにも違いすぎて分かり合えない…
でも相手にも相手なりの妖怪に対する強い思いがある事がわかります。
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