今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」66話を読んだので紹介したいと思います。
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ある日、お姫様になってしまった件について66話 あらすじ
前話65話のネタバレはこちら!
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王宮でアナスタシウスとジェニットが会話しています。
『貴方は陛下とアタナシア姫が本当に・・
本当に貴方を家族の一員として受け入れてくれるとお思いですか?』
アナスタシウスは王族の血筋の問題はジェニットが考えるものより簡単ではないと伝えます。
後継者問題、、ね。
『貴方の言う“血の繋がり”だけで陛下が両手を広げて貴方を出迎えてくれるなんて考えるのは浅はかではないでしょうか。
『アタナシア姫が戻ってきたとき、貴方には何ができますか?』
家族として、父と妹として、クロードとアタナシアを見ているジェリットはアナスタシウスが、まくしたてる言葉に何も言うことができません。。
“『アタナシア姫は、、貴方が自分の姉だと知ったとき、喜ぶでしょうか?』”
アナスタシウスが言った言葉が思い出されます。
本人に聞くべきだと決意したジェリットはアタナシアの寝室へ向かいますが・・?
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ある日、お姫様になってしまった件について66話 ネタバレ
『私はあなたの誠実な、心からのお気持ちはよくわかっているつもりです。
でも、それだけにあなたのことが心配なのです。お嬢様。』
王宮の居間でアナスタシウスとジェニットが会話しています。
『私のなにがご心配なのでしょうか。。』
ジェニットはアナスタシウスに尋ねます。
『貴方は陛下とアタナシア姫が本当に・・
本当に貴方を家族の一員として受け入れてくれるとお思いですか?』
ジェニットの時が一瞬止まります。
『も、もちろん。私たちは血の繋がりがあります。』
『でも、、“血が繋がっているということ”を2人は信じてくれるでしょうか。』
ジェニットは“血が繋がっている=家族”だと思いたいんだよね。
アナスタシウスは答えます。
『2人が信じるかどうかは、、私にはわかりません。ただ・・
“王族の血筋”、というものはそんなに簡単なものではありません。』
『アタナシア姫は、、貴方が自分の姉だと知ったとき、喜ぶでしょうか?』
ジェニットは不安そうにうつむきます。
『でも、アタナシア姫は私を“本当のお姉さんみたいだ”と言ってくれました。』
アナスタシウスが間を入れず答えます。
『それは、アタナシア姫が貴方の本当の妹だと知らなかったからこそ、言えたのです。』
『今現在、王位につけるのはアタナシア姫だけでしょう?』
『貴方が姫を好きかどうかは置いておいて、貴方の存在そのものが姫の地位を脅かすものになるのです。』
急に血を引くジェニット(姉)が出てきたことになるからね。
『それは違います!』
ジェニットはたまらず声を上げます。
しかし、アナスタシウスは平然とネクタイを結び直しながらジェニットを横目で流し見します。
『・・失礼しました。ただ、私は貴方が血の繋がりだけで、彼らから無条件に愛を受け取れると信じているのではないか、と心配なのです。』
とアナスタシウス。さらに続けます。
『愛は無制限ではありません。』
『どういう・・ことでしょう・・。』
ジェニットが不安そうに確認します。
アナスタシウスは一気にまくしたてます。
『陛下は決して愛溢れるお方ではありません。
それは貴方もよくご存知でしょう・・?』
『結局、、貴方はアタナシア姫が行方不明になる前に陛下には近づくことすらできなかったではないですか。』
『貴方の言う“血の繋がり”だけで陛下が両手を広げて貴方を出迎えてくれるなんて考えるのは浅はかではないでしょうか。
『現に、アタナシア姫が戻ってきたとき、貴方には何ができますか?』
核心に触れられたジェニットは震えながら、
『貴方のその口ぶりは、まるで、、まるで、、
陛下に直接”何か”されたかのようですね、、。』
『・・・。』
“ドン!ドン!”(ドアがノックされる)
『失礼、おや、ここにいたのか・・。 ジェニット。』
ロジャー・アルフィアス(シロおじさん)がドアを勝手に開けて入ってきます。
『ジェニット、悪いが、大事な話があるので席を外してくれないか。』
ロジャーは続けます。
ジェニットはタッと駆けて退室します。
『子供相手に何を熱くなっているのだ。』
『・・・いつから、そこにいた?』
アナスタシウスは尋ねます。
(気付いてなかったのか・?)
(まだ魔力が回復していない・・のか?)
ロジャーは考えます。
一方ジェニット。
『どうしたらいい?』
『彼は明らかに怒っていた。』
(だけど、こんなに厳しく言われたのは初めてで、彼は陛下と姫の悪口を言っていた・・)
“『アタナシア姫は、、貴方が自分の姉だと知ったとき、喜ぶでしょうか?』”
先刻のアナスタシウスの言葉がよみがえります。
“トン…トン…”
アタナシア姫の部屋のドアがノックされます。
アタナシアがドアを開けるとジェニットが立っていました。
『ジェニット、どうかした?』
アタナシアは問い掛けます。
『姫・・。』
ジェニットの表情は今にも倒れそうなほど、暗いです。
『もし・・・
もし、わたしが貴方の本当の姉妹だとしたら、貴方はどうしますか・・!』
『なっ、なん・・て・・?』
宮殿に大雨が降り注いでいます。
ジェニットが去った後でアタナシアはひとり外を見つめます。
(なんて言うべきだった・・?)
(自分の感情をコントロールできなかった・・な・・。)
ジェニットはアタナシア姫の困惑した表情を見るや否や部屋を飛び出しました。
アタナシアは考えます。
(なぜ彼女は突然あんなことを聞い・・た?)
(彼女に何かあったのかしら・・?)
(わたしもジェニットが好きよ。)
(でもこの状況で自由に彼女に好きだと言うのは難しい・・そしてこんな状況はわたしも嫌・・。)
(わたしの反応が彼女を落胆させ、傷付け・・た・・?)
一方、ジェニットの部屋。部屋は真っ暗です。
『違うもん。。』
『姫様はわたしのことが好きだもん。。』
真っ暗な部屋で彼女の瞳だけが月の光で宝石のように輝いています。
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ある日、お姫様になってしまった件について66話 感想・考察
今話はジェニットとアナスタシウスの2人の会話がメインになり、核心に触れていきます。
ジェニットは感情的に(アナスタシアは私を姉みたいだと言った)
アナスタシウスは論理的に(王族の血筋問題はそんなに簡単なことではない)
家族として、父と妹として、クロードとアタナシアを見ているジェリットは
他に狙いのあるアナスタシウスとお互い会話がすれ違います。
アタナシア本人に直接確認をする為、アタナシアの寝室にジェリットは訪れますが、
とっさのことでアタナシア自身も動揺を隠すことができませんでした。
そりゃ、びっくりしちゃうよね、アタナシアも。
アタナシアとジェリットも意図せずすれ違い始めてしまいます。。
次の話、どう展開していくのか、楽しみです・・!
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次回第67話ネタバレはこちらから
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