今回は前田アラン先生の「醜い私があなたになるまで」12話を読んだので紹介したいと思います。
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醜い私があなたになるまで12話あらすじ
RINKOと闘うなら会社も巻き込んで公にすることを、弁護士・内藤はさやかに提案します。
RINKOは「K谷勇治とA部さやか」とつぶやきました。
プロバイダから「発信者情報開示による意見照会書」がさやかの夫・高年宛に届きました。
請求者の名前は、内藤弁護士事務所です。
同封の回答書を郵送するように書かれています。
しかし、真由美は紙を捨てました。
真由美はつぶやきに鍵をかけました。
対策したとさやかは真由美に言います。
また、さやかはまだ婚約指輪をしています。
疑心暗鬼になった真由美は、何も集中できません。
真由美宛ての特別送達便を、真由美の夫の高年が受け取りました。
封筒の送付先は地方裁判所で、中身は訴状でした。
因果応報の痛快な回やでしかし。
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醜い私があなたになるまで12話ネタバレ
BUMK.社員・阿部さやかの実家のリビング。
RINKOのアカウントはBUMK.にも損失を与えていること、RINKOはBUMK.内でさやかに近い相手であることを、BUMK.の顧問弁護士・内藤は話します。
RINKOと闘うなら会社も巻き込んで公にすることを、内藤は提案します。
スーパーで、さやかの同期・西野真由美は、鼻歌まじりにカートを押しています。
炎上は鎮火して、話題にするアカウントも減ってきました。
さやかのアカウントは鍵がかかり、部長・越谷勇治のアカウントは消えました。
真由美は買い物中にRINKOのアカウントでつぶやきます。
BUMK.に浮気男とウリ疑惑女についての処遇決定を求め、BUMK.不買を匂わせ、
『K谷勇治とA部さやか』とつぶやきました。
ほぼ特定できるじゃねぇかコノヤロめ。
その後、真由美が自宅に着くと、プリット光株式会社から、「重要」のスタンプが押された封筒が、夫・高年宛てに届いていました。
不思議に思った真由美は、玄関前の廊下で開封します。
真由美は驚愕し、買い物袋を落としました。
中身は「発信者情報開示による意見照会書」でした。
請求者の名前は、内藤弁護士事務所と書かれています。
匿名の発信とはいえ内容によってはプロバイダーに情報開示してもらって個人特定可能なのよね。
真由美は急いで家に入り、内容を確認しました。
2週間以内に同封の回答書を郵送するように書かれています。
真由美は紙を破り、ゴミ箱に捨てました。
おいおいメンタルたくましいな。
封筒が届いてから2週間はとうに過ぎました。
返答の催促や日常に変化は起きていません。
RINKOのつぶやきには鍵をかけました。
BUMK.本社に真由美が出社すると、休職していたさやかが後ろから歩いてきました。
平気なのかと、女性社員がさやかに尋ねます。
私が犯罪を犯したわけではないからと、さやかは言います。
真由美は心底不安だろうな。
”大丈夫か”と、真由美はさやかに探りを入れます。
”対策したので”とさやかは答えます。
越谷も元気だとさやかは話した後、やって来た友達と先を歩き出しました。
さやかの左手薬指には、婚約指輪が光っています。
”開示請求をしてきたのはさやかだ”と、真由美は考えます。
後日、会社の廊下で、真由美はさやかをご飯に誘います。
法務部に用事があると、さやかは断りました。
自分も一緒にいこうかと、真由美は申し出ます。
さやかの友達は理由を尋ねます。
その直後、上司がやって来て、真由美のミスだらけの書類について叱責し始めました。
顔色が真っ青な真由美を、上司は心配します。
真由美は確実に影響受けてる（くらってる）な。
その後、会社のトイレの個室。
”情報開示請求が来たらどうする”と、真由美はRINKOのアカウントでフォロワーに質問しました。
捨てていいんじゃないか、などのリプライがきました。
「来たけど捨てた、つぶやきは消す」と、真由美はつぶやきました。
一方、法務部では、（諸々手続き）進めていいかと、さやかの叔父・社長がさやかに尋ねます。
RINKOのつぶやきを見ていたさやかは了承します。
社長の隣に座っている弁護士・内藤の前には、開いたノートパソコンがあります。
エビデンスで殴るってやつな、コレ。
一方、真由美の家では、真由美宛ての特別送達便を、夫の高年が郵便配達員から直接受け取りました。
夜、帰宅した真由美に、高年は開封した特別送達便の封筒を投げつけ、
犯罪者だ
と怒鳴ります。
驚いた真由美が封筒を見ると、送付先は地方裁判所です。
中身は訴状でした。
裁きの時間や。
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醜い私があなたになるまで12話【感想】
「発信者情報開示による意見照会書」を見た真由美は、顔が紅潮し、汗を流し、身体は震えます。
復職したさやかを見た真由美は青ざめ、口をポカンと開けます。
対策したというさやかの言葉を聞いて、真由美は唇を噛みしめます。
法務部に用事があるというさやかの言葉を聞いて、真由美は引きつった笑顔を浮かべます。
その直後、真由美の顔は真っ青になります。
撃った実弾がすべて自分に返ってくる。他人を非難するときは非難される覚悟を持つんやで。
「発信者情報開示による意見照会書」が届いてからの真由美は、今までに見たことがない色んな表情をしています。
最後には顔色が真っ青になり、読んでいて非常に痛快に感じる話となりました。
裏番長の失墜はあっけないもんやでしかし。
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