こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は緑川ゆき先生の「夏目友人帳」8巻を読んだので紹介したいと思います。
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夏目友人帳 8巻 あらすじ
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漫画やアニメで人気を博しているファンタジーストーリーの「夏目友人帳」。
妖怪が見えてしまう主人公の夏目貴志が、同じく妖怪のニャンコ先生と一緒に祖母の集めた妖怪の名前を個々に返していく物語です。
妖怪達と関わる中で、深い思いなどを知って主人公自身が価値観を変えていき、周りの環境も変えていく、内容に深みのある漫画となっています。
妖怪が見えてしまう夏目は、自称用心棒の妖怪ニャンコ先生と一緒に祖母のレイコが手当たり次第に勝負して集めた妖怪の名前を返していくことになります。
妖怪と関わる事で自分自身の考え方も変わっていく夏目。
今までは妖怪が人間に悪さをする理由を妖怪と話して解決していった夏目ですが、今回は人が妖怪を襲う事件が起こります。
術を使うために妖怪を襲う人間。その人間にも妖怪に対してのやり場のない怒りもあります。色々な人間や妖怪の心情が複雑に混じり合うお話でした。
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夏目友人帳 8巻 ネタバレ
今回の夏目友人帳は文化祭の時期のお話。夏目の友人とも呼べるであろう２人組、北本と西村は夏目と同じクラスの同級生です。
この２人が文化祭について話しながら帰っていると川の橋の欄干でふらふら歩いている夏目の姿が。
かなり危ない状況です。高所が苦手な私には歩くなんてもってのほか、想像するだけでも足がすくみます。
２人が夏目に対して危ないから降りろと言う間もなく夏目は川に落ちてしまいます。
２人は夏目を助けるために川に入り夏目を引き上げ、何をしていたのかと聞きますが夏目はただ謝るだけ。
（夏目は妖怪が見えることを２人に隠している、つまり少し距離があるわけですが、夏目が川に落ちたときに助けた２人をみるに、２人は夏目の事、本当に友人として見ているのかなと思えます）
川に落ちたびしょ濡れの状況で家に帰ることで藤原夫妻に迷惑をかけないかとビクつく夏目ですが、３人を見た塔子さんは「ワンパクで困っちゃうわね」とお母さんのような優しさでお風呂に入るように伝えます。
そして遠慮の無い北本・西村コンビと一緒に夕ご飯を食べる夏目。
なんだか本当に友達を家に呼んでご飯を食べるごく普通の家庭のような感じです。
２人が帰った後、部屋に戻るとコートの中から石ころが落ちてきます。
その石ころには顔があって目や鼻だけでなく口に歯まである、とても不気味なもの。すると何者かがその石ころを外に蹴飛ばしました。
蹴飛ばしたのはヒノエ。怪我をしたニャンコ先生を見舞いにきたヒノエは、その石ころに嫌な感じがしたと言い、夏目に気をつけるように言います。
ヒノエが忠告までする、その石ころの存在は一体何なのか？そして、夏目は普通の学生のように無事文化祭を楽しむことは出来るのか？
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夏目友人帳 8巻 みどころ
今回は学生の大イベント、文化祭のお話。
妖怪の話だけではなくて、こういった普通のイベントがあるのも夏目友人帳の魅力でしょうね。
今まで周りと距離を置いていて独りぼっちだった夏目には、こういう友達と準備をしたり話し合いをしたりして仲を深めることって無かったんだと思います。
なので、夏目にとっては初体験のようなもので、とても楽しみなんでしょうね。
ただ、今まで体験したことがないからこそ、どうやって楽しんだら良いのか分からない、とても不安で緊張するイベントでもあるでしょう。
ニャンコ先生が出てくるところは少ないお話でしたが、夏目が対妖怪との関係だけでなく
知らないうちに人間との関係も良くなっていることが分かるお話でした。
このまま夏目が友達を増やして素敵な学生生活を送ってくれることを本当に祈ってます･･･
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