今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」83話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は物語の核心に触れるネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
悪女は砂時計をひっくり返す 83話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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少し先の物語になりますが、原作小説版も翻訳してるのでよかったら合わせてどうぞ!表現キツいので【一応、閲覧注意】・・笑
しかしローハンは最初からアースと手を組んでイシースを騙していたことを明かし、彼女の愚かさを鼻で笑いました。
そして、罰を与える代わりに姉である自分が責任をもって再教育を施すと宣言したのです。
悪女は砂時計をひっくり返す 83話 ネタバレ
イシース、反逆者として仲間だと思ってたローハン陣営に連行される。
しかし、きちんと印章の押された誓約書を交わしたにも拘わらずそれを反故にするのか?!という彼女の主張は、いつの間にかやって来ていたビカとローハンによって、あれはすべて偽物だったと軽くあしらわれてしまいます。
なるほどね・・。
結果まんまと騙されてしまったイシースを、ローハンらは愚かだと嘲笑します。
その様子を傍観しながら、アリアはふと昨夜馬車の中でアースが口にした言葉を思い出していました。
彼はこの度の計画がうまくいったのは
だと言ってくれたのです。
ゆえに彼は、アリアなくして今回の成功はあり得なかったと考えているのでした。
続けてアリアがローハンの真意や彼とアースとの関係性について思いを巡らせていると、鉄馬車へと引致されてゆくミエールと不意に目が合いました。
ミエールも終わったか・・。
ミエールの眼差しには煮え滾るような憎悪が宿っていましたが、アリアはなんとそんな義妹の助命を嘆願し始めます。
えっ・・アリア、どうして・・?
ミエールは勿論、アースにとってもアリアのこの行動は寝耳に水だったのでしょう。
アースの顔に困惑の色が浮かびますが、アリアは心優しい聖母のごとき佇まいでミエールはまだ判断力のない子供であると訴え、「姉として」気を配れなかった責任を負い代わりに自分が罰を受ける・・・などと言い出しました。
アリア自身が、罰を・・?(これなんの策だ・・・?
そうして、それが認められないのであれば、ミエールに更生のチャンスを与えて欲しいと希望します。自らが常に義妹に寄り添い、彼女の間違いを正していくと申し出たのです。
教育と称して一体なにをされるのかと慄くミエールへ、アリアは慈愛に満ちているようにしか見えない微笑みを向けるのでした。
・・・。
悪女は砂時計をひっくり返す 83話 感想・考察
83話の中盤に、回想としてアースが今回の計画の全貌をアリアに説明するシーンがあります。
その際のアースの言葉から、巻き戻り前の世界ではイシース率いる貴族派に屈するしかなかった無力な皇太子が、巻き戻り後の現在では彼らに対抗し捻じ伏せる力を持つに至った理由が明らかになりました。
復讐を成し遂げることが出来たのはアースの恋人となり彼を味方につけたからではなく、彼女自身の努力が社会を変えた結果だという事実は、アリアにとって非常に嬉しいものでしょう。
次回ネタバレはこちらから
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少し先の物語になりますが、原作小説版も翻訳してるのでよかったら合わせてどうぞ!表現キツいので【閲覧注意】・・笑
※アリアがいい感じにガチ悪女してて最高です・・
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