今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」74話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は物語の核心に触れるネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
悪女は砂時計をひっくり返す 74話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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少し先の物語になりますが、原作小説版も翻訳してるのでよかったら合わせてどうぞ!表現キツいので【一応、閲覧注意】・・笑
ミエールはそこで、アースは不思議な力を使っているのだと訴えます。
おかげでミエールはすっかり彼に夢中です。
悪女は砂時計をひっくり返す 74話 ネタバレ
クロア王国の若き国王・ローハンとは初対面である上、
現在は一介の侍女に身をやつしているにも拘わらず、謁見の間で突如
「ローハン様にぜひ申し上げたいことがあります!」
と訴え出る・・・という暴挙を働いたミエールですが、
いやミエールあなた何様よ…
ローハンは彼女が期待した通り、
そこまで必死になって伝えたい話とは一体どのような内容かと興味を持ってくれました。
ローハン・・こいつの話を聞くっていうの・・?
イシースからは勝手な行動を咎められてしまいましたが、彼女からの信頼を回復させるよりもローハンに新たな後ろ盾となってもらうことを選んだミエールは、嬉々として彼の執務室へと足を運びます。
そんなミエールをローハンはいかにも歓迎しているといった態度で室内へ招き入れ、先ほど彼女が発した
という言葉について、さっそく説明を求めました。
・・・ゴクッ。
長く濃い睫毛に縁取られた蜂蜜色の瞳に甘く見つめられたミエールは、彼に促されるまま、アースの使う魔法のような力について話し始めます。
言った・・
自分はつい最近までロースチェント伯爵家に仕えていたと偽った上で、先日伯爵邸内で起きた殺人未遂事件の際、なにもない空間から突然現れたアースが真犯人のアリアを連れて姿を消す瞬間をこの目でハッキリ見たのだ・・・と語ったのです。
驚くべきことにローハンは、
帝国では誰1人として信じなかったこの目撃談を肯定的に受け止めました。
・・・!!
ローハン、こいつの話を信じるっていうの・・?!
なんの意図で・・
「僕は一理あると思う」というローハンの言葉に舞い上がっていたミエールは、さらに彼から食事に誘われ、すっかり夢心地になります。
ミエールはミエールでローハンに気移りしてるじゃないかよ…
ただしその場にはイシースとビカも同席すると知ると、
と思わず肩を落としたのでした。
・・・笑
ローハンはそんなミエールの気持ちを察しているのか、不意に、反乱が成功し見事帝国を手中に収めたあかつきにはぜひとも彼女を・・・と口説き文句のようなセリフを口にしました。
へ・・・?///
ローハン、アナタも本気なの・・・?
無論ミエールは「光栄です!」と即答し、拒む理由のないイシースも快諾します。
美貌の王に見初められたと浮かれるミエールと違い、ローハンの見た目を裏切る狡猾さを重々承知しているイシースは、ミエールへ向けた彼の笑みが嘲りであることに気付いていました。
・・なるほどね。
にも拘わらずミエールをあっさり差し出したのは、体良く厄介払い出来るチャンスだと考えたからに他なりません。
全員腹黒いわ・・笑
ローハンとの婚姻はあくまで政略的なものゆえに、たとえミエールが彼の寵愛を受けたとしても構わない・・・という余裕もあったでしょう。
しかしローハンはそんなイシースすら弄ぼうというのか、今度は、帝国を手に入れることが結婚の前提条件だなどと言い出します。
そうして、こみ上げてくる怒りをどうにかやり過ごしながら、仕方なくローハンの言葉に頷いてみせたのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す 74話 感想・考察
74話では、さすが若くして一国の主となっただけあって、ローハンがなかなかの食わせ者であることが判明しました。
頭、キレそうね・・。
ミエールの話は信じてはいたようだけど、どうなるか・・
以前アリアが彼の素性を知らないながらも警戒を解かなかったのは、油断ならない人物であると本能的に察知したからなのかもしれませんね。
それにひきかえミエールは、ローハンの麗しい容姿と表面上は気さくで優しい態度にすっかりのぼせ上がってしまっています。
ただ残念ながら、どう考えても彼女を待っているのは、利用されるだけ利用された後にポイ捨てされてしまう未来でしょうけれど・・。
ミエールは自分では何の意思も持たないし、長い物には巻かれろ精神が強いからね。そして後ろ盾を見つけると急に強気になるのよね・・笑
次回ネタバレはこちらから
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少し先の物語になりますが、原作小説版も翻訳してるのでよかったら合わせてどうぞ!表現キツいので【閲覧注意】・・笑
※アリアがいい感じにガチ悪女してて最高です・・
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