今回は杉山美和子先生の「Bite Maker(バイトメーカー)~王様のΩ~」31話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ!
スンバラしい原作様もぜひお手元に!!
Bite Maker~王様のΩ~ 31話 あらすじ
前話ネタバレはこちら!
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そして政宗はそれ以来、2度と会うことが出来なくなってしまった信長に強く執着していたのでした。
のえるたちの命を賭けてゲームをしようと持ちかけたのでした。
命を賭けたゲームが始まる・・・!!?
Bite Maker~王様のΩ~ 31話 ネタバレ
という理由でのえるを攫ってしまうほど強烈に信長を意識し、妄執的なこだわりを見せていた政宗ですが、信長から再度「お前は一体何者だ」と訊かれても特にショックを受けた様子はなく、笑って
「おまえはおれを知らないだろう。でも、おれはおまえをよく知ってる」
と答えました。
ふむ・・・?”知ってる”・・?
それは「耳」の能力によって信長に関するあらゆる情報を網羅している・・・という意味ではありません。
なっ・・・!!!
ここから回想に入ります。
その日政宗は、大輪の薔薇が咲き誇る広く美しい庭の一角で、鼻歌を歌いながら1人遊びに興じていました。
そこへ「誰だ?そこで何をしている?」と言いながら現れたのが、幼き日の信長です。
幼い頃の信長だ・・!!
か、かわええええええええええ
・・・そう、政宗はなんと信長が住んでいる豪邸の庭へ勝手に入り込み、我が物顔で遊んでいたのでした。
すごい度胸や。笑
そして、現在と違いなぜかその目を頑丈そうなアイマスクで覆い隠している信長は、不審者の正体が自分とそう変わらぬ年齢の子供だと知るや、不法侵入を咎めるどころか嬉々として邸内へと招き入れたのです。
2人は見る間にうちとけ、別れを惜しむ政宗に信長は「オレと同じ目の色をしてるんだ」と言いながらこんぺいとうの詰まった小瓶をプレゼントしました。
しかし、1度欲しいと思ったならばなんとしてでも手に入れなければ気が済まない政宗が、そんなものを渡されたくらいで大人しく引き下がるわけもありません。
政宗は「ぼくと来い!」と言って強引に信長を外へ連れ出そうとした上、信長がそれを拒むと「なんで!?そのお面のせい!?」と癇癪を起こし彼のアイマスクを無理矢理はぎ取ってしまったのです。
あっ・・・!!!
その結果、政宗は信長自身が「オレの目には悪魔が棲んでるんだ」と評した彼の目の力にのまれ、意識を失ってしまいます。
・・・!!!
なるほどね・・!!
にも拘わらず、ようやく再会が叶った信長がその目で見つめる相手はのえるただ1人で、政宗のことなど眼中にありません。
ゆえに政宗は「全員肉片にして、魚のエサにしてあげる」という先ほどの発言を撤回し、「おれにゲームで勝ったら、のえるを助けてあげる」と提案しました。
「そのかわりにおれが勝ったらーー信長にひとつ言うことを聞いてもらう」
という条件を聞いた秀吉は、
「情報を支配する耳にゲームで勝てるわけがない」と信長を止めようとします。
しかし、一刻も早くのえると番いたいという欲望を隠しもしない信長は、さも当然と言わんばかりの無表情で「どんなゲームだろうと勝利しかない」と言い切り、政宗が仕掛けてきた勝負に乗ることを決めたのです。
か、カッコいいいいいいいいい!!!
Bite Maker~王様のΩ~ 31話 感想・考察
31話の見どころは、政宗による過去回想シーンです。
まだ幼く子供らしい無邪気さがある信長と政宗は2人ともかなり可愛らしいので必見です。
むっちゃかわいい。笑
気になるのは、性格的にも現在とそれほど変わりのない政宗とは異なり、信長は今とずいぶん印象が違うことです。傲慢さや尊大さはそれほど感じられず、むしろ自身の目を卑下するような発言までしているのは、十中八九抑圧的な環境によるものでしょう。
。。。
いくら危険性が高い能力とはいえ、過剰とも思えるほどの厳戒態勢を敷く信長の両親あるいは保護者は、いったいどのような人物なのでしょうか・・!!
次回第32話ネタバレはこちらから
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