今回はピッコマで連載中のSarkk/Eunhye kim/binu/Siya先生の
「緑陰の冠」57話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
緑陰の冠 57話 あらすじ
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ルミエが覚醒した・・・!!!(ヒッ…!!
緑陰の冠 57話 ネタバレ
ルミエ強(怖)すぎ・・!!
止める間もない鮮やかすぎる手並みで、一瞬にしてアルカやその手下たちの息の根を止めてしまったルミエにしばし呆然となっていたランは、ドンドンと激しく扉を叩く音と「アルカ様!大丈夫ですか?」という呼びかけを聞いてようやく我に返ります。
ま、まずい・・!!
それでも咄嗟に良い打開策を見つけられず、
と判断に迷ってにいると、不意にルミエが口を開き、ただ一言「隠し通路があります」と告げました。
なっ・・!!
その言葉に真っ先に反応したのはイルミニティ伯爵です。
彼はすぐさまルミエに向かい「案内しろ」と命じます。
それどころか、イルミニティ伯爵の存在など目に入っていないかのように、ただただランのことだけをじーっと見つめています。
ランが、もうご主人様に・・・!
その眼差しに気圧されつつもルミエの意図を察したランは、伯爵の指示に従って欲しいという気持ちを込めて1度”コクっ”と頷いてみせたのでした。
そうして壁に偽装された出入り口を通り、ルミエの先導に従って一行は無事に脱出を果たします。
しかし、ここまで来ればもう大丈夫だろう・・・と思える場所までたどり着いた時にランの心を占めたのは、安堵ではなく後悔でした。
・・・。
そして想定外のルミエの強さ・・
アルカの死について、イルミニティ伯爵は「この界隈では悪名高い人物でしたので、喜ぶ者も多いでしょう」とコメントし、トップを失ったことで確実に内部抗争が起こるため報復の心配も要らないだろうと言い切りますが、それを鵜呑みにして、手放しで安心しているわけにもいかないでしょう。
その上、伯爵によればルミエの妹であるリリーは深く病魔に冒されているだけでなく、「例の薬のせいで身体がボロボロ」だといいます。
ああああああ・・
イルミニティ伯爵に説明した通り、ランはルミエとリリーをアルカから解放したら「終わり」だと考えていましたが、どうやら安易にそうするわけにもいかないようです。
それでも、手足にはめられた拘束具を外し、
身なりを整えさせたルミエと引き合わせれば、やつれた身体を勢い良く起こし
「お兄ちゃん・・・会いたかった。すごく会いたかったの」
と涙をこぼしながら再会を喜ぶリリーの姿を見れば、ランの口もとも自然と緩むのでした。
ああああああああああ泣
緑陰の冠 57話 感想・考察
57話のラストでは、ルミエが人質にとられていた妹・リリーと感動の再会を果たしました。
ランの当初の予定では、この時点で自分のやるべきことは終了で、正体を明かさぬままこの兄妹とはお別れのつもりだったはずです。
しかしイルミニティ伯爵によれば、このままではリリーの容態は回復しないとのこと・・・それを聞いた上で、後のことは自己責任だと2人を放り出してしまえるほどランは非情ではありません。
この先、少なくともリリーが元気になるまではルミエと関わらざるを得ないとすれば、彼の存在がユスタフに知られるのは時間の問題でしょう。
これは波乱の予感がしますね・・・!!!
次回第58話ネタバレはこちらから
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