今回はLINEマンガで連載中のLEEHYE先生の
「生まれ変わってもよろしく」75話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
生まれ変わってもよろしく 75話 あらすじ
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生まれ変わってもよろしく 75話 ネタバレ
こんな役目を駿に・・。駿もツラすぎるでしょ・・。
相変わらずフレンドリーな態度で歓迎してくれた若林夫妻に対し、駿は決心が鈍らぬうちにと着いて早々膝をつき、頭を下げながら
「すみません・・・すみません俺のせいで・・・」
と途切れ途切れに言葉を紡ぎました。
ああああああああああああ泣
この駿の行動に驚き慌てたのは若林夫人です。
跪く駿に駆け寄った彼女は「やめて、立ってちょうだい」と言って優しく彼の肩に手を置くと、穏やかな微笑みと共に「何を言いに来たかわかってるわ」と告げます。
・・・・・え?
さらに夫人は
「それに沙織の事故の真実も犯人も知ってる。ずっと前からね・・・」
と続け、今度は駿が驚かされる番となったのです。
そんな・・・
そうしてその際、息子の気持ちを考えて今はまだ真相を明かさない・・・という彼の選択に納得した若林夫妻は、駿の抱える罪悪感を察して心を痛めながらも口をつぐんでいたのだと言います。
嘘でしょ・・。
夫人からずっと黙っていたことを詫びられた駿は「俺のせいで二人は悲しみまで隠さなきゃいけなかった」と一層自分を責めますが、彼女はそんな駿の手にそっと自分のそれを重ね、「悲しみを隠したわけじゃないわ。あなたを守りたかったのよ」と告げました。
うわああああああん!!泣
そして、「私の大事な友達の息子だから、私の息子も同然なの。親が子供を守ろうとするのは当然でしょ?」という言葉にたまらず涙をこぼしはじめた彼を抱きしめると、「駿くん。忘れられないことは忘れないでおこう。その代わり苦しまないようにしましょう」と静かに語りかけたのでした。
涙が止まらない。
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叱責も覚悟していたのに逆に慰められてしまったことに複雑な気持ちを抱きつつ若林家を辞した駿は、その足で西山病院へ向かいます。
父親も・・。
面会前に大井がこれまでの事情を説明してくれたおかげで、長年の誤解が解けた状態で病室へと足を踏み入れた駿でしたが、真意を知ったからといって蟠りが完全に消えることはありません。
ゆえに駿は父の体調を気遣いつつも、「受け取る側が愛を感じられなければ、それは愛し方が違うんじゃなくて、ただ間違ってるんだよ」と自身の正直な気持ちを吐露しました。
それから「今まで守ってくれてありがとう」と頭を下げ、相手の反応を待たずにその場を後にした息子の背中を、駿の父親は無言のまま見送ったのでした。
何かの覚悟を決めた・・駿・・?
生まれ変わってもよろしく 75話 感想・考察
75話の見どころは、沙織が亡くなった事故の真相を告げに行った駿と若林夫妻とのやりとりと、病院での室井親子のやりとりです。
とんでもない回だったよ・・泣
まず前者では、沙織の両親がすでに犯人が駿の叔父だと知っていたという驚きの事実が判明しました。
その上で誰を憎むことなく、自然に駿のことを気遣える2人は、遥が自慢に思うのも当たり前だと思える本当に素敵な夫婦です。
また後者は、長年の誤解はとけたものの、だからと言っていきなり仲の良い父と息子という関係にはなれない・・・という複雑な駿の心情が描かれていて、物語にリアリティをもたらしています。
なんて作品だ・・素晴らしすぎる・・(語彙力
次回第76話ネタバレはこちらから
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