今回はピッコマで連載中のTanyeong先生の
「期間限定のお姫様」55話を読んだので紹介したいと思います。
この記事はネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ…!
期間限定のお姫様 55話 あらすじ
今話でネタバレを終了します。ごめんね!
前話のネタバレはこちら!
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すると彼は幼い姿から、一気に元の青年へと戻りました。
しかしシェイリアは冷静かつにこやかに振る舞い、華々しくイクレットのお披露目をするという目的を見事な形で達成させたのでした。
期間限定のお姫様 55話 ネタバレ
ラフェルからシェイリアの動向を聞いたジブリルテは、さらに「そういえば・・・先日私がイクレットにかけた呪術が解けました。・・・もしかしてラフェルあなたが?」と彼に探りを入れてきます。
・・・ドッドッ。(心音
するとラフェルはしれっと「さあ、それは俺じゃない」と噓をつき、それで納得したかどうかはともかく、ジブリルテもそれ以上追及することはありませんでした。
・・ふぅ。
代わりにジブリルテは「約束どおり対価は差し上げましょう」と言って、指先に青白い光を灯します。
それはラフェルの胸元へと伸びてゆき、彼に触れた瞬間より眩い輝きを放ちました。
・・・?対価・・・?
そうしてその光がおさまった後そこに立っていたのは、なんといつの間にか元の姿へと戻り「・・・まだ少し足りないな」と呟くラフェルだったのです。
・・・・え?
さてその頃、デビュタントのために集まった人々で賑わう本宮のパーティー会場は、今宵の主役であるロクシオスの登場を今か今かと待ちわびる空気に満ちていました。
そのせいか、弟たちよりも先に現れたシェイリアに対して向けられたものは歓迎の意とは言えず、それどころかエスコートもなく1人で入場した彼女の姿にざわめきが広がります。
さらにそこへテスリックがヘーゼルを伴ってやって来たことで、
と皆が口々に囁き始めたのです。
誰も声のトーンを落とそうとしないのは、おそらくわざとなのでしょう。
何も知らないで・・。
しかし彼女が今夜この場に赴いたのは、イクレットとロクシオスに明るい未来をもたらすためです。
ゆえにシェイリアは前のめりに話しかけてくるヘーゼルのことも、何故かヘーゼルとの関係を否定してきたテスリックのことも笑顔で軽くあしらいました。
そして、満を持して会場入りしたロクシオスに寄り添うイクレットを「彼女は私の護衛魔法使いイクレット・ブランジェです」と紹介し、注目の中堂々と「とてもすごい才能を持っている立派な魔法使いです」と彼女を賞賛したのです。
おおおおおお
この鮮烈なデビューに対する人々の反応は上々でした。
またイクレット自身も晴れやかな表情を浮かべており、ロクシオスとダンスを楽しむ彼女の姿をシェイリアは満足げに見守ります。
未だ皇帝がその姿を見せる気配がないことだけは多少心に引っかかっていましたが、シェイリアはそれを振り切るように盛り上がる場内から1人抜け出しました。
そうして足を踏み入れた庭園で、彼女は何者かとの出会いを果たしたのでした。
期間限定のお姫様 55話 感想・考察
55話の見どころは、すっかり良い雰囲気が出来上がっているイクレットとロクシオスです。
髪をセットしていつも以上に王子様然としているロクシオスは惚れ惚れするほどの格好良さですし、意外にも濃い紫という落ち着いた色のドレスを大人っぽく着こなしたイクレットもとても素敵で、まさにお似合いの2人です。
また、テスリックはヘーゼルのことを一応恋人ではないと言っていましたが、実際のところお互いに相手をどう思っているのか気になるところです。
そして…今話でネタバレを終了します。ごめんね!今まで読んでくださりありがとうございました!
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