今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」88話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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君の全てを奪いたい 88話 あらすじ
前話のネタバレはこちら!
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おかげでプシュケーは、自らの神性についての手がかりがある可能性が最も高い、大神殿の中央図書館に出入り出来るようになります。
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君の全てを奪いたい 88話 ネタバレ
プシュケーとペロン、それぞれと会う約束をわざとダブルブッキングしたことに対して、メーデイアはあくまでこれはミスであり意図的なものではないという建前を押し通し、話し合いの場にプシュケーを同席させてもかまわないか?とにこやかにペロンに尋ねました。
全てはメーデイア様の掌の上やでぇ…。笑
頬を染めながら「かまわない」と即答してしまったペロンに、彼の部下は当然慌てます。
しかしメーデイアから、ゆくゆくは皇太子妃となるプシュケーならば「国政に参加する権利」があり、ベリアード公爵家の財産を神殿に贈与する件について話を聞いても問題などないだろう・・・とさも当たり前のように言われてしまい、仕方なく口をつぐんだのです。
そうしてペロンの隣にプシュケーを座らせたまま始まった彼とメーデイアととの会話は高度に政治的なもので、プシュケーにとっては「何のことだかさっぱりわからない」レベルでした。
うむぅ・・。
それでもメーデイアはプシュケーにも分かりやすい言い回しを選び、内容をかみ砕いて話をしていたのです。それはひとえに彼女を思ってのことであり、またプシュケーはそんなメーデイアを心をきちんと理解し感謝していました。
2人の関係、ほんと良い感じになってよかったよ・・。
やがて、ベリアード公爵家が手放す財産の使い途を主としたやり取りはつつがなく終了します。
ペロンを見送ろうと席を立ったメーデイアは、そこですかさずプシュケーを振り返り「プシュケー様は猊下に用があるのでは?」と彼女に水を向けました。
一瞬ぽかんとしてしまったものの、プシュケーはすぐにメーデイアの言わんとするところに気が付き、ペロンに向かって「私もご一緒させてください!」と勢い良く頭を下げます。
そして今度もペロンは理由も聞かずに「わかった」と即答したため、プシュケーは見事大神殿の中央図書館へ行けることになったのでした。
GJ!!!!
・・・。
そんな糸口さえ掴めない状況でもプシュケーはひたすら前向きで、満面の笑みを浮かべながら「一緒に頑張りましょう!」とペロンに声をかけます。
ペロンは並外れたプシュケーの善性に少々気圧されながら、
と言って己と彼女とを引き合わせたメーデイアのことを思い浮かべました。
「優しい人」や「善人」とプシュケーを賛美する言葉を並べた上で「私とは正反対」と呟いたメーデイアは、きっかけはどうあれ彼女に協力しているのは自分の意志であり、それはこれからも変わらないことを伝えると、珍しくとても驚いた顔をしたのでした。
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君の全てを奪いたい 88話 感想・考察
88話で注目したいポイントは、プシュケーに対するペロンの態度です。
初対面時の「天使」発言から考えれば、実際に言葉を交わすことになったら甘い言葉で口説き始めたり、あるいは逆に緊張し過ぎて何も言えなくなったりするかと思いきや、プシュケーのきらきらオーラに当てられてはいるものの意外に冷静でした。
色恋沙汰というよりは、神の寵愛が深い者として、何か感じるところがあったのかもしれません。
ペロンがプシュケーにめろめろになってしまうと、イアロスに続いてまた・・・という醜聞になりかねないのでホッとしつつ、恋に浮かれるペロンも見てみたかった気がします。
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次回第89話ネタバレはこちらから
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