今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 261話・262話(漫画版は84話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 261話 262話 ネタバレ
・・・の前の管理人のつぶやき。
悪女は砂時計をひっくり返す 原作”小説”版 261話の感想アップしました!
クロア王国、
旅立ちの・お別れの朝がやってまいりました。https://t.co/87AE3tmv7Z#悪女は砂時計をひっくり返す #悪砂 #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) October 16, 2021
前話ネタバレはこちらから
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261話
アリアの18歳の誕生日会がクロア王国で開かれて、そこにまさかのアースがきちゃった。2人は人知れないテラスに移動してイチャイチャ・・笑 その後、だね・・
アリアが砂時計を使ったときと同じく、その後一日中横にならなければならなくなった。
あれ・・アースは純血の王族だから副作用に強いって聞いてたんだけど、やっぱ副作用はあったんね・・・!
到着早々アリアとイチャついて、ぶっ倒れて、ぶっ起こされるアースに笑う。
『…もう無茶はしないでください…。』
アリアは、一日中ベッドで過ごしていたアースに冷水を渡して言った。
アースは他に大事な用事があったわけではなく、自分の誕生日のためだけに来たのだと思うと、アリアは罪悪感を覚えたようだ。
アースは、『お嬢様が心配するようなことは何もしていませんよ』と気さくに答えた。
アリアは額にしわを寄せた。
『いくらなんでも軽率すぎます…!
他に代えのきかない皇太子様がこんな無謀なことをするなんて…!』
この場で急に襲われたらそれこそ命を落としていたかもしれない。
少なからず怒りを露わにしていたアリアの手を握ってアースは、
『そんなこと気にしないでください。
それに、お嬢様に関係のないことでなければ、こんな無茶なことはしませんので。』
とだけ言った。
アリアだからこそ、こうしたのだと言ったので、アリアはもう怒ることができなかった。
__
__
『なんてこと…!
たった一日でこんなにやせ細ってしまうなんて…どうかされましたでしょうか…?』
アースが朝食のためにダイニングに現れると、バイオレットは驚いた様子で尋ねた。
アリアは優しく微笑み、アースの代わりに「皇太子殿下は…」と答えた。
『詳しくは知りませんが、
彼の地位にふさわしい素晴らしい仕事をしているのでしょう。』
と。
『・・・。』
アースも静かにうなずき、何も言わなかった。
余計なことは言わないほうがいいのだ。
能力のこととかね。てゆか脱線するけどワンチャンバイオレットも能力使えるとかあるんかね・・・?
『皇太子様は、今日帰られるのですか…?』
『えぇ、食事が終わったらすぐに失礼いたします。』
『そうですか…、もう帰られてしまうのですすね…。
こちらのもてなしもあまり出来ずに申し訳ありません…。』
『いいえ、私は楽しい時間を過ごすことができました。
私の方も突然の訪問で失礼したこともありますので、気にしないでください。』
『…そうですか…。』
バイオレットは、気にかけてくれてたアースに、少し表情を和らげた。
するとカリンも会話に加わった。
『…アリア、あなたはいつ帰るつもりなの?
本当なら昨日の朝、帰る予定だったでしょう?』
・・・。
アリアはカリンの質問にうなずきながら答えた。
『そう思っていたのですが、突然の来客がありましたから…。朝食後に彼と一緒に出発します。』
まるで目の前に二度と会えない人がいるかのようだった。
おばあちゃま・・。
『そう…。準備はもういいの?』
『えぇ、荷物も少ないので、特に準備するものもないわ?』
『気をつけて行きなさいね。私たちも時間をとってすぐに(帝国に)寄るから。』
『はい、お母様。』
(アリアの出立は)十分予想できたことではあったのだが、食事が終わるまで一言も発しなかった。
ああ・・
__
__
そして(バイオレットの)その状態は、
食事の後、アリアとアースが帝国に向けて出発するために玄関を出るまで続いた。
バイオレットは、言葉を失ったように口を閉じていた。
『それでは…もう行きますね。どうか皆様、お元気でいてください。』
アースと共に馬車の前に立ったアリアは、侯爵家の家族に最後の別れを告げた。
最後の・・。
アリアは困ったようにバイオレットの手を握って、別れを惜しんだ。
『…心配しないでください。私たちは永遠に別れるわけではありませんよ。お母様と一緒に是非、帝国を訪れてください。侯爵家のお屋敷ほどではありませんが、あちらも美しいですから。』
・・そういえばカリンの屋敷まるまるもうアリアのものになったんかね(こんな疑問持つシーンじゃないんだけどさ・・笑
『…アリアお嬢様。』
『アリアお嬢様も…どうか…どうか健康でいてください。何かありましたら、遠慮なく連絡してください…。私も…勇気を出して、近いうちに帝国に行きますから…。』
ブワッ。
バイオレットおおおおおおおおお…
バイオレットのその後悔や悲しみは、お互いの手を経て、そのままアリアに届けられた。
母親のカリンも、とても穏やかな表情をしていた。
みんなアリアをほんとーに、大事に想ってるんだよね。
__
262話
周りを気にして外出もできなかったし、
ただアリアとお茶を飲んでおしゃべりをすることしかできなかった。
アリアは和やかな家庭に育ち、まったく別の人間になっていただろう。
そんな余計なことまで考えてしまって、アリアは悲しくなった。
『奥様、心配なさらないでください。
私もそばにおりますので、アリア様には万一にも何も起こらないでしょう。』
アリアがバイオレットに何も答えられないでいると、隣にいたアースがバイオレットの心配を解消してくれた。
『…ありがとうございます。お嬢様をどうぞ…よろしくお願いいたします。』
__
__
何をそんなに急いでいるのか、今までの別れのことなどおくびにも出さずに馬車は出発し、アリアは窓からどんどん小さくなっていく侯爵の屋敷をぼんやりと見つめていた。
アースは力使わないで(使えないのか)、馬車で一緒に帰るんだね。
『アリア様、これをお使いください』
・・・?
アリアの目の中の疑問を読み取ったアースは、ハンカチを手渡す代わりに、アリアの目と頬を拭いた。
『お嬢様は、泣かれていますよ?』
・・・!!!
『・・・私が?』
アースの言葉に驚いてハンカチに目を落とすと、ハンカチが少し濡れているのがわかった。
アリア・・
アリア、生涯初めてくらいの寂しいお別れの涙。
『…これは…!
侯爵夫人からもらってしまったものにすぎません…!
そう、あくびみたいにもらってしまったに違いありません…。』
・・・。
するとアースは、アリアの赤くなった目を拭いながら、「そうですね」と肯定した。
『でも…、これは私の経験なのですが、自分の中でそういう気持ちになったときは、それを隠そうとせず、そのまま受け入れたほうがいいと思います。積み重なると溢れてしまいますから。』
するとアースは、ハンカチをアリアの膝の上に置き、アリアとは反対側に顔を向けた。
イケメンすぎる・・。
アースは、
アリアが自分を偽ることなく、心ゆくまで悲しみを感じればいいのだと言いたいようだった。
それは、アリアの性格上、弱い気持ちをずっと表に出せないでいたからでもある。
アリアあああああああああ・・・!!!(盛大なもらい泣き
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 261話 262話 感想・考察
アリアの18歳の誕生日も終わり…
サプライズゲストとしてやってきたアースと帝国への帰路に着くようですね。
アースぶっ飛ばしてやってきて、ぶっ倒れて、ぶっ起こされてたよね。 忙しい皇太子だこと。笑
そんなアリアがクロア王国で過ごす最後の朝食の場面が描かれました・・。
バイオレットの悲しみがこちらにも伝わる・・。
ってゆうかもうアリアは本当にクロア王国に戻らないつもりなんだね・・。バイオレット、勇気出して帝国に来てくれよな・・?
お別れの時には過去含めた人生で、はじめての純粋な涙を流すアリアの姿もありました。
最後の最後のお別れの場面でアリアは無償の愛で自分と接してくれる家族に気付けたね。もらい泣きや・・。
次回、いよいよ最終回となります。
紙幅の都合でごめんね!次回が正真正銘の”最終話”となります!
次回も気になります・・・!!!
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