【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 261話 262話ネタバレと感想。クロア王国からの旅立ち。別れの刻。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す原作小説版 261話・262話(漫画版は84話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 261話 262話 ネタバレ

・・・の前の管理人のつぶやき。

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 259話 260話ネタバレと感想。アリアの成人を祝う誕生日会が開かれる。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 259話・260話(漫画版は83話?)を読ん...

261話

管理人halu
管理人halu

アリアの18歳の誕生日会がクロア王国で開かれて、そこにまさかのアースがきちゃった。2人は人知れないテラスに移動してイチャイチャ・・笑 その後、だね・・

アースは帝国からクロアへと一気に移動したため、
アリアが砂時計を使ったときと同じく、その後一日中横にならなければならなくなった。
管理人halu
管理人halu

あれ・・アースは純血の王族だから副作用に強いって聞いてたんだけど、やっぱ副作用はあったんね・・・!

ただ、外部からの刺激でも起きることのないアリアとは違い、アースはアリアに激しく揺さぶられて目を開け、目を覚ました。
管理人halu
管理人halu

到着早々アリアとイチャついて、ぶっ倒れて、ぶっ起こされるアースに笑う。

…もう無茶はしないでください…。

アリアは、一日中ベッドで過ごしていたアースに冷水を渡して言った。

アースは他に大事な用事があったわけではなく、自分の誕生日のためだけに来たのだと思うと、アリアは罪悪感を覚えたようだ。

アースは、『お嬢様が心配するようなことは何もしていませんよ』と気さくに答えた。

こんな弱々しい姿で、そんなことを言う…!?

アリアは額にしわを寄せた。

『いくらなんでも軽率すぎます…!
他に代えのきかない皇太子様がこんな無謀なことをするなんて…!』

アリアが今回は彼を目覚めさせたが、
この場で急に襲われたらそれこそ命を落としていたかもしれない。

少なからず怒りを露わにしていたアリアの手を握ってアースは、

『そんなこと気にしないでください。
それに、お嬢様に関係のないことでなければ、こんな無茶なことはしませんので。』

とだけ言った。

アースがやわらかく微笑んで、
アリアだからこそ、こうしたのだと言ったので、アリアはもう怒ることができなかった。

__

__

『なんてこと…!
たった一日でこんなにやせ細ってしまうなんて…どうかされましたでしょうか…?』

アースが朝食のためにダイニングに現れると、バイオレットは驚いた様子で尋ねた。

アリアが言うように、アースはとても疲れているように見えた。

アリアは優しく微笑み、アースの代わりに「皇太子殿下は…」と答えた。

『詳しくは知りませんが、
彼の地位にふさわしい素晴らしい仕事をしているのでしょう。』

と。

『・・・。』

アースも静かにうなずき、何も言わなかった。
余計なことは言わないほうがいいのだ。

管理人halu
管理人halu

能力のこととかね。てゆか脱線するけどワンチャンバイオレットも能力使えるとかあるんかね・・・?

『皇太子様は、今日帰られるのですか…?』

『えぇ、食事が終わったらすぐに失礼いたします。』

『そうですか…、もう帰られてしまうのですすね…。
こちらのもてなしもあまり出来ずに申し訳ありません…。』

『いいえ、私は楽しい時間を過ごすことができました。
私の方も突然の訪問で失礼したこともありますので、気にしないでください。』

『…そうですか…。』
バイオレットは、気にかけてくれてたアースに、少し表情を和らげた。

するとカリンも会話に加わった。

『…アリア、あなたはいつ帰るつもりなの?
本当なら昨日の朝、帰る予定だったでしょう?』

管理人halu
管理人halu

・・・。

アリアはカリンの質問にうなずきながら答えた。

『そう思っていたのですが、突然の来客がありましたから…。朝食後に彼と一緒に出発します。』

その答えを聞いて、バイオレットの顔がまた暗くなった。
まるで目の前に二度と会えない人がいるかのようだった。
管理人halu
管理人halu

おばあちゃま・・。

『そう…。準備はもういいの?』

『えぇ、荷物も少ないので、特に準備するものもないわ?』

『気をつけて行きなさいね。私たちも時間をとってすぐに(帝国に)寄るから。』

『はい、お母様。』

カリン、クロエ、ピアスト侯爵は、まだ暗い顔をしているバイオレットを除いて、すぐに発つというアリアに慎重に別れの言葉を告げていた。
その、バイオレットは
(アリアの出立は)十分予想できたことではあったのだが、食事が終わるまで一言も発しなかった。
ただ悲しそうにゆっくりと食事をしていた。
管理人halu
管理人halu

ああ・・

__

__

そして(バイオレットの)その状態は、
食事の後、アリアとアースが帝国に向けて出発するために玄関を出るまで続いた。

いつもアリアのそばで話をしていた朗らかな女性の姿はどこにもなかった。

バイオレットは、言葉を失ったように口を閉じていた。

それでは…もう行きますね。どうか皆様、お元気でいてください。』

アースと共に馬車の前に立ったアリアは、侯爵家の家族に最後の別れを告げた。

管理人halu
管理人halu

最後の・・。

それまでずっとバイオレットの沈黙が続いていたので、
アリアは困ったようにバイオレットの手を握って、別れを惜しんだ。

『…心配しないでください。私たちは永遠に別れるわけではありませんよ。お母様と一緒に是非、帝国を訪れてください。侯爵家のお屋敷ほどではありませんが、あちらも美しいですから。』

管理人halu
管理人halu

・・そういえばカリンの屋敷まるまるもうアリアのものになったんかね(こんな疑問持つシーンじゃないんだけどさ・・笑

『…アリアお嬢様。』

そして、その言葉がずっと我慢していたバイオレットの涙腺に触れたのか、バイオレットは涙を流してアリアの手を取った。

『アリアお嬢様も…どうか…どうか健康でいてください。何かありましたら、遠慮なく連絡してください…。私も…勇気を出して、近いうちに帝国に行きますから…。』

管理人halu
管理人halu

ブワッ。

目に涙を浮かべてそう言ったバイオレットは、アリアのこの手を永遠に手放したくないという表情をしていた。
まだあなたにしてあげられていないことがたくさんあるのだから…。
管理人halu
管理人halu

バイオレットおおおおおおおおお…

バイオレットのその後悔や悲しみは、お互いの手を経て、そのままアリアに届けられた。

母親のカリンも、とても穏やかな表情をしていた。

それは、アリアが初めて直面した感情でもあった。
管理人halu
管理人halu

みんなアリアをほんとーに、大事に想ってるんだよね。

__

262話

バイオレットはアリアを助けてくれた人間ではなかった。
周りを気にして外出もできなかったし、
ただアリアとお茶を飲んでおしゃべりをすることしかできなかった。
それでも、アリアはバイオレットから無条件の愛を受けていたのかもしれないと思うと、複雑な気持ちになった。
運命がねじ曲がらず、カリンとクロエが別れなければ、
アリアは和やかな家庭に育ち、まったく別の人間になっていただろう。

そんな余計なことまで考えてしまって、アリアは悲しくなった。

『奥様、心配なさらないでください。
私もそばにおりますので、アリア様には万一にも何も起こらないでしょう。』

アリアがバイオレットに何も答えられないでいると、隣にいたアースがバイオレットの心配を解消してくれた。

『…ありがとうございます。お嬢様をどうぞ…よろしくお願いいたします。』

バイオレットの「お願いします」という託す言葉に頷いただけで、別れを告げたアリアは、アースと共に馬車に乗った。

__

__

何をそんなに急いでいるのか、今までの別れのことなどおくびにも出さずに馬車は出発し、アリアは窓からどんどん小さくなっていく侯爵の屋敷をぼんやりと見つめていた。

管理人halu
管理人halu

アースは力使わないで(使えないのか)、馬車で一緒に帰るんだね。

『アリア様、これをお使いください』

侯爵邸が点になって見えなくなった途端、隣に座っていたアースが突然、自分のハンカチをアリアに手渡した。
管理人halu
管理人halu

・・・?

どうしてこれを…?

アリアの目の中の疑問を読み取ったアースは、ハンカチを手渡す代わりに、アリアの目と頬を拭いた。

『お嬢様は、泣かれていますよ?』

管理人halu
管理人halu

・・・!!!

『・・・私が?』

アースの言葉に驚いてハンカチに目を落とすと、ハンカチが少し濡れているのがわかった。

管理人halu
管理人halu

アリア・・

私が…涙を…?
そんな…最後に泣いたのはいつよ…?
(自分が)斬首される直前のミエールの衝撃的な告白で血の涙を流したのが最後…?
いや、あれからも怒りや恨みの涙は流したような気がするけれど、こんなに純粋な悲しみで涙を流したのは初めてだわ…。
管理人halu
管理人halu

アリア、生涯初めてくらいの寂しいお別れの涙。

…これは…!
侯爵夫人からもらってしまったものにすぎません…!
そう、あくびみたいにもらってしまったに違いありません…。』

涙を流して恥ずかしい思いをしていたアリアは、とっさに言い訳をした。
管理人halu
管理人halu

・・・。

するとアースは、アリアの赤くなった目を拭いながら、「そうですね」と肯定した。

『でも…、これは私の経験なのですが、自分の中でそういう気持ちになったときは、それを隠そうとせず、そのまま受け入れたほうがいいと思います。積み重なると溢れてしまいますから。』

するとアースは、ハンカチをアリアの膝の上に置き、アリアとは反対側に顔を向けた。

管理人halu
管理人halu

イケメンすぎる・・。

アースは、
アリアが自分を偽ることなく、心ゆくまで悲しみを感じればいいのだと言いたいようだった。

それは、アリアの性格上、弱い気持ちをずっと表に出せないでいたからでもある。

そのアースに配慮に感謝して、アリアはハンカチを手に、再び窓に顔を向けた__
管理人halu
管理人halu

アリアあああああああああ・・・!!!(盛大なもらい泣き

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 261話 262話 感想・考察

アリアの18歳の誕生日も終わり…
サプライズゲストとしてやってきたアースと帝国への帰路に着くようですね。

管理人halu
管理人halu

アースぶっ飛ばしてやってきて、ぶっ倒れて、ぶっ起こされてたよね。 忙しい皇太子だこと。笑

そんなアリアがクロア王国で過ごす最後の朝食の場面が描かれました・・。

管理人halu
管理人halu

バイオレットの悲しみがこちらにも伝わる・・。
ってゆうかもうアリアは本当にクロア王国に戻らないつもりなんだね・・。バイオレット、勇気出して帝国に来てくれよな・・?

お別れの時には過去含めた人生で、はじめての純粋な涙を流すアリアの姿もありました。

管理人halu
管理人halu

最後の最後のお別れの場面でアリアは無償の愛で自分と接してくれる家族に気付けたね。もらい泣きや・・。

次回、いよいよ最終回となります。

管理人halu
管理人halu

紙幅の都合でごめんね!次回が正真正銘の”最終話”となります!

次回も気になります・・・!!!

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管理人halu
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待望のコミックスは2021年11月05日発売・・!!

次回ネタバレはこちらから!

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【最終回・原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 263話 最終話ネタバレと感想。こうして悪女は運命をひっくり返した。アリアの物語ついに完結!
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 263話・最終話(漫画版は84話?)を読んだ...

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