今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 257話・258話(漫画版は82話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 257話 258話 ネタバレ
・・・の前の管理人のつぶやき。
悪女は砂時計をひっくり返す 原作”小説”版 257話の感想アップしました!
エピローグが続きます。(これ終わる・・?笑
家族の結婚式。
アリアはここでひとつの決断を迫られます…。https://t.co/NT7UoKZVSa#悪女は砂時計をひっくり返す #悪砂 #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) October 14, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
257話
引き続きピアスト侯爵邸に滞在中のアリア、徐々に”家族”や”愛”というものを知っていく。今話ではクロエとカリンの結婚式が描かれそうね。
それ以来、アリアは部屋に閉じこもることなく、侯爵夫人と一緒に外に出て散歩をしたり、お茶を飲んだりした。
おお!おばあちゃまと仲良くなってきた!
これでクロエ、侯爵になれるのね。お父さんのピアストとも仲が元通りになったみたいでよかったよ。
『…では、当時、皇城ではパーティーや集まりにも参加しなかったのですか?』
『ええ、貴族だけが集まるところに参加するのは気が引けましたし、王族が出入りする会にも耐えられませんでした。』
そう答えたバイオレットは、思った以上に弱々しい表情をしていた。
もともと彼女は、他人との神経戦には耐えられないようだった。
神経戦=いわゆる貴族の会話、だね。上辺は良くて水面下でお互い腹の探り合いをするっていう。
それはバイオレットにとって、一生に一度の決意と冒険だったに違いない。
バイオレットはもともと確か王家の血を継いでたんだよね?(だからアリアも王家の血を継いで能力が使えた。おばあちゃまのおかげ。)
で、クロア王国のピアスト侯爵と結婚してクロエを産んだ。もしかしたら、ピアスト侯爵との結婚は望まれたものではなかったのかな。。
バイオレットの顔が少し暗くなった。
ふむ・・。
バイオレットが自分の祖母であることが知られたら、アリアにも少なからず影響は出るだろう。
あの駆け落ちした(?)女の孫娘だ、ってね・・。
過去には、何かを証言することすらできず、弁明すらできず、侮辱されたことさえあったのだから。
しかも、過去のように一人ではなく、今では強い味方が何人もいるのだ。
__
__
アリアは自信に満ちた笑みを浮かべながら、
『私って、そんなに弱く見えますか?』
と返した。
それは、初対面の人が見れば、傲慢だと指をさされるような笑顔だった。
それは、確かにバイオレットが乗り越えられなかった貴族社会を乗り越えられるという傲慢な笑顔に見えた。
アリアの遠慮のない答えにバイオレットは一瞬大きく目を見開いた。
『…あ…いえ、アリア様が…、あなたが受けなくてもよい不愉快な思いをされるのではないかと心配しただけです…。』
たがバイオレットはホッとした様子だった。
『でも、アリア様が大胆な性格の持ち主のようで安心しました。皇室で生きていくにはそれだけで十分です。』
バイオレットはいろいろ繊細さんだったのかもしれないね。今のアリアへの接し方とか見ても、むちゃくちゃ気を使っちゃってる。
『…』
目の前のバイオレットは、アリアにあざ笑われても嬉しそうにしていた。
そんなバイオレットの反応に、アリアは答えることができず、ただ目をぱちぱちさせていると、バイオレットが続けて言った。
『恥ずかしいお願いかもしれませんが、あなたが結婚するときには、私に招待状を送ってもらえませんか?私は出席できないけれど、記念に残しておきたいんです。』
『・・・なぜ出席できないのですか?』
『私の顔を覚えている人がまだいるのに、出席などとても…。それに私だけでなく、あなたへの批判にもなってしまうでしょう?』
悔しさをにじませたようなバイオレットの表情に、アリアは顔をしかめ、そう思った。
『私のことを心配してそんなことを言ってくださっているのなら、意味がないと思います。もう一度言っておきますが、私はそんなに弱くありませんので。』
アリアのその強気の言葉に、バイオレットは目を見開いて驚いていた。
『そして、私は母のように二度結婚するつもりはないので、あなたにはもうチャンスはありませんよ?』
出席しなかったら後悔するのはバイオレットの方に違いない、そう言いたげにも聞こえるアリアの言葉にバイオレットは何も答えず、ただ口をぽかんと開けていた。
『どうして私がこんなことを言わないといけないのですか?
私も、あなたも、ただ(雑音は)無視していればいいんです。』
バイオレットの好きにしたらいいじゃん、ってね・・。アリア・・優しいね。バイオレットは元王族として育てられたし、ピアストのところへ行ってからも外に出れなかったっぽいから自然と誰かのために自分はずっと我慢して生きてきたのかもね・・。
バイオレットを無視することはできなかったのだ。
長い時間ではなかったが、一緒に過ごして話していたからかもしれない。
アリア・・。
『・・・そう、ですか・・。』
そしてその時ばかりは、バイオレットは優しい笑顔を浮かべていた。
それはアリアの心の内を感じ取ったからだろうか。
『・・さすが、お嬢様は素敵な方ですね。』
何を言っても、何をしても、ただ嬉しそうに微笑むだけのバイオレットに、アリアは再び眉をひそめた。
__
258話
数日後、いよいよピアスト侯爵家の跡取りであるクロエとカリンの結婚式が行われた。
結婚式きたあああああ!!!
王国の貴族たちは皆大喜びで、
「これでやっと侯爵は休めるのだ」と言ってお祝いに駆けつけた。
ピアスト、だいぶ忙しかったっぽいね・・笑
もちろん、ただ祝うためだけに出席したのではない人もいた。
皇居を追い出されたバイオレットが侯爵夫人であることや、相続人である息子のクロエが彼の不倫相手との間にできた子供も来るということで確認したかったのだ。
まじでバイオレットって隠されてたんだね・・。
そんな好奇心を胸に侯爵家を訪れた貴族たちは、そこで目にした意外な人物に圧倒された。
貴族が扇子でアリアを指差した。
そこには、今日の主役ではないが、美しく着飾れたアリアがいた。
『あれは本当に噂のロースチェント・アリア様なのか…?』
顔は知られていなかったので、誰もが初めて出会うアリアの姿に魅了されていた。
アリア主役じゃないけど目立っちゃう。
すでに彼らの視線に気づいていたアリアは、不服を隠しながらも優雅な姿勢を保つのに必死だった。
カリンが後で怒るのではないかと心配しているようだった。
『…アリア様の名声と美しさを、ようやくクロアの貴族たちの心が捉えたようですね。』
それを知ってか知らずか、
バイオレットはただ嬉しさと楽しさの笑みを浮かべて囁いていた。
隣にいたピアスト侯爵も、バイオレットの幸せそうな笑顔に満足したのか、うなずいていた。
『おめでとうございます、ピアスト侯爵。』
『あぁ、ようこそ、リント伯爵。』
皆がアリアに話しかける機会をうかがっている間に、中年の男がピアスト侯爵に先に話しかけた。
『この女性が今日の主役の娘さんなのですか…?』
リント伯爵は言葉を濁した。
アリアを自分に紹介してほしそうにしていた。
侯爵は隠すことでもないので、喜んでアリアを手招きした。
『いえ、これは私の孫娘、アリア。ピアスト・アリアだ。』
・・・ピアストじゃねぇよ・・。
いや・・そうなのかもしれないけどさ・・。
『この子は…帝国で生まれ育ったため、ようやくこうして会うことができたのです。』
そして、「詳しいことはまた話しますね。」と説明を加えた。
彼が何を言おうとしていることの意味に気付いていたので、それ以上の質問はしなかった。
この場では詳しく聞くな、と・・。
『本日はよろしくお願いしますね、ピアスト・アリア様』
だからピアストじゃ・・。勝手に・・。
そして、アリアを帝国ではなくクロア王国の一員として歓迎するかのように、好意的な良い顔で丁寧にお辞儀をした。
__
__
『国王陛下!!!』
そう、ローハンだった。
ローハンもきたあ・・!!(ややこしくなりそうだ・・笑
人々は身をかがめて、とても誇らしげな顔で挨拶をしたが、
ローハンは礼を尽くす人々を突き破ってアリアのもとへ向かってきた。
『おっとおっと…その、ピアスト・アリアさんは、クロア王国にずっといてくれるのですよね?』
手の甲にキスをするローハンの笑顔は、かなり陰湿な感じがした。
ごく自然に素早く手を引いたアリアは、その挨拶に明るい笑顔で応えた。
“ごく自然に素早く手を引いたアリア”に笑う。超嫌じゃん・・笑
『えぇ、そうですね、申し訳ありませんが、そろそろ帝国に戻ります。待っている人がいますから。』
それを不服としたローハンが、口を尖らせて嘲笑し始めた。
『あぁ…!帝国の皇太子がすべてを手に入れた今、アリア様はクロアに残ってもいいと思いますが?』
『それはあなたが気にすることではありません。』
『ははっ!それはそうだ。でも、あなたの家族は久しぶりにあなたと再会したのに、そんなに冷たく帝国に帰ってしまうと、残された家族はあまりにも不憫ではありませんか?』
侯爵夫妻を利用してアリアを引き留めようと考えているようだった。
チッ・・・。
そしてバイオレットは、ローハンの期待通り、悔しそうな表情を消すことができず、作られた笑顔で答えた。
『…いいえ。アリアお嬢様がもうすぐ大人になられる今、彼女が家族の腕の中に閉じ込められる時期は過ぎましたから…。』
『そう、まさにそういうことです。彼女が大人になったら、もう二度と家族と一緒にいることはできないだろう?だ・か・ら、こんなに早く出て行ってもいいのかな?』
と、まるで自分が勝ったかのように、ローハンは勝ち誇ったように言った。
コイツ・・笑
ローハンは、アリアに家族の話を持ち出せば、自分に立ち向かえないと思ったようだ。
・・・。
アリア言葉が出てこない・・。
『だから、せめて誕生日までいるのはどうなんだろうね、ピアスト・アリア?どうせもうその日まで残り少ないのだろう?』
『…』
ダメです!ダメ!!アースが”それはそれはすごいプレゼント”用意して待っていますので!!!
『これから一生一緒にいる皇太子様とは違って、最初で最後の成人の誕生日を、本当の家族と一緒に過ごせるラストチャンスかもしれないだろう?』
・・・。
誕生日をアースと一緒に過ごさせないための冗談だとわかっていても、アリアは鼻で笑ってローハンの言葉を切ることができなかった。
それは、アリアの隣で誕生日をクロアで過ごそうと言った時のバイオレットの表情が、かすかに紅潮していたからだ。
バイオレット・・。
『まあ、ちょっとした私からのアドバイスにすぎないよ。あまり気にしないでほしい。さて、ピアスト侯爵、クロエのご結婚を心よりお祝い申し上げます。』
『気にしないでください、アリア様。
私たちは、あなたが好きなようにしてくれるのが一番嬉しいのですよ。』
バイオレットがそう言ったことで、アリアはさらに困惑した。
眉間しわを寄せ、怪訝そうなアリアの目が、アースが付けてくてた使用人に向いた。
クロア王国で誕生日を過ごしたければ、アースに手紙を出さなければならないからだ__
うおお・・アリア残るんか・・?
もしそうなればアースの不安が・・的中しちゃう・・。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 257話 258話 感想・考察
おばあちゃまのバイオレットと徐々にですが距離を詰められるようになったアリア・・。
はじめてのちゃんとした家族、だものね。ゆっくりやっていけばいいと思うよ。。
そのままカリンとクロエの結婚式となりますが・・
いやー、まずピアストは“ピアスト・アリア”って紹介しまくってるよ・・。いや、いいんだけどさ・・。これこっち(クロア王国)であんまり地位築きすぎちゃうとアリア戻れなくなるとか・・ない・・?ピアストも詳細あんま話さないみたいでなんか既成事実作られそうで怖い・・。
そして現れた国王ローハン。
相変わらずのキャラで笑えるんだけどさ・・笑
見事にここでも扇動してくるよね・・ほんと信用できないやつよ・・笑
帝国ではアースがそれはそれは素晴らしい素敵なプレゼントを用意してくれて待っているはずなのですが、そのアースへ向けてアリアは手紙を出してしまう、のでしょうか・・。
成人になる最初で最後の誕生日であることはアースとアリアにとっても同じだからね・・。でも家族と一緒にいたい気持ちがアリアにも芽生えてきたんかね・・。一番怖いのは“成人になった時にいる国が国籍になる(んでバイオレットみたいに二度と出れない)”みたいな法律がクロア王国にないかどうか、よね・・(深読みのしすぎ・・・?
次回も気になります・・・!!!
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次回ネタバレはこちらから!
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コメント
いつもありがとうございます。
読みやすく楽しい内容で、更新楽しみにしています。
バイオレットですが、
元々ピアスト侯爵と恋仲だったところを、帝国の王族に奪われ結婚させられ(そのため王族の洗礼のようなもの?を受けている)、しかしピアスト侯爵との想いを断ち切れなかった。
そしてピアスト侯爵と不倫関係となり(子も宿し)、表沙汰となって帝国を追放され、ピアスト侯爵が引き取った。
クロエはこれらのスキャンダル、明らかになった自身の出自等に悩まされ病んでしまっていた。
ピアスト侯爵とバイオレットは相思相愛という解釈でおりました。
わたしも翻訳頼みで間違っているかもしれません。
素敵なバイオレットは幸せであるという設定であって欲しい!と思い(笑)コメントさせて頂きました。
さなか さん
コメントありがとうございます!!_(_(┐・ω・)┐
ピアスト侯爵とバイオレットの解釈
な、なるほどおおおおおおお!!!!!(´゚ω゚):;*.:;ブッッたまげ(頷きヘドバン2億回
ありがたいっす!!わいもより理解深まりまするうううう!!
引き続き何卒・・!!!!!
こちらこそ!
何卒引き続き外伝の紹介もお願いします!
これで終わりなんて寂し過ぎる。・゜・(ノД`)・゜・。