今回はピッコマで連載中のmiraenavi/S.Yang先生の
「小説の中の悪女皇帝になった」60話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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小説の中の悪女皇帝になった 60話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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そんな彼女を励ますように声をかけてくれたユーストに対しても、複雑な想いを抱いてしまいます。
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小説の中の悪女皇帝になった 60話 ネタバレ
大陸の南部に位置するテルンは、産業面においても軍事的な面においても取り立てて特徴のない土地です。
あまり重要視されてなかったんだね・・?
そんな記憶が不意によみがえったつぐみですが、テルンに関する知識が浅いのは「ユリア」も同じであると分かっても、やはり不安は解消されません。
改めて
と思い知らされたつぐみの表情は、腹をくくったにも拘わらずお世辞にも晴れやかとは言いがたいものでした。
自分の人生を生きなきゃね・・!!
そんな彼女の様子に真っ先に気が付いたのはもちろんユーストです。
しかしその表情はわずかに曇っています。
どうやらユーストは、己の未熟さゆえに「ユリア」からの全面的な信頼を勝ち得ていないと考えているようです。
そんなことないやい!
つぐみはそんなユーストに対しモヤモヤとした想いを抱き、自分が彼を強く意識していることに気付かされます。
と同時に再び何かを思い出しそうになり、おそらく「ユリア」本人の記憶であろう断片的なそれをつなぎ合わせる余裕もなく、その影響で気を失いかけてしまいました。
えっ・・。
傾いだ彼女の体を慌てて支えたユーストのおかげで事無きを得たつぐみは、不安そうなフェリックスやイーレン伯爵にも笑顔を見せ、ユーストを含めた彼らの心配を強引に制します。
皆の気遣いがひしひしと伝わってきたことで、つぐみは「ユリア」ではなく今の自分を支えてくれる人が多く存在していることを実感しました。
しかし、間もなくテルン領主の屋敷が見えてくると、新たな不安がつぐみを襲いました。戦闘の経験はあれどこれまでは襲ってくる敵を迎え撃つばかりだったため、城攻めなどどうすれば良いのか分からないのです。
ここで・・また・・!!
さすがに今回は激しい痛みに耐える姿を誤魔化しきれず、気付けばユーストとフェリックス、そしてイーレン伯爵がひどく心配そうな顔でつぐみを見つめているのでした。
ユリア・・どうした・・・?!
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小説の中の悪女皇帝になった 61話 感想・考察
60話の見どころは、精神的に不安定になっている影響で「ユリア」を演じ切れていないつぐみが、無意識に「つぐみ」としてユーストと向き合っているという点です。
これまでつぐみはユーストが「ユリア」を主君としてだけではなく女性としても愛していることを知っているからこそ、彼を幻滅させないようにしつつ、「ユリア」本人ではないからとユーストとの間に主従という壁を作っていました。
しかし今話でそもそもつぐみ自身がユーストに好意を抱いていたことを思い出し、今後は「本物」を意識せず自分らしく生きていこうと決めたことで、ユーストとの仲が進展しそうな予感がします。
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次回第61話ネタバレはこちらから
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