【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 247話 248話ネタバレと感想。地位も金も名誉も記憶も家族も失った女性のとある供述。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す原作小説版 247話・248話(漫画版は80話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 247話 248話 ネタバレ

・・・の前の管理人のつぶやき。

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 245話 246話ネタバレと感想。惨劇その後。死の淵で男が願ったこと。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 245話・246話(漫画版は79話?)を読ん...

247話

管理人halu
管理人halu

狂乱のお茶会の後で…

ミエールが目を覚ましたのは日没後だった。

全ての窓を塞いでいて明かりが一つも入ってこなかったため、黒い闇の中で目を開けたミエールは、しばらくの間、闇をぼんやりと見つめていた。
あれ…何か大きなことが起こったんじゃないかって思うんだけど…。
管理人halu
管理人halu

・・・は?

ミエールは、何も思い出せなかった。

誘引花を手に入れた後、アリアとこっそり話したことは覚えていたが、それ以降のことは頭から消えてしまったかのように、何も思い出せない。
管理人halu
管理人halu

記憶が・・。

ミエールはしばらく過去を振り返り、記憶を呼び起こそうとしていた。

すると、突然、部屋の外でチェーンの音が聞こえてきた。
まるで誰かがチェーンでロックされたドアを開けるような音だ。
なに?!いったい何が起こっているの…?

まだ記憶が戻らず、現実を受け入れる準備ができていないミエールは、予想外の状況に全身を震わせながら、音のする方向を見ていた。

『ほう、目が覚めたのか。おい、あの女を縛れ!!』

突然、部屋に入ってきた数人の騎士が、ミエールを縛り始めた。

『ねぇ!やめて!!!ねぇって!!!何をしているの?!!!』

彼女は彼らの行為に困惑して叫んだが、誰も答えなかった。
むしろ、彼らはミエールが騒いでいると言って、手に力を加えただけだった。

『嫌ああああ!!!やめて離して!!!!!』

困惑のあまり今の自分の格下の身分も忘れ、必死の言葉で抵抗すると、顔を思い切り歪めた騎士がミエールを殴った。

バシッ!!

管理人halu
管理人halu

うおっ…

『黙れ!この罪人が!!よくもそんなことが言えるな!!』

『罪人なのはわかるけど正しい手続きを経て牢獄から出てきたのに、どうして私に暴力を振るうのよ!!!!』

管理人halu
管理人halu

・・・記憶まじで飛んでんじゃん・・ショックで、ってことなの・・?

今日一日の記憶は薄れているものの、
いきなり縛られていることがミエールには理解できなかったのである。

『ねぇって!!呼んで、お姉様を呼んでよ!!アリア様を呼んで!!!!!』

そこで、アリアを呼んで自分たちの非を訴えようとしたが、返ってきたのは嘲笑と冷たい視線だけだった。

『どの面(ツラ)下げて、アリア様を呼ぶってんだ?』

『どの面…?』

『自分が誰であるかを知らないのか?!』

管理人halu
管理人halu

地位も名誉も記憶も失ったミエール、か・・。(まぁもっと付け足すなら兄も、母も、ある意味父も、ね・・。

周りで黙っていた騎士たちも、ミエールを侮辱し始めた。

何度も恩情をかけたそのアリアを殺そうとしたミエールに、彼らは相当な悪感情を抱いているようだった。
『あれだけのことをしておいて、どうしてまだアリア様を探す度胸があるんだ?あ?』
『私は多くの罪人を見てきたが、これほどの愚か者は見たことがない…。』
『おい、この女を立ち上がらせろ』
『・・・・!!!!!!!』
その時、体を無理やり起こされたミエールに、
心の中で砕け散っていたいくつかの場面が思い出された。

自分はティータイムの準備をして、ティーカップに何かを入れた。

そして後には、毒入りのティーカップの前に座るアリアの姿まで。

『…そんな…じゃあ、お姉様は亡くなっ…た…の…?そうなの…?』

管理人halu
管理人halu

・・・やばいね・・。

そうでもなければ、こんなにも自分を酷く扱うはずがない。
そう思ったミエールが震える声で尋ねると、ミエールの部屋にいた騎士たちは、彼女の言葉を間違って解釈したかのように言葉を失った。

『あぁ、お前の希望に反して、アリア様はお元気だ。』

管理人halu
管理人halu

騎士たちはミエールがアリアを殺そうとして失敗(カインが代わりに死んだ)したってって思ってるからね。

その言葉に、ミエールはさらに理解できない表情を浮かべた。

『お姉…アリア様が元気なら、どうして?
どうして私を拘束するの?彼女が元気なら、どうしてよ?ねぇ?!!』

『・・・はぁ・・・』

ミエールの悔しそうな返事を見て、騎士達はまた言葉を失い、呆れて笑うしかなかった。

彼らはミエールの質問を、被害者が実の兄であるにも関わらず、
“ミスで対象以外の人間が死んだ(アリアは死ななかった)のに、なぜ私を縛るのか”と解釈したのだ。

管理人halu
管理人halu

・・だとしたら怖すぎだけどね・・笑
人を殺めることを何とも思ってないってことだから・・笑

『案の定、実の父親を階段から突き落とした者の戯言だな…』

『・・・どういう意味?どうして急にお父様の話をするの?』

『おい、もう無駄だ。この女を連れて行け。これ以上、屋敷の中で騒がせるな。』

理由がわからないので聞き返したが、返ってきたのは荒々しい答えだけだった。

二人は彼女をしっかりと縛っているロープを強く引っ張った。
ミエールの脆弱な体は、ただただ引き離されていった。

『あああああああああっ!』

あまりにも急に引っ張られたので、ミエールは倒れそうになったが、傍らの騎士が舌打ちをして、倒れないように彼女を持ち上げた。

『もっと早く歩け。もうアリア様や家に迷惑をかけるなよ。』

『ねぇ!私は何をしたの?私の何が悪かったの?』

彼女の恥知らずな質問は続き、騎士たちはミエールをただ歩かせることだけに集中した。
それがミエールを恐怖に駆り立て、ミエールの反抗的な声はどんどん小さくなっていった。

『お姉様に会わせてください! お願いします、お願いします!!』

それでも彼女は、アリアに会わせてくれと頼むのをやめなかった。
それは、アリアがこの奇妙な状況を解決してくれそうだったからだ。

管理人halu
管理人halu

・・・この誤解の中で会わせるわけないけどな・・。

『…お前にお願いされなくても、アリア様はお前を見送りに来てくれるそうだ。』

管理人halu
管理人halu

・・いや、アリアから会いに来るんかい笑
まぁ色々と言いたいんだろうね…(ゾワゾワ

騎士たちの言葉通り、アリアは屋敷のロビーでミエールを待っていた。

意外にも、アリアは母親のカリンと一緒だった。
そして、その隣には、何度か見たことのある男性がいた。

それは、アリアの実父であるクロエだった。

管理人halu
管理人halu

クロエ!!!!!!!!

その知らせを遅れて聞いたのか、
カリンはクロエの腕の中で猛烈にミエールを見つめていた。

『あ…あの!お姉様!!お母様!!!』

引きずられていたミエールがアリアとカリンを呼ぶと、カリンは恥ずかしそうにため息をつきながら答えた。

『お母様、ですって?どうして私をお母様と呼ぶの?ねぇ、どうして?』

管理人halu
管理人halu

・・・もう籍ないしね?

その声に驚いたミエールは、肩を落とした。

もう母親ではないのだろうが、どうしてこんなにも辛辣な反応をされなければならないのか。

カリンの肩を包んでいたクロエもミエールに敵意を示していた。

管理人halu
管理人halu

2人は仲睦まじそうでなにより。

その隣に立っていたアリアだけが、
ミエールに同情するような表情を浮かべ、ミエールは再びアリアの名前を呼んだ。

『あの、お姉さま!!これ…!!何かがおかしいと思います! 助けてください!!!』

ミエールの予想外の反応に、アリアは少しだけ目を細めた。

本来ならばここでミエールは、『よくも私を騙したな!!』などと言うはずだろう。
しかし、ミエールはあくまで自分に助けを求めているのだ。
管理人halu
管理人halu

・・ミエールの記憶がショックでぶっ飛んでることをアリアは知らないからね。

『何かがおかしいってどういうこと?』

『私は…、私はわからないの!私の…記憶が定かではないから…!!とにかく、あの紅茶の前に座っていたのはお姉様で、お姉様はここにいて…!!』

管理人halu
管理人halu

生きてて、ってことだね。
混乱してるね。

『・・・記憶が少ししかないの?』

『うっ…うっ…… はい…!はい…!』

『自分がしたことを何も覚えていない、ということ?』

涙を流しながら懸命に頷くミエールを見て、アリアは口元を手で覆って大きく目を開いた。

管理人halu
管理人halu

クッソ楽しそう。笑

ミエールが嘘をついているようには見えなかった。

この状態で尋問されるのは、なんと不公平なことだろう。

もし、途中で記憶が戻ったりしたら、ショックで気が狂うかもしれない。
それは、もうミエールがアリアを殺そうとしたことが全て容疑確定しているからだ。

それでも、こんな不公平そうな顔を見るだけなのは面白くないので、
アリアは悲しい顔をして、ミエールにカインの死について話した。

当然のことながら、その言葉にミエールは驚き、息ができなくなってしまった。
管理人halu
管理人halu

カインのことについてはまじで記憶ぶっ飛んでたんだね。。

ミエールは呆然としていた。
彼女の顔は “一体どういうことなの…?”と問いかけていた。

カインの死因をアリアが自ら説明した。

『あなたのお兄様のカインが…、
あなたが毒を入れたお茶を飲んで、血を吐いて……そして……!』

もう声が出ないというようにアリアは手のひらで顔を隠すと、ミエールは信じられないように口ごもった。
管理人halu
管理人halu

“というように”がポイントです。

『えっ…、何を言ってるの?どうしてお兄様があのお茶を飲んだの?え…?だって、そもそも、お兄様がここに来る理由なんてなかった…じゃない?』

ミエールの叫びに、騎士たちの表情は真剣そのものだった。
お茶に毒を入れたことを否定したわけではないが、今この瞬間にも彼女は自白しているのだ。
もはや問い詰める必要はないだろう。

『あなたが初めて用意したお茶の時間だったから……だから誘ったのに、私の席の前にあった紅茶をお兄様は…飲まれてしまったのよ…!!』

アリアがそう言った途端、ミエールの頭にカインが血を吐いた情景が思い出されて、ミエールの顔が一瞬にして崩れた。

アリアがその出来事の詳細を口にするたびにミエールは部分的に記憶を取り戻していた。

『嘘でしょう!?そんなはずはないじゃない!!!!』

それを否定して何の得があるのだろうか。
もう、カインはいなくなったのだ。

会話が終わったことを察した騎士がミエールの背中を押し、ミエールは反射的に一歩踏み出した。

『今回だけは…力になれなくてごめんね…、ミエール。』

アリアは涙を流してそう語る中で、
周りの騎士たちのミエールに対する怒りはさらに広がった。

一人ミエールを除いては。

『ミエールさん…!私はあなたを信じていました…!!
あなたはもう悪いことをしないってと信じていました…!なのに、どうして…』

騎士たちに玄関から押し出されたミエールが外に出ようとすると、ジェシーの恨みがましい声が聞こえてきた。

ジェシーは、かつてアリアに期待したように、
ミエールも心を改めて素晴らしい女性になれると心から信じていたのだろう。

『・・・・っ!!!!』

その声でミエールは完全に倒れてしまい、そのままどうしようもなく引きずられて玄関から出され、すぐに馬車で屋敷を出ていくことになった。

__

248話

玄関の前で、自分がしたことを自白のように言ってしまった以上、事実を確認するための尋問や調査は、もはや行われない。

証拠や目撃者もはっきりしているのだから、その必要もない。
処刑はすぐに決まるだろう。
いや、処刑よりも厳しい判決が下されるかもしれない。

取り調べの現場を直接見られなかったことを残念に思うアリアは、ミエールに罵声を浴びせて去っていくメイドたちを尻目に、ジェシーを呼んだ。

『ジェシー。』

『….はい。お嬢さま…』

『遅くなりましたが、私と一緒にお茶を飲みませんか?』

『・・・お茶?』

ジェシーの顔は罪深さにまみれていた。
ジェシーは、自分がミエールをかばったことで、このような状況になったと考えているようだった。
彼女は、自分がアリアに利用されていたことも知らなかったのだ。

『ええ、気が動転していて、眠れそうにないの。それはあなたも同じだと思うから。』

『・・・あ、はい・・・すぐに準備します。』

アリアが「眠れない」と言ったとき、ジェシーの顔はすっかり暗くなっていた。

ジェシーは柄にもなく不器用な手つきで軽食を用意し、アリアの部屋に入っていった。

管理人halu
管理人halu

・・・アリアはこの前、騎士から共有を受けた”席替え”について、ジェシーは真実に気付いてそうだから念のため確認しようとしてるっぽいよね?一方のジェシーは自分もミエールに加担したとアリアに思われてるんじゃないか、って不安なはず。

『・・・お嬢さま。』

ジェシーがアリアを呼ぶときの声は、とても慎重なものだった。
アリアはジェシーに優しく微笑みかけ、自分の反対側に座るように言った。

『座って、ジェシー。ひとりでは寂しいから、一緒に飲みましょう?』

『・・・。』

私にはとてもその権利はありません…。
鈍い私は、ほんの同情心で、あなたを死なせてしまうところだったから…。
管理人halu
管理人halu

ジェシー・・。
思ってたのは、単なる申し訳なさすぎる気持ち、か・・。

『さあ?紅茶が冷めてしまうわ?』

しかし、アリアはあきらめずに座るように促したので、
結局、ジェシーはアリアの向かいに座り、二人はしばらくの間、何も言わずに紅茶を味わった。

『ミエールを気遣うあなたが悪いとは思わないわ?』

すると突然、アリアが本題に入った。

驚いたジェシーは、目を見開いてアリアを見つめた。

管理人halu
管理人halu

・・・。

アリアはまだ柔らかい笑顔を浮かべていた。

『世の中には、自分の罪を後悔し、そこから悔い改める人はたくさんいるわ?だから、あなたの行動が悪いとは思わない。ただ…』

ポーズをとったアリアは、お茶を一口飲んで、こう言った。

『もう少し言動に気をつけてほしいの。
なるべく自分の本心を他人に見せないように。

『・・・どういうことですか?』

管理人halu
管理人halu

ふむ・・。

『人を完全に信じない限り、本心を見せてはいけないの。
そんなこと(誰でも信じてしまったら)をしたら、傷つくのは自分自身だから。』

そう話すアリアは、先ほどミエールに見せた表情とは全く違う、穏やかな顔をしていた。

『このままでは、今のように自分が傷つくか、誰かを傷つけて後悔することになるわ。そうね…ハンスと会い続けてみて?彼は世の中を渡っていくのが上手いんだから。』

管理人halu
管理人halu

・・・なるほどね。アリアはジェシーには幸せになって欲しいし、過去では不遇だったハンスともくっつけたいから・・。

ハンスは相変わらず世渡り上手で、このままいくと無事、恋人のジェシーも社会の世界(貴族社会)に足を踏み入れなければならなくなる。

アリアはもう、ジェシーが他人のために自分を犠牲にして傷つくことを望んでいなかった。

ジェシーはこの出来事から何かを学んだかのように下を向き、唇を噛んで黙ってうなずいた。
管理人halu
管理人halu

ジェシー素直すぎることがいつか仇になるってアリアは思ったんだろうね。誰かに騙されてしまうわ、って・・。いや、ジェシーいい奴なんだけどね?

それ以来、ジェシーは一人で考える時間を持つようになった。

ジェシーはアリアの言葉を思い返しているようだった。
他のアドバイスであればすぐに実行したかもしれないが、
20年間持ち続けてきた自分の”他人を信頼する姿勢”を一瞬で変えるのは難しいことだった。

アリアもあえて、ジェシーを一人にしあげていた。

アリアもう少し他人を疑った方がジェシーのためになると考えていた。
それがジェシーにとって、過去にあったようなことを避ける唯一の方法だったからだ。

__

__

一方、アリアが望んでいた通り、ミエールは弁明の機会を失い、刑務所で最期を迎えることになった。

管理人halu
管理人halu

刑務所で・・最期を・・?
いや・・ミエールをこんな形でアリアが終わらせると思えないんだけどな・・(十分もうとんでもないんだけどさ、ほら、今までの・・笑

最初、捜査官は「事実確認のためだ」と言って何度か質問をしたが、すぐに記憶を取り戻したミエールの不条理な主張に飽きたかのように面会をやめてしまったようだ。

管理人halu
管理人halu

ほう、記憶も戻ったと。

『違う!私じゃない!!全てはお姉様の指示で……いや、あの女アリアが仕組んだことなの!!何度言ったらわかるのよ?!!どうか、どうか私を信じて!!!』

数日後、調査員と騎士がミエールの様子を見に来たが、力を振り絞って叫ぶミエールを見て、彼らは舌打ちした。

調査の間、ミエールは何も食べていなかったので、どうしてこんなに体力があるのか不思議だったほどだ。

『これ以上聞く必要はないので、今すぐ殿下に報告した方がいいでしょうね。』

ミエールの必死な姿をしばらく見ていた彼らは、
ミエールがもう生きている価値がないかのように、躊躇なく背を向けた。

『私じゃない…!! 私が殺そうとしたのはあの女じゃなく、メイドのアニーだったのよ! だから、あの女は私に “誘引花 “をくれたのよ!!信じて…お願い…!!!』

管理人halu
管理人halu

くれた、っていうか場所を教えただけだけどな・・。

捜査官は刑務所を出ようとするミエールの後ろからの告白に額を寄せ、騎士に “追加してもいいですか?”と尋ねた。

『まあ、彼女が嘘をついているのは明らかだが、とりあえず記載だけはしておこう。』

それが本当だとしても、もう、何も変わらない。
すでにミエールの手によって亡くなった人間がいるのに、本来狙った人間が誰なのかを言ったところで、何の意味があるのだろうか。

しかも、ミエールがアリアを殺そうとしたことはすでに広く噂されていた。
これで、ターゲットはアニーだった、と宣言されても、誰も信じないだろう。

とはいえ、調査員は皇太子に直接報告しなければならないので、自分でまとめた、一目で詳細がわかる報告書を持ってアースを訪ねた。

管理人halu
管理人halu

ふむ・・。この件を管轄してるアースに報告に行くわけね・・。

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 247話 248話 感想・考察

惨劇も終わり・・、ミエールは自室に閉じ込められましたが、どうやらカインが倒れたことによるショックで記憶が一部欠落してしまったようでした。

管理人halu
管理人halu

全部、全部無くなっちゃったね、ミエール・・。なんかもうミエール、敵だったんだけど不遇すぎて心が痛くなってきたわ・・笑 騎士たちや調査員に対して弁論の余地が一応無くはなかったんだけど、一回記憶無くして、供述もわけわからなくなってて、そのまままた投獄、か。。

ラストシーンではアースにこのミエールの処遇の最終決定を騎士たちは共有しに行きますが、全てアースの管轄だけに、もう状況は変わらないでしょうね・・。

管理人halu
管理人halu

でも一方でこのまま“はい、処刑決定”っていう簡単な形にはならないような気(アリアはこんな簡単な処罰を望まなそう)もしてるんだが・・どうだろう・・。

アリアはアリアで、ジェシーに忠告をするべく心からのアドバイスを送っていましたね。

管理人halu
管理人halu

今世(というかこの現実)でアニーとジェシーはアリアに選ばれたから、ジェシーには今後の人生において過去みたいにミエールとかイシースみたいな”悪女”に騙されて欲しくないんだよね?(まぁそれを”悪女”が言ってるんだけどさ・・笑

次回も気になります・・・!!!

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管理人halu
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待望のコミックスは2021年11月05日発売・・!!

次回ネタバレはこちらから!

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【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 249話 250話ネタバレと感想。ミエールの最期にアリアが聞きたかったこと
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 249話・250話(漫画版は80話?)を読ん...

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