今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 237話・238話(漫画版は77話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 237話 238話 ネタバレ
・・・の前の管理人のつぶやき。
悪女は砂時計をひっくり返す 原作”小説”版 237話の感想アップしました!
“今のアリア”は”過去のアリア”とは違う。
その中で、アリアは復讐を行うことになります。
その時、周りからはどう映るんだろうね…https://t.co/EHDsqlfE6f#悪女は砂時計をひっくり返す #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) October 5, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
237話
全貴族が集まるサラの結婚式に”メイド”のミエール来るってよ。
アリアが本当にアニーを厳しく叱ったかどうかは別として、アニーがミエールに嫌がらせをする行為は急になくなった。
ふむ・・。
前話でアリアは”アニーには言っておくから”って言ったんだよね?そしたらミエールいびりがなくなった、と・・。
それは、そもそもミエールへの嫌がらせの主役がアニーだったからであり、アニーがミエールに嫌がらせをしなくなったことで、メイドらも嫌がらせをして悪さをする必要がなくなったからである。
そしてメイドたちの嫌がらせも急になくなった。
『ねぇミエール?、このホコリ見える?本当に全部掃除したと報告しているの?』
ミエールこのホコリ、ミエール?(かけてるのかな・・笑 かけてなかったら私の心が汚いだけだね、ごめんね。掃除しておくね。
『・・・。』
こうしてアリアがただのメイドのアニーよりも自分のことを大切にしてくれていると感じて、ミエールは失っていた自信を取り戻していった。
ふむ・・。
そうしているとジェシーがミエールのもとにやってきて言った。
『ねぇ、ミエールさん、大丈夫ですか…?少しお休みになられたらどうですか?これはアリア様からです。心配だから少し休んだ方がいいと…。』
ミエールの目に涙が浮かんだのは、
ジェシーが持ってきた甘いお菓子のせいではなかった。
ジェシーは、苦しんでいるミエールを本当に哀れに思っていた。
ジェシーはこの物語の良心なのかもね。普通の人の感覚を思い出させてくれるわ・・。
『ジェシー、ありがとう。あなたはいつもとても親切ね。昔は貴族の女性としてあなたに難癖つけていましたが、今は私の地位は低く、みんなに嫌われている。それでもあなただけが私の面倒を見てくれています。』
『…ミエールさんのご身分が下がったからというわけではありませんが、皆様良い人たちですから、この状況はすぐに良くなりますよ。』
そこでジェシーは、ミエールの答えにちょっとした違和感を感じて、それを訂正した。
『そう、ジェシー。あなたの言うとおりよ。みんな良い人たちよ。でも、彼らは理由もなく何かにつけて欠点を見つけてくるの。新参者よりも自分たちが長くここにいることを見せつけてくるの。』
“理由もなく何かにつけて欠点を見つける”
と言われて、ジェシーは一瞬にしてアニーの顔を思い出した。
アニーがミエールに嫌がらせをしているのを見たジェシーも、ちょっとやりすぎだと思った。
・・・。
『…心配しないでください。お嬢様も気をつけると仰っていましたので、すぐにこの状況は戻りますよ。お嬢様に言いにくかったら、私に言ってください。』
ジェシーいいやつだなぁ・・。
ミエールに使われないかだけが心配だよ・・。
ジェシーはそうしてミエールに共感し、少しずつ信頼を得ていった。
時にはアリアが届けるように行ったお菓子を持ってきてくれたり、悩みを率先して聞いていたりした。
あ・・あれ・・?
なんだか雲行きが・・。笑
『ねぇアニーは私のことが嫌いだと思う?
アニーは他の人には優しいのに私にだけ厳しくて・・・ひどいの・・。』
もちろん、ミエールは純粋なジェシーとは少し違った意図を持っていた。
ミエールは、密かにアニーを貶めることで、ジェシーとアニーの関係を崩そうとしたのである。
いや、このミエールの行動は予想できたんだけど、
ジェシー、これアリアから使わされてる可能性・・ある?笑
ミエールがアリアには言わないことをジェシーに言うように、とか・・笑
『そうですね…ミエールさんがお仕事に慣れれば、アニーはそんなことしないと思うのですが…。だって、アニーはいい子なんですから。』
アニーはいい子さ。
そんな言葉じゃ惑わされないぜ?ってジェシー。
__
238話
『なんてこと…こんなにお美しくなられるなんて…!』
『本当?』
『そうですよ…!お嬢様はいつもとても美しいけれど、こんな風によく飾られたドレスを着ていると…!もう…言葉が出ません…!もう逆にこのままでは、サラさんが不快な思いをしないか心配なくらいです…!』
アースから送られてきたドレスを着たアリアは、本物の美しさそのものとしか言いようがなかった。
おっ、アースはドレスと靴手配するって言ってたんだよね。それが届いたみたいだね?
アリアの趣向ではないから、豪華な飾りやリボン、フリルなどは付いていないのだが、リッチな印象のスカートと、余計なものが付いていない宝石だけで、誰よりも美しいと言っても過言ではなかった。
アリアはフリフリ映え映え系がお好き。笑
『サラはそんな人ではないわ?
でも、サラの結婚式で私が目立つのも確かにどうかと思うから、挨拶だけして静かにしていることにするわ。そしてアニー、あなたも素敵よ?』
アリアは、髪を梳かしているアニーに言った。
アニーもボブーン男爵から送られてきたドレスを着ている。
メイドたちの中ではかなり目立つ存在だった。
アニーは自画自賛しているのか、思い切り顎を上げて、口元を隠して笑った。
アニーもボブーンからドレス送ってもらっておめかし。
『お嬢様、ありがとうございます。すべてあなたのおかげですよ。』
その様子を何も言わずに隅っこで見ていたミエールは、ため息をついて窓の外に目を向けた。
以前はアリアの居場所は自分のものあったが、今はそうではないので、やきもきする気持ちがあった。
まぁ、命あればなんとやらではあるよ・・(今のところは。
いや、むしろ、ミエールをどこにもいない透明な人間として扱っている。
彼らはミエールの前で「アリアは上品だ」とおだてていた。
そんなミエールの目に、立派な馬車が屋敷に入ってきた。
それは、昔からアリアと一緒にいることをなんとかアピールしようとしていた皇太子のものに違いない。
『あの…!!殿下の馬車が到着しました!!!』
アースきちゃあああ!!
他のメイドたちも、窓を開けっ放しにしていたため、目を見開いて声を上げた。
アリアも彼が馬車から降りる前に準備をして部屋を出ることができたほどだ__
__
__
『迎えに来てくれたのですか?!』
『・・・あぁ…!天から降ってきたかと思いました…。』
開口一番照れるわね。笑
アリアの心からの笑顔だった。
『あら…?皇太子殿下のお召しになっているお洋服をご覧になってみてよ…!』
その様子を遠くから見ていたメイドが、
隣にいる別のメイドにとても小さな声で話しかけた。
・・・?
『あぁ…!セットで揃えたのでしょうか?まるで夫婦のような…!!』
アースきゅん 送ったドレスは ペアルック (五七五
それを気に入ったアリアが優しい笑みを浮かべると、アースの笑顔も深まった。
『…行きましょうか?』
手を出して再度尋ねられると、アリアは頷いて優しく彼の手を取った。
そのまま馬車にエスコートして屋敷を出ようとしたとき、アリアは何か忘れていることがあるのか、立ち止まった。
『あっ…ちょっと待ってください。』
『何か忘れ物はありませんか?』
『はい。ただ、物、ではなくて、人、なのですが。』
ミエールだ笑笑
アリアの視線は、少し離れた場所にいるミエールの方に向かった。
すると、待っていたかのように、前に出てきたミエールがアースの前で頭を下げた。
『この子と一緒に行くことにしました。この子の・・気分を変えるためです。』
『・・・。』
当然だが、先ほどまで喜びと満足感に満ちていたアースの顔が硬直した。
その顔には、
が表れていた。
そんな明確な表情表れ方ある?wwww
いくらアリアが勧めたとはいえ、自分たちは鋭く指摘して拒絶するべきだった、と。
アースの冷たい青い目に、ミエールは縮こまってしまった。
その時初めて、結婚式に出席したことを後悔した。
最初から予想していたアリアは、まるで知らないかのようにアースの名前を呼んだ。
『・・・?
・・・アース様?』
『…その…どうしても彼女と同じ馬車に乗らなければならないのですか…?私はあなたと二人で行きたかったのですが…。』
アースは目で訴えた。
アリアはしょぼんとする演技をする。
『…アリア様?』
『えぇ…私は少し不注意だったかもしれませんね。申し訳ありませんが、ミエール?アニーの馬車で向かってくれますか?アニーにはお屋敷で一番豪華な馬車を持たせるように命じてあるから、あなたも違和感はないはずよ。それに、あなたはアニーと一緒に移動しなければならないのだから。』
あれ・・?アニーはボブーンと行くんじゃないの・・?笑
ヒィ!
急に増えた荷物のせいでアニーの顔は真っ黒に染まったが、唇だけはぎゅっと握りしめて何も言わなかった。
急に増えた“荷物”
『それではアニー、ミエールをよろしくお願いします。』
声が出ないアニーの苛立ちを知らないかのように微笑むアリアは、アースと一緒に馬車に乗り込んだ。
アニーとミエール、二人とも衝撃を受けて呆然としている様子だった。
対照的に素晴らしいほどの笑顔で窓の外をちらりと見るアリアを不思議に思ったアースは、何かいいことがあったのかと尋ねた。
『ええ、最近はいいことばかりです。これからもそんな感じだと思いますよ。そして…近いうちにもっと楽しいことが起こると思います。』
明日はもーっと楽しい日になるよね?ハム太郎?へケッ!!!
とアリアは言った。
そして、アースは彼女の言葉に顔をほころばせながら、にこやかに笑った。
『それは私に関係することですか?』
アリアの「未来」については、当然自分も含まれているだろうと期待したのだ。
『あっ、あくまで私の話なのですが、ずっと思い描いていた私の仕事がようやく終わりそうなのです。』
『…』
なぜか、ミエールを生かすことと関係があるのではないかと思ったからだ。
アースはここまでどうしてアリアがミエールに恩情を与えたのか知らないんだね。
アリアは続けて、
『あなたの推測通りかもしれませんね。
私を死なせた女への復讐劇の最後、です。私が最後に願ったことがもうじきやってくるのです。』
・・・
『・・・なるほど。何をしようとしているのか聞いてもいいですか?』
『いいえ、特別なことは何もありません。
ただ、ミエールが私にしてくれたように、私もお返しをするだけです。』
お返し。
ミエールがアリアにどんな不幸を与えたかを思い出した。
『・・私に何かできることはありますか?』
『・・・いいえ、でもこんな私を嫌いにならないで欲しいです。』
過去にミエールに命を奪われたとはいえ、今のアリアは今この瞬間も生きていた。
しかし、アリアはそれを望んではいなかった。
うむ・・。。
寝ていても首筋に冷たいものを感じて目が覚めることがあった。
ミエールに同じ痛みを返してあげなければならなかったのだ。
・・ヘケッ。(ちょっと今は出てくるなハム太郎。
最悪な過去があったからこそ、今の行動・結果が結びついたから、全ての復讐を完了させることで過去の悲劇も全部アリア自身が認められるようになる、ってことなのかな。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 237話 238話 感想・考察
ミエールも連れてサラの結婚式に向かうアリア。そしてアースもお揃いの衣装で迎えにきてくれましたね!
あからさまにミエールがついてくることに対して不満を表情で綺麗に言語化してた場面には笑った。
アリアがミエールを生かしておいた意味、それは自分の悲惨だった全ての過去を意味あるものにするために、最後の復讐を納得いく形でやり遂げたいから、だったみたいですね。
いまだに悪夢にうなされるアリア。それは過去とのことにまだ決別出来てないからって思ってる。そしてその理由はミエールにされたことを”返せてないから”だって思ってる。本人も最後の仕事って言ってるあたり、終わりが近いんかね・・もうこの物語も終わってしまうんかね・・
作中でも若干描かれていましたが、“今のアリア”は”過去のアリア”とは異なるので、誰もミエールがアリアを過去ほど虐げたとは思っていない(※まぁ濡れ衣着せたり色々ありましたが・・)中で、アリアは復讐を行うことになります。
富も名声も約束された地位もある。みんなから今は黄色い歓声をもらってる。その中であえて”復讐”だものね。
だからこそアリアはアースに”嫌いにならないで欲しい”って言ってたんだよね。
今なら許すこともできる状況の中でのアリアの選択、気になりますね・・!
そして決戦の舞台は”サラの”結婚式会場、なのかな・・。
次回も気になります・・・!!!
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次回ネタバレはこちらから!
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コメント
初めましてこんにちは(^^)
今年になってから「悪砂」にはまり、あちこちネタバレサイトなどを徘徊しております。
こちらは最近お邪魔するようになりましたが、管理人様の突っ込みがとても面白くて、毎日更新をとても楽しみにさせて頂いています!この237話のペアルックの’575’なんて思わず噴いてしまいましたwww
それで管理人様にいきなりの質問で申し訳ないのですが、こちらの「悪砂」も寂しいながらも徐々に終盤に向かいつつあるのかなと思いつつ、その先の外伝の翻訳はするご予定はおありでしょうか?
まだ先の話だよーと思いつつ、ただでさえ翻訳サイトが少ない上に外伝までは簡単なあらすじ程度をお見かけする程度なので、ぜひ管理人様の素敵な突っ込みを交えて外伝も読めたら嬉しいな~と思ったりした次第です。英語ならまだなんとか頑張ろうかと思うのですが、韓国語はさすがにハードルが高くて・・・勝手なお願いで申し訳ありませんm(_ _)m
いずれにしましてもこれからも楽しませて頂きますね。応援しています!(*^^*)
やまねこさん
こ・こ・こ・・こんにちは・・!!!はじめまして!!い、いらっしゃい!!(人見知りかて
嬉しいコメントあざすです!!: (_;´꒳`;) :_コメントもらえるとやっぱ嬉しいですね!
外伝ですか!ふむふむ!ちょっと公式覗いてみますね!
ご要望多そうであれば頑張ってみます!こちらこそ今後とも末長く・・!!_|\○_オネガイシャァァァァス
お返事ありがとうございます(*^^*)
いえ、たいした者ではございませんので・・・ガクブルしながら書いてます(^^;;
とうとう最終楽章ですね・・・サミシイ;
にしても、アースの新特技wそんなに表情読まれっぱなしの皇太子でいいのか
確か漫画版の、正体明かした直後のヴィンセント侯爵の婚約パーティーでアリアに
自分は誰より優れてるから嫉妬しない!などとぬかしていた割には最近のアースは
ジェラシーしまくりって感じですよね。もはやアリアの周りの人全て!って勢いでww
でも私ジェラシーが大好物なのでwもっとやれ!って感じですww
えへ、外伝に関してはご一考してもらえると狂喜乱舞です♪
外伝は短いのや長いのいくつかあるみたいですが、特に二人の結婚式の話と
二人の子供の出てくる話が読みたいな~とさりげなく(全然さりげなくない)
テレパシーを送らせて頂きます~~~<それは念ともいう
あ、でも無理はなさらないで下さいね。
あくまで管理人様のお気持ち次第で、と思っておりますので。
ではではまた更新楽しみにしてま~す!