今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 211話・212話(漫画版は71話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 211話 212話 ネタバレ
悪女は砂時計をひっくり返す 原作”小説”版 211話の感想アップしました!
ついに”決戦当日”へ。
またあの歌が聴けますな。https://t.co/FPzJzhUQTG#悪女は砂時計をひっくり返す #ネタバレ #原作小説版 #感想 #原作小説版 #翻訳
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) September 29, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
211話
目を充血させたカインが突然アリアに向かって駆け出した。
いつも通りに考えれば、普段接しているアリアがこんな弱々しい姿を見せるのはとてもおかしいことだとわかるかもしれないが、パニックになった使用人たちが主を守ったのは、カインがそのことであまりに怒りを表していたからだった。
飛びかかってくるカインに思わず身を挺して守るアニーとジェシー。
『・・・どうして、どうしてそんなに怒るのですか・・!ミエールもオスカーと一晩過ごして帰ってきたではないですか…。それに私は、母の許可を得て行ったのだから・・・。』
この屋敷の現主人であるカインが義妹に異常に執着していることを、これで使用人たちも少しずつ察するのかもしれない。
カインが狂気に満ちた声で叫びを、他の使用人たちもアリアの周りを急ぎ足で回り、男たちの壁を作った。
『わからないだと?!よくもそんなことを!!!!?
なぜ私を捨てる?!なぜ私を裏切る?!なぜ私を選ばない?なぜを愛さない?!!』
ヤベェ・・・
そう、カインは叫んだ。
使用人たちは青ざめていた。
『カイン様、どうか落ち着いてください!』
『黙れ!!!!』
パアアアン‼︎
うーわ・・。
ヒィ!
悪化しそうな状況に怯えたふりをしていたアリアが泣くと、彼女を取り囲んでいた使用人の表情にも怒りが広がってきた。
心情的には理解できるのかもしれないが、この騒動を”理解”して乗り越えることは誰にもできなかった。
何人もの使用人がアリアを取り囲み、カインに怒りを鎮めてくれるよう懇願した。
しかし、それはカインの更なる怒りを生むだけで、再び手を上げて何人かの使用人の頬を叩き、絶望して発狂する姿を十分に見たので、そろそろこの演奏(遊び)をやめようかと思った時、そんな発狂したカインを遮る声がホールに鳴り響いた。
“演奏”に笑う。
前にも出てきたけど、”前奏曲(プレリュード)”とか、こういった惨劇を目の前にして作者さんはそれをオペラとかオーケストラに繋げるのがお好きみたいね。”アリア”の名前もそうだったしね。
『…いったいこれはどうしたのですか…?』
それは伯爵夫人で、絶え間ない騒動に目を覚まし、あくびをしながらゆっくりと現れたのである。
そして、アリアの部屋の前で起きた廊下の恐怖にショックを受けて、声を上げた。
『アリア…!』
伯爵夫人が一歩前に出てこの惨状を確認すると、アリアは目に涙を浮かべて泣いていた。
伯爵夫人はアリアが演技しているのだということをショックで想定できず、言葉を失っていると、カインが沈黙を破って尋ねた。
『お母様…ご存知でしたか?』
伯爵夫人は、アリアが望んでいたカインの必死の顔と声に、真剣な顔つきで聞き返した。
『何を?』
『アリアが…アリアが…皇太子様と一晩過ごしたのですよ!』
伯爵夫人は、すでに事実となっている質問に額を寄せ、そんな些細なことでこのように騒ぐのかという顔をしていた。
“そんな些細なこと”に笑う
そして、その事実に気付いたことで、アリアが演技をしているのではないかと思い、夫人は虚ろな笑みを浮かべた。
『どうしてそんなこと聞くの?・・・いいえ、仮にそうだとしても、アリアに何か問題があったの?』
『アリア…アリアは未成年です!!!』
『で?何か問題でもあるの?この子は皇太子様と結婚するのよ。私は母親としてそれでいいと言ったのに、どうしてあなたはこんなに騒ぐの?別にあなたたちは血のつながった関係でもないのに。それならミエールのことを心配してあげなさい?』
伯爵家から得られるものはもう何もなく、しかも反逆罪が立証されれば伯爵と離婚することになっていたので、この時点で伯爵夫人は冷静に話すことができた。
伯爵夫人はもう人を恐れることもなく、気にすることもなかった。
今、彼女はそんなことをしなくても生きていけるだけのお金を持っていた。
しかも娘のアリアは皇太子と婚約することになってるし、何よりアリアの本当のお父さん(侯爵家のクロエ)も出てきたからね。
そして、アリアと同じような言葉を口にした伯爵夫人を睨みつけた。
『…はは、下賤な出身が問題なのでしょうね。母に娘はよく似る。』
あ?
パアアアンッッツ‼︎
もはやカインのことを大目に見る必要がなくなった伯爵夫人がカインの頬を平手打ちすると、カインが殴った時とは違い、皆がそれを当然のこととして受け止め、怒りの目を向けた。
bb(両親指アップ)!!!
平手打ちの応酬が始まっております笑
『あなたこそは何もわかっていないみたいね!いつまでもそんなことを言っていられる立場だと思わない方がいいわ!さぁ、この下賤な出身よりもひどいことになるでしょうね!』
伯爵夫人もアリアから色々聞いたんかね?余裕があるね。
とはいえ、カインは、伯爵夫人を殺すかのように睨みつけ、使用人たちに命じた。
『アリアを部屋に閉じ込めて、これ以上こういった下品なことをして歩けないようにしろ。抵抗したら手足を縛って、伯爵夫人には家を出て行ってもらえ。今は私がこの家の主人だからな。』
・・・。
『…』
しかし、使用人たちは誰もカインの指示に従わなかった。
それは、これまでの間にアリアが彼らに与えた恩恵の結果でもあった。
b
『何をしている!?早くこの女を縛れ!!!』
『よくも貴様ら…!!!』
カインが再び手を挙げた時だった。
慌ただしい音が踊り場で聞こえ、
その音と共に屋敷に到着した白い制服を着た騎士たちが、早足で階段を上がってきた。
胸に刺繍された王家の紋章が、彼らが王国直属騎士であることを証明していた。
王国直属騎士・・?
騎士たちは顔をしかめながら、
怯えるアリアや怒る伯爵夫人、そして使用人たちを一瞥していた。
そんな中、胸に数々のバッジをつけた騎士が腕から書類を取り出し、カインに尋ねた。
『あなたは”ロースチェント・カイン”ですね?』
『・・・あぁ。』
答えたカインの顔からは、あっという間に怒りと凶暴性が消えていた。
そしてカインの嫌な予想は的中し、騎士から刑罰の始まりを知らされたのである。
『”ロースチェント・カイン”、反逆に加担した罪で逮捕する!!』
『・・・・!!!!!!!』
!!!!!!!!!
きたアアアアアアアアああああああ!!
用意していたロープでカインの腕を縛り、足も縛った。
まるでカインがアリアにしようとしたように、ね。皮肉ね。
『ああああああああああああッ!!!!!』
カインは、手をきつく縛られていたためか、苦しそうに叫んだ。
しかし、そんなことはお構いなしの騎士が、乱暴な手つきで彼の背中を押し、
『お前は反逆の証拠を自らこうして提出し、家の中に兵士を隠し、すべての費用を支援してきたのだ。弁護士をつけてもいいが、何の役にも立たないぞ。使用人や家族にこの様を見せたくないなら、静かに従え。』
と言った。
ドナドナドーナードーナー♫
しかしこれは王室騎士団に、ではなく、クロアの貴族に渡していたのではないか…?
ここまで来ると、何を信じたら良いのかわからないという結論に達し、顔が青ざめてきた。
『反逆罪…?』
『カイン様が反逆罪に加わった?』
カインが拘束され逮捕された後、廊下に残っていた使用人たちは、「信じられない」と言って、ひそひそ話を始めた。
『殿下が調査しているとおっしゃった時に、お兄様を止めておけばよかった…』
またひと演技かますアリア・・笑
__
212話
『…きっと(逮捕には)何か問題があるのでしょう、それが明らかになるまで私は待ちます…』
使用人たちはカインに殺されそうになり怖がっていたけれど、そのカインを信じて待つというアリア言葉に拳を握っていた。
『どうしてカイン様は、こんなアリア様にこんなひどいことをしたのだ…?』
と。
『…お母様、お兄様に弁護士をご指名ください。
お兄様もミエールもいなくなって、今はお母様が伯爵家の真の主人です。』
『…えぇ、騎士が弁護士をつけてもいいと言っていたから、私が救わなければなりませんね。できることをしましょう。』
・・しないね笑
顔をすっきりさせた伯爵夫人は、カインのために弁護士を探しに階段を降りていった。
“罪を詳細に明らかにするのを手伝う弁護士”は弁護士じゃないww
_
__
使用人たちもそんな伯爵夫人の軽い足取りに沿って消え、アリアはアニーとジェシーに支えられて自分の部屋に入った。
『お嬢さま、これは…いったい何が…?』
『えぇ、騎士たちは、私のお兄様が反逆を企てていると言っていたのよ。』
まだ理解できないアニーが尋ねると、アリアは怯えていなかったかのように顔をすっきりさせて、何気ない様子で言った。
笑う。
『朝、出て行った貴族たちを見なかった?あれが変装していた兵士たちよ。他の貴族の家にも怪しい客がいたという噂を聞いたでしょう?』
『カインさんが気前よくお金を使っていたので、(あの貴族たちは)誰だろうと思っていましたが、彼らは兵士だったのですね・・!』
そしてアリアは意味深な笑みを浮かべて、話題をそらした。
『あ、私、今から出かけるから準備してくれる?』
『…お出かけ?今からですか?』
『そう、今日のメインイベントが待ってるの。そこに行かないと。あなたたちも一緒にどう?』
カインのこれは前座。笑
今日は本来反逆DAYだもんね。
アニーとジェシーは答えを求めて顔を見合わせた後、アリアが「泣いてしまって顔がしみるから洗いたいわ」と言ったので、急いで水を持って部屋を出て行った。
__
__
不愉快なディナーを終えて屋敷に戻ったイシースは、これから起こることを公爵に相談した。
時系列は昨夜、かな。イシース視点か。
『王族を全員牢屋に入れて、当分の間は公爵の私がこちら側(帝国側)の色々の仕事を引き継いだ方がいいな。』
『えぇ、クロア王国のことはローハン様がやる必要があるでしょう。他の貴族もみんな賛成しています。』
『そしてこれが終わったら、すぐにでも結婚式を挙げなければならないな』
『ええ、彼と話し合った結果、帝国がローハン様の手に渡ったらすぐに結婚式を挙げることにしました。書類も書き直しましたよ。』
『わかった。とても満足しているよ。あのどうしようもない皇太子のせいで、途中騒動があったが、結果的には大きな成果を得られた。お前はよくやってくれた、お前の功績は素晴らしい。』
『…いいえ、私を信じて最後までやらせてくれてありがとうございます。』
イシースの目が赤くなったのは、その間に受けた苦労を思い出したからである。
公爵が彼女の肩を叩いて慰めようとしたときだった。
『姉さん、父さん! もう一度考えてみたほうがいいのでは…!!』
オスカーが突然、現れ、何度も投げかけていた以前からの疑問を口にした。
『殿下は、何ヶ月も前から我が家が正体不明の人間に占拠されていることを知っていて、調査していた!だから皇太子様の方も何かを準備しているに違いないよ!』
このオスカーの合理的な質問に、公爵は馬鹿にしたように答えた。
『彼ら兵士の身元はクロア王国によって保証されているから、何の心配もない。またそのことを、殿下に質問されても、殿下は我々がいつ急襲するのか、どのくらいの規模なのか分からないので、勝利は我々の側にあると考えていいだろう。』
そして、いつものように公爵が同じことを繰り返すと、オスカーは別の疑問を投げかけた。
『…そもそもクロアの若き国王が本当にこちら側についているのか疑問だし、訪問してからまだ1日も経っていないのに、急襲を主張したのでしょう!?早すぎます!』
オスカーが疑ってはいけないことを疑うと、公爵は激しく彼を睨みつけ、もはや聞くに堪えないというように使用人を呼んでオスカーを外に出した。
『こいつを部屋に閉じ込めて、部屋から出ないように見張ってくれ。扉を塞いでもいいぞ』
息子なのにね・・笑
思考がカインと一緒じゃないか・・
『父さん・・!!こんな・・!!考え直してください!!!!』
『もう起きてしまったのだ。何千人もの人が動いているんだ!!!』
結局、オスカーは自分の部屋に連れて行かれたが、入り口は大きな家具で塞がれていて、逃げることができなくなった。
一人息子がこんなトラブルを起こし続け、動揺した公爵は顔をしかめてイシースに言った。
『・・・明日も忙しいだろうから、お前はもう寝た方がいいぞ。』
『・・・はい、お父様』
__
_
自分の部屋に戻ったイシースは、寝る前にしばらく考え込んでいた。
わずか数時間後の勝利の喜びを考えようとしていたが、なぜか頭に浮かんだのは皇太子とアリアのことだった。
皇太子がアリアの手を握って心底不安そうにしていたのを、イシースは初めて見た。
あのアリアがローハンにちょっかい出されたとき、だね笑
そうあの時の光景を想像し、
顔をしかめて神経質にお茶を飲んでいると、誰かがドアをノックした。
『イシース様、もしまだお目覚めでしたら、お話ししたいことがあります。』
『ローハン様?お入りください』
・・・ローハンがきた・・?
明け方に会えると思っていたローハンが、そのままイシースのもとにやってきた。
イシースはすでに彼と夕食を終え、そこで会話をしていた。
まだ話し足りないことがあるのかと思い、イシースはローハンを急いで中に入れた。
『あぁ、いや、ここで話しましょう。そう、長くはないですから。』
入ってくれと言うイシースにローハンは首を振った。
『明日、兵士たちが戦場に出るとき、一緒に行きませんか?』
『…私も?』
『ええ、どうせすぐに終わりますよ。一生に一度の絶景を見逃すことになりますよ。』
・・・。
『・・でも、危険ですよね?』
突然の襲撃とはいえ、戦場の中心に行かなければならないなんて、想像するだけで心臓が震える。
『心配なら私がそばにいますよ。私と一緒にいれば安心でしょう?』
しかし、夕方に見たアースとアリアの下品な顔が気になって、心が揺れていた。
『そして、あなたの周りには騎士を配置しますから、心配しないでください。』
『わかりました、あなたの横であれば安全ですので、お供いたします。』
そこで、彼女がそう言うと、彼は口角を上げて喜びを表した。
・・(ニヤリ
『あなたがその決断をしてくれたことを嬉しく思います。明日があなたにとって良い日になることを願っています。』
『私も、あなたにとって良い日になることを願っています。』
『ははは!私は、もう幸せですよ。』
そう言った彼の顔は、まるで二度と起こらない楽しいゲームを見つけたかのように、純粋に楽しそうだった。
『じゃあ、また明日。ゆっくり休んでください。明日は、忙しくなる。』
『えぇ陛下、あなたも。』
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 211話 212話 感想・考察
ミエールに続き今話では今度はカインもドナドナされていきました。
ドナドナドーナードーナー♫
何が起きたのか信じられない、って顔してたね。
でもカインが反逆に加担しなくても、いずれこの屋敷はアリアのものになってたっぽいけどね。こう既に使用人たちはカインに愛想尽かしてた。(まぁ伯爵家なんてアリアはもういらないかもだけど。笑
決戦当日、ついに伯爵邸を含む反乱貴族たちの一斉検挙が始まりました。
カインが提出した書類は全て反逆に加担したという証拠として、だったんだね。これを見るとイシースも直前に色々書いてたから、もう逃げられないね。
アリアはこの後メインイベントを見に行くって言って街に繰り出していきました。
カインの逮捕は前座に過ぎなくて笑った。
まぁメインイベントは・・”あいつら(イシ・ミエ)”の逮捕だろうね。笑
時系列はちょっと遡り、決戦前夜・イシースの部屋にローハンが訪れます。
帝国が落ちる瞬間をこの目で見に行こう、というお誘い、だったね。
まぁ・・十中八九むしろ大衆の目に晒されるのはイシース本人、だと思うんだけど・・笑(こっそり逮捕されたらアリアやアースも楽しめないからね・・笑
さぁ、次回、決戦フィナーレを迎えるでしょうか・・!
次回も気になります・・・!!!
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