今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 209話・210話(漫画版は71話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 209話 210話 ネタバレ
悪女は砂時計をひっくり返す 原作”小説”版 209話の感想アップしました!
悪女砂時計史上最も私的オッフ認定回となりました。(謎)
嫉妬に狂いアリアを求めるアースパイセン。
あの…今日って確か決戦前夜なはずでは…https://t.co/uSjnZu6Hmv#悪女は砂時計をひっくり返す #ネタバレ #原作小説版— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) September 28, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
209話
レストランから出た2人・・。
アースが慌ててアリアと一緒に馬車に乗り込むと、御者が
『どこへお連れしましょうか?』と聞いてきた。
『…どこでもいい。』
アースの意図を理解した御者は、ゆっくりと運転を始めた。
御者、thx
『でも…、どこへ向かいましょう?』
アリアは思わずアースに行き先を尋ねたが、アースはアリアの質問には答えなかった。
代わりに別のことを言った。
『・・・アリア様は本当に黒髪で青い目で背が高いのが好きなのですか…?それで…、それだけで…私を選んだのですか…?』
wwwwwww
ローハンに引き抜かれるとかじゃなくて心配事そこかーい。
『はい…。』
『ずっと…(私のことを)そう思っていたのですか…?』
『…今頃知られたのですか?』
アリアもまたからかいにいってて笑う。
少しまたからかうように聞き返した彼女に、
一瞬にして目を細めたアースが、二人の距離を縮めながら尋ねた。
『…!!!!
それは本当ですか…?もし、私と同じ髪と目をした背の高い男性が現れたら、私と別れてしまうのですか…?』
『ええ…、その人を好きになってしまったら、あなたを捨ててしまいますよ…。』
wwwww
アリアがそうしないことはわかっていたが、アースは自身に沸き上がる嫌な気持ちを止めることができなかった。
そんな彼を適度にからかってやろうと思ったアリアは、優しい笑顔で言った。
『でも、過去の人生を含めて振り返ってみても、そんな男性はいなかったのです。もちろん、髪色が似ている人はいましたが、その人に惹かれたことはありませんでした。ですので、ご安心ください。』
しかし、その答えを聞いたアースの表情は微妙だった。
あまり嬉しそうではなかったのだ。
アリアが不思議そうにアースの名前を呼ぶと、アースは硬い顔でため息をついた。
『・・・考えたみたのですが、やっぱり嬉しく…ないのです。』
『何を、ですか…?』
『アリア様が出会った男性は他にもいたと思います。あなたは二十歳半ばまで生きて、過去に戻ってきたと言っていましたね。今のあなたはとても美しく、さらに大人になったあなたがどれほど美しかったのか想像もつきません……そして…こんな美しい女性を放っておくはずがありません。』
過去に相当モテたんじゃないか、っていう嫉妬ね・・笑
いじらしいアースきゅん。
そしてアリアは、自分がちょっとしたミスを犯したことに気づいて、口を閉じた。
その場の雰囲気が急速に冷めてしまい、謝るアリアにアースは慌てて言い訳をした。
『あぁ…!あなたの過去を非難したり、それで怒ったりするつもりはありませんが、私はただ…その時、あなたに会えなかったことをただ後悔しているのです。』
『それは…私がとても愚かで邪悪な女だったからです。皇太子様にお目にかかれないような下賤な女…その時は、そんな私と同じレベルの人にしか出会いませんでした。』
『そのような表現をしないでください。あなたとはただ、時間と人と状況が合わなかっただけです。』
自分で自分のことそう言っちゃダメだ、ってことだね。
『さっき言ったでしょう…私は過去に出会った男性の誰にも心を寄せていませんでした。他の若い女性と同じように、ただ過ぎ去った関係でした。パーティで会って、そして話しただけです。』
『話をしただけ……そうですか…だとしたら、私は無駄な心配をしていたかもしれませんね』
でも実際過去のアリアはどうだったんだろうね。美貌は変わらなかっただろうし。
アースはまだどうやら嫉妬していたが、アリアの話を聞き、ほっとしたように少し表情が緩んだようだった。
しかし、過去のアリアは、決して話だけで終わったわけではなかったのである。
え!!!!!!!!!!!!!笑
確かにアリアは男性たちとそういった行為をしてきたことも思い出したのだ。
・・・やっぱりか・・笑
逆にこうやって隠さない人間っぽいヒロインも好きだわ。笑
アリアは嘘をついた罪悪感から、先ほどの言葉を訂正した。
『でも…そうですね…、ただ話しただけではなかったことも…。』
『は?』
は?笑笑笑
『・・・その・・多少の接触があったといいますか・・・』
“接触”という言葉に、アースの表情が再び真剣になった。
『!!!!!!
どの程度の接触だったのですか?!
手を握られたり、腰に手を回されたりしましたか?!!』
過剰反応にほんと笑う。童貞かて笑
それは親しい間柄であれば、ただの親密なタッチのようなものだろう。
アース非常に軽い例を挙げると、アリアは首を横に振った。
『・・・じ、じゃあ、ハグ、とか・・?』
アリアがしっかりとノーと言うと、アースの言葉が短くなった。
終わった・・笑笑
アース:『あっ…あっ…´;ω;`』
アースは居心地が悪そうだった。
アリアがハグ以上のことを経験している。
アースたまらずキタァ!
『そいつらはこんなに近くに来ましたか?』
アースの顔が近かくなった。
アリアは何気ないふりをして、うなずいた。
これまでのダークライト(暗がりの)パーティーでは、こんなこと大したことではなかった。
『・・・はい。』
『誰かにこんな風におでこにキスされたことありますか?』
それも何度もあったので、今回は答えられなかった。
笑う。
『・・・ほっぺたはどうですか?』
『あっ…!』
あっ…!
ご少しずつ走り始めていた彼女の心臓が、今度は口から飛び出してきそうなほどになった。
それとも、アースがアリアの頬に唇を当てたまま質問したからだろうか。
オッフ!オッフ!
もしくはその両方かもしれない。
このままなにーーーー!!!!?
教えてエロい人!!!!!
__
__
アリアの瞳に向けられたアースの視線が、ゆっくりと降りてきた。
おっわわああああっああわあああ(わいが童貞だったわ。スマンアース。
アリアは、もはや嫉妬の気配も見えなくなったアースの顔を見て、喉を鳴らした。
経験年数や数は常に自分の方が多いと思っていたが、いつの間にかこんな風に女をときめかせる術を知っている男になっていたのか……と。
もう迷いがなくなったアースは、ゆっくりとアリアとの距離を縮め、台風の中の船のように揺れている彼女の目を見つめた。
アリアは拒絶すればすぐにやめさせることができるのにそれをせず、
アースを押したり首をかしげたりすることなく、
そのまま、震える目をゆっくりと閉じた。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああエンダアアアアアアアアアアアア!!!イヤアアアアアアアアアアア!!
アースの柔らかい唇に触れた瞬間、アリアの心臓は瞬間止まった。
嫉妬から始まったスキンシップが、今では長いキスになり、優しく触れていたアースの唇が、荒々しく変化してアリアを襲い始めていた。
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『・・・んっ。』
ずっと宙をさまよっていたアリアの手は、アースの腕を捕らえ掴んだが、それに苛立ったアースは、もう耐えられないというようにアリアを壁へ深く押し込んだ。
『・・・んんっ!!』
アリアが息苦しさに少しくぐもった声をあげると、少しアースは時間を置くものの、再びアリアの唇を奪った。
激しい・・・///
__
__
ちょっとの間があり・・。(最高でした・・。
『・・・あなたの家まで送っていきます。』
ずっとアリアを見つめていたアースが、絞り出すような声で言った。
『・・・えぇ』
アリアは、彼から視線をそらして答えた。
そしてアリアは、自分がまだ17歳であるという事実を初めて憎み、恨んだ。
18歳であれば……伯爵の屋敷に戻る必要はなかったのに…。
馬車は長い間、都内を回り、世界に闇が訪れてから、ようやくロースチェント伯爵の屋敷に到着した。
・・・名残惜しいよね。
__
210話
その様子を見て、屋敷の使用人たちが口々にざわめき始めた。
どうして降りないんだ、ってね。
アリアはそこに後悔を残したまま、先に別れを告げた。
『…もう、行きますね。』
『・・・えぇ。』
名残惜しそうな顔で頷いたアースは、アリアと共に馬車から降りた。
別れを告げても別れずに屋敷の前で気まずい雰囲気を作ってしまったため、二人を見ていた使用人たちが勘違いし始めたその時だった。
『…!!!!!!』
オッフ。
『・・・まぁ!何てことでしょう?!』
馬車の中での出来事に比べれば、とんでもなく軽いキスだったが、それを見た人周りのたちはもちろん、予想していなかったアリアまでもが赤面するほどだった。
そしてそのまま走り去るアリア。
『お嬢様!!』
アニーとジェシーは、そう言って唇を奪われた途端に屋敷の中に消えてしまったアリアを追いかけた。
『お嬢様!このドアを開けてください! さぁさぁご入浴のお支度もありますよ!』
嬉しそうなアニーたち笑
扉の外から聞こえてくる少女たちの叫び声は喜びに満ちていて、すぐにでも扉を破って今日の出来事を聞きたいと思っているようだ。
しかし、せっかく落ち着いた顔がまた火照ってしてしまったアリアは、夜明けまで布団をかぶって出てこなかった。
ああ、噂が尾ひれどころか翼を・・笑笑
__
__
夜明けとともに帝国城を攻撃しなければならないので、貴族たちの家は夜明けから大騒ぎになっていた。
やーっべ、そういやこれ反乱前夜だったわ。
やーっべ、全く頭からすっぽ抜けてたわ。笑
『子爵、まだ早いですが、私たち兵士たちが先に行きます。』
『はは、それで構わない。行ってください、私は家の中で静かに待っていて、終わったら出て行きますから』
『・・はい、では。』
兵士が数十人を率いて子爵の屋敷の外に出た。
だが・・
その兵士たちが向かったのは帝都城の方向ではなく、都の外。
屋敷からしばらくするとわからなくなるのは事実なので、兵士たちは誰にも見られずに都を脱出することができたのだ。
キタコレ・・・!笑笑
__
__
同じ頃、夜明けまでベッドから出ていなかったアリアは、ドアの外のおしゃべりがおさまったのを聞いて、ゆっくりとベッドから出てきた。
そう、部屋に閉じこもっている場合ではないのだ。
伯爵の屋敷を今まで乱していた兵士たちが、馬で移動する準備をしていた。
その中の一人が服を整えていて、たまたまアリアの姿が目に入った。
『・・・!!』
驚いて馬から落ちそうになったその兵士は、すぐに身を起こしてアリアに頭を下げた。
アリアは手を挙げて、その兵士が無事に帰ってくることを祈った。
事情を知っている者への・・ね・・笑
アリアも全ての計画を知らされてたのね。
再び落馬しそうになった兵士は、彼女の仕草に驚き、他の兵士もそのアリアの視線を追って挨拶を始めた。
挨拶をする兵士がかなり多かったので、アリアは長い間手を振っていた。
最後にアリアが見つけたのは…カインだった。
カイン・・。
他の貴族と同じように、兵士と話していたカインは、アリアを見上げた。
会話が終わり、兵士たちを見送ったカインは、再びアリアが消えていく兵士たちを見つめているのを見た。
・・・アリア、隠れないとバレちゃうぞ・・(いや、もうバレても遅いのか・・笑
__
__
カインは振り返ると、早足で屋敷の中に入り、階段を登っていった。
カインが辿り着いた場所は、もちろんアリアの部屋だった。
『・・アリア。』
激しい声で名前を呼ばれたアリアは首をかしげながら答えた。
『こんなに早く何をしに来たのです?』
『昨夜は遅かったと聞いているが。』
『ご自分はいつも明け方に帰ってくるのに、そのことで私を叱責するのはおかしいのでは?』
『私は伯爵代理だ。仕事で帰りが遅いのだが、お前は…!』
カインは猛烈な勢いで叫ぼうとしたが、すぐに口を閉じた。
カインはまだそれほどの嫉妬心を持っていたのだ。
そんなカインの愚かな姿に、アリアは口角を上げた。
ヒィ!
『何を言っているのですか。私とアース様が食事をして帰宅が遅くなるのは初めてではないのに、どうしてそんなに怒るのでしょうか……もしかして他に何か聞いているのですか?』
そうでなければ、彼がそんなに怒ることはあり得ない。
彼女は屋敷の前で堂々とキスをしたのだから、使用人たちは興奮して明け方までその話をしていただろうから、カインはそれを知っていたに違いない。
聞いてるね・・笑
『よくもそんなことを言ってくれたな…!』
案の定、彼女は具体的に何を聞いたのか聞かなかったが、カインは激怒して再び声を上げて怒った。
兄のように怒るのではなく、ただ嫉妬にとらわれているようだった。
扉が開いていたので、アリアとカインの対決が見えたのだ。
使用人たちは、アリアに危害が及ばないか心配し、彼女が無事であることを祈った。
みんなアリアのお味方。
ここでむしろ、これから被害を受けるのは、あえて反旗を翻して皇室の権威に挑戦しているカインだった。
アリアは、長い間考えていなかったにもかかわらず、カインが最も恐れていることはなんだろうか、と考えた。
などなど。笑
そして全部アリア絡みだった。笑
彼女は、そういったことを考え、思い出しながらカインに尋ねた。
『まさか、まだ大人になっていない私に腹を立てているのでしょうか?』
『はっ、どういうことだ……?』
意味深な言葉にカインは硬直し、
部屋の外から見ていた使用人たちも目を見開いて耳を澄ませていた。
どうやら、昨夜の出来事を考えているようだった。
『アース様と二人きりで会ったのは初めてではありません…お兄様は知らないでしょうが、私の部屋で密かに会ったこともありますし、一緒にクロアに旅したこともあります。同じ部屋を使ったのですよ……そして…私はアース様と結婚するつもりで__
もう”大人(オトナ)”(意味深)になったのよ、と。笑笑
目を充血させたカインが突然アリアに向かって駆け出した。
ヒィ!!!
『お嬢様!』
怯えたふりをしていたアリアは、使用人の一人の後ろに隠れると、ひ弱で哀れな姿を見せた。
アニーとジェシーは急いで駆け寄り、この細身の女主人の肩を抱き寄せた。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 209話 210話 感想・考察
今話・・・!!!!
悪女砂時計史上最もオッフとなったオッフ回と言っても過言ではない・・でしょう!!
クロア王国の反乱前夜にも関わらず、その国王ローハンに見事にからかわれたアースがそのままアリアにもからかわれ・・その反動で・・笑
最初は嫉妬から、そこからはもうアリアを貪るように求めるアースパイセン・・その・・すっごいオトコノコでした・・。///
そして私は完全にクロア王国との決戦のことを忘れていたのですが、
どうやら貴族たちの家に待機していた兵士たちが貴族たちにわからないように一斉に都の外へ行ったようで・・
これイシース、完全にしてやられた感じだよね?笑
なんか書面にサインさせられて、帝国貴族は金を散々使わされて・・
まさに貴族派閥を破滅させたいアースの目論見通りだよね。・・ってことはやっぱりローハンとアースは腐れ縁で繋がってる・・?
その事実を知っていたアリアも、もはやカインを煽る余裕もありました・・
夜が明けるのが楽しみで起き出して、最期の姿を見ることになるカインにも私、大人になったのよ、って言ってたね。笑
カインはもう激昂してた。
・・さてさてこれ、夜が明けたらどうなるんだろうね・・!!
帝国に待機した敵兵士たちは去り、帝国内(敵兵士)はもはやもぬけの殻、ってやつですよね・・?え・・?もう終わりでは・・?笑
次回も気になります・・・!!!
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