今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 185話・186話(漫画版は65話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 185話 186話 ネタバレ
前話ネタバレはこちらから
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185話
ミエールは5年の軟禁判決を言い渡されたんだよね。刑期・・短くなったし、軟禁、か・・。さすが貴族ね・・。
『ミエール、屋敷に残ってお父様を説得しよう。お前が反省している姿を見せれば、すぐに許してくれると思う。お屋敷に着いたら、すぐにお父様に会った方がいい。』
カインはミエールに静かにささやいた。
ミエールは客を招いて庭でティータイムを過ごすこともできた。
つまり、外に出ることができないだけで、屋敷内では自由に過ごすことができたのである。
・・・。
それに、刑期も20年から5年に短縮されたのではないか。
さらに一貫して保釈申請をすれば、彼女は刑期を終える前に釈放されることは明らかだった。
その前に、伯爵はミエールを許してくれるかもしれない。
カインの言葉に、ミエールは安心したように頷いた。
判決、甘すぎるわ・・。人を本気で殺そうとした上に、その罪を明確な悪意持って他人になすりつけたってのに・・。
『・・・わかりました。
ところで、イシース公女様からお返事は来ましたか?…彼女は何と言っていましたか?』
『それは…』
カインが答えるのをためらっているうちに、
ミエールはイシースが自分を拒絶していることに気づいた。
フレイは、ミエールがこのことにショックを受けていることを気にも止めることなく、判決に例外を付け加えた。
『ただし、二人の被害者(伯爵・アリア)と一緒に屋敷に滞在しなければならないため、軟禁は今までミエール様が使っていた部屋に限らせていただきます。』
おっ・・・!
『・・・どういうことですか?』
『部屋から出てはならない、ということです。加えて、皇室からの要請がありました。あなたはまだ幻覚剤についての尋問を受けていないので、特別な調査が必要です。』
屋敷の使用人や客が見ている中で、飲んでもいない幻覚剤のことを聞かれるとでもいうの?部屋に閉じ込められて、あの下賤な女の笑い声を聞かされるというの?
看守や調査員が私の部屋を出入りしたり、
使用人が私を不審に思うのを見たりしなければならないというの・・?
前例のない判決に、ミエールは床に突っ伏してしまった。
実質ミエールの部屋が牢屋、ってことだね。ティーパーティとか開かせないのは幸いか・・。でも手紙とか色々できるんだろうな・・。まだ甘いな・・。
ミエールは目眩がした。
こんな恥ずかしい思いをするくらいなら、死んだ方がましだ。
自分の力ですべてを成し遂げたのに、アリアが原因で全てが崩壊したのだ。
・・・成し遂げた?
あぁ…”秘技・伯爵落とし”のこと?(テニプリの羆落としみたいに言うな・・
その言葉を無意識に呟くと、ミエールはすぐに次の行動に移ることにした。
ここでもう馬車の御者とか使用人とはみんなミエールの噂をしてる。伯爵落としして、アリアに罪を被せたってことは皆に広まったみたい。
__
__
しかし、屋敷に到着してからもミエールの状態は改善されなかった。
『どうか、どうか父に会わせてください!』
ミエールは泣きながら、唯一のチャンスだからと、伯爵に許しを請おうとした。
しかし、ミエールは伯爵夫人の冷たい答えを聞いただけだった。
『残念ながら、彼はあなたに会いたくない、とのことです。』
『・・・はっ?それは父から直接聞きたいです!』
伯爵夫人のもとに駆けつけようとしたミエールの前に、突然アリアが現れて体をすくめた。
『あら、怖いわね。お母さん、離れていてね。』
アリアキタァ!
『・・・貴様…!貴様、よくもそんなことを!』
虫けらのように見つめるアリアの視線にミエールが悲鳴を上げていると、馬車で屋敷に到着していた衛兵たちが慌ててミエールの口を塞ぎ、彼女を制圧した。
もう屋敷に衛兵待機してくれるようになるんかね、なら安泰や。
『あぁ…”幻覚剤 “は本当に怖いわ。あのミエールをこんなにまで変えてしまうなんて……!一刻も早く調査と治療を開始しなければならないわ…。そうですよね、お兄さま?』
よりによって、アリアがカインの横に立ってそう言うと、ミエールを助けるカインは口を閉ざして腕組みをして状況を見ていた。
お前、期待を裏切らねぇな・・笑
悲しみと怒りに満ちた目からは、血が流れ出しそうだった。
引きずられるように部屋に捕まったミエールは、使用人やメイドたちの冷たい目にさらされることになった。
『お嬢様、無駄なことは考えない方がいいですよ。これから調査が始まりますから。』
衛兵の冷たい声とともに、閉ざされた扉の外で鎖を巻くような音がした。
あっ・・もうドア開かないやん・・笑
トイレとかどうするんだろうね。
遠のく足音がしないのを見ると、
先ほど警告した衛兵は、外で待機してこの部屋を警備しているようだ。
『どうして、どうしてこうなるの!?すべては、あの下賤な女を元いた場所に戻すためなのに!』
すべてを失い、汚名を着せられ、部屋に閉じこめられてしまった。
自分を助けてくれると信じていたイシースやカインは、まるで彼女を知らないかのように振る舞っていた。
・・・”自分を助けてくれると信じていた”ねぇ・・。
危険物をすべて片付けたかのようなきれいな部屋に閉じ込められた彼女は、しばらく悲鳴を上げて涙を絞り出していた。
恨みを晴らす場所も道具もないからである。
__
一日中、声が枯れるほど涙を絞り出していたミエールは、何かが起きたかのように突然、自分の秘密の空間を開いた。
その空間である箱を取り出したミエールは、こみ上げてきた涙を拭った。
箱・・・?
この箱の中身は、彼女を救うことができる唯一のものだった。__
__
『イシースさま。また手紙が届きました。』
『本当に?誰がどうやって送っているの?』
『それは…』
イシースの質問に執事は言葉を失った。
イシースも、気の置けない相手が手紙を送ってきたことに気づいて、ため息をついた。
・・ミエールからの手紙、だね。。
無駄に彼女と関わってしまうと、自分にまで無駄な噂が立ってしまう。
『彼女(ミエール)がこのような手紙を送り続けるのであれば、返信を送ればよいのではないでしょうか?』
執事の丁寧なアドバイスを受け、イシースは見ていた書類を置いた。
このまま面倒なやりとりを続けるよりも、一刀両断で断った方がいいと思ったのだ。
『…大まかに読んで、概要を教えて。』
『わかりました。』
そう命じたイシースは、その文書を手に取り戻した。
そうしてイシースの隣で手紙を開き、内容を確認した執事の顔が青ざめてきた。
『お嬢様・・・お嬢様・・・イシース様。お手紙はご自身でご覧になった方がよろしいかと…!』
イシースが額をひそめて理由を尋ねたのは、
常に威厳があり、まさに公爵家の執事のような風貌をしていたその男が顔に見合わず、吃驚したからだった。
『どうしたの?何て書いてあるの?』
『それは…』
イシースに促されても、執事はすぐには答えられなかった。
・・・ふむ・・ドキドキするわね・・。”箱”に関係ある・・?
__
186話
・・胸糞すぎるな・・。
周りから誰もいなくなっちゃうわこんなん・・
『..ハッ!』
イシースは手紙を手でくしゃくしゃにして、床に投げつけた。
すぐにでもローセント伯爵邸に行って首をひねってやりたいと思ったが、彼女はかろうじてその思いを堪え、震える手で温かい紅茶を空けた。
冷たい水を一気に飲み干したイシースは、恥ずかしそうに笑い出した。
『あの子はどうやって殺せばいいの?ハァ・・?』
・・ヒィ!
『イシース様…』
手紙に残された内容をはっきりと覚えていたイシースは、目を閉じてソファに深く身を埋めた。
これを無視するにはあまりにも危険なので、彼女は考慮する必要があった。
最初から、ミエールは裏切らないはず、と考えて始めた計画だった。
そして、あの下賤な女と、かかしの皇太子とで、こんな返り討ちを受けるとは。
手紙にはミエールの直接の指示はなかったが、かなりの数の比喩が含まれており、皇太子が口実をつけて自分を攻撃するには十分だった。
もし、罪人として調べられていたミエールがそれを明かしていたら、今回の事件に巻き込まれていただろう。
もはや自分の力を弱めることはできないと、深いため息をついたイシースは、姿勢を正して執事に言った。
『・・・紙とペンを。』
『・・・はい。』
・・・。
イシースはミエールの望みを聞いた書面を執事に渡すと、
頭を抱えて邪悪なネズミをどうやって仕留めるか考えていた。
__
__
ミエールは、イシースに何度も手紙を出してようやく手に入れた希望に顔を赤らめた。
そのような脅しを使うことになるとは、ミエールにとって愚かなことだった。
事態が悪化する前からイシースに、“交換した手紙を焼却するよう”に言われていたが、念のために集めておいて、ようやく望みを叶えられたのだ。
・・・そういうことね。”謎の空間”にある”箱”とはイシースとの手紙だったわけか。
ミエールは念のためにカインにこのことを打ち明けていた。
(自分が)失敗したらイシースにも一緒に罰してほしいと言っていたのだ。
自分が牢屋に拘留されて何も出来なくなったら、ってことね。囚人のジレンマ(どちらかが得する)ですらない、ただの”THE 連帯責任”。最悪っす・・。
娼婦の娘にもはや魅了されたカインに任せるのは心苦しかったが、残念ながら彼女には他に頼れる人がいなかったのだ。
ミエールは父に助けを求めたかったが、伯爵は彼女を助けるつもりは全くないようだった。
伯爵はなかなか動いてくれないと聞いていたが、どんなに頑張っても彼女を呼ぶことはなかった。
そしてミエールは悲しみで泣いたのではなく、不正と怒りを感じたのだ。
こんなことになるとわかっていたら、もっと早くやっていたのに。
ひどい想像をして、ミエールは歯を食いしばった。
今、ミエールが頼れるのはカインだけである。
カインだけ・・(笑ってしまう・・笑笑
いくら娼婦の娘に取り憑かれていても、自分の妹を見捨てることはないだろう。
そうしてイシースからの連絡を延々と待っていると、突然外が騒がしくなった。
取り憑かれて。笑
ミエールが固く閉ざされた窓から外を見ると、なかなか見ることのできないカラフルな馬車が見えた。
それは、少し離れてはいるが、ミエールが知っている印鑑を持った馬車だった。
皇帝の印鑑・玉璽(ギョクジ)、だね。。笑
きたか・・!!!
『まさか……!。』
馬車から降りたのは、他でもない皇太子だった。
アースきたあ!!
__
__
事前に連絡を取っていたのか、いつも忙しくしていたアリアが、外出を断ってまで喜び勇んで出迎えている姿が目に飛び込んだ。その隣には伯爵夫人もいた。
逃げられないように窓の内外に鉄格子が付けられていたので詳しくは見えなかったが、二人は馬車の前で久々の再会の喜びを味わっていた。それがとても気になった。
・・久々の・・。
・・・。
そして、ミエールが目を細めて疑っていると、
アリアとの再会を終えたアースが頭を上げてどうやらどこかの部屋に向かったようだ。
その時初めて、ミエールは彼が自分に会いに来たのだと気づいた。
うお・・・笑
『アリアお嬢様、今日予定がないなら、私に付き合ってくれませんか?』
『予定がないわけではありません…。アカデミーに行こうと思っていたのです。サラが今日は授業があると言っていたので…。』
サラ、すっかり講師なのね!
『・・・あぁ、間違った日に訪問してしまった。事前に確認しておけばよかった。』
しばらくして、ドアの外から聞こえてきたそうしたアリアとアースの声に、ミエールの全身が緊張した。
しばらくイシースに集中していたため、
幻覚剤の調査を忘れていたのだが、皇太子がその件以外で自ら訪ねてくるとは思えない。
なるほど、幻覚剤の調査ね。
『少しだけ、お時間をいただけませんか…?もし時間がないのなら、私も一緒にアカデミーに行きます。』
『あら、そうすればみんな驚くわよ』
『構いません。そうすれば、あなたに近づくことができる人が少なくなりますので。このことをいつも心配しているのです。』
・・・アースちょっとヤキモチノトコロアリ。
アリアは少し微笑みながら、子供をなだめるように優しい声で彼の言葉を切った。
『仕事が終わってから話しましょう?私はも準備をしなければならないわ。アースさんの馬車で出かけるのも悪くないですから。』
二人の会話が終わると、ミエールは驚いたように扉から一番遠い壁に身を引いた。
その音は長い間聞こえていた。
そしてしばらくして、窓から見えていた皇太子と二人の騎士、それに見知らぬ貴族が姿を現した。
その隣にはメイドを伴ったアリアがいた。
ミエールの記憶にあるアースとは全く違う、クールな顔立ちのアースが、彼女を指差して騎士たちに命じた。
まるで厄介な荷物を見ているかのような表情だった。
『彼女を引きずり出せ』
うおっ・・・アリアとの態度の温度差がやばいことになってて風邪ひくわね・・笑
アースの命令が下るとすぐに、二人の騎士が部屋に入り、ミエールの腕を掴んだ。
アースの命令なので、本気で彼女を引きずり出そうとしているようだった。
『はっ?!待ってどこ、どこに行けばいいのよ?!』
恥ずかしそうに尋ねるミエールだったが、誰も気にしなかった。
彼らは必要以上にミエールの腕を強く握って、無理やり部屋から連れ出した。
『一人で行けますので……!!!』
『犯罪者にそんな選択肢があるはずがないだろう。』
ヒィ!
ミエールの目には涙が浮かんだ。
どこに引きずられているのか分からないが、
このままでは下々の者の娯楽として消費されてしまうのは明らかだった。
『随分と痩せたのでは?と思ったけど、元気そうね。苦労もしていないのでしょうね。』
ヒィ!!
耳元で流れるアリアの声に、ミエールの怒りが爆発した。
それは、アリアが悪女として殺される前にミエールに言ったことと、とても似ていた。
『全部、お前のせいだろう!? お前がいなければ…!!! お前さえがいなければ……!!!』
突然、ミエールが騒ぎ出したので、アリアは知らないふりをして恐怖に身を縮めた。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 185話 186話 感想・考察
ドナドナドーナードーナー♪運ばれてゆくーミエールー♪
イシース公女へもクソリプ(失礼。手紙ですね)を送りつけ、自分から四面楚歌になっていくミエール。
どうして”自分を”助けてくれないんだ!って終始一貫して言ってたよねミエール。まずお前がなんでもいいから周りをそもそも助けようとしたかよ・・。世の中そんなんじゃお前のために回ってくれんで・・。
そんなミエールのもとに幻覚剤調査のためアースが来訪します。
まぁこの場の関係者全員別にミエールが本当に幻覚剤やってるなんて思ってないから、幻覚剤調査は単なる”テイ”だよね・・ヒィ!!
ドナドナされたミエールどうなるでしょうか・・
次回も気になります・・!
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