今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」173話・174話(漫画版は62話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 173話 174話 ネタバレ
前話ネタバレはこちらから
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173話
アースの部屋で休んでいたアリアの元にアースを訪ねてきた謎の男が来て・・。
『・・・では、そんなあなたはどなた様、なのですか?』
『顔を見せてくれたら教えてやるよ。お前は一目見ただけで誰もが好きになるような美しい女性だと聞いていたが…、俺も気になって仕方がない。』
『…私はあなたをそんなに気にならないし、それではお帰りください。』
『ははは!!面白いお嬢さんだなぁおい!!』
全然面白くないのに、ドアの外の男は大笑いしていた。
とても奇妙な男だった。
『わかった、わかった。君が言ったように、後でまた来るよ。女性のあなたが一人だから、部屋にも入れないしな。』
チャラ男、帰ったか・・
その時ばかりは、アリアは辛うじて息をつき、椅子に深く埋まって目を閉じた。
こんな状況だとむしろ、早く帝国に帰りたいと思っていた。
アースがいないと、ね。
__
__
昼間は外出していたアースが宿舎に戻ったのは日没後だった。
顔色が優れないところを見ると、うまくいっていないようだ。
戻ってきた彼は、かなり深刻な顔をしてレインに何かを依頼し、それを見せないようにしながらアリアと食事に出かけた。
『お口に合いますか?』
『ええ、とっても。』
誰もいないレストランでは、アースとアリアの言葉だけが響いていた。
アリアは、ゆっくりと食事をするのはこれが最後だと思うと、少し残念に思った。
街に寄って休む必要がなくなったため、
アリアたちはいくつかの大都市を経て、そのまま首都に向かうことになったのだ。
帝国を出たときとは違い、あっという間に首都に到着する。
だから、こうしてアースと一緒にいる時間はもうない。
2人の逃避行もこれで終わりなんや・・
証拠は十分作れたのかな?でもアリアはまだ犯人扱いのままなんじゃ・・
それはアースも同じで、この時のために最善を尽くしているのだと感じた。
そんなわけで、アリアはアースのことだけを考えて夜を過ごしていたのだが、なぜか貸し切りのレストラン全体にとある声が響き渡った。
『アース!!』
『…ローハン?』
『どうして先に会いに来てくれなかったんだ?!』
・・・さっきのコイツか・・。
アリアは、突然の見知らぬ人の登場に、困惑しアースを見つめた。
それは答えを求めるためだったが、アースもまた困惑していたため、返事はなかった。
『ロースチェント・アリアが、夕方には帰ってくると言ってたから、会いに行ったら、もう出かけているってどういうことだよ!』
アリアがローハンの名前を聞いて認識したのはその時だった。
おそらくこの男性は、朝、訪ねてきた男性だった。
アースとは面識があるようで、彼は椅子を出してきて文句を言い、アースは予想外の事態に顔が固まってしまった。
『ロースチェント・アリアが俺の話を伝えておいてくれていたら、こんな形で邪魔しなかったのによ……』
文句を言っていたローハンは、アースにずっと付き添っていたアリアに視線を向ける。
『・・・っ!!』
そして、とてもおなじみの反応で話を止めた。
それは、アリアの姿に戸惑う人々のおなじみの反応だった。
コイツもか・・・笑
それに気づくと同時に、アースは直ぐに男性の名前を呼んだ。
『ローハン。』
『…ただの過剰な噂だろうと思っていたが、そうではなかったのか…。』
ローハンはただ素直にアリアを見上げていた。
アリアは、そんなローハンに気分を害して、額をひそめた。
『アースにあなたの話をしてくれとは言わなかったでしょう?』
『・・・ああ、そうだ。俺のせいだな。…だがなんて賢いんだろうか!こんなに美しいお嬢さんの名声が帝国を越えて、クロア王国までもが興奮している。あぁ神様はなんて不公平なんだ…!』
ローハンは引き続きアリアと会話を続けようとしたが、それを阻止したのがアースだった。
『何の用だ?ディナーを中断してまですること(用)か?』
『あぁ…いや、別にそんなんじゃない。ただお前がクロアに来たから立ち寄っただけだ。』
『都から遠く離れた場所で、俺の顔を見に来たのか?』
『あぁ、この忙しい時期にクロアに来た目的は何だろうと思って。』
アースは、知らないふりをして問いかけながら、大きく息を吐いた。
それはアリアとの時間を邪魔されたせいもあるし、ローハンがアリアに気を取られているのもそうだ。
『それは後でレインに聞いてみればいい。』
『今言えないのか?』
『あぁ、そうだ。邪魔だから早く出ってくれ。』
アースもなかなか珍しい感じの対応してるね。腐れ縁みたいな感じなんだろうか。
今度は海に沈めるぞ、と警告を加えると、ローハンは肩をすくめてようやく立ち上がった。
海。笑
『わかった、わかったよ。どうせ会う機会はいくらでもあるんだ。必然的にな。』
そう言ったローハンは、アリアに上半身を折って頭を下げ、別れを告げた。
アリアが頭を下げようとすると…。
『・・・!!』
『ローハン!!!!』
いつの間にかアリアの手を奪ってアリアの手の甲にキスをしてローハンは走り去った。
食えない男ね・・笑
ローハンに驚いたアリアは水の入ったグラスをこぼし、
そのローハンを追いかけようとしていたアースが困惑そうにアリアに近づいてきた。
『アリア様、ご無事ですか…?』
『・・・え…、えぇ。』
たった一人の男が現れて消えていっただけだが、アリアは気が気ではなかった。
『怪我を…なさってますね。』
そう言うと、不機嫌そうなアリアの表情を確認して、ローハンがキスをした場所に唇を持っていった。
うお!!!!!
怪我って言い方もカッコいいな。笑
確かに、傷を付けられたからね。笑
何のことはない、いつもの行為だったが、不思議なことにアリアから手の甲の不快感が少し消えていた。
『…では、そろそろ休みましょうか。彼は…山に置いておくので安心してください。』
ローハン、海に沈められ、山へ置き去り。笑
『・・・ありがとうございます。』
『朝食後すぐに出発しましょうか。
私の能力では帝国に一気に行くのは難しいので、途中で馬車に乗ることになります。』
アースの説明にアリアは頷いた。
いよいよ休暇を終えて、悪い女を懲らしめるために行く時が来た。
きたぞ・・・!!!待ってなさいミエール!!
__
__
『・・・あの、お姉様はどこに消えたんですか?』
アリアとアースが幻のように消えた後、一人残されたミエールは瞬きをした。
いや、それより…なぜここに皇太子が突然現れたのか。
困惑と戸惑いを感じながら、震える手で手探りしていると、壊れたブレスレットを見つけた。
それはアリアがつけていたブレスレットだった。
いや・・てゆかお前伯爵(父親)突き落として殺しておいてよくそんな冷静だな・・狂気だわ・・。
『どうしたのですか、お嬢さま!!???』
そうこうしていると、ミエールの悲鳴を聞いた者たちが部屋に集まり、目の前の恐ろしい光景に真っ青になって声を上げた。
・・・。
ミエールを見つけ、伯爵を見つけ、、それぞれがこの恐ろしい状況を叫んでいた。
すると、ミエールがアースとアリアが突然いなくなったという思考からようやく抜け出し、正気に戻って、壊れたブレスレットを手に持ち、この災いの原因を宣言したのである。
『・・・姉が!!姉がやりました!! 突然、父を突き飛ばして…逃げた!!!!!!』
・・・・。
青ざめた顔で号泣するミエールに、一方でお茶会の参加者たちは互いに複雑な反応を見せた。
困惑し躊躇していた屋敷の使用人やメイドたちとは逆に、参加客たちは目を血走らせながら声を上げていた。
周りも、か・・。
その客たちの反応に感謝しながらミエールは首を振った。
『・・・あっという間に起こってしまって、わからないんです。ああ、あぁ・・・!!』
しかし、アリアに何度も濡れ衣を着せたことで、使用人やメイドの顔には不信感が漂っていた。
アニーは言ってたよね、
屋敷の中の人はアリアの味方が多いって。
また、ミエールの側にも不安な表情を浮かべている者がいた。
しかし、今までの彼女を見ていて全てが真実だとは言えないため、口には出せなかった。
それに気づいたミエールは、目撃者を作り始めた。
『”メディアン様”や “ウェンディ様”は見ていませんでしたか?あなた方の目には見えていたように思いましたけど!!!』
・・・お前が”やった”ことを、な・・。
恐ろしい目をしたミエールは二人の令嬢を指差した。
指された二人の令嬢は、下級貴族出身だった。
味方にならなければ耐えられないような、力のない家系の令嬢たちだった。
『・・・えっ?』
『・・・!!!』
__
174話
うーわ。。
はっきりと見たわけではないが、二人の令嬢はお互いに顔を見合わせて、すぐに肯定的にうなずいた。
『はい…、はい…!私、見ました…!』
『私も見ました…!アリア様が階段を駆け下りていって…!』
あーあ・・。
集まった若い女性たちは皆、二人の令嬢の発言に怒りを表していた。
『きっと父が姉を皇太子殿下に会わせるのを嫌がったからでしょう…!』
さらに、ミエールは決定的なくさびを打つために、非常に説得力のある動機で、会場を一度煽った。
『見てください! このブレスレットを!!
父が彼女から逃れようとしたら、切れてしまったのよ!!!』
確かに、アリアが身につけていたユニークなブレスレットの証拠にアリア側の使用人やメイドたちも戸惑っていた。
アリアが窮地に陥るように完璧な罠を仕掛けたミエールは、頭を下げて少しだけ笑った。
『・・・ミエール・・。』
そして、カインはそれを遠目に見ながら唇を噛んだ。
・・てゆかカインは全部見てた(ミエールが落としたとこ)んだろうか。
__
__
階段から落ちた伯爵は、すぐに部屋に運ばれた。
幸い、彼は死なずに済んだが、どうやら頭に重傷を負っているらしく、目覚める気配がない。
・・・伯爵一命取り留めてたのか・・!!!
したら誰がやったか一発だ・・でも意識不明か・・。
『・・・残念ですが、もしかしたらこのまま一生目を覚まさないかもしれません・・・。』
家庭医に言われた伯爵夫人は、青ざめた顔で床に倒れ込んだ。
『…あなた…』
自分を守ってくれるはずの伯爵がこのような状態になってしまったこと、しかもその伯爵に大怪我をさせてしまったのが自分の娘のアリアだったことがショックだった。
・・・ロースチェント家は”アリアがやった”ムード一色か・・。
『…ミエール、もう戻った方がいい。』
今すぐ部屋を出ろというのは、少し冷たい感じがしたが。
カインの手を借りて、ミエールは誰もいない客間に一緒に移動した。
扉を閉めて周囲を見回したカインは、額を指差しながら、ミエールを支える手を離して言った。
『ミエール、これはちょっと…いくら考えても…』
『お兄さま、何を言っているの?』
これは・・・!!!
カインの言葉の直後、
悲しみに満ちた表情を一気に消し去ったミエールは、冷たい表情で鋭い言葉を紡いだ。
これがカインの目を揺らした。
ミエールは彼の手を強く握り、善意に満ちた微笑みを浮かべ、カインを説得し始めた。
『お兄さま、もう始まっているのですよ。だから、お兄様は伯爵の仕事を引き継ぎ、あの女は誰にも会えないように屋敷に閉じ込めるのです。』
・・なるほどね。だから衛兵たちが追って来られないようにアースはアリアを連れて逃げたのか。ミエールはアリアを捕まえて裁判の日まで監禁するつもりだった。もちろん、皇太子となんて会わせないつもりだった。
『…』
『あの女を皇太子殿下と結婚させるつもりですか?』
『それは…』
『駄目、ですよね?』
カインは額を深くひそめた。
一番気になるところを遮ったミエールは、もうカインが逃げられないように仕向けた。
・・・なんかカイン、ミエールと立場変っちゃってんな笑
『だから、あの女が皇太子を連れて逃げ出す前に、一刻も早く衛兵部隊に報告してください』
『・・・。』
『早く彼女を捕まえて、刑務所での刑期を短くしてあげないと。遅くなればなるほど、あなたの影響力は大きくなります。それはわかっているでしょう?』
彼女の言うことにも一理あるので、
カインはついに看守を呼んで、アリアが伯爵を殺そうとしたことを告発した。
伯爵を殺したという罪状で急遽捜索隊が結成され、人々は一晩中姿を消した彼女の捜索に奔走した。
こういう流れだったわけね・・。
__
__
夜の間に届いたイーシスからの手紙を手にしたミエールは、喜びの声を口ずさんだ。
伯爵が目を覚まさなければ、すべてが順調に進行するに違いない。
ミエールは予定通り公爵夫人になり、オスカーと結婚するのだ。
オスカー、地獄やな・・。
ミエールの未来を共にするのは、伯爵ではなくオスカーだった。
彼女の伯爵への信頼は、過去に娼婦が新妻として迎え入れられた時に捨てられていた。
『で?お母様はどうなのですか?』
『…部屋から出てこない。』
『そうなの?ちゃんと食べないと。もう少ししたら、以前のように裸で追い出されて、街をさまようことになるでしょう。今のうちにしっかり食べておかないとね。それにしても、どうしてあの女は捕まらないんだろう。』
『まさか、行方不明の皇太子に関係があるのではないでしょうね?』
皇太子は、アリアと一緒に突然現れては消えていったとでもいうのか。
ミエールは見間違いかと目を疑ったが、壊れたブレスレットは、明らかに皇太子と一緒に消えたことを物語っていた。
まるで煙のように・・・。
ミエールがアリアのことを聞いたのは、それから数日後のことだった。
『・・・彼女が都を出た?皇太子と一緒に?』
『・・・そうらしい。』
カインが緊急に外部から持ってきたニュースに、ミエールは額をひそめた。
しかも、あたかも皇太子と休暇を過ごしているかのように、各都市に立ち寄って顔を見せた後、都に戻る途中だという。
『皇太子様も…おかしくないですか?』
『あぁ、ヤツは狂っている』
できることなら、アースの首を捻ってやりたいと思っているように見えた。
なに2人で愛の逃避行してんだよ、と・・。
『で?あの女は旅に出て、自分は犯人ではないと言いたいのでしょう?愚かなことに。』
『目撃者も証拠もあるのに、そんな簡単な旅行で容疑を晴らそうとしているっていうのか?しかも、いくら馬に乗って都を飛び出したといっても、時間を逆転させない限り、容疑は晴れない。』
『…それで、あの女を捕まえてここに縛り付けておけるのですか。』
『・・いや、アリアは容疑を全面的に否定していて、自分で裁判を起こすと言っていた。だから、拘束されるのではなく、警備員付きで首都に来ると聞いている。』
・・・ふむ。
『なんて軽薄で愚かな女なのよ…』
だがさすがに売春婦の子供だから賢くはないのだろう。
ハッ!
『アリアが帰ってきたらすぐに裁判を開くように頼んでおくから、用意したものを確認しておけ。準備を怠るなよ。』
ミエール一人ではなくアースと一緒に旅をしていると知ったカインも、今やアリアを許せない様相になっていた。
カインのちょっと厳しい言葉に、ミエールは優しく微笑んだ。
『はい、私の準備はもう完璧ですから、ご安心ください、お兄様』
__
__
そして数日後、堂々と都に入ったアリアは、衛兵に囲まれて屋敷に戻ってきた。
アリア、帰ってきた・・!!
アリアの馬車が都の近くまで来た時から待っていたミエールは、涙を流しながら馬車から降りるアリアの元へと急いだ。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 173話 174話 感想・考察
物語がミエール側からも語られ、今話でアリアが再びロースチェント邸に戻ってきました・・!
まず序盤ではローハンの登場もありましたね。
アリアを壁越しにおちょくってた男だよね。アースの悪友なのかしら。最後はアリアの手の甲に大胆にもキスして帰りやがった。笑
今話では結局語られませんでしたが、アースがあった”彼”はやはり”クロエ”だったのでしょうか。
アースはアリアになにも語ることはなかったみたいだね。会った後の食事中も。
そしてミエール&カイン側。
無事一命を取り留めた伯爵ですが意識不明。
全てアリアが起こしたことになっていて、既に指名手配で裁判の用意もあるとのこと。
アリア&アースもそれをわかっててアリバイを作って行ってたんだもんね。一方ミエール側の証拠はブレスレットと権力で懐柔した令嬢2人の嘘発言、ってとこか。よくもまぁ自分がやったのに裁判開けるよな。どんな図太い神経してんのよ・・。
次回、裁判の開始、でしょうか。
裁判といえば”フレイ”、なのですがまた姿を見せてくれるでしょうか。
次回も気になります・・!
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