今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」165話・166話(漫画版は60話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 165話 166話 ネタバレ
・・の前の管理人のつぶやき。
悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説版 165話の感想アップしました!
“きゃああああああ!!!!”
館に響く少女の悲鳴…。
なんだよこの火サス(火曜サスペンス劇場)みたいな展開は・・https://t.co/f6s8iHFHm6#悪女は砂時計をひっくり返す #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) September 13, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
165話
サラがアカデミーの先生になってくれるって・・!!
私はお嬢様の申し出を断ることなんてできませんよ…?』
サラの言葉が終わる前に時間も場所も忘れてアリアは、思わずサラを抱きしめた。
こんなアリアを見たことがないボブーン男爵は、石のように硬くなった目を丸く開いた。
『お嬢様が以前、一度話した私の夢を覚えていてくれたことに驚きました。私は夢から遠ざかっていると思っていたので、忘れていたのですが、こんなチャンスがあったなんて。』
とサラは嬉しそうにアリアの髪を撫でた。
感動のあまり、すぐに涙を流してもおかしくないような表情をしていた。
しかし、誰も彼らを笑うことはなかった。
お互いに信頼し合っている彼らを誰が笑うことができるだろうか。
『…ヴィンセント侯爵は私を嫌うのでは?』
『それは違います。ヴィンセント侯爵はあなたのことをとても気に入っていますよ。”若くても彼女は素晴らしい “と、お嬢様を褒めています。ただ、彼はお嬢様が皇太子様と何か関係があるのではないかと心配していましたが…。』
サラはそう答えて周囲を見回した。
政治的な話なので、サラは周りを心配しているようだった。
ボブーン男爵が慌ててアリアとサラの席を変え、
そのおかげでアリアは式の間中、自由にサラと話をすることができた。
『そして、これは秘密なんですが・・・お話しようと思いまして・・・実は、プレデリック公爵が何度か侯爵のもとを訪れているんですよ。』
『・・・公爵が?』
ふむ・・。イシース公女とオスカーのパパんかな。
『ええ、彼(プレデリック公爵)は夫だけでなく、他の人も訪ねていると思います。未だ中立を保つ人たちを、ですね。また、地味な家ではありますが、私の父にも会いに来てくださいました。』
『・・・そうですか…。』
以前はイシースが色々仕切ってたっぽいからね。
『・・・アース様は大丈夫ですか?』
『えぇ最近彼は忙しくてほとんど会えてないのですが、何かしら動かれていると思います…』
一刻も早くこのことを知ってもらいたい……
彼との次回の来訪までにはまだ少し時間があるので、アリアは焦っていた。
サラは、アリアの手を握って、こう付け加えた。
『だからこそ、侯爵は決心したのです。』
『・・・決心した?』
『ええ、もう彼は中立を保たない、ということを、です。』
!!!!!!!
侯爵がどちらを支持することになるのか、聞くまでもなかった。
もし、ヴィンセント侯爵が公爵の側に立っていたら、サラはここにはいないだろう。
アリアは少し安心してサラに尋ねた。
『侯爵様のように決心した人はいますか?』
『おそらくたくさんいるかと…。皆さん侯爵のもとをよく訪れられました。皆さん国を愛する素晴らしい人たちでした。』
そうだとすると、彼らは国を捨てて外国と手を結ぶ公爵の側ではなかったということになる。
味方、だね!
ホッとしたアリアだがサラが
『そして侯爵をはじめとする中立的な立場にあった他の貴族たちは、そのアース様と既にお話はされているようですよ。』
と付け加えた時に表情を戻した。
それはその知らせをアースからではなく、サラから聞いたからだった。
アースそのようなことは口に出さずはただ、
『私は元気にしているよ』と言っただけだった。
そんな決意を胸に、再び背筋を伸ばして優雅に微笑んだ。
__
__
そしてアリアはスピーチのため、堂々と演壇に上がった。
彼女は一人、また一人と名前を呼ぶと、最後にハンスの名前を呼んだ。
新聞売りのハンス、だね!
彼はすでに優秀な成績で別の奨学金を得ていたが、
なぜ自分の名前が再び呼ばれたのか、戸惑いの表情を浮かべていた。
『あなたは成績が優秀で頭も良いので、
奨学金を含めて卒業まで生活費を援助することを約束します。』
うおおお!!決めてたこと、だね!!
アリアの言葉が終わると同時に、会場は騒然とした。
それは、これまでにない支援だったからだ。
単なる奨学金ではなく、生活費までの支援。
戸惑うハンスにそっと微笑んだアリアは、すぐにジェシーの行方に目を向けた。
彼女は支持されてもいないのに、口をつぐんで感激していた。
『ハンスさん、私は過去の関係だけでこの決断をしたわけではないので、負担を感じずに受け入れてほしいです。』
最後に、ハンスの肩を軽く叩いたアリアが、みんなに褒められながら壇上から降りてきた。
願わくば、応援してもらった分だけ、能力を伸ばしてほしいものだ。
__
__
授賞式の後、アリアはサラと長い会話をして帰路についた。
不思議なブローチをつけたアニーの胸元が反対側に見えていた。
『そういえば、アカデミーの生徒たちがつけているわね。あれは何?』
気になって聞いてみると、アニーは、かなりの笑顔で答えた。
『気がつきましたか!これはお嬢様への忠誠心です!』
『???どういうこと?』
アリアが理解できない答えをもう一度聞くと、アニーは長い話を始めた。
『これは、お嬢様が最初に私にくれたブローチに似ていませんか?』
『えぇ。』
『実は、このブローチはお嬢様からもらったものだと自慢していました。お嬢様が私を認めた証拠だと言ったのです。そしたら、みんな嫉妬して…。それで…』
『だから?』
アニーが言うのに時間がかかったので、ジェシーも耳をそばだてて興味を示した。
一緒に馬車に乗っていた騎士も興味を示さなかったが、気になっていたようだった。
アニーは胸を大きく張って、
『似ているけど安いブローチを作って、
お嬢様に忠誠を誓っている人に贈っているのです。』
と言った。
『つまり、アリアお嬢様の信奉者みたいなものでしょうか?』
ジェシーが首をかしげながら尋ねると、アニーは
『そうです!他の勢力やグループにもそれぞれのエンブレムがあります。でも…庶民にはそれがないでしょう?だから、”私も作ろう!”と思ったんです。で、そのために作ったんです。でもなんということでしょう!こんなにたくさんの人がアリア様についてくるとは思わなかったです!』
『それはアリアお嬢様、立派な人だから、ですね。』
さも当然のように答えたジェシーは、「1つください」と手を伸ばした。
共通のエンブレムほど人の結束を強めるものはない__
“仲間の証”、だね。
アニー、行動力がすげぇな。笑
__
アリアが屋敷に着いたときには、もう日が暮れていた。
サラとかなり長い時間話していたからだ。
ミエールの客として屋敷を出た彼女より先に来ていた若い女性たちは、まだ帰らず、庭を埋め尽くしてお茶会を楽しんでいた。
あぁ。そうだ。ミエールはミエールでなんかやってるんだったね・・
未成年者が主催するお茶会にしては、随分と長い時間が流れていたはずだ。
その中には、本当に誰だかわからない女性も混じっていた。
『パーティーを楽しんでいますか?』
アリアはそんな女性たちに、優雅な身振りで挨拶をした。
『・・・もちろん、
あのような高貴な女性(ミエール)から招かれたパーティーですから』
ハァ?
その言葉を聞いて、若い女性たちはアリアに歯向かったのだ。
自分たちが乗っているミエールという船ががまるで穴だらけで沈みゆく船であることを知らずに、アリアをけなしたのである__
なんとまぁ皮肉ね・・。
__
166話
『あら、珍しいブレスレットをしていますわね?庶民に人気のあるブレスレットなのかしら?』
クッソ・・。
でもコイツ何も知らねぇんだな・・。
ある若い女性は、このようにアリアのつけているブレスレットを侮辱するほどだった。
その女性はとても好奇心旺盛な様子だったので、
仕方なくアリアは優しく微笑んで、「確かに珍しいですね」と答えた。
『皇太子様から頂いたブレスレットですから。』
と。
ヒャッホウ!
『・・・!!』
皇太子を敵視していたとはいえ、皇太子は皇太子だ。
アリアが本当のことを言えば、王室を侮辱したということでこの女性は罰せられるだろう。
しかし、このような愚かな女性を相手にする価値を感じなくなったため、アリアは青ざめた顔を無視して周囲を見渡した。
群衆の中心には、明るい顔をしたミエールがいた。
アリアは、アニーに話してミエールの今日の様子を聞き出し、自分の部屋に上がった。
ふむ・・。
『お嬢様、ミエール様はパーティーを楽しんでいますが、他には何も行動していませんよ。』
アニーはそう報告した。
それでも、手に持った本を読みながら窓の外を見ると、夜遅くに帰宅する伯爵の姿が見えた。
伯爵についていったカインが自分の部屋をちらりと見上げたりしているだけだった。
アリアは安堵のため息をつき、
リラックスしようとしていたのだが、誰かが部屋のドアをノックした。
・・・?
『お姉さま、お話ししたいことがあります。』
ミエールだった。
なっ・・・きた・・!!!
またしてもアリアの全身に緊張が走った。
『…どうしてここに来たの?』
『どうか出てきていただけませんでしょうか。』
『…服をもう着替えてしまったので、お話があればここで、教えてください。』
『…それでは、お待ちしますよ?』
ミエールの返事はしっかりしていた。
・・・。
『・・・何か言いたいことでもあるの?』
その時、アリアはミエールの後ろにいる伯爵の姿を見た。
伯爵もまた、理由がわからないという顔をしていた。
アリアが持っていた箱を一瞬見ていたミエールは、
気まずそうに笑って、「一緒に話したくて」と言ってアリアを呼んだ。
とても奇妙な感じがした。
・・・。
__
__
だからこそ、彼女はゆっくりと部屋から出て、
砂時計を入れた箱に力を入れながら、伯爵のそばに近づいた。
すると__
突然、ミエールは階段の端から伯爵を思い切り押し落とした。
・・・・は?
あっという間の出来事だった。
『・・・・・!!!!』
アリアのブレスレットだけが伯爵と一緒に地面に落ち、ミエールは悲鳴を上げた。
『いやあああああ!!!!!
誰か!?誰か、助けて!!!!』
おいおいおいおいおい
と叫んだ。
『お姉様がお父様を階段で押して…!ああああああッ!!!』
きがくるっ・・
コクコクコク…!!!(フルうなずき
アリアはミエールが父を階段から突き落とすとは予想できなかったので、思わず腰が砕けアリアは床に沈んだ。
この光景の衝撃は、箱を開けるアリアの手を震わせた。
非常に短い時間だったが、千年にも感じられた。
アリアの心臓は飛び出すほど脈打っていた。
すぐに箱を開けて砂時計に手をかけ、慌ててひっくり返そうとしていると、この悲惨な状況の中に、誰かが幻のように飛び出してきた。
『アリアお嬢様?!』
それは、顔面蒼白のアースだった。
えっ?はっ・・・?!
他にも人がいるっていうのに、なぜ無謀にも現れたの…?
いやいやいや追いつかん追いつかん笑
どうなってんのよこれ・・
そのすべてを見抜いたアースは、すぐにアリアの手を取った。
そして、悲鳴を上げるミエールを残して消えていった。
何事かと聞きに来た屋敷の使用人たちの中には、伯爵とミエールだけが残った__
おいおいおいおい・・なにが起こってるの・・?
てゆかミエール伯爵を突き落としたことアリアになすり付けられるとでも思ってんの・・?
__
__
ミエールが伯爵を階段から突き落とし、惨状だった風景は、あっという間に森になった。
また、目の前には前回よりも少し綺麗に様々な花や装飾品で飾られた屋敷があった。
更なる趣向を加えてみました ^ ^(テヘッ
ってボケてる場合じゃなくて・・・
『お嬢様、アリア様!?
私の声が聞こえますか?どこか怪我をされたのですか……?』
アリアは全く怪我をしていなかったが、彼は今にも倒れそうなほど青ざめていた。
全てまるで幻のように思えた。
『アリア様?!』
自分の名を呼ぶアースの不安げな声が耳にはっきりと聞こえたが、アリアはまるで聞こえないかのように返事ができなかった。
いやほんと・・
考えられないようなことが次々と起こり、
さらにアースから何度も声をかけられて、ようやくアリアは正気に戻ったのだった。
『アース様…』
慌てて席から立ち上がろうとしたアリアが、
体に力が入らずに地面に倒れてしまったので、慌てて支えた。
『大丈夫ですか?!』
『はい・・・大丈夫、です。』
何度か瞬きをして自分の姿を確認したアリアは、自分の手を確認した。
彼女はこの砂時計をひっくり返して、ミエールが伯爵を押す前に戻らなければならなかった。
だから、自分の部屋に来ても、
ドアを開けず、いないふりをして、今までのことを全部ひっくり返して……!
『・・・。』
砂時計を回そうとした瞬間、アリアは硬直してしまった。
・・・。
ミエールが伯爵を引き当ててからどれだけの時間が経ったのか、彼女には見当もつかなかった。
非常に短い時間なので、彼女はいつも懐中時計を使う前にチェックして計算していたが、今起こったことはかなりの一瞬だったので、チェックできなかったのだ。
過去に戻れるかどうかを考えているこの瞬間にも、
1秒、2秒と時間が流れていく中で、彼女の迷いはどんどん大きくなっていった。
私は一人でここに残ることになってしまう。
アリアが経験したように、
砂時計を戻すと、周りの人は5分前の過去に戻るが、自分は変わらない。
そっか・・・。
なぜかアリアのブレスレットが落ちた伯爵と一緒に、ってことだよね。でもそうしたらそうしたらでミエールしか屋敷にいないからいい気もするけど・・・笑
それは最悪の状況だ。
砂時計では現状を解決できないので、冷静になって別の方法を探すことにした。
『先に中にお入りください。』
アースの心配そうな声がアリアの頭の中で響いた__
__
__
アースはアリアを支えていたが、アリアはまだ土の上に座っていた。
うなずきながら立ち上がろうとしたとき、彼女はデジャブのような感覚に襲われた。
そこよ・・。
彼が訪れることになっていた日でもなく、彼女の部屋でもなかった。
彼は、まるで何が起こったかを知っているかのように、アリアのすぐそばに現れた。
もしかしたら……
彼が来なければ、砂時計を回して、この状況から逃れられたかもしれない。
そう思ったため、アリアの声には少しばかりの恨みと怒りが込められていた。
『・・・どうしていらっしゃったのですか?約束した日ではなかったですよね…?』
すると、アースは少し時間をおいて、
『・・・ブレスレットが壊れたからです。』
と答えた。
あっ・・・・!!!!
『ブレスレット?』
『実は、あなたに渡したブレスレットには魔法をかけておいたのです。何かあったら分かるように。そして…ブレスレットが突然壊れたことを知って…あなたに何かあったのかと思いまして…。』
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 165話 166話 感想・考察
なに・・アースは時空間転移でも使えるっての・・?すごすぎ・・すっごい早いだけじゃなかった。チート皇太子キタコレ。
というか後半にかけて一気に心揺さぶられる展開きましたね・・。
いや、何だよ最後の火サス(火曜サスペンス劇場)みたいな展開は・・笑 “殺戮の館〜反逆の伯爵令嬢”みたいなタイトルに変更してよ・・
まさにこの文章の通りなんだけど、まずミエールが伯爵落として、アースが駆けつけて・・。てゆかミエールは逃げ切れると思ってんの・・?
もうミエール伯爵を殺(や)っちゃうしかないよね・・?
もしこれ完全無策だとしたら頭弱い子すぎるでしょ。。
昼間、謎のお茶会は開いてたから何かはあると思うんだけどさ・・。
そして、ブレスレットが壊れて駆けつけたアース・・
これ、足が物凄い早くなる例の能力で一気に駆けつけたってこと?
でもだとしても部屋の中に入れるものなの?笑
テレポートしたとしか思えんけど・・
次回もどうなるでしょうか・・気になります・・!
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コメント
“殺戮の館〜反逆の伯爵令嬢”凄かったですね!笑
やはりピッコマ漫画より小説は深いです。
ミエールにはほんとイラつきます!!!
久しぶりのコメントですが、ちょこちょこお邪魔してますので
これからもいろいろ更新お願いします(^^)