【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 163話 164話ネタバレと感想。裁判官フレイの弟・ミエールの計画・サラの手紙

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す163話・164話(漫画版は60話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 163話 164話 ネタバレ

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 161話 162話ネタバレと感想。裁判官フレイとの再会・躍動するカイン
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」161話・162話(漫画版は59話?)を読んだので紹介し...

163話

管理人halu
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女性裁判官フレイの自宅に招かれたアリアだけど、男装させられただけの不思議な感じで終了。一方ロースチェント家ではてんやわんや。

『お父様、皇太子様とアリアが縁があるのは良くないと思います。

『カイン、他の貴族との話はもうついたと言っただろう?』

再考された方がいいです…!!』

カインは決意に満ちた表情で答えた。

管理人halu
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こんな場面に座ってるアリア本人地獄やな・・笑

伯爵は悔しいのか、フォークをテーブルに大きく置いて怒った。

『それはお前が関与していい問題ではない!
それはアリア意思であって、私も伯爵家の当主として承認しているのだぞ!』

管理人halu
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珍しく伯爵ちょっとまともで笑う

声を荒げて反論しようとした彼を、ミエールの細い手が止めた。

『お兄様、お父様が決めたことですから、私たちには何もできません。お父様は伯爵家の当主なのですから…!』

しかし、ミエールの顔はとても険しく、それにも大反対の姿勢を見せた。

へぇ…、でもあなたがカインを止める理由は何?

ゆっくりとサラダを噛みながら、アリアはミエールを観察した。

そしてカインは、「…ミエール」と唸りながら彼女の名前を呼んだ。

『冷めてしまう前に食事をしましょう、お兄様。』

父の言葉ではなく、妹の言葉に従ったカインは、アリアをちらりと見て、静かに食事を続けた。

しかし、アリアは昼間に起きた不思議な出来事のせいで色々と考えており、アリアはきちんと食事を終えずにダイニングを後にした。

管理人halu
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不思議な出来事=裁判官フレイ、とのことだね。

__

__

紅茶でも飲んで心を冷やしてから寝た方がいいと思って部屋に戻ったアリアは、自分の部屋に見知らぬ人がいることに愕然とした。

管理人halu
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へ・・?

『誰ッ…!?』

『しーっ』

アリアが驚いて悲鳴を上げようとしていると、
招かれざる見知らぬ訪問者が慌てて駆け寄ってきて、彼女の腰をそっと包んだ。

もう片方の手では、彼女の口を軽く閉ざして、
息苦しくならないようにそうしてしばらく時間を稼いでいた。

『アリア様、私です。』

その声は切迫したものだった。
それでも、聞き覚えのある声だった。
そこでアリアは固く閉じていた目を開き、侵入者の顔を確認した。

 

柔らかな光を放つアースの顔が見えた。

 

管理人halu
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アースキチャアアアアア‼︎‼︎
(ステルススキル高すぎてもはや盗賊とか暗殺者やったほうがいいレベル。

夕食を終えて部屋に来たばかりのアリア、
伯爵家の人々の話題の中心になっていたその張本人が、自分の部屋にいたと誰が信じられるだろうか。
管理人halu
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噂のその人は同じ屋敷のすぐ上の階で息を潜めていました。笑

目の前の彼を見たアリアは、まばたきをして恥ずかしさを表した。

『私が…誰だかわかりますか…?』

アースの問いかけに、アリアはすぐに瞬きをして共感を示した。
それは、彼女の口がまだ塞がっていたからだ。
アリアの認識を読むと、アースは手を離し、ほっとしたようにため息をついた。

『…どうして…?』

と、まだ戸惑っているアリアが尋ねるとアースはとても残念そうな顔をして言った。

『今日はここに来るってお伝えしていませんでしたっけ?』

そんなこと言ってたかしら…?

彼女は最近それほど忙しくなかったので忘れていた。

アースはまた来ると言っていたようだったが、今日だったのか。

そのタイミングは実に絶妙だった。
メイドたちと一緒にいるときに現れた可能性もあるので、彼女は身震いした。

『ごめんなさい。最近、考え事をしていて忘れてしまっていました……。』

管理人halu
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皇太子(兼アサシン)との約束ブッチしたんか。笑

アリアは、アースが約束もしていないのに突然現れることはないと考え直し、今回は自分のせいだと思って、謝った。

するとアースは、アリアのおでこの金色の髪を上に持ち上げて笑顔を見せながら

『大丈夫ですよ。』

と笑って答えた。

管理人halu
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ヒャホウ!

緊張して汗をかいていたのだろう。
彼の手はとても温かかったが、アリアの心臓の鼓動も少しずつ速くなっていった。

『一体何をお考えだったのです?』

『ああ…その色々あって…』

『…教えてくれないのですか?』

『あぁいや、そんなんじゃないのです…ただちょっと不思議なことで…』

アリアは今日恥ずかしかったことを丁寧に話し始めた。

フレイから手紙が届き、彼女の屋敷を訪れ、質問攻めにあった後、最後に男性用のスーツを手渡して「着てみませんか」と言われたことだ。

そこまで説明されると、アースの表情にも戸惑いが見えた。
確かにその状況は一般的ではなかった。

彼は首をかしげて、

『それはおかしいですね。
彼女(フレイ)は…初訪される方にそのようなことをするような人ではないですね。』

アリアは、少し声に力を入れて

『でも、すべて本当のことなのです。メイドのアニーもそれを見ていましたから。』

『ああ…!お嬢様を疑ってはおりません…。私はただ、彼女がなぜそんなことをしたのかを考えていました。頻繁に会っているわけではないのですが、そういう人ではないと思っていたので…。』

アースは慌てて言い訳をした。
彼はしばらく悩んで額をひそめ、そして何かを思いついたように言った。

『…フレイには、追い出されたがいると聞いています。
あなたを見て、お兄さんのことを思い出したのかもしれません…。』

管理人halu
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・・・兄か。。(息子かなんかかと思ってたわ
※後日追記:ごめんなさい!結構ここから”兄”って書いてること多いんだけど、”弟”でした!すまん!!

『彼女のお兄さま…?』

『子供の頃にあったことだから詳しくは覚えていないのですが・・・不可解な事件で追い出された王族がいて、それが彼女のお兄さんだったということは記憶にあります。』

管理人halu
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・・・でも時系列的には結構前っぽいね。

『・・・何てこと…。じゃあ、私が着ていた服は?』

『たぶん彼女の兄の服でしょう…。』

『…でもどうして、彼女の妹とかではなく、”兄”として…?』

アリアの質問に気付いたアースが説明を加えた。

『幼い頃、たまたまその”彼”の肖像画を見たことがあるのです。かなり目立っていましたから。最初にあなたを見たとき、どこかで見たような既視感がありましたが、”彼”はあなたに少し似ていると思います…。』

管理人halu
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性別違うのに…?似てる…?
アリア…これまさか王室の…いや、ないか…?
とりあえずまず伯爵夫人を問いただしてほしい。笑

『彼が私に似ている…?』

それなら、そうした理由もわかるのだが…
ただそれはアリアにとって何の意味もなかった。

『顔が似ていたとして、
皇城を追い出された兄の服を着てみろというのはおかしいのではないでしょうか…?』

管理人halu
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間違いない。笑

緊張していたアリアは、ずっと自分の顔を見つめていたが、しばらくその様子を見ていたアースに尋ねた。

『…何があったのか詳しくお調べしましょうか?
肖像画が手に入ったり、もしかしたら何かわかるかもしれません。』

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困ったときの神様アース様。

『ありがたいですが・・・でもお忙しいと思いますので・・・』

『私が行うわけではないので大丈夫です。』

ずっと顔をしかめていたアリアが、小さく笑い出した。
その言葉通り、忙しくなるのは自分の部下たちだった。まぁレインであろう。

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レイン→合掌。

むしろ、アースはアリアを助けることができて嬉しそうな表情をしていた。

その後アリアが紅茶を出そうかと考えていたその時だった。

『お嬢様! 紅茶をお持ちしましたよ!』

アニーの声がドアの外から聞こえてきた。
アリアが食事から戻ってくる時間だったからだ。

アースの存在をどうしようかと考えていたアリアは、すぐにアニーに入ってくるように話しかけた。

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アニー入れるんや笑

__

164話

アリアはアニーが彼が来たことを誰にも言わないだろうと思っていたしたとえ彼女が話したとしても、二人はすでに正式な交際宣言をしているし、何か問題があるだろうか?

『お土産にもらった紅茶なのです・・・ハゥア!

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ハゥア!

アリアの呼びかけで部屋に入ったアニーが、当たり前だがアースを見つけ、驚きのあまり先ほどのアリアのように荒れてしまっていたので、アリアは彼女を叱責した。

『あなたはそこで突っ立って何をしているのです?
ちょうど喉が渇いていたところだったので、ご用意をお願いするわ。』

『はい? はい…』

アニーは、どうやって・なぜアースがここに来たのか聞きたかったが、頭の回転が速いので、特に聞かずに軽食を用意した。

もちろん、耳を傾けて少しでも情報を得ようとしたが、肝心の話が終わってしまい、さらに、アリアに部屋を出ていくように言われたため、情報を得ることができなかった。

『”バッカス “のブラックティーですか?これはいい紅茶ですよ。なかなか手に入らないんです。』

『…ああ、フレイ嬢が来客用のお土産に、とくれたのです。』

『・・・そうだったのですね。こんな貴重な紅茶をプレゼントするほど、彼女はあなたのことが好きだったのでしょうね。彼女のお兄さんのこと、もっと調べてみようと思います。』

しばらくお茶を楽しんだ後、アースは

『…それでは、もう行きますね。』

と言って席を立った。

『もう行ってしまうの?』

『えぇ、もう、夜も遅いですし。女性と二人きりになるには遅すぎます。お嬢様の顔を確認して帰ろうと思っていたので。』

アリアがとても残念がっていると、アースは微笑んで彼女の手を握った。

『来週も同じ時間にまた来ます。今度は忘れないでくださいね。』

そして、いつものようにアリアの手にキスをして消えていったのだった。

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カッケエなーアースなー

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__

少ししてテーブルを片付けるためにアニーを呼び戻すと、アニーは隠していた返事をして、口を大きく開けてアリアに尋ねた。

『・・・なんてことなのでしょうか…。
彼はどこから入ってきたのですか?私は彼が来るのを見なかったですし…いや、そもそも今はどこに消えたのです…?!』

『窓から入って出て行ったのよ?』

『なんと!?』

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なんと!?

もうこの問題についてはコメントしたくないというニュアンスのことをアリアが言うと、アニーは別の話題を取り出した。

『…そういえば、ミエール様はまた公女様と手紙のやり取りを始めたようですね。内容に目を通したメイドによると、公女様がミエール様を褒めていたそうですよ。』

『・・・本当に?』

他にどんなことをしているのだろうか?
公女がミエールを褒めたのは、最近、アースと私の関係に熱心に反対していたから?それとも、彼女はまた何か悪いことを企んでいるのだろうか。
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ふむ・・。

『…今後、何かあったらまた伝えて。そして、そのメイドにもささやかな贈り物をしてあげておいて。』

『はい。お嬢様!ご心配なく。お屋敷のみんなはもうお嬢様の味方ですから。』

…アニーが言うように、昔と違ってもう屋敷のみんなが私の味方だけど…、どうしてこんなに不安なんだろう。
後ろで陰謀を企てている公女のせいなのだろうか。
それとも、確実にミエールを消すことができる確実なものがないからだろうか?
ああ、でももしかしたらこれはチャンスかもしれない。
ミエールが何か悪さをする時の対抗策として使えるわ…。

アリアはそう考えていた。

失うものが何もなかった昔とは違い、多くのものを手にしている今、あの不器用な計画だった毒殺行為程度ではミエールを追い出すことはできない。

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多くを手にしてるアリア。
リスク取った大雑把な計画(自身を犠牲にするような、ね)じゃあ失うものが多すぎる。

アリアは、前回エマにしたように、ミエールが自滅の道を選ぶことを願うしかなかった。

__

__

数日後、ミエールが何かを企んでいるというのは本当だったのだろう、屋敷には女性たちが集まっていた。

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・・・?

それは、ミエールが主催するお茶会のためであった。
前代未聞の規模なので、アリアは予定の外出を控えたかったが、できなかった。

『お嬢様、もうお時間がありませんよ?』

『・・・えぇ。』

それは、今日がアカデミーの学生に奨学金を授与する日だったからだ。
アリアも多額の奨学金を支給するため、出席しなければならなかった。
もちろん、代理人を派遣しても問題はないのだが、せっかく自分の良いイメージが浸透してきたところである。屋敷で事業家に会うだけでなく、あちこちに急遽顔を出す必要があった。

『あら、お出かけですか?』

一人で1階を降りてきたアリアに、ミエールは優しく話しかけた。

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きた・・・

笑いながら「はい」と答えたアリアに、ミエールはそっと目を折り曲げてもう一度聞いてみた。

それは、最近見たことのないような甘い笑顔だった。

いつ帰ってくるのです?』

『そうね…、今日は戻れないかしら?』

そこで、出てくる錯乱をなんとか我慢して嘘の答えをすると、ふわっとした花びらのようだったミエールの顔が一気に氷のように冷たくなった。

『・・・本当に?

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ヒィ!

『…本当であろうとなかろうと、どうしてあなたに報告する義務があるのです?いつからそうなっていたのかしら?』

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ヒィヒィ!

ミエールの周りには他の女性がいたにもかかわらず、残酷なほどの怒りを見せた。
彼女たちは、ミエールにとってとにかく見栄を張る必要のない、何のメリットもない女性たちだった。

『・・・なんて下品な言い方なのよ!!!!』

『ああ、かわいそうなミエール…』

しかしアリアの手には大量の汗が浮かんでいた。

それは単にミエールとのこの喧嘩があったからではない。
本当に今日は帰ってこれないのだ。
アリアが心配したように、ミエールが今日何かをしようとしているのは明らかだった。

__

__

『ようこそお越しくださりました。』

ボブーン男爵は、アカデミーに到着した明るい笑顔でアリアを迎えた。

そして、すぐ後ろにいるアニーに視線を送ることで、二人の関係が非常に進展したことを告げていた。

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そっか。

そこでアリアは明るい笑顔で、

『アニーと話す時間を作りましょうか?』

と言った。

『・・・はい?あ、いえ!!!

ボブーン男爵は、いきなりで驚いたのかびっくりして手を振ってしまった。
アニーは無関心なふりをして、自分をパタパタと扇いでいた。
あまりにもかわいいので、アリアはもう少しからかってやろうと思ったその時だった。

『アリアお嬢様!!』

誰かがアリアの名前を呼んだ。
その声が聞こえた場所に目を向けると、そこには正装したサラがいた。

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サラやー!!

忙しいヴィンセント侯爵は一緒に来られなかったためか、三人の騎士と一緒にいるサラに周りの人々の視線が注がれていた。

『サラ様…?』

でも…、どうしてサラはここに来たのだろうか?
私は彼女に招待状を送っていないし、名誉ある大イベントでもないのに…。
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ふむ・・。

しかも、いつも彼女の後を追いかけていたヴィンセント侯爵が心配そうにしている姿さえなかった。

アリアは彼女の意図が掴めず、恥ずかしさを隠せなかったが、サラは柔らかく微笑むと、手に持っていた手紙をアリアに渡した。

“お返事”です。ちょっと遅くなってしまいました。考え事をしていたせいもあるし、侯爵を説得したせいもあるのですが。』

返事?…まさか、この前、アカデミーの先生になって欲しいって頼んだ手紙のこと!?
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おおおおきたあああ!!

アリアはサラの返事が少し遅いと思っていたが、
サラも政治的立場を考えなければならないと思っていたので、仕方がないと思っていた。

しかし、彼女が自分から持ってくるとは思っていなかった。
しかも、この優しい顔である。

サラは自分の頼みだから断らないだろうと思っていたが、内心不安になっていたのは事実だ。

アリアは慌てて、サラから届いた手紙を開いた。
内容はとても簡潔なものだった。
しかし、アリアの心を揺さぶるものがあった。

[素敵なアリア様のお申し出をお受けいたします』
管理人halu
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おおおおおおおおお泣
なんか涙が出てくるううううううう!!!!
サラ、ありがとう!!!!!!!

・・・サラを好きにならないわけがないわ。

『アリアお嬢様がこんなに良いことをされているのですから、私はお嬢様の申し出を断ることなんてできませんよ…?』

『サラ…!!!』

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 163話 164話 感想・考察

管理人halu
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サラあああああああああ!!!!!泣

サラの律儀さ、アリアから受けた恩にちゃんと報いてくれるシーン、素敵でした・・。

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アリアももちろんサラが教師になったらいいなってサラのことを考えて提案してはいたけど、それでも侯爵の爵位があるなかで微妙な判断だっただけに嬉しいね・・!屋敷のみんなもそうだけど、アリアの味方が増えてきて嬉しいよ。

そして今話の注目ポイントは前話からの引き続き、フレイの不可思議な行動の謎、でしょうか。

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アリアが王族継承者の家系のフレイのお兄さんに似てる・・?どゆこと・・?伯爵夫人が王族と・・・?いやまさかね・・。

アースのステルススキル(隠密能力)も上がってまいりました。

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そして何でも屋と化してきたアース様。

次回もどうなるでしょうか・・気になります・・!

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【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 165話 166話ネタバレと感想。ミエールの不穏なお茶会・実行される彼女の計画。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」165話・166話(漫画版は60話?)を読んだので紹介し...

コメント

  1. NORA より:

    アースキチャアアアアア‼︎‼︎
    (ステルススキル高すぎてもはや盗賊とか暗殺者やったほうがいいレベル。

    haluさまの感想本当に大好きです(笑)

    8月で長い長い春夏休みが終わってしまいました…今までのように何度も読みに来れず(´;ω;`)また来まーす

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