今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」153話・154話(漫画版は57話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 153話 154話 ネタバレ
前話ネタバレはこちらから
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153話
アースがアリアにデートのお誘い(至高っ)。ミエールはイシース王女のところへ(胸糞っ)。
『それは…!』
ミエールは、アリアの話を持ち出せずに震えていた。
オスカーも彼女の来訪を聞いて降りてきたので、なおさら話しづらかった。
しかし、いつまでも黙っているわけにもいかないので、ミエールはすぐに目を閉じて、この恐ろしい知らせを発表した。
『・・・本日の式典に、投資家Aが現れました。』
『あら、本当なの?興味深い話ですね……投資家Aは、そんなに意外な人物なのでしょうか?…ミエール、あなたはとても震えていますよ。』
いつもと違う反応にイシースは目を細め、オスカーも顔をしかめた。
震える手でお茶を一口飲んだミエールは、
これ以上知らせを遅らせることができず、とても小さな声で言った。
『投資家Aは…あの女でした…』
呼び方を伏せたのは、アリアの名前を呼ぼうともしたくなかったからだ。
『・・・今、”あの女”って言いました?…それは本当でしょうか。』
…イシース気付いたか…。
イシースが引きつった微笑みを見せながら再度尋ねると、ミエールは目を閉じて「はい」と答えた。
『えぇ、本当です..』
先ほどの彼女のように、イシースもまた硬直していた。
『・・・今すぐ本物かどうか確かめてください。』
誰のことを言っているのか一人ではわからなかったオスカーは、何度も尋ねたが、誰も答えなかった。
検討もつかない、オスカー。(オロオロ
イシースの指示に従って、投資家Aの情報を確認しに行っていた使用人がすぐに戻ってきた。
『・・・イシース様。投資家Aは、ロースチェント・アリア様、と確認が済みました…。』
パリイィン‼︎
ヒィ!
召使の報告が終わる前に、イシースは自分のティーカップを投げた。
ミエールはその音に衝撃を受けて体が震え、
ようやく”あの女”の正体に気づいたオスカーはショックを受けて手のひらで口を覆った。
『…ああ…!そう言えば初めて会った時から口答えをしていたわね…!!』
そう言うと、イシースは馬鹿にしたように大笑いした。
さらに、
『何度も手紙や人を送ったのに、
投資家Aが断固として拒否していた理由が今わかったわ…!』
その時、イシースの横では、
まだ報告を終えていない使用人が唇を噛んで落ち着かない様子だった。
『あの女をすぐにでも追い出すべきだった…!!!』
イシースは歯を食いしばり、その声には殺気が漂っていた。
もし今、アリアが目の前にいたら、
彼女の殺気はアリアの細い首を切り落としただろう。
長い間罵声を浴びせていたイシースだが突然、良いアイデアが浮かんだように輝いた。
『あぁ…。とにかく全員を排除すればいいのね…。』
どんなに素晴らしい人間だろうが、所詮は売春婦の娘だ。
更に、殺し屋を雇えば、そこまで苦労せずに彼女すらも排除できるだろう。
クソね・・。
一人になりたかったイシースが使用人に出るように命じると、使用人は首を振って今まで言い切れなかった言葉を発した。
『あの・・・公女様・・・もう一つご報告があります。』
イシースは、なぜか使用人が言おうとしていることから、とてつもない恐怖を感じた。
アリアが投資家Aであると報告された時よりも、今の方が怖くなっていた。
・・?
しばらく時間をかけていた使用人は、目を閉じてゆっくりと話を続けた。
『その式典の後…皇太子殿下と…彼女…アリア様は一緒にいなくなったとのことです…。そしてアリア様は、皇太子様とまるでずっと前から会っていたかのように話していた…と…。』
あぁ、このことね。ヘヘーンだ!
『・・・何ですって?』
『ロースチェント家のアリア様は…皇太子殿下と親密な関係にあるようだと噂されています…』
バタッ…‼︎
イシース、卒倒する。
『公女様…!!!』
『姉さん!!!!』
使用人の言葉が言い終わる前に、
怒りとショックで気を取られていたイシースは冷たい床に倒れてしまった__
__
__
『アリア!』
アースと一緒に過ごしたり、森を歩いたり、別荘を訪れたりした後、屋敷に戻ったアリアを伯爵が出迎えた。
以前にも増して仲良くなった伯爵は、明るく微笑み、愛情に満ちた顔でアリアを見つめ、久しぶりにお茶を飲もうと誘ってきた。
ふむ・・。わざとらしいわね。
彼はここですべての質問をしたいのだろうが、お茶を飲みながら気高く振る舞おうとしているようだった。
・・・全部知ってる感じか。
カインは伯爵の後ろにいて、何かが壊れたような顔をしていた。
そう…まるで国を失ったような顔をしていた。
辛辣で笑う
答えを遅らせるアリアに、伯爵は早く次の行動に移るように促した。
『あらあらあなた、アリアは疲れているでしょう。朝から外出していて、今帰ってきたばかりよ?』
伯爵からアリアを救ったのは、他ならぬ伯爵夫人だった。
もう余裕すらある伯爵夫人。
『もう少し、思いやりを持つべきでは?』
彼女は今までの屈辱を振り払おうとしているのか、強気の姿勢をとっていた。
この時、伯爵は彼女の顔色を気にし始めた。
『・・・うーん、そうだな。
確かにアリア、お前は休んだ方がいいな。代わりに明日の朝、話そう。』
一瞬にして言葉を変えた伯爵に明るく笑ったアリアは、自分が先に上がると言おうとしたが、その時、公爵邸に出かけていたミエールが、目を赤く充血させて帰ってきた。
ミエールここで帰ってきたか。なんてタイミング。笑
アリアは、それ(目の充血)が自分に関係していると確信した。
アリアは彼女を出迎え、歓迎した。
『あら、お帰りなさい、ミエール。』
『…!!!』
屋敷に戻ってすぐにアリアと対面するとは思わなかったので、彼女は驚いて一歩下がった。
彼女の目は彷徨い、揺れていた。
とても気持ちよく楽しかったので、彼女は心の中で伝えるべきことを整理した。
『最初に報告するべきでしたね。
こんなに遅くなってしまって…隠してしまっていてごめんなさい。』
彼女がそう言った途端、屋敷の人々の視線が一気に集まった。
彼女は投資家Aであり、帝国の新勢力の中心人物である。
みんなの視線を全身に浴びながら、
それを楽しむかのように見ていたアリアは、とても嬉しそうに口を開いて笑った。
『それに、私とお付き合いをしている人が、近々このお屋敷に参りたいと言っていました。彼は…許可を得たいとのことでしたが、どのような許可なのかは、その日にならないと詳しくはわかりません。』
しかし、誰にとっても予想外の爆弾を投げたアリアは、周りの人々に混乱とショックと恥ずかしさを残したまま、階段を登って自分の部屋に戻っていった。
やってやったね・・笑
彼女が去ったホールには、まるで人がいないかのような静けさと沈黙があった。
__
154話
『アリアお嬢様、お食事会場へ行かないのですか?』
次の日、ジェシーは心配そうな声でアリアに話しかけた。
アリアは、もう朝食の時間なのに何も食べずにお茶を飲みながら手紙を書いていた。
ふむ・・。伯爵との約束の一応あるけどね・・。
『今日はちょっと疲れていて、体調が悪いので朝食は抜くわ。』
アリアは朝食を待っているであろう伯爵邸の人々の期待を裏切って、笑顔で首を振った。
実は、別に彼女は体調が良かった。
彼らを心配させるために体調が悪いと言っていただけなのだ。
ただ楽しかったからだ。
悪女あっぱれ。
『あ、ジェシー、この手紙をサラに届けてくれる?それと、部屋におやつを持ってきて。』
おやつは食べちゃう。
アリアは、サラに自分の今の状況を書いた手紙を書いた。
約束してたもんね、手紙でもいいからくださいって。サラと。
アリアは、朝から軽いスープや飲み物でリラックスしながら、今後の予定を整理していた。
ふと外を見ると、屋敷の門の前に衛兵と格闘していると思われる若者たちがいた。
『…アリア様…!?少しでも構いません聞いてください…!。』
アリアは遠すぎて何を言っているのか聞き取れなかったが、竣工式の後の自分に何か関係があるのではないかと思った。
そこで、アリアはアニーを送って騒ぎの原因を探ってみると、それは彼女の推測通りだった。
『…彼らはビジネスプランをお見せしたいと騒いでいるそうです。』
『そうなの?』
『”帰ってくれ”と言っても聞く耳を持たないそうです…。』
街には投資家Aの投資案件はどれも大当たりだという噂が広まっていた。
しかも、アカデミー竣工式では、“今後慈善事業のように投資し、今後も投資を続ける”と堂々と宣言していたのだから、誰だってアリアに自分の事業を見てもらいたいと思うだろう。
『…彼らを中に入れて。』
・・ほう。
『…お嬢様?』
『彼らのビジネスプランを見るのが私の仕事です。
せっかく来てくれたのだから、悪いようにはできないわ。』
せっかくイメージを一新したのだから、どんな小さなことでも捨てたものではない。
イメージ刷新作戦ね。
『彼らは朝早くから歩いてきているだろうから、簡単な食事を一緒に取った方がいいでしょう。使用人やメイドに、来客者に出すのに十分な量の食事を庭に用意するに言って。』
体調悪くて家族と一緒に食事できなかった(テイの)アリア。若者たちとは事業企画書見ながらごはん。笑
『でも、お嬢様…!?
誰でも入れてしまうと、どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんよ!』
最近ほぼ使わずに自力で状況を打破しております。
アリアは、棚に置いた砂時計を見て、ふわりと微笑んだ。
『アニー、私のことあまりなめないでよ?』
その時、アニーは唾液を飲み込みながら、
アリアがすでにたくさんの恐ろしいことを経験してきたことを思い出した。
『…だから、用意するのが遅くならないようにしてね。』
『・・・は、はい! お嬢様!』
アニーの素早い行動に助けられて、アリアはすぐに庭で客を迎えることができた__
__
__
アリアから詳しい話を聞きに行くことができなかった伯爵は、アニーのその行動に戸惑いながらも使用人に理由を尋ねた。
『今聞いたのですが…アリア様がアニーに食事の準備をするように言ったと…』
『アリアが命じたのか?』
伯爵は、彼女が詳細を説明するために待ち合わせ場所を用意したのだと勘違いした。
伯爵はそれが大きな誤解であることを知らなかった。
__
伯爵邸__庭__
『アリア様!本当にありがとうございます…!私のビジネスプランを受け入れてくれただけでも嬉しいのに、こんな食事まで用意してくれて…!』
『このように折角足を運んでいただいたからには、お断りするわけにはいきません。どうぞ、ゆっくりとお召し上がりください。お食事を召し上がっている間に、あなたのビジネスプランに目を通しておきます。』
『ありがとうございます!ありがとうございます!』
ふんわりとした暖かい日差しの中で、10人近い青年たちが慌ただしく食事を始めた。
そこへ、誤解していた伯爵、伯爵夫人、カインがやってきて、呆れ顔でそれを見ていた。
・・・笑
ミエールは窓からその様子を見ていたが、やがて歪んだ顔で窓を閉めた。
伯爵は、真剣な顔で書類を確認するアリアに近づき、静かに尋ねた。
『…アリア、書類を受けとるだけで十分だと思わないか?』
『いいえ…朝からお待たせしているし、送り返すわけにもいかないですし。』
『私は…!』
しかし、伯爵は本当に言いたいことが言えず、苦笑いを浮かべた。
骨の髄まで商人の気質を持っている彼は、
口を閉じて食卓に座っていた。そうしてはいけないことに気付いていた。
商人の気質=交渉の場においてここで感情を出しては全てが終わってしまうってことね、強い立場の人には相手を立てなきゃいけない。=アリア、強い。
『若いビジネスマンがいるこの機会を見逃すわけにはいかないのです。彼らは将来、帝国の柱になるのですから私も興味津々で…。』
決してそうは思わなかった伯爵だが、口には出さなかった。
『何かいいアイデアはないのか…?』
伯爵の問いかけに、アリアは意味深な笑みを浮かべただけだった。
__
__
『さて、皆様とても良いプランを持ってきてくださいました。』
アリアに認められたということは、ビジネスプランが優れているということだ。
『斬新で個性的。貴重な企画です。しかし、まだ修正すべき点がありますね。』
もちろん、このプランは空論である。
振り返ってみると、どのビジネスプランも将来的には成功しないだろう。
しかも、彼らの企画に込められた知識からして、ビジネスには向かない庶民である。
それでも、このようにきちんと分析し、企画をまとめる力があれば、人助けができると判断したのだ。アリアにとっても大きなチャンスだったのだ。
『だから、私はあなた方にチャンスを与えたい、と思っています。』
アリアは、「アカデミーで勉強してみてはどうか」と提案した。
なるほど…コレが狙いか…竣工したばっかりのアカデミーの生徒にする。
若者たちは、アリアの言葉を聞いてがっかりした。
しかし、アリアは次のように言った。
『もし、あなた達に才能がなかったら、私はあなた達にアカデミーを勧めず、そのまま帰していたでしょう……でも、あなた達は才能があるのだから、私はあなた達の学費をサポートしましょう。』
ほう、特待生ってわけね。
どうせなら、自分の名を冠した奨学金機構を作り支援するのも悪くないと考えていたのだ。しかもそれはアースからの申し出でもあった。
『では…お茶でも飲んで帰りませんか?』
『い、いいえ!せっかく好意を持ってもらったのに、じっとしていられないのです!』
走るように消えていく青年たちの姿を見ていたアリアは、ゆっくりと顔を固めてフォークとナイフを置いた。
__
__
ようやく邪魔者がいなくなったと思った伯爵は、機会を逃さずアリアに話しかけた。
ようやく伯爵の番が回ってきた・・笑
『アリア、例の噂は本当か?』
『・・・噂?』
アリアは伯爵の顔をそれほど見ることができず、知らないふりをしていた。
彼は悔しそうに声を張り上げて、
『お前が投資家Aで、皇太子様と親しいという噂だ!』
と言った。
彼女がうなずき、肯定の意思表示をすると、
伯爵は明るく笑って、『そうか…素晴らしい…。』と言った。
あれ・・?笑
もしかして…アリア側に寝返る気・・?
手のひらクルクルしすぎでしょ…
伯爵は、伯爵夫人がすでに実際に見て、多数の噂で確認していたので、改めてまで確認することはしなかった。
『さすが、私はお前が若い頃から才能があると思っていたのだ!』
ハンッ…!(鼻息
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 153話 154話 感想・考察
アリアの噂が街中に、そしてもちろん伯爵邸にまで広がったことがわかるエピソードでした。
ミエールは絶望して帰宅。
伯爵は手のひらクルックル。
イシースは不穏な動きを見せそうですが、なんとなく小者感がするのは私だけでしょうか・・?笑
なんだよ”アリアに関わる奴ら全員始末すればいいじゃない”って・・笑
まず皇太子も関わってるしアカンでしょ・・。笑
まぁしかし、イシースは他国の王とやらにも繋がりがありそうなので警戒しておくに越したことはないのですが・・。
また、アリアが自分に貼られた悪いレッテルを払拭するため、早速ビジネスプランを提案しにきた若者たちを食事に招待して、そのまま出来立てホヤホヤのアカデミーに返済不要の奨学金でのサポートを行うようですね。
アースの後援もあるんだろうけど、太っ腹。
頭のいい若者集めてアリア軍団を作るのかもね。新勢力的な。
次回もどうなるでしょうか・・気になります・・!
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