今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」145話・146話(漫画版は55話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 145話 146話 ネタバレ
前話ネタバレはこちらから
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145話
ロースチェント家の食卓。
急にピノヌアの話を出した義理の兄・カインェ・・
いったいどこで初めて会ったの?』伯爵夫人は困惑して、口ごもりながら尋ねた。
伯爵も、眉をひそめてアリアを見つめた。
誰もが様々な誤解をしているこの状況で、何と言えばいいのか悩んでいたアリアは、すぐに否定とも肯定ともつかない曖昧な答えを出した。
『・・・彼は私にとってただの友達です。』
『あぁ…』
伯爵夫人は両手で頭を押さえながら、上半身をがよろめかせた。
伯爵も不満そうに頭を振って不快感を示した。
・・なんでこんなにピノヌアの評価低いんだっけ・・?
アースなんか意図してピノヌアの名前で悪事働いてたっけ?
『考え直した方がいいと思うぞ、アリア。』
アリアは無邪気な顔で答えた。
『彼はただの友達だから心配しないで。
それほど頻繁には会っていません。まだ興味はありません。』
『それは嬉しいけど……まあ、とにかくアリアにふさわしい相手を探す時期なのかもしれないな。』
伯爵がそう言うと、伯爵夫人も前向きに安心したのか、
突然、カインが 『そんな馬鹿な』と怒った。
『アリアは…まだ若い。』
ふさわしい相手を探すってキーワードに反応したカイン。はぁ・・。
カインも、自分が馬鹿げたことを言っていたことに気付いたかのように、「気をつけてください」と付け加えた。
ここでカインは言い訳探して“だってアリアは売春婦の母が…”とかどうのこうの言い出し始める。表現も胸糞なのでカットで・・。
伯爵と賢明な伯爵夫人もアリアと同様にカインを軽蔑の眼差しで見ていた。
アリアは今まで考えていたことに終止符を打って、先に進むことにした。
__
__
それ以来、伯爵はあらゆる人脈を駆使してアリアの伴侶を探そうとしていた。
公爵の家系に合わせるのは難しいだろうが、権力もお金もある家系を探したようだ。
伯爵夫人が熱心に参加すると、ロースチェント家の美しい長女が結婚相手を探しているという噂があっという間に帝国内に広まった。
・・・まぁ勝手に選ばれるのはつらいよな・・権力とかお金とかもう今のアリアにはどうでもいいだろうし・・。(皇太子より上の人いないしね。笑
『本当に伯爵が選ぶ男と結婚するつもりなのですか?』
と、アリアの本当の姿を知っているアニーが尋ねた。
アリアは顔をしかめて、読んでいた本を置いた。
思わず身震いしたアニーは、彼女の視線をかわした。
このままでは貴重な時間を無駄な男たちとの出会いに費やさなければならず、アリアは腹立たしく思っていた。
もう、自分が関わらなければならないことなのかもしれない。
彼女は居心地悪くそう思っていたが、噂が広まったようで、訪問をやめていたレインまでもがプレゼントを持って屋敷にやってきた。
ふむ・・レインがきた・・。
『先日はありがとう。でも、今日は何の用で来たのかしら?』
以前、自分に会うように言った伯爵は、アリアに興味があるのか、鷹のように二人を見張っていた。
しかし、すぐに顔を和らげてレインを迎え入れたのは、
将来を約束してくれる女性がいると言い訳をしたときだった。
『本当にこんな風に結婚相手を探しているのですか?』
レインは伯爵の目を避けてアリアに尋ねた。
アリアが持っていたカップの中身が微かに揺れた。
彼女がとても嫌な思いをしていることに気づいたレインは、「よかった」とつぶやき、隠していた手紙を急いで渡した。
『彼は心配していますよ。』
・・・!!!!
誰からの手紙かは聞かなくても分かった。
彼はとても忙しかったらしいが、噂に気を配ってレインを通して手紙を送ってくれたこともあり、アリアはそれで少し安心できた。
レインは、少し緩んだアリアの顔を見て話した。
『うーん、あなたが何を考えているのかわからないですが、個人的には”帝国で一番偉い人”があなたにぴったりだと思いますよ。』
アースね。笑
アリアの口元がわずかに上がった。
ここでカインが”またピノか?”みたいなことを言いながら口挟んでくる。笑 で、レインに軽くあしらわれる。
目的を果たしたレインは屋敷を後にした。
もうカインを相手にするつもりはなかったのだ。
アリアも何かが始まる前に急いで自分の部屋に向かった。
カインの目は彼女を追って暴走寸前になっていた。
アニーやジェシーでさえ、縮こまってしまっていた。
__
__
『…ミエール?』
3階に上がろうとしたとき、
階段を降りてきたミエールがきれいな服を着ているところに出くわした。
・・・。
アリアは、ミエールがたまに散歩に行くと聞いていたが、今は外出できるようになっているようだ。
聞かなくても行き先がわかるようになっていた。
美しく着飾った彼女の行き先が、公爵邸であることは明らかだった。
『オスカーのところに慰められにでも行くの?』
アリアが呼んでも、ミエールからの返事はなかった。
『・・・。』
さらに、生まれてこのかた見たこともないようなミエールの鋭く冷たい視線が、アリアの頭の先から足の先までをゆっくりと貫いた。
バ・・バチバチやあああああ・・・。
『あらあら”お出かけ “しそうな顔をしていますね。
門限までには戻ってきなさい。最近、何か恐ろしいことがあったんだって。』
『その”恐ろしいこと”っていうのは、あなたのことよ。』
『・・・。』
何人かの使用人に見られてしまい、必要もないのにアリアはわざともっともっともらしい、”良い姉”のような真似をして、ミエールは小声で
「エマを殺したのはあなたよ」
と言って、すぐに下に降りていった。
怖ぇえええ
『ああ、もうっ?
どうしてミエールさんはあんな風になるの?彼女にはまだ何か問題があるの?』
こっちも怖ええええ
アリアは近くにいたアニーとジェシーに声をかけた。
『…わからないけど、もう病気じゃないと思います…』
アニーとジェシーは鳥肌が立ったかのように腕を振った。
『まぁでも、とっても望ましい変化だと思いませんか?元気になったみたいで。
…それでもみんなの前ではお行儀よくしていてほしいけど?』
アリアは明るい笑顔で自分の部屋に戻っていった。
ヒィ!
__
__
『アリアお嬢さま、その手紙は…レイン氏から渡されたものですか?
なぜレイン氏はこっそりとお嬢さまに手紙を渡したのでしょうか?』
部屋に戻って手紙を取り出したアリアにアニーは、目を大きく見開いて尋ねた。
『彼は今、私にこれを届けてくれただけよ。』
久しぶりの彼女の何気ない返事に、気の早いアニーは「まさか」と口を塞いだ。
“レインが届けてくれた “というと、アリアがその主人と手紙のやり取りをしているのではないかとアニーは思ったのである。
本当のことだからと他に言い訳をしないアリアは、アースからの手紙を確認した。
封筒の中身を見たアリアは、大きく目を開いた。
中には小さな指輪が入っていた。
ダイヤモンドが輝き、未知の細字が刻まれたその指輪は、派手ではなく繊細なものだった。
えええええええええええ??!!
いきなりなんかきた!!笑
アリアは慎重にその指輪を指にはめ、中身を読んだ。
はめちゃうんだ。笑
いつもの手紙のように、何かを伝えたくても伝えられないような無駄な言葉が書かれているのとは違うと感じた。
それでも、一文字たりとも見逃すことなく、ゆっくりと中身を読み進めていったが、最後に書かれていた文章に息を止めざるを得なかった。
間接的な口調で続けていたが、それが本当に自分に伝えたかったことのように思えた。
『こんな…!!!!』
とアリアは言った。
返事をしたかったが、レインはもう帰ってしまったので、手紙を何度か読み返して、引き出しにしまった。
めちゃくちゃ嬉しそうなアリア。しかしアース、攻めるわねぇ。笑
この前のカインとのバチバチの一件があったからかしら・・。
__
146話
その後まもなく、皇太子が貴族派党から完全に離脱したという噂が流れた。
そのため、身を惜しむ貴族が増え、他に罪を犯していないのに貴族党の中心人物でもある伯爵は、アリアの結婚相手を探すことを忘れて屋敷に留まっていた。
下手に動けない、と。
それはアリアの不安を解消するかのような絶妙なタイミングだった。
おかげでアリアはホッとしていた。
しかし__
『イシース公女には最後までついていくべきだと思います。彼女は他にも計画があると仰っていたので…!』
いつの間にか回復し、公爵邸に出入りするようになっていたミエールは、その不安で悶々としている伯爵に言った。
イシースはもう皇太子から見放されてるからね・・。でこのままだと伯爵に火の粉がっと。
ミエールが久しぶりに出席した晩餐会だった。
以前と違って、彼女の落ち着き払った目が、アリアにミエールの変化を感じさせた。
ふむ・・。
『だが…、私はすでに無実な貴族たちを束ねる提案を受けている。』
しかし、伯爵は懐疑的だった。
それだけでなく、何の罪も犯していない貴族のほとんどがそうだった。
巻き込まれる必要はないということだった。
すでに破談や破産の例が多かったからである。
『・・・お父様!』
ミエールは声を張り上げて伯爵を呼んだが、伯爵は彼女を無視してワインを飲み続けた。
彼は自分の権力を維持するために仲間を見捨てることができる人間だったので、口をつぐんで食事を続けていた。
・・・。
伯爵はクソ、と・・。
『ミエール、お父様も困っていますよ。』
伯爵夫人に代わってアリアがなだめるように言った。
そんなアリアに、ミエールは懐疑のこもった顔をして答えた。
『何も知らないからそんなことを言えるのね』
目を見開いてミエールを見ていた。
それはアリアが期待していた、期待通りの返事だった。
ミエールが、いきなり棘を露わにして毒を吐いたのである。
優しいふりをしても何も得られないことを悟ったようだ。
しかし、それは変わらない。
アリアはかなり傷ついた顔で気まずそうに笑った。
『あ…そうなんですね…。おこがましいとは思いましたが…。家族の平和のために、お父様の意向に従った方がいいと言っただけでしたのに……。』
『…ミエール、アリアの言うようにこの話はやめた方がいい。』
緊張しているミエールと、申し訳なさそうなアリア。
まるで二人の運命がねじれているように見えた。
侍女やメイドたちも同じ考えだった。
エマの事件の後、ミエールが変になったのではないか、と噂話をしていた。
結局、孤立したミエールは、夕食を半分も食べずに食堂を後にした。
__
__
部屋に閉じこもって泣き明かした彼女は、翌日の明け方に公爵邸に直行した。
またオスカーのとこか。
『どうしてお父様はあんなこと(公爵家を見放す決断)ができるのでしょうか…?私はオスカー様から指輪をもらったのに…!』
オスカーは、そうして泣いているミエールを慰めた。
『そんなに心配しなくていいよ。
たぶん、すぐに世間の意見を変えることができると思うから。』
『公女様が準備してるってこと?』
ミエールは目をぱちくりさせて尋ねた。
オスカーはうなずいて肯定した。
『そうすれば、伯爵を再び説得することができる。
散らばっていた貴族派も再び集めることもできる。』
ミエールはその説明を聞くと、ハンカチを取り出した。
細い目を拭いて、顔をまっすぐにした。
『・・・ごめんなさい。ここのところ、悪いことが続いていたので、ちょっと神経質になっていたみたいです。』
“悪いこと”という言葉に、オスカーの表情が微妙に曇った。
少し前にアリアに起こったことを思い出したのだろう。
もちろん、目の前にいるミエールもそうだった。
『心配性なんだね。
温かいお茶を飲んで、くつろいでいってくれ…。』
姉の言うとおりにするしかなかった。
経験も人脈もない彼には、そうするしかなかったのだ。
イシースが全てで自分の意思のないオスカー、か・・。
『オスカー様、どうもありがとうございました。』
彼女が幸せを取り戻せたのは、日を追うごとに彼が優しくしてくれたからであり、エマを失った苦しみから逃れることができたからだった。
ミエールはオスカーが純粋に自分を好きなのではないとは既に気付いていた。
ふむ・・。
しかし、オスカーが自分のそばにいてくれること以外に、彼女が望むことは何もなかった。
やっぱりミエールにとってオスカーが全て、と・・。
__
__
数日後、公爵はミエールではなく伯爵に手紙を送った。
公爵の家族から届いた手紙を読んだ伯爵は、しばらくの間、深刻そうに頭を抱えていた。また、他の知り合いの貴族派たちとも頻繁に会い始めた。
イシースの”計画”ってやつだよね・・?なにが起きた・・?
と不審に思ったアリアは、ちょうど彼らの帰りを見計らって1階に立っていた。
客として来た伯爵や一部の貴族たちが、まさか自分以外の人が一緒にいるとは思わず、驚いた顔を隠そうとし、彼女の視線を避けたときには、すでに夜も更けていた。
『アリア、こんな時間にここで何をしているんだ?』
伯爵の後を追ってきたカインも、驚いてアリアのそばに駆け寄った。
『早く二階に行ってくれ』と。
『お客様がいらっしゃるとは聞いていましたが、ご挨拶もせずに申し訳ありませんでした。でも…。』
アリアが「わざとではない」と言うと、貴族の一人が、アリアに嫌な顔をして言った。
『この可愛くて心優しい女性は素晴らしいが…このままでは・・・。』
話ができない、と。
『・・・わかりました。それではこちらへ。』
伯爵は、その若い貴族の背中を押して去っていった。
カインとアリアが広間に残された。
そこでアリアの視線はカインに向かった。
『心配よ。お兄様は忙しそうだし…』
伯爵からターゲットを切り変えたアリアは、カインとの距離を縮めた。
『夕食時にも会えなくて悲しかった…。』
兄を想ういたいけない少女で笑う。
寂しいどころか、アリアはカインと出くわすたびに、カインの目を避けることに精一杯だった。
姿勢を変えて急に近づくと、カインの顔が思わず熱くなった。
そしてこう言った。
『何も心配することはないよ…。すべてうまくいくから、自分のやりたいことを行いなさい。でも…あ、そうだ、外国語を勉強したほうがいいと思うよ。…まあ、すぐにやらなくてもいいんだけど…。』
外国語・・。伯爵も火の粉を避けられなかったってこと・・?それとも・・?コイツも言うならちゃんと言え・・笑
カインのアドバイスに、アリアはかすかに目をしかめた。
いくら皇太子の策略で散々な目にあったとはいえ、
残った貴族が一斉に他国に亡命すれば、帝国内に混乱が生じるわよ…?
しかし、そんなことをすれば戦争になってしまうし、よほどのことがない限りそこまではしないだろう。
・・・。
オスカーは”なにも心配いらない”っていってたけどな・・。
まぁでもあの子意思ないから・・
何が起こるのか推測できないまま、カインから情報を得ようとしたが、
伯爵が貴族たちを見送って戻ってきた為、彼女は部屋に上がることになった。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 145話 146話 感想・考察
ラスト、不穏な空気が伯爵家に漂い始めましたね・・!
外国語を勉強した方がいいなんてそんなざっくりしたこと言われても・・笑
でもオスカーは”ミエールには心配ない”って言ってたよね。ロースチェント家で知らないのはアリアだけか・・。
そもそも伯爵家の決断にアリアが帯同するかどうかはわかりませんが、なにやら大きな動きがありそうですね。
アリアはその気になればアース(皇太子)のところいけるからね・・笑
てゆか指輪きたよね?!なんなんこれ!?プロポーズなの?!
こういうの手紙でやっちゃっていいの??!!
伯爵家の不穏な影・ミエールとアリアのバチバチ・アリアとアース、今後も気になります・・!
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