【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版124話ネタバレと感想。エベリーとソビエシュの初対面・とある夫婦が西大帝国に来訪す。

今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の

「再婚承認を要求します」原作小説版の124話（漫画版は117話？）を読んだので紹介したいと思います。

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再婚承認を要求します 原作小説 124話　あらすじ

…の前の管理人の本日のつぶやき。

再婚承認を要求しますの124話の感想アップしました！

原題は

『とても大事な質問』

とある夫婦が西大帝国を訪れます。

もうさ、みんなで西大帝国に亡命しないか？
なんでもあるよ？夢の都だよ？おいでよ（怖https://t.co/CFhxnjSRth#再婚承認を要求します #124話 #ネタバレ #感想 #原作小説版

— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) August 15, 2021

前話、原作小説第123話のネタバレはこちら

↓↓↓

【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版123話ネタバレと感想。鳥頭族の秘密・ソビエシュが招聘した"彼女"の来訪

今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の 「再婚承認を要求します」原作小説版の123話（漫画版は116話？）...

www.manga-happy.com

2021.11.01

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再婚承認を要求します 原作小説 124話 ネタバレ

『陛下の賓客？』

ラスタが冷たく問いかけると、ラント男爵は「はい」と答えた。

不安を募らせながらエベリーをちらりと見た後、ラスタは今度はこう尋ねた。

『どんな客よ？』

しかし、ラント男爵は居心地の悪そうな表情でためらいがちに答えた。

『その…あとでわかりますので、皇后陛下』

ラスタは唇をすぼめ、怒りを抑えて言った。

『この娘は、ラスタが皇后ではないと言った』

ラント男爵の前でもあるので、ラスタ自身もできるだけ怒りを抑えようとしていた。

『この少女が誰なのか、ラスタには知る権利があると思います。』

『それは…』

ラント男爵はどうしたらいいのかわからず、エベリーをちらっと見た。

トラブルの元凶であるエベリーは、まばたきもせずに立ち尽くしていた。

顎を上げて軽蔑したような顔をしており、その態度もラント男爵を悩ませていた。

ラスタの言葉に応えるのは難しいが、エベリーは状況を悪化させたいようだった。

ついにラント男爵はエベリーに向かって叫んだ。

『エベリー嬢、すぐに皇后に謝罪ください！いったい何をしているのです！』

それでも、エベリーは不機嫌そうに答えた。

『・・何もしていませんが。』

『まさにそれが問題なのです! 皇后陛下に相応の敬意を払わなければなりません！』

『私の知る限り、皇后陛下は間違いなく別の方ですが。』

『エベリー嬢！！！』

ラント男爵の顔は怒りで真っ赤になっていて、ラスタは困惑した。

__

__

ちょっとした騒ぎになったが、
ラント男爵はそれ以上エベリーを叱れる立場ではなかった。

謎の少女の登場にラスタは鼻息を荒くしたが、ラント男爵がソビエシュが待っているというので、しぶしぶ身を引かざるを得なかった。

エベリーは頭を上げて鋭い目でラスタを見た後、ラント男爵についていった。

『あの方は…皇后なのだから、行動にはお気をつけください。』

本宮に入ったラント男爵は、
廊下の一角を歩きながらエベリーにちょっとした小言を伝え始めた。

『いいえ、私は皇后陛下だと認識していませんので。
それとも認めているふりをする必要があったのですか？』

しかし、エベリーは彼の言葉に我関せずだった。

ラント男爵は、
改めてエベリーを見て本当に高慢で無礼な性格だと思い、思わず舌打ちした。

ラント男爵がエベリーをラスタにきちんと紹介しなかったのは、ソビエシュがエベリーに会いたがっている理由を知らなかったからだ。

とはいえ、この娘も側室としてはあまり魅力的ではないと感じた。

困難な状況にあっても、いつも笑顔で周囲の人々を慰めていたラスタとは全く違っていた。

あの性格では、たとえ側室になったとしても、すぐに追い出されてしまうだろう。

ラント男爵は、内心で再び舌打ちした。

__

彼の考えはエベリーの考えと一点のみ一致していた。

__

__

彼女の目の前で、皇帝の執務室の堂々とした扉が開いた。

エベリーは深呼吸をして中に入った。

中に数歩入った途端、エベリーは小さく息を吐いた。

それは、机に座っているソビエシュ皇帝の姿を見たからだった。

もともとエベリーはソビエシュ皇帝を嫌っていた。

エベリーは、ソビエシュ皇帝は頭が悪く本当に意地悪なのだと思っていた。

しかし、実際に会ってみると、
ソビエシュ皇帝の顔は、ハンサムというよりも、輝いていた。

一瞬のためらいの後、その皇帝は思いがけない笑顔で言った。

『そこにいたら、話をするのは難しいだろう？』

ラント男爵は後ろから「もっと中に入ってください」と示した。

ためらいがちに歩いていたエベリーは、机の3歩手前まで来た。

遠くから見てもハンサムだったソビエシュが、近くで見るとさらにハンサムに見えた。

エベリーは、会うたびに憧れていた人であった、ナビエのことを思い出した。

そしてすぐに、この皇帝とナビエが並んでいる姿を想像した。

エベリーは多少の後悔を感じながらも、自分の周りに多くの沈黙があることに気づいた。

意識が戻るとすぐに、皇帝が自分を見つめているのがわかった。

何も言わずに彼女を見つめる姿は、とても不愉快だった。

貴族であれば、静かに皇帝が話すのを待つだろうが、
エベリーは皇帝の視線に息苦しさを感じ、結局自分が先に話した。

『なぜ私をお呼びになったのでしょうか、陛下。』

ラント男爵は後ろから彼女を激しく睨み、

『エベリー嬢・・！』

と囁いた。

威嚇するような声だったが、ソビエシュはそれを振り払った。

『ふむ、まだ聞いていないのか？』

『いえ、聞きました。』

『では、なぜ聞く？』

『二人の人から連絡があって、一人目の人は、
私が皇后に気に入られて皇帝の怒りを買ったと言っていました。』

これを聞いたソビエシュはすぐに眉をひそめた。

『その次の人は、私が皇帝の二番目の側室になると言いました。』

眉をひそめていたソビエシュは、さらに眉をひそめて笑い出してしまった。

『本気ですか？
で、どちらが本当なのでしょう？』

大胆な質問に、ソビエシュは再び笑い出した。

『どちらでもない。第一に、私はナビエ皇后を憎んでいない。仮に憎んでいたとしても、皇后がそなたをひいきにしたからといって、そなたを憎むのは馬鹿げている。第二に、そなたは私の側室になるには若すぎる。』

『・・ではなぜ私を呼んだのですか？』

『そなたは賢くて才能があるのに、魔法使いの魔力衰退という現象に巻き込まれてしまった。』

『・・・えぇ。』

『魔力が消えたからといって、知性も消えたわけではなかろう。
珍しいケースでもある。だから、そなたの才能を生かせるようにサポートするつもりだ。』

話を終えたソビエシュは、小さな鐘を鳴らしてラント男爵を呼び出した。

ラント男爵が入ってきたが、ソビエシュはエベリーから視線を外さずに、また話した。

『魔法を科学的に研究している人間たちがいる。
そのうちの一人が助手を必要としているので、そなたを推薦したい。そなたは賛成か？』

『…はい。』

『ラント男爵、少女をアクセル卿に会わせろ。』

『ご命令の通りに 陛下』

『その後、彼女をレイジェス伯爵夫人の元へ連れて行け。エベリー？』

『はい』

『一人でいられるようになるまで、そなたをレイジェス伯爵夫人が世話をする』

それ以上何も言うことがないので、
ソビエシュは机の上のペンを上げて、二人に退出を命じた。

しかし、エベリーはまた一歩前に出て、

『あの、陛下。』

と言った。

ソビエシュが顔を上げると、エベリーは思い切って尋ねた。

『私は使用人として働くことができますので、
皇居に滞在することをお許しいただけないでしょうか。』

ラント男爵は彼女の大胆な言葉に舌打ちしたが、ソビエシュは冷静に尋ねた。

『部屋はたくさんある、その点は問題ない。
しかし、そなたは間違った噂の犠牲になるかもしれない。気にならないか？』

『えぇ気にしません』

『それでは…』

一瞬考えて、ソビエシュはラント男爵に命じた。

『南宮に彼女のための部屋を用意しろ。』

ソビエシュがエベリーに警告したように、この種の噂は数時間のうちに広がり始めた。

もちろん、その噂はラスタの耳にも届いていた。

『あの小娘はどこに泊まるの？』

ラスタは困惑して尋ねた。

ラスタの表情があまりにも険しいので、
ヴェルディ子爵夫人は躊躇し、ラスタは歯を食いしばって拳を握った。

ラスタは、数時間前のこの少女の高慢で無礼な振る舞いを思い出した。

しかも、ソビエシュは本気で彼女を自分の側室にするつもりだったのだ。

ラスタはため息をつき、ソファに座って呆然としていた。

ラスタの表情に気付いたヴェルディ子爵夫人は、黙ってお茶を手に取り、こっそりと部屋を出ようとした。

しかし、彼女が出て行く前に…。

ラスタが彼女を呼んだ。

『ヴェルディ子爵夫人』

ヴェルディ子爵夫人はやむなく引き返した。

『はい、皇后陛下？』

『皇后にできることは限られているけど、
ラスタは使用人を別の場所に配置することくらいはできる？』

『もちろんです。』

『使用人になれる囚人の娘たちを探して。
両親と良好な関係を築いている娘を。
家計が困難な状況（お金に困ってる）にある場合はなおさらね。』

『はい…？』

ラスタの予想外の命令に、ヴェルディ子爵夫人は目を見開いた。

『皇后陛下、その娘たちにどのようなことを…？』

『ラスタには使用人が一人しか残っていないでしょう？もっと必要だ。』

『・・わかりました。』

ラスタは目を輝かせて、賢そうに付け加えた。

『そして、一人はその魔法使いの娘に送らなければならないね。』

『ご命令のままに…』

『あ、もう一つ。』

『はい、陛下？』

『お茶会を開くの。都の男性貴族たちに招待状を送って。』

『男性貴族たちへ？』

『そう、男性貴族にだけよ』

ヴェルディ子爵夫人が去った後、ラスタは自分のお腹に腕を回した。

やみくもにナビエ皇后の真似をしても、思ったようにはいかなかった。

貴族を喜ばせようとするあまり、それを忘れていたのだ。

ソビエシュが例の娘を連れてきたことで、ラスタは正気に戻った。

『皇后として貴族の信頼を得られないのなら、男たち全員から愛してもらえばいいの。
侍女の集団の信頼が得られないのなら、ラスタは使用人の集団を集めよう。
あの魔法使いも芽が出る前に早く一気に潰さないと。』

__

__

丁寧に作られた砂利道を大きな馬車がガタガタと走っていく。

馬車は、皇居前の庭園に止まった。

そこに待機していたマッケナがすぐに近づき、馬車のドアを開けた。

『西大帝国へようこそ』

馬車に乗っていたその夫婦は、騎士でも御者でもない人物がドアを開けたことに驚いた。

『…あなた様はどなたですか？』

『失礼しました。西大帝国皇帝の首席秘書官マッケナでございます。』

マッケナが自分の正体を明かすと、
その夫妻は驚き、急いで馬車から出てきて彼を迎えた。

『・・・！！！
直接お迎えいただき、ありがとうございます。』

マッケナは改めて挨拶に応じると、すぐにトロビー公爵夫妻を観察した。

この夫妻はナビエによく似ていたので、
最初こそマッケナは冷たくあしらわれたが、どこか身近に感じられた。

トロビー公爵夫妻も戸惑いながらマッケナを観察していた。

マッケナはナビエの二番目の婿であるハインリ皇帝の最も近い側近だという。

しかも、一緒に育ってきたのだと。

もちろん、この言葉が合わない場合もあるが、ハインリとマッケナのように子供の頃から一緒に過ごしてきた関係には、ぴったりと当てはまるだろう。

それは、彼らの“義理の息子”のことをもっと知るためだった。

『皇帝陛下がお待ちかねです。どうぞこちらへお越しくださいませ。』

マッケナは、ハインリの命令通り、できるだけ愛情のこもった親しみやすい声で夫妻に語りかけた。

そこでは、ハインリが玉座の前に立ち、玉座に向かう道の両側に数人の役人や騎士がいた。

しかし、もっと驚いたのは、このとてつもなく荘厳な場所であっても、ハインリは埋もれたり抑えたりすることなく、凛と輝いていたことである。

むしろ、明るい金髪と紫の瞳が、周囲に反射した光でキラキラと輝いているように見えた。

ハインリは公爵と公爵夫人が近づくのを待った。

彼らが数歩離れたところに来ると、彼は玉座が置かれた台から降りて、彼らの手をそっと握った。

『陛下！』

ショックを受けたトロビー公爵は半歩後ずさりしたが、
皇帝に恥をかかせないようにすぐに再び近づいた。

『ようこそお越しくださいました、お義父様、お義母様。』

ハインリは満面の笑みを浮かべ、公爵夫妻に愛情を込めて話しかけた。

トロビー邸でのハインリの、この素振りはすでに経験していたが、まさか他人、それも自分の部下の前でやるとは思っていなかったので、トロビー公爵夫妻は照れくさそうに笑った。

『クイーン… あっ、 失礼、これは私たちの間で使っているあだ名でした。妻はお二人にとても会いたかったようです。もちろん、私もです。』

公爵と公爵夫人は、自分たちの間で使うニックネームを聞いて目を輝かせた。

彼はハインリの発言に感謝すると同時に違和感を覚えていた。

しかし、彼は皇帝に対する礼儀作法を忘れてはいなかった。

『陛下、ご歓待ありがとうございました。
また、西大帝国の皇帝の称号を得られたことをお祝い申し上げます。』

最後に、夫婦が正式に挨拶したとき、ハインリは二人を見て思った。

と。

__

__

お昼を食べるのも億劫だったので、ジュベル伯爵夫人に頼んで食べ物を机の上に置いてもらい、ひたすら書類をチェックしていた。

この仕事がすべての基礎となるので、一刻も早く終わらせたかったのだ。

『あ、私の父と母はもう着きましたか？』

遠くから来た両親だが、今すぐに会いに行きたいとは思わなかった。

『はい、今は皇帝陛下のもとにいます。
陛下が報告のために人を遣わされて……。』

『私はもう行かなくてはいけない？』

それが知りたかったのだ。

私が少し残念そうに尋ねると、ローズは眉をひそめて、短い中断の後に続けた。

『・・・その場で御三方だけで会話をしたいとのことですので、皇后陛下は夕食までお待ちください。とのことです』

『本当に？』

全く予期していなかったその言葉に、残念な気持ちが消えた。

ハインリは私の両親と二人きりで話したいことがあったのだろうか。

『陛下は…私の両親に何を話したいのかしらね？』

『…それは私にはわかりませんね…なんでしょう。』

ローズが首をかしげると、マスタスがすかさず口を挟んだ。

『私は知っている気がします。それは間違いなくあれです！』

『あれ？』

『今、対立しているのは、東大帝国と西大帝国でしょう？
東大帝国の弱点を聞いているのだと思います。えぇ、そうですきっと。』

自分の国のことなので、ローラは目を大きくした。

ローズはしばらく考えた後、同意してうなずいた。

『可能性はあります。陛下はヘラヘラと平然としているように見えますが、
話すときは馬鹿話をしているわけではありません。絶対に。私の兄もそう言っていました。』

『！』

__

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皇宮_星の間__

トロビー公爵夫人は、気が引けて顔をしかめた。

『…ナビエの好みを知りたい、のですか…？』

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再婚承認を要求します 原作小説 124話 感想・考察

さてさて、今話では引き続きエベリーの東大帝国来訪について語られましたね。

目的はラスタの粗探し（皇后から引き摺り下ろす）のでしょうか。
しかし、ラスタ側もエベリーに対して嫌がらせをするようで・・

東大帝国終わったと思っていたら、ナビエのご両親は一足先に西大帝国に入国していました・・笑

これからの気になるところとしては、
エベリーの魔法が消えた理由が徐々に明かされるのでしょうか・・？
あと、ロテシュ子爵がアンを連れて謁見しにくるのもそろそろですよね。

次回も気になります・・！

 

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次回原作小説版第125話ネタバレはこちらから

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【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版125話ネタバレと感想。夜に現れるキス魔・ジョアンソン記者の疑義

今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の 「再婚承認を要求します」原作小説版の125話（漫画版は118話？）...

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2023.06.24