【韓国原作小説(ノベル)翻訳】覇王に秘書が必要な理由 8話。皇帝の帰還・皇帝の寝室に呼び出されるセレスティア・打ち明ける過去

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今回はピッコマで連載中のBammui,STUDIO INUS先生の

覇王に秘書が必要な理由原作小説版8話(漫画版は5話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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覇王に秘書が必要な理由 原作小説 8話 あらすじ

前話ネタバレはこちらから

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【韓国原作小説(ノベル)翻訳】覇王に秘書が必要な理由 7話。念願の弟との再会・広場の男から聞く皇帝陛下の真実
今回はピッコマで連載中のBammui,STUDIO INUS先生の 「覇王に秘書が必要な理由」原作小説版の7話(漫画版は4話?)を読んだので紹介したいと思...

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覇王に秘書が必要な理由 原作小説 8話 ネタバレ

管理人halu
管理人halu

皇帝は一人でこの国の事態に全部対処してる・・?いち山賊の退治までやってるなんてそんなの現実的じゃないよね・・?

これだけ巨大な帝国で陛下にしか頼れない現実、それでいいのかしら・・?

セレスティアは思わず疑問に思います。

『しかし…..、しばらくの間なんてそんなことに効果はあるのでしょうか…?』

『何を言っているんだ?陛下が魔法を使うのは、天の恵みだ。それにどうだ?彼が現れるたびに、すべての人の士気が高くなる。陛下は火の玉のような存在だ。それでも…、今回は大変だったらしいな。あぁ…!生で直接陛下を見られる人がうらやましいよ…!』

その男性は興奮気味に説明した後、別の人と話をするために移動した。

管理人halu
管理人halu

魔法=天の恵、ね・・。

(山賊を退治する)そのために…行ったというの…?
そして、彼はまた戦った…?副作用が起こるのに…?

彼女は皇帝の背中にある赤い傷を見たとき、男はこんな傷でこんなにも冷静でいられるのかと心底思った。

そしてただの人間だった彼を、民衆はあれほど頼りにしていたのだ。

管理人halu
管理人halu

士気を上げてくれる火の玉だー、ってね・・。

(皇帝は)命令されるとじっとしていられないタイプなのだろうか?
それとも….、噂にあるように殲滅するのが好きなのだろうか?
それとも、誰かに自分の存在をアピールする必要があるのだろうか?

そんなことを考えていると、遠くから歓喜の怒号が聞こえてきた。

頭を上げると、白馬や茶馬の中でひときわ目立つ黒馬に乗っていた男がいた。
四方に恐ろしく長い武器を持った兵士に護衛されていても、全く臆することがないのが素晴らしい。

そう、それはこの帝国を支配している男だった。

管理人halu
管理人halu

ちょうどきたか・・

__

__

セレスティアは、中央道路からかなり離れたところに立っていたので、その姿がよく見えなかった。

目の前では多くの人が手を振ったり、拍手をしたり、歓声を上げたりしていた。

行列が通り過ぎると、彼女はただ呆然とするしかなかった。

自分はいったい誰に同情したのだろう。
自分がただ雑用をこなし、どこで何をしているのだろうとぼんやり考えていたとき、彼は民衆のために剣を振るっていたのだ。
管理人halu
管理人halu

・・・。
しかも自分の身体を犠牲にしてね・・

どこにも目を向けずにまっすぐ前を見ている遠くの彼の顔に、決意に満ちた表情を見ることができた。

彼はさも当然のように威厳を保っていた。

しかし、彼女は彼が金属のフレーム(長袖の)を着ていることを見逃さなかった。
そのフレームがなければ、今の彼は普通ではないだろう。
管理人halu
管理人halu

・・・。

__

__

人混みを抜けて帝国まで戻ってくるのに、かなりの時間がかかった。
皇室の馬車がなかったら、彼女は日没に到着しなかっただろう。

馬車から降りて建物の中に入ると、すぐに召使が近づいてきて、皇帝が彼女を探していると告げた。パレードを見て怖くなったが、他に選択肢などなかった。

管理人halu
管理人halu

皇帝の元へ行くのか・・。そうだよね、治療しなきゃだ・・。

自分の部屋もなかなかのものだと思っていたが、皇帝の住んでいる場所はレベルが違った。

彼の部屋に続く大通りの周りの壁は、色とりどりのタペストリーと、ホールを見下ろす見知らぬ人の肖像で埋め尽くされていた。

廊下の突き当たりまで来ると、彼女を護衛していた衛兵が、彼女の身長の2倍ほどもある大きな扉を開けた。

皇帝の部屋は、本当に別次元の華やかさがあった。

視線の先には光り輝くものがあった。
事前に言われていた通り、大部屋の前を通ると、巨大な赤いベッドと金の天蓋が見えた。

男の影がちらりと見えた。

__

__

『陛下』

セレナに言われたことを思い出しながら、完璧な作法を取ったが、答えは返ってこなかった。

皇帝が何か答えなければ、彼女は頭を上げてはいけなかったはずだ。

彼女は首をかしげながら繰り返した。

『陛下、私をお呼びでしょうか?』

『…….近くへ…こい。』

彼の声はくぐもっていた。

セレスティアは皇帝が命じたように、彼のそばに歩み寄った。

皇帝は寝具の上に無造作に横たわっており、その顔は青ざめていた。

靴を履いたままの彼を見て、
セレスティアは「帰ってきてすぐに力尽きたのだろう」と思った。

それは、行進のときの誇らしげな彼とはまったく正反対の姿だった。
管理人halu
管理人halu

・・・。

また、指先やつま先まで覆うような長袖のローブを着ていた。

端正な顔には汗がにじんでいた。

『…陛下、拝見させていただいてもよろしいでしょうか?』

『…..あぁ』

皇帝はかすれた声で答えた。

彼の近くに座った彼女にも熱が伝わるようだった。

幸いなことに、布はボタンで留められていたので、剥がすのはそれほど難しくなかった。

・・前に見たときよりもひどくなっている…。彼は自分の力を全て活用しようとしたのだろうか。どうしてここまで……。

彼女は彼の袖をまくってから、彼の背中に手を当てると、彼は唸った。

おそらく、とても痛かったのだろう。
彼女は魔法が使えないので、自分ではこの痛みを経験したことがなかった。

セレックがこの100分の1以下の小さな傷しか負っていないときに、目に涙を浮かべていたことを今になって思い出した。

管理人halu
管理人halu

セレク・・。雑魚すぎるでしょ・・笑
もう私の中でどんどん評価下がってくわ・・

__

__

セレスティアは少しでも早く皇帝の痛みを和らげようとした。

セレクと違って、皇帝は魔法の理解度が高いから困る。
だからこそ、(魔力の)容量を使いすぎていたのだ。

皇帝自身もそれに気づいているはずだが、
おそらく大規模な魔法を使える人が他にいない以上、自分が行ってしまうのだろう。
なぜなら、彼がベストを尽くせば、民衆の命を救うことができるからだ。

それでも…どうしてこんなことができるのよ・・?

しかし、セレスティアには皇帝を愚か者と呼ぶ資格はなかった。

皇帝のあまりの傷のひどさに涙が出そうになった。

しかし、彼女は気持ちを集中させ、涙をこらえながら彼の傷口に手を当てた。

『…..あなたは…マゾヒスト(痛みが好きな人間)ではないでしょう…!?』

『…まるで私が病気であるかのような言い方だな。』

皇帝は怒っているようには見えなかったが、疲れた顔で彼女をちらっと見る前に、顔をしかめていた。

『….なぜ泣く?』

『…別になんでもありません。』

『俺のせいなのか?』

『今は話しかけないでください…。集中、したいので。すでに悪影響を受けてしまっている人に、さらに何か悪いことをしてしまうかもしれないですから。』

言われたからといって口を閉ざすとは思わなかったが、いつも言うことを聞かない皇帝が真剣に話し始めた。

『お前の名前は何だったか?』

いま、まさに話しかけないでって言ったじゃない。それにしてもなぜ名前を?
管理人halu
管理人halu

すぐ話しかけちゃう皇帝。笑

『・・セレスティアです。』

『そうだったか。弟には会ったか?
長官が何か言っていたような気がしたが、さっきは気が動転していたから。』

『えぇ。彼に医者をあてがってくれてありがとう…..
あんなに明るい顔をしている弟を初めて見ました。』

『そうか。』

急に皇帝が親しげになったので、彼女は困ってしまった。
さらに彼女は話している最中に涙を流してしまった。

そのせいで、(魔力を消す)計算ができなかったのだ。
イライラした彼女は、出てきた涙を袖で拭いた。

『・・どうして自分のリミットを超えて魔法を軽々しく使うのです?
そうするとこの副作用が出てくるのがなぜわからないの?』

彼は顔を歪めて笑ったが、それが奴隷のおかしな発言のためなのか、痛みが少し和らいで気が楽になったのかはわからなかった。

『お前は…面白いな。ゴルディナのアカデミーシステム(学校教育)は悪くないようだ。』

『…. いいえ。私は学校には行っていません。』

彼はしばらく黙っていた。

『じゃあ、どうやって知ったんだ?』

『独学です』

『そんなことが可能なのか?なぜ最初から行かなかったのだ?魔法を扱うアカデミーであれば、そんなに(学費が)高いものではなかったはずだ。ゴルディナは学業熱心な文化だと言われてもいる。』

彼女はついに我慢できずに涙をこぼした。
そうでなければ、この話をすることはなかっただろう。

『セレクの、せいなのです。』

管理人halu
管理人halu

言ったか・・。

__

__

セレスティアは、皇帝が自分の説明を待っていたことに気づかなかった。

しばらく返事がなかった後、彼はこう付け加えた。

『セレク?人名か?ゴルディナは本当に変わっているんだな。』

彼女は何も考えずに真剣に答えた。

『”彼”の本名はセレンケヴァンです。』

『へぇ。それで?』

管理人halu
管理人halu

聞きたい皇帝。笑

思わず口を滑らせてしまうかと思いきや、皇帝はまたしてもそのことを詮索した。

彼女はそれを無視しようとしたが、遅すぎた。

『彼は私と結婚すると約束してくれましたが、あの2枚舌のために貯金を全部使ってしまった私には、夢のために使えるお金は何も残っていませんでした。』

『愚かだったな』

『そんな結論ありきのこと言わないで。』

『いや…、バカなのは”そいつ”のほうだ。君は賢かったが、より良いリターンを求めて彼に全財産を費やしたのだろう?そして、その代わりに独学で自習しようとした。』

管理人halu
管理人halu

より良いリターン=ここではセレスティアはセレクと結婚すること、そして幸せに暮らすことがゴールだったからね。(自分でアカデミーで魔法を学ぶよりも。

『それでも…ときどき、ちゃんと勉強したいと思っていました。
アカデミーに行って、勉強して、もっと偉大な人間になれるように…。』

『で?セレクの気を引きたかったのか?』

セレスティアは、まるで自分がすべてを知っているかのように振る舞う皇帝の気だるげな声のせいで、少しイラついてしまっていた。

しかし、自分の愚かな恋心をこの皇帝のせいにすることはできない。

そもそも自分でもなぜこんな話を皇帝にしているのかわからなかった。

だが、話始めてしまってからはもう遅い。

『セレンケヴァン…将校は、彼が私よりも優れた存在になったとき、私を“恥ずかしい存在だ”と思うようになりました。だから今、私はその彼よりももっと素晴らしい人間になりたい。彼に、私にしたことを後悔させてやりたいのです。』

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覇王に秘書が必要な理由 原作小説 8話 感想・考察

最後・・今話ではセレスティアの今まで心に秘めていた葛藤が出てしまう回でした。

管理人halu
管理人halu

その聞き役は”皇帝”っていうね・・笑
“将校”なんて地位の奴とは比べ物にならん存在よ・・。

でも皇帝はセレスティアの心の声が読めるかのように、会話を先導して全てを理解しているようでしたね。

管理人halu
管理人halu

そういう力もあるのかもしれんね。皇帝になったくらいだし、大衆扇動なんてお手の物だったはずだし。後々語られるんかね?

ここでセレスティアの話を聞いた皇帝がセレクをピュンって圧倒的魔力で副作用関係なく全力で消し去る展開だと面白いのですが・・

管理人halu
管理人halu

それだと物語一瞬で終わっちゃうからね。笑
今後に期待っす・・!!

次回も気になります・・!

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次回原作小説版第9話ネタバレはこちらから

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