今回はピッコマで連載中のmiraenavi/S.Yang先生の
「小説の中の悪女皇帝になった」42話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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小説の中の悪女皇帝になった 42話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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小説の中の悪女皇帝になった 42話 ネタバレ
剣気・・・！！笑
そして、このままでは今にも怒りを爆発させて暴れ出してしまいそうなユーストとフェリックスを抑えるためにも「私は顔を上げてもいいと言った覚えはないぞ」と威圧し、全員視線を落とすよう命じました。
邪な考えを一瞬でも抱いた者はたちまち恐怖にその身を震わせ、自分は彼女からとりわけ気に入られていると思い込んでいるスチェータ男爵すら顔色をなくします。
ダメ押しとばかりにもう一度冷たく脅しをかけた後、ユリア（つぐみ）は急に笑みを浮かべて「冗談」だと告げました。
場を和ませようとした、という彼女の言葉に笑う者は当然おらず、顔を上げて良いとお許しが出たにも拘わらず誰もが緊張したままです。
つぐみはそんな人々を弄ぶかのように、
先程までの冷え冷えとした表情から一転、あえてにこやかに振る舞いだします。
暴君だという噂に違わぬ気まぐれな皇帝の姿を目の当たりにした貴族らの多くは、
と考えるのでした。
・・・。
__
舞踏会らしくほどなくして音楽が流れ出し、皆思い思いの相手とダンスを楽しみ始めます。
どうやら若いイケメン好きの悪女を演じるためらしく、ダンスに誘われても「私にも顔を選ぶ権利はある」などと冗談めかした暴言を吐いてすげなく断ります。
ほう！笑
すぐに「冗談だ」と口にするのも彼お得意のやり口です。
笑
さらにとにかく機嫌が乱高下するので、つぐみを含む部下たちは非常に戸惑い、対応に苦しみました。
__
やがて今回の最大のターゲットとも言えるエンビタ伯爵がようやく挨拶にやって来ます。
このためか・・！
つぐみが早速イヤミたっぷりの答えを返して彼の出方を窺うと、伯爵はしどろもどろになりながらアレコレと言い訳を始めました。
しまいには「陛下の気に入る若くて活きの良い男を沢山用意している」などと言い出した伯爵を冷ややかな目で見つめていたつぐみでしたが、ユーストに命じてこの場に呼び出したダリオの姿が視界に入り、ちょうど頃合いかと気持ちを切り替えます。
そうしてエンビタ伯爵に笑顔を向けたつぐみは、逃がさないとばかりに彼の肩を鷲掴むと「媚びを売るときは相手をよく見ることだ」と冷たく言い放ったのでした。
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小説の中の悪女皇帝になった 42話 感想・考察
４２話は、やはり舞踏会という華やかな席ゆえか、もしくはそう感じるのすら彼女の演技の内なのか、いつもよりもややリラックスしたような雰囲気のつぐみの姿を見ることが出来ます。
彼女は憑依前の出来事を思い返すシーンの多い、類似作品群の中では比較的珍しいタイプのヒロインですが、今話では特に回想部分が面白く、「ユリア」の美麗な外見と考えていることのギャップが魅力の一つとなっています。
もちろん皇帝らしいカッコいい姿も拝めますので、是非読んで頂きたいです。
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次回第43話ネタバレはこちらから
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